■2004年12月14日 午前8時の脱走計画

 前回のこのコーナーの更新から、またまた3ヶ月も経過してしまいました。ホントに更新が遅くて、すみません。季節もすっかり冬ということで、風邪など召されてはいませんでしょうか。お気をつけ下さいませ。

 さてまずは御礼から。12/4に丸の内のKENWOODショールームにて行いましたイヴェント「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」の第7回にご来場の皆様、本当にありがとうございました。毎回定員を大幅に超える方々からの参加ご希望のお電話を頂き、しかも今回はギュウギュウ詰めの状態で2時間強、立ち見して頂いた方もいらっしゃいました。本当に恐縮です。初のリクエスト大会「パイド年末オール・リクエスト大会+クリスマス特集」ということで、いつも以上に気合いを入れて素材を準備しましたが、会場の都合でいつもの延長戦(一部参加者の間では、補習とも言うらしい?)はナシの2時間勝負でしたので、きっと物足りないという方もいらっしゃったと思います。次回は2005年2月5日(土)を予定しておりますので、そちらでも今回の続き(リクエスト)+ミュージシャンの出演する映画特集などをやりたいと考えております。年明けにこのHPのこちらのコーナーKENWOODショールームHPにて告知を出しますので、チェックして頂けると幸いです。なお今回ご参加頂いた方、アンケートの回収に是非ご協力下さい。用紙に明記されているFAX番号まで送信いただけると助かります。

 早いものでFM番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」も、今週収録分から新年のO.A.分に入ります。正月早々の放送では、伊藤銀次さんや杉真理さんからも新年のコメントを頂いておりますので、どうぞお楽しみに。この銀次さん&杉さんと言えば、1/28(金)に相模大野グリーンホールにて初のジョイント・ライヴ「マイルドで行こう」が予定されていますね。聞くところによると、お二人による共作「マイルドで行こう」も披露されるとか。先日の松尾清憲さんのライヴ(ゲスト:杉真理さん)でのBOXの再演も楽しかったですが、またまた面白いことになりそうです。それから杉さん、何やら新たなライヴというかトークというか、そんなものも考えておられるご様子。乞うご期待。あのコントも聴けるかも。

 昨夜は夕方から1本、旧知の制作会社の方との打ち合わせを終えて、夜は下北沢で友人の出演する芝居を見てきました。開演ギリギリで駆け込んだ会場は、既に満員状態。そして約2時間の舞台を堪能してきました。こういう機会からは毎回毎回、新たな刺激と楽しみと、心のゆとりを教えてもらっています。感謝です。今日はセリフの端々に隠された「考える余地」と「間」を、再認識。勉強になります。そうそう、もう忘れかけていましたが、僕は高校時代は演劇部所属ではありませんでしたが実は周りの友人の中には芝居関係の人が多く、何かと見に行ったり、時にはお手伝いしたりということをよくしていました。しかし20数年前は今のように演劇を手軽に行える環境にはなく、せいぜい発表の場は高校の学園祭か、近くの公民館のような場所を借りるのが精一杯。しかもその友人達は寺山修司に影響を受けたいわゆるアングラ系で、それを血気盛んな高校生の観客に理解させるのは至難の業でしたね。でもその中からは、同級生だった新井英夫君(現在は野口体操を会得し、ワークショップからダンス実演、公演にと世界で大活躍だそうです)をはじめとする劇団「電気曲馬団」が生まれ、大学進学後も何回か彼らの公演を見に行きました。確か田端あたりの小屋を借りての演劇を、86年頃に見に行った記憶があります。その前に一度、確か85年の春だった記憶があるのですが、春日部市文化会館の会議室を借りて、彼らが自主制作した映画「映画を記述する試み」(→確かこんなタイトルだったはず)の試写をしたことがありました。そしてその映写の最中、映画の中の登場人物が実際にその会議室に乱入し、その様子を僕がまたビデオ・カメラで撮影する、というパフォーマンスもありましたね。見るもの・やることがとにかく自分にとって新しく、今となっては懐かしくちょっぴり青い思い出です。そして間もなく彼らに刺激を受けた僕は、すぐに自主制作短編映画「颱風」の台本を書きます。もちろんこれは未発表。撮影には入っていません。全編に、高校時代に聴きまくったシュガー・ベイブやはっぴいえんどの曲が散りばめられた、音楽中心の短編映画(になる予定だった)。だからセリフはほとんど出てこない。ちなみに1曲目は、シーン1/カット2に流れるシュガー・ベイブ「夏の終わりに」。先日部屋の書類を片づけていたら、この台本が出てきました。大学の原稿用紙に青いインクで書かれた文字は、自分で書いたものでありながら自分のものでないような、不思議な感覚を抱かせます。そんなことを考えながら、1つ前の駅で降りて歩きながら、今日の演劇のことをあれこれ考える。芝居の余韻に浸る。これが演劇や映画を観た後の密かな楽しみ。また新しいことにもチャレンジしようという気も起きてきます。

 新しいことと言えば、僕の周りで2つのHPがオープンしましたので、ご紹介します。1つは元Cymbalsのリーダー、沖井礼二君の公式HP。これからの彼の活動には、僕も大きな期待を寄せています。ザ・フーやビーチ・ボーイズについて、本当に目を子供のように輝かせて話す沖井君のあの表情が、僕は大好きです。最新情報もいち早くアップされるはずですので、ご期待下さい。そしてもう1つは、武蔵小山のこだわりのレコード店「Pet Sounds Record」のHP。残念ながら武蔵小山駅前の再開発に伴って「Pet Sounds Record」は1/25をもって閉店となります。新店舗は武蔵小山駅前(現店舗の並び)に2006年夏頃オープン予定。その間の仮店舗などについてはまだ未定ですが、とりあえずHPができましたので、これからはここをこまめにチェックされることをお薦めします。なお同店では12/20から、CD・DVD・LP 20%OFFセールを開催。また今月下旬から1月中旬にかけて、常連や有志による様々なイヴェントなども企画されています。(1:51 am)

今日の1曲:「Barbarella」The Young Lovers

■2004年9月11日 Dream A Little Dream Of It

 前回のこのコーナーの更新から、5ヶ月も経ってしまいました。ホントに更新が遅くて、すみません。このところ色々な仕事が重なって締め切りに追われる毎日でして、なかなか心のユトリがありません。と書きながらも、レコードやCDは相変わらず色々買っています。

 さて今回は短く、業務連絡です。イヴェント「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」の第6回ですが、丸の内のKENWOODショールームにて10/2(土)17:00〜行います。毎回定員を大幅に超える方々からの参加ご希望のお電話を頂き、ありがとうございます。キャパの都合でお断りさせて頂いた方、すみませんでした。さて今回ですが、トップ・ページにも告知しましたとおり、ゲストは元ピチカート・ファイヴの鴨宮諒さんです。ノンスタンダード・レーベル時代〜名盤『カップルズ』の話を中心に、その後のMANNAやTHE END OF THE WORLDなどについてもお聞きする予定ですので、ピチカート・ファイヴやこの辺りのJ-POPSに興味のある方はお見逃しなく!しかも今回は鴨宮さん所蔵のレア映像もお借りすることができました。初期ピチカートのライヴなんかもお見せ出来るかも?そして長門さんも色々お持ちですので、ただ今発掘作業してもらっております。あと洋楽関係も、初披露の激レア映像が色々とあります。なお第6回に関する参加ご予約方法は、このHPのこちらのコーナーKENWOODショールームHPにて告知を出しておりますので、チェックして頂けると幸いです。お電話でのご予約はお早めに!

 それからFM番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」ですが、ネットも増え、最近はゲストも色々とお呼びしております。今週土曜日の9/11(K-MIX)では麻田浩さんが、そして来週と再来週は鴨宮諒さんが登場します。こちらもお聞き逃しなく。

 最後に、静岡の方にお知らせです。10/9にすみや静岡本店ソフト館がリニューアル・オープンしますが、それに伴っての記念イヴェントを以下の日時で行うことになりました。お近くの方は入場無料ですので是非遊びにいらしてください。内容はいつも東京・丸の内で行っているイヴェント「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」のスペシャル版です。レア映像や音源をかけながらのトーク・イヴェントとなります。

 「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ/静岡スペシャル」

日時:2004年10月10日(日)15:00〜17:00

場所:すみや静岡本店ソフト館 3F(入場無料)

出演:長門芳郎、土橋一夫

内容:今まで東京・丸の内で行ってきたイヴェント「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」6回分の中から選りすぐりの内容でお届けする、レア映像や音源満載のトーク・イヴェントです。

なお、現在色々と面白い企画やアイディアが進行中です。乞うご期待!それから日本では10/6にリリースのブライアン・ウィルソンのアルバム『SMiLE』、とてもいい仕上がりです。期待していただいてOK!(2:17 am)

今日の1曲:「Sherry」Santo & Johnny (CANADIAN AMERICAN/CALP-1014) from the Album『IN THE STILL OF THE NIGHT』

■2004年4月19日 風都市伝説

 前回のこのコーナーの更新から、アッという間に2ヶ月近くが流れました。更新が相変わらず遅くて、すみません。こんな風にホントにマイ・ペースなHPですが、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

 さてこの2ヶ月間のおさらいを、さらっと。4/1に村松邦男さんのオールタイム・ベスト盤『Do You Believe In Magic : Anthology 1975-1986』と、桑名晴子さんの82年の名盤『Moonlight Island』がリリースになりましたが、2月から3月にかけてはこのリイシューの仕事でかなりバタバタでした。2/13にはTJCで終日村松邦男さんのインタビュー(長門さんと共に6時間近くに渡って色々とお話をお伺いしました。初めてお聞きするシュガー・ベイブ時代のエピソードもかなりありましたので、後日どこかで公開できればと思っております。終わってから近所のうどん屋さんで3人で食べた、釜揚げうどんが美味しかった)、2/19には渋谷のAUBRITE St.にて村松さん&長門さんと共にマスタリング(前回もここで書きましたが、大瀧師匠から『SONGS』のオリジナル・マスターを貸して頂き、エレックのラベルが貼られたマスター・テープから「ためいきばかり」を収録!)。そして3/21発売の大滝詠一師匠の『EACH TIME』20th Anniversary Editionのリリースに伴って急遽決まった「EACH TIMES Vol.6」の企画・編集、2/26には新宿ロフトプラスワンにてサエキけんぞう氏主催の「コア・トーク」に、伊藤銀次氏、松尾清憲氏、岩本晃市郎氏、堂島孝平君、いちかたいとしまさ氏と共に出演(お越し頂きました多くの皆様、本当に長丁場の中ありがとうございました!堂島君&銀次さんによる「12月の雨の日」や、歌詞を忘れた松尾さんに堂島君が駆け寄る場面など、見所満載でしたね)、そして3/14には都内某所にて杉真理さんの50歳バースデイ・パーティー(松尾さん+杉さん+小室さん&小泉さんによるBOXの曲の演奏とか、GOMES THE HITMAN山田君+杉さんによるエヴァリー・ブラザーズの「All I Have To Do Is Dream」とか、銀次さん+杉さんの「If I Fell」とか、すごい取り合わせの演奏も!そしてゆかりのアノ方も加わっての「雨の日のバースデイ」も)、それに続いて3/21川崎クラブチッタにて、杉真理さん+堂島孝平君の共演「杉 真理×堂島孝平 3-2-1 GO!」(杉さんはこの日、堂島君のリクエストで80年代前半の曲をメインに演奏されました。中でもアンコールでの「ガラスの恋人」は個人的にも嬉しかった!)、4月に入ってからは4/3に丸の内KENWOODショールームにて長門芳郎さんと土橋で行っている定期イベント「Pied Piper Days Volume.3」(ゲスト:村松邦男さん、川村恭子さん)を。そして4/17にはオープンしたばかりの下北沢gallery & cafe「DOOR」にて、イラストレーターの菅野一成君の個展「SOUTH PACIFIC」オープニング・パーティー(素敵な作品が、たくさん展示されております。「DOOR」はフェルト作家としても活躍されているしのだみきさんのお店。優しい雰囲気の、ついつい長居してしまいそうな素敵なスペースです)に出掛けるなど、振り返ってみるとこんな感じで何だかイヴェントづいていた2ヶ月間でした。

 中でも特に印象深かったのは、「杉 真理×堂島孝平 3-2-1 GO!」でのお二人のステージ。それぞれの持ち歌を交互に披露し、しかも時々お互いにヴォーカルも交替するという趣向のライヴで、楽しめました。特に杉さんの曲は、堂島君のリクエストにより『mistone』までの曲で固められておりましたので、「バカンスはいつも雨」とか「ガール・フレンド」とか「ガラスの恋人」といった最近あまり聴くことのできない初期のナンバーを楽しむことが出来ました。2人で作った新曲も初めて披露(2曲も!)され、世代間のギャップなしに心からポップ・ミュージックを楽しめた、素晴らしいライヴでした。先日の佐野元春さんと堂島君の共演でも同じようなことを思いましたが、個人的には僕らの世代にとっての大きな使命の1つに、次の世代にいかにしてそれ以前の音楽やシーンの成り立ちや様々な情報を伝えていくか、という事があると思っているのですが、この日のステージはそれをまさに具体的な形でリスナーに提示できた希有なケースだと感じました。堂島君の、先輩(とその音楽)に接する姿も素敵でしたし、志ある後輩の活躍に目を細める杉さんの姿も、本当に嬉しそうに映りました。

 さてこのへんでニュースをいくつか。まずはAlzoの幻の2ndアルバム『Takin' So Long』ですが、4/21にBMGファンハウスからリリースされます。これは1stに負けず劣らずの素晴らしい内容です。『Alzo』が気に入られた方は、是非速攻GETです!あと、先日来日したロビー・デュプリーの最新作『ロビー・デュプリー・ウィズ・デヴィッド・サンキシャス』も、ドリームズヴィルからリリースされました。詳しくはこちらを。

 そしてイヴェント「パイド・パイパー・デイズ」第4回ですが、丸の内のKENWOODショールームにて6/5(土)17:30〜を予定しております。前回は予想を遥かに上回る90名近くの皆様から参加ご希望のお電話を頂きましたが、かなりの方々に会場のキャパの都合でお断りさせて頂いた場合もあり、すみませんでした。なお第4回に関する参加ご予約方法は、このHPのこちらのコーナーKENWOODショールームHPにて4/末に告知を出しますので、こまめにチェックして頂けると幸いです。内容もそこで発表いたします。なお第3回は、ゲストに村松邦男さん、川村恭子さんをお迎えしてのシュガー・ベイブやティン・パン・アレー周辺の特集でした。当時を知る長門芳郎さんも加わって、かなり長時間に渡っての濃いお話でした。長時間おつき合いいただきました方々、特に立ち見いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 なおその際にも話題になりましたが、川村さんも編集・取材で参加された『風都市伝説』(北中正和さん責任編集)という本が、発売されました。タイトルの通り、70年代前半に音楽シーンに新たな風を送り込んだ集団「風都市」の関係者にインタビューし、その証言を中心にまとめ上げた充実の内容です。先日リリースされた『はっぴいえんどBOX』の副読本として読んでも最高ですし、当時の音楽に少しでも興味のある方なら間違いなく楽しめる内容です。大滝師匠の証言ももちろんあります。音楽出版社から発売中ですので、ぜひ書店で探してみて下さい。川村さんも当日仰っていた通り、『定本はっぴいえんど』と『はっぴいえんどBOX』、そしてこの『風都市伝説』(あと個人的には、野上眞宏さんの『はっぴいな日々』と『HAPPY SNAPSHOT DIARY : Tokyo 1968-1973』)があれば、はっぴいえんどに関しては完璧でしょう。これは後世のファンがまとめた単なるガイド本ではなく、あくまでも当事者の声が詰まったドキュメンタリーですので、勉強になります。

 最後にFM番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」ですが、K-MIX(静岡FM)やSTAR digioに加えてシティFMでのネットが少しずつ増えております。

「ようこそ夢街名曲堂へ!」番組ネット局(4/19現在)

◆K-MIX(静岡FM)(79.2 MHz)毎週土曜 27:00〜28:00

◆SKY Perfec TV! "STAR digio"/Ch.400「d-NAVI STATION」毎週水曜 22:00〜23:00/(再)毎週土曜 10:00〜11:00

◆FMりべーる [旭川市](83.7 MHz)毎週水曜 22:00〜23:00

◆FMわっち [岐阜市](78.5 MHz)毎週水曜 22:00〜23:00

◆FMちゃお [大阪府八尾市](79.2 MHz)毎週水曜 22:00〜23:00

◆ならどっとFM [奈良市](78.4 MHz)毎週土曜 10:00〜11:00

◆エフエムびざん [徳島市](79.1 MHz)毎週土曜 10:00〜11:00

 ということで、次は連休明けにでも。(2:03 am)

今日の1曲:「To Claudia On Thursday」Jimmy Haskell (abc/ABCX-728) from the Album『California '99』

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