ー日露現代芸術祭’98記念作品集ー

日露友好記念、文化交流大全集

【企画主旨・刊行のごあいさつ】

 1998年9月、ロシアが世界に誇る最大規模の文化遺産美術館、ロシア連邦国立トレチャコフ美術館で開催された文化交流美術博覧会、日露現代芸術交流協会日本支局の日露共同主催として、過去に前例のない規模で開催。

 日本国外務省、在日ロシア大使館、モスクワ市など多数の公的機関団体の後援もあり、回帰初日のオープニングセレモニー、翌日の文化交流ディナーパーティはロシア連邦文化省、モスクワ大学教授、在日大使館参事官など多数の公的著名人も来場し、空前絶後の大盛況となった。

 全集は、世界美術史の金字塔ともなった美術展の全貌を詳細に記録し、主役となった珠玉の日本美術、ロシア芸術の逸品の数々を余すところ無く網羅し、一冊の全集として、日露共同で制作。

 監修・編集者は、トレチャコフ美術館長、展示部長、学芸員諸氏、海外芸術交流協会理事長美術評論家徳大寺公英氏らが、作品解説評論を紙面構成レイアウトなど全て手がける。

 本全集は、世界初となる日本とロシアの知られざる名作群を収録、発表すると共に、最高級の文化芸術により、日露観の友好をよりいっそう深める事を主旨に日露共同で制作される。


美術評論家:徳大寺公英 経歴

元東京税関委託鑑定家・現美術品鑑定家・美術評論家・海外芸術交流協会理事長。

旧公爵、徳大寺家当主。学習院大学で教鞭を執るかたわら、ブリジストン美術館嘱託を努める。

 美術評論家として「安井曾太郎論」シュールリアリズムや抽象芸術論を広範囲にわたり展開。毎日新聞、読売新聞の専属美術評論家として活躍し、ブラジルビエンナーレに審査員として参加。 「キュービズム」「現代彫刻」など、独特の切り口で発表した多数の著作を残し現在に至る。