ドクダン・ヘンケンのCD評 No.217


2002年上半期イチ! の甘さ(笑)

 湯気の向こう


おちあいさとこ
" 湯気の向こう。 "
VLSD-0111
[P] VaLaSa Disc.



※これは、「勝手気侭」なCDの感想文です。 意図的に批判したり、
 または、その逆などをするものではありません。 私が音楽を鑑賞す
 るために用いている機器自体は一般的機器ですが、接続構成は非常に
 特殊なものです。 また、私はイコライザを用いて音を変化させてい
 ます。

 予め、御理解、御了承の上、お読みください。


 ヒーリング/女性ヴォーカル。 国内盤。

 正直なところ、「とんでもない兵士が待ち伏せしていた」という気持ちで
ある。 久しぶりに、こそばゆい声を聞き、キュッと身が細まる思いをした。
いや、させてもらった。 ウレシイ。 2002年上半期の一枚が、邦楽か
ら現れるとは予想もしなかったことである。

特に気に入ったのは、1曲目の“かぼちゃのスープ”、6曲目の“吉兆”の、
2曲。 さすがに1曲目は、勝負曲という感じで、甘さ、柔らかさ、丸さの
点において、極上!

全曲を通して、柔らかく、真綿の感触の優しさに包まれるといった感じのヒ
ーリング。 スカッと抜ける、ソプラノ的感覚のヒーリングとは違う。

 なんといっても、6曲目がすばらしい。 これこそ、評価されるべき逸品
である。 まるで、NHKの「子供のうた」に登場しそうな、愉快で元気の
ある曲なのである。 騙されて欲しい。 この曲は、生き残ってしかるべき
名曲のひとつと信じたい。



鑑賞に用いた機器
CD TRANSPORT : BARCLEY DIGITAL F-1 & Oracle CD-Drive
EQU1 : TACT RCS2.0(a)(44.1kHz/16BIT)
D/A 1 : Marantz Project D-1(44.1kHz/16BIT)
PRE AMP1 : MARANTZ SC-5(a)(BB-5)
LINETRANS : KANNO WORKS, LTD.
A/D : DIGITAL AUDIO DENMARK ADDA2402(88.2kHz/20BIT)
D/D 1 : dCS PURCELL(a)(96kHz/20BIT)
EQU2 : TACT RCS2.0(b)(96kHz/24BIT)
D/D 2 : dCS PURCELL(b)(48kHz/20BIT)
D/A 2 : WADIA25(48kHz/20BIT)
PRE AMP2 : MARANTZ SC-5(b)(BB-5)
POWER AMP : MARANTZ SM-5*2(BB-5)
SPEAKER : B&W SIGNATURE30

デジタルバランスケーブル:カルダス社製
デジタルアンバランスケーブル:モンスター社製
アナログバランスケーブル:モンスター社製
アナログアンバランスケーブル:モンスター社製
スピーカケーブル:モンスター社製
電源ケーブル:(殆ど全て)キャメロットテクノロジー社製


CD評 No.217 鑑賞中 2002年  7月 14日 (日)