特集7 Part3
「ザ・ワイド」出演中の有田氏直撃!
「基本的には興味ないね」

日本テレビのワイドショー『ザ・ワイド』で
サッチ−騒動について言及してきた
有田芳生氏。講演会で名指しで非難されたことも。
騒動が鎮静化した今、サッチ−騒動を初めて語った!!

――野村沙知代の問題なんですけど、
今年の3月ぐらいから始まって、
最近は沈静化してきたなという気はするんですけども、
実際ワイドショーのコメンテーターとして
有田さんなんかは見てきて、
どういう印象を受けますか?


情報最後尾に協力してくれた有田
さん。どうもありがとうございました。


有田氏 テレビに出てコメントしなければ
いけないっていう立場でいうと、
番組が取り上げるテーマについて聞かれれば、
なんらかの発言をせざるを得ないっていうことがあるんだけども、
個人的にいうと、もうほとんど興味がない。
ほとんど興味がない。
だから唯一初めっから強調していたってことは、
浅香光代さんが告発した選挙のときの
経歴詐称っていうのは、それは問題だという。
それは初めっからいってきたし、
結果的にそういう方に落ち着いてきたからね、
まあそれはそれで当然の話だとは思うんだけども。

■「ミッチ−は周りに押されてやってるのは腑に落ち
ない」「渡部絵美や十勝花子が騒ぐのはやな感じ」■


だけどおかしいのは浅香光代さんがはじめっからね、
経歴詐称の疑惑を指摘してそれは
公職選挙法違反なんだっていうことを
ミッチーがはじめっから言ってば僕はどうもないけども、
なんか最後になって自分で(まあやったのはいいんだけど)、
はじめっからいってない人がなんか周りに押されて、
やるってのはどうも腑に落ちないっていうかな。
印象は僕はよくないかなぁ。
最近はもう地検が動いてんだから
判断出るまで静かにしてればいいのに、
ミッチーもその周りの人たち、
渡部絵美さんとか十勝花子さんが
ワーワーワーワー地検に呼ばれたとか
なんていうような印象ってのはものすごくやな感じだね。
大事な問題が本当に芸能の話になっちゃうっていうのがね。

■「騒動の後で盗聴法やガイドライン法案、国
旗国家法が通った」という批判はおかしい■


それが一つと、この前朝日新聞で特集やって
田原総一朗さんとか何人かの人が
サッチー問題について語ってたけど、
あるいは雑誌の記者なんかが
僕のとこに暑中見舞い出してくれて
「サッチー騒動の騒ぎの後ろで盗聴法とか
ガイドライン問題とか日の丸・君が代法が通った」
っていうんだけども、
そういういい方も僕はおかしいと思ってて、
ワイドショーはワイドショーの役割があったりして、
そういういい方もするならばじゃあ田原さんの番組でね、
国旗国歌法案のことどれだけやったのっていうようなことになるし、
盗聴法のことは確かにやってたりするけども、
一般のニュースではどれだけそういう議論をね、
やったかっていうと、そうではないから。
この大事な政治のときにとかあるいは
コソボの紛争とかそういうものについて取り上げもせずに
サッチーサッチーってやってんのは
おかしいみたいないい方ってのは、
コレ問題が違うなぁって僕は思ってて。
そうでないとあれだけ多くの人がサッチー問題を
テレビを通じで見てたっていうことは
解決できないと思うんだよね。
文句いう人たちも見てるんだから。
それは、辞めるべきだとか、
つまらんことをやるなっていう人だって見てて、
でなんだかの感想を持つわけでね、
それはマスコミ論としても筋違いな。
いつでもある話であってね、
なんかあったときに他のことやると
この大事なときにっていうんだけど、
じゃああんたはなにやってんだっていう。
例えば国旗国歌法案反対っていってデモをやったのかとか、
そういうことっだっていおうと思えば出来るわけだけどね。
そういう批判の仕方ってのは
あんまり意味がないなあと思ったかなあ。

■「視聴者はサッチ−の後ろに近所の人や兄弟を見
ていた。そういう意味で身近なテーマだったのでは」■


むしろ僕なんかはあれだけ長い間
ワイドショーが取り上げても視聴率が下がんなくて、
多くの人が見てたその背景がなんなのかなあって思ってて。
僕が歩いていろんな人に声かけられて、
「サッチー問題最後まできちんとやってください」
っていってた人たち、おばさんたちの見方は
「サッチー許しません」って言う後にね、
「うちの姉もああいうタイプなんです」とか、
「うちの近所にもああいう人がいるんですよ」
っていういい方をするんだよね。
だからサッチーの後ろに近所の人とか兄弟を見て、
あるいは兄弟の後ろにサッチーを見たりっていう。

そういう意味で身近なテーマだったんだなあ
っていう気がするんだよねえ。

■「学歴詐称はコンプレックスで」とか言う人が
いたけど、そんなことは本来どうでもいいわけ■


それとあれだけ恥知らずなことを堂々と
やってくれる野村沙知代っていう人、
たくましく生きてきた人だと思うんだけど、
それにしてはなぜ生まれてきたのかなぁっていう。
僕はあるところに書いたのは、
学歴は大事だって書いたの。
で、それは学歴ってのは学校歴ではないわけ。
学ぶ歴、経歴っていう。
人間生きてる以上ずっと死ぬまで
学んでいくっていう意味で学歴は大事なんだけども、
あの報道の中では
学校歴みたいなことになっちゃってて、
コロンビア大学はどうだこうだとか、
本当はどうでもいい話なの。
だけど、少なくても選挙に出ようとする人が
コロンビア大学みたいなこといっちゃったから、
そこをやっぱり公選法の問題としてきっちりやんなきゃ
いかんけども、だけどサッチー批判する人の中で、
コロンビア大学みたいなこといったのは
あれはコンプレックスなんでしょみたいな発言する人いたけども、
だけどそんなことは本来どうでもいいわけ。
そういうことをやりながらも
たくましく生きてきたのがサッチーなんだから。
ただ選挙に出ようとする人はそんなことやっちゃったから、
問題だっていうことであったんでね。
そういうことでいうと、
やな雰囲気なんかもあったよね、
あのキャンペーンの中でね。

そういう発言してた人もいたからね。
コンプレックスなんだろみいな。
それはまた違う話っていうか。
いろんなものが雑炊みたいな形で入り込んでたのが
サッチー騒動なんじゃないかなぁ。

■「全然興味のないものを毎日のように発言
せざるをないっていうのは辛かったから」■


僕はやっぱりテレビでいってて今でも思うのは
恥を知らないサッチーっていうのは
なぜ出てきたのかっていう意味で、
日本人の恥の問題とかそういうことかなぁ。
それともう一つは身近に
そういう人たちが実際にいるんだっていう、
恥を知らない人たちが増えているっていうか、
それはなんなのかって
いうのは問題として考えるべきであって。
今も新聞なんかでいろんな総括的な対談とか
座談会とかやってるところがあるけども、よくわかんないな。
メディア論としてあれだけ話題が続いたってのは、
ワイドショーの歴史の中でも個人を取り上げて
それも事件に直接関わらないでね(殺人事件とか)、
あれだけ話題を引きずっているっていう根拠、
それを見た日本人の意識っていうのは、
そういうことについての分析ってのは
まだなされてないと思うけどね。
僕にとってはそういう関心かなぁ。
だってそういう感心を自分で考えないと、
はじめにいったように全然興味のないものを
毎日のように発言せざるをないっていうのは辛かったから。

それでいろいろ考えたっていうのはあったんだけどね。
基本的には興味ないね。

1999-10-12-TUE

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