北の国の人たち


このページでは「北の国から」の主要登場人物を、私の個人的思い入れを込めつつ簡単に紹介したいと思います。





黒板五郎(田中邦衛)

北海道出身。高校卒業後上京し職を転々とするうちに宮前令子と結婚。だが妻の浮気が原因で子供二人を連れ 北海道の生家へ。ここに「北の国から」の物語が始まった。以後令子の死や純と蛍の巣立ちなどを経て今に至る。 基本的には不器用で朴訥な人物。だが酒を飲むと饒舌な一面も。いや偏屈で頑固といった性格も付け加えなけ ればならないだろう。最近は以前の偏屈さはなりをひそめ卑屈になってきた。はっきり言って私は連ドラ当初 からこの男が嫌いです。


黒板純(吉岡秀隆)

黒板家長男。東京にいた頃は優秀な小学生で父親より母親に近い子供だった。だが北海道に連れ去られ徐々に 父親の偉大さを感じ取って行く。その後母の死を乗り越え北海道の生活にも慣れて行くが、初恋の相手のれい に感化されて念願の上京をはたす。だが東京での空虚な生活に飽き再び北海道へ。今は富良野のごみ処理の仕事 に従事。子供の頃はませガキだったが、今は草太いわく「あいつはだんだん親父に似てきた」とのこと。意外と女 にもてる。


黒板蛍(中嶋朋子)

黒板家長女。母の浮気現場を目撃してしまったためか、五郎に非常に気を遣い、純とは対照的な父親っ子でしっか りものだった。だが幼い頃常に父親思いだった反動が出たのか、純が東京へ出てから、徐々に自分の道を歩み始め る。看護学校卒業後、家を出て初恋相手の和久井勇次と付き合うも突然病院の医者と駆け落ちする。これには昔の蛍を知っ てる誰もがびっくり。その後医者の子を宿すが、それを承知で結婚を申し込んだ幼なじみの正吉と結婚。いやーよ かった、よかった。


黒板令子(いしだあゆみ)

旧姓宮前。高校の先輩である吉野との浮気がばれ、五郎に子供二人を北海道へ連れ去られる。その後も吉野との交 際を続けるが、純や蛍のことがどうしても気にかかり北海道へ足を向けたことも。体を壊し(おそらく胆石)吉野の上司の紹介 の病院へ入院するが、そこがあまり適切な治療を施さなかったため亡くなった。


宮前雪子(竹下景子)

令子の妹。井関利彦と不倫関係を続けていたが、失恋しその傷を癒すため黒板一家を追って北海道へ。そこで草太に惚れられ 結婚手前までいくが、結局井関を忘れられず草太と別れ井関と結婚。一子大介をもうける。だが井関の浮気により離婚し再び 北海道へ。私は雪子おばさんが登場人物の中で最も好きなので「時代」での復活はうれしかった。今度こそ北海道になじんでほしい。


北村清吉(大滝秀治)

五郎のいとこ。当初は人生を達観してそうな寡黙なおじいさんかと思っていたが意外にお茶目な一面も。だが杵次の葬式では 旧世代の一人としてわだかまりを発散。「87」、「89」で出演せず生命を危ぶまれたが、「92」で復活し健在度をアピール。だが「95」で 再び出演せず、「98」では案の定、位牌になって登場しました。ああ、合掌。


北村正子(今井和子)

清吉の妻。割と好奇心旺盛な人で別れた五郎のことを根掘り葉掘り聞いたりもした。スペシャル版でも時々出演していたが印象は薄い。 「98」では旦那を失った1年後に跡取り息子を失うという悲運に見舞われる。


北村草太(岩城晃一)

北村家の三男。準主役といっても過言ではなく、純と蛍にとってはよきお兄ちゃん、五郎にとっては昔の自分を彷彿させる弟的存在だったろう。 上二人が家を出たことから必然的に牧場の跡取りとなる。雪子とつららとすったもんだの末、雪子と結婚寸前まで行くが結局雪子に振られてしまう。 その後飯田アイコと結婚するがアイコの流産やなんやで幸せを掴みきれないまま、 荷の下敷きになり死亡してしまう。残念だ。


木谷涼子(原田美枝子)

純と蛍が通う分校の先生。「北の国から」No1のミステリアスな方。教え子の自殺という重い十字架を背負っていただけでならまだ納得できた。 しかしUFOはないでしょ、UFOは!UFOと共に消えた時は開いた口がふさがらなかった。宇宙人と知り合いで、小学校の教師をしてて、 教育にたいするしっかりした考えを持っていて、喫茶店で少女漫画を読んでいるこの人はいったい何者なんでしょう? 当然のことながらUFOと共に消えたので連ドラ以後再出演はない。いや、「83」で女満別から純と蛍に年賀状を出していたな。???


吉本辰巳(塔崎健二)

五郎の友人。いかだくだりでは五郎と共にくだった。つららのことで草太をぶん殴るなど男気も見せる。 「84」を境に行方不明。どうしたんでしょう?


吉本友子(今野照子)

辰巳の妻。これといった個性もなくただの田舎の人のいいおばちゃんかと思いきや、つらら騒動の時は雪子にたいして冷たい一面を見せる。 「89」でちらと登場したが後は旦那同様行方不明。離農したんでしょうか?


吉本つらら(熊谷美由紀)

辰巳の妹で草太の元彼女。雪子が富良野に来る前は草太と相思相愛だった。草太の気を惹こ うと懸命になるも雪子が来てから草太は雪子しか見えず、失望し家を飛び出て札幌でソープ嬢になる。そこでの源氏名がユキコ…。 連ドラ以後は出演せず。「87」のアイコの話によると神様みたいな奴と結婚し子供も産まれるとのこと。しかし男に振られ家を出てソープ嬢になるというのはかなり短絡的ですな。


中畑和夫(地位武男)

五郎の親友で中畑木材の社長。何でこんないい奴が五郎の親友なんだぁっ!いや、いい奴だからこそ五郎の親友なのか。 とにかく五郎が富良野に来てから奴に引っ張りまわされかなり迷惑しているはず。まあ。奴の偏屈さとひん曲がった根性についていけるのはこの人と幼き頃の蛍だけでしょうが。 だが、五郎の不幸な話を自分の身の上話にすりかえて女を口説くというしたたかな一面も持っている。ちなみに五郎とはこごみを通して兄弟。


中畑みずえ(清水まゆみ)

和夫の妻。旦那もお人好しだが奥さんもかなりいい人。だが旦那の浮気を目ざとく見つけ和夫を怖がらせるあたり本性を隠しているかも。


中畑すみえ(塩月徳子)

中畑家長女。小学校では優等生的発言が目立ったがあの分校では最年長なのでそれも当然か。「84」を境に行方不明。どうしたのでしょう?復活を強く希望。


中畑ゆり子(立石涼子)

和夫の妹。「84」のみ登場。亭主に先立たれ体が夜泣きしていたところ、兄に五郎との縁談を持ちかけられ富良野へやってくる。大胆かつ奇矯な振る舞いが目立つ。 結局五郎との話はうやむやになったようだが。


中畑努(六浦誠)

ゆり子の息子。「84」のみ登場。いわゆる東京の代名詞的存在でパソコンについて自慢たらたら。純のコンプレックスをさぞくすぐったことだろう。 しかしその傲岸不遜な態度が純と正吉の怒りを買い、雨の中裸にされ肺炎になってしまう。最後は二人を許したようだが。


松下豪介(南雲佑介)

中畑木材の社員(?)。容貌が熊に似ていることから通称クマ。しかし連ドラ第1話で五郎が彼を熊と見間違えて腰を抜かすが、それはさすがに失礼だろう。


井関利彦(村井国夫)

雪子の不倫相手。1度は雪子と別れるが「84」で妻と離婚し雪子と結婚。雪子との間に一子大介をもうける。一時期純と一緒に住む。 しかし「98」で雪子と別れまた違う女のところへ。精力旺盛ですな。


笠松杵次(大友柳太郎)

五郎の親父の親友。かつては仏の杵さんといわれていたが、妻の死後ヘナマズルくなってしまった。ことあるごとに五郎に突っかかるが、彼にとっては 五郎と家を飛び出していった自分の子供たちがダブってしょうがなかったのだろう。馬を売ってしまった気を晴らすため、泥酔した状態で自転車に乗り 運転を誤って川の中に落ち亡くなる。誤解されやすい生涯だったのかも。


笠松みどり(林美智子)

杵次の娘。五郎の幼なじみでもある。人生の酸いも甘いも知り尽くしたような語り口だが、「83」ではギャンブルで作った借金を保証人の五郎に押し付 けてしまうというとんでもないこともやってのける。「84」でちらっと出演した後しばらくご無沙汰だったが、「98」で相変わらず元気なところを見せてくれた。


笠松正吉(中沢佳仁)

みどりの一人息子。連ドラの頃から「83」、「84」あたりまではただの悪ガキだったが、「92」で復活してから急に大人っぽくなり、「95」からストーリーに欠かせない人物となる。 それにしても今回の「98」の彼はかっこ良すぎた。蛍を幸せにできるのはもはや彼だけでしょう。気になるのが次作での彼の行動。頼むから生まれてきた子供のことで蛍につらくあたらないでくれ!


川島竹次(小松政夫)

草太の先輩。典型的なお調子者だがどこか憎めない人柄。「農村青年部結婚したい若者の会」の中でも結構偉いほうか。


吉野信次(伊丹十三)

令子の不倫相手。令子とは高校時代からの付き合いらしい。結婚して子供が二人いるが妻には先立たれた。そんなこんなで令子と付き合い出したのだろう。 今は亡き伊丹十三の「おじさんの好きになった人はみな死んでいく」というセリフが印象的。


成田新吉(ガッツ石松)

ボクシングジムの会長。連ドラの頃は端役だったが今や富良野では欠かせない市民の一人。往年のボクサーという役どころがそのまま過ぎて良い。


中川(尾上和)

中畑木材の社員。とぼけた表情と語り口がいい味を出していた。最近見かけないがどうしたのでしょう?


本多好子(宮本信子)

離婚協議の令子側の代理人。弁護士らしくテキパキとしゃべる。しかしその利発さが逆に浮いてしまい道化になってしまっている。これはもちろん倉本聡の意図したことだろう。


こごみ(児島美ゆき)

駒草の店員。私はこの女が良く分からない。五郎に気を見せたり中畑とも過去に関係があったり、それでいて別に本命がいたり。 天真爛漫そうでいて実は周囲に非常に気を遣っている。なんか一貫性がないんだよなあ。「92」では自分の店をオープン。 結構な羽振りですな。


沢田松吉(笠智衆)

豆大尽と呼ばれた立志伝中の人物。「83」のみ登場。過去の栄光にすがる哀れなボケ老人。しかしそれを哀れと思わせない 笠智衆の演技はさすが。ラスト雪の中で「まーめー」と叫ぶシーンはなかなか圧巻。


沢田妙子(風吹ジュン)

松吉の孫。松吉の帰郷のせいで多大な迷惑を被る。「83」のみの登場なのでその後どうなったのか分からない。草太に狙われて何事もなかったとも思えないが…。


時夫(笹野高史)

「83」で初登場。農村花嫁対策委員の一人か。「98」にも登場し、五郎と土下座合戦を繰り広げる。


大里(坂本長利)

「87」のみ登場。近隣からはヘナマズルイことで有名で嫌われ者でとおっている。董煙の作業中不幸にも自分のトラックで妻を轢いてしまう。 それが原因で一家離散となった。


大里れい(横山めぐみ)

大里の一人娘。「87」から登場。純の初恋相手でありその後はなればなれになっても付き合いは続けていた。だが共に大人になるに従って反りが合わなくなり、 ちょうどビジネスマン(?)にプロポーズされ、そのプロポーズを受ける。ここに紆余曲折はありながらも8年続いた二人の付き合いは終わった。 最初出た時はすげえ可愛と思ったんだけどなあ。何か徐々に可愛さが薄れていったような気がする。


飯田アイコ(美保純)

つららの友人。草太とも昔からの知り合いのようだ。都会を転々とした後帰郷し、つららの近況を草太に伝えるうちにいい仲に。 「92」で草太と結婚するが派手な結婚式があだになって流産してしまう。「98」では草太に先立たれるなど結構かわいそう。


飯田広介(古本新之輔)

アイコの弟。「87」から登場。純とは中学以来の付き合い。どうやらパチンコが趣味のようだ。


中津(レオナルド熊)

「87」のみ登場。雨で畑の土が流れ農家廃業の危機に陥る。連帯性で何とか助かったものの、10年後自分の息子が同じような目にあうとは思いもしなかったろう。


中津完次(小野田良)

中津家長男。「98」で登場。五郎に感化され無農薬に凝りすぎ、結局疫病により自分の畑が壊滅。自殺を図るが未遂に終わる。まあ、結局農家は廃業したが。


中津ツヤ子(小池美枝)

完次の妻。元々はチンタの彼女だったらしい。意外としたたかな女なのか。しかし新婚まもなく離農となり幸せがぶち壊される。やはり因果は巡るのだ。


中津チンタ(永堀剛敏)

中津家次男。「87」から登場。純の親友で現在は警察官。親友と兄に彼女を取られるといういまいち冴えない男。


宮田寛次(布施博)

電気屋で通称シンジュク。あだ名の由来は、東京新宿で不良していたことがあったかららしい。成田と並ぶ富良野に欠かせない住民の一人。


和久井勇次(緒形直人)

「89」から登場。蛍の初恋相手。なかなかの好男子で蛍が惚れたのも分からなくもない。誠実で礼儀も正しい。文句のつけようがないが、 性格的に煮え切らないところがあったのではないかと思う(あくまでこれは私の想像)。それが結局は蛍に逃げられてしまった原因ではないだろうか。


エリ(洞口依子)

「89」のみ登場。純に好感を抱いており行動もなかなか積極的。どっかの暴走族の頭の妹かなんからしく周りから恐れられている。 だが、純と一緒に泥のついた1万円札を探すあたりはなかなか一途ですな。


赤塚満次(矢野泰二)

「89」のみ登場。通称アカマン。純とは職場と学校が一緒のためかなり親しい。だが水谷への借金苦から純の金に手をつけたのはまずかった。


加納金次(大地康雄)

「92」のみ登場。大工の棟梁。こんな人がいるなら、前丸太小屋を建てる時いろいろアドバイスを貰えば良かったのに、と思うのは私だけか。 しかしこの人「92」のストーリーでかならずしも必要な人物ではないと思うんだが。いくらでも代用はきくのでは。あんまりこういうとってつけたような新しい登場人物は出さないでほしいですね。


松田タマ子(裕木奈江)

「92」のみ登場。「92」における純の恋人役で純が童貞を捧げた方。ちなみに彼女も処女だった。あだ名はとろ子。理由はとろいから。 なんかさっきからあだ名がそのままですな。裕木奈江はこれで有名になりました。


タマ子の叔父(菅原文太)

名前がないので上記のとおりです。彼の兄(警察官)の娘(タマ子)を預かっているらしい。でも彼女はなんで東京にいたんでしょう?別に学校に行っているわけではなさそうだが。 それにしても文太はやっぱりいいですな。「誠意って何かね?」そりゃ文太がこう言えば誰もが金を要求されていると思っちゃうよなー。 いや、でも結局この人は金を要求してたんですよね…。


タマ子の叔母(神保共子)

この人ちょっとしか出てこないのでコメントしようがない。まあ、ヒステリックな人だな、ということで。


小沼(室田日出男)

「98」から登場。かなりの変人だが、彼の親族はそろいもそろって奇人変人ばかりなので自覚はしていないだろう。 シュウと純の結婚式で号泣する姿が想像できますな。


小沼シュウ(宮沢りえ)

諸悪の根元。この女についてこれ以上コメントする必要なし。


黒木夫人(大竹しのぶ)

「95」のみ登場。蛍と駆け落ちした医者の妻。蛍ともそれなりに親しかったらしい。この人が五郎に直接会ったことから、 蛍の駆け落ちが五郎にばれてしまった。ところであの医者は蛍と別れた後どうしたんでしょう?家に戻ったのかな?


黒木久(井筒森介)

「95」のみ登場。頭のおかしい友人を連れていって純の部屋を荒らさせたが、彼自身はいたって小心だった。まあ、心から親父を心配するが故のことだが。





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