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12月20日
舞台写真の整理・掲載などに力を使い果たし、しばらく日誌を書いていないうちに、もう、公演が終わってから3週間が経過していた。
ふと思い出すと、一年前の昨日、千年文化芸術祭の授賞式があり、それからの一年に怒涛のように過ぎ去った事がしみじみと思い返されたりするのであるが、しかし、過去を振り返ってしみじみしている余裕など、ひげ太夫には全然ないのであった。
問題は、今後の恐るべきスケジュールである。
まず2月にガーディアン・ガーデン演劇フェスティバル。
そして、4月にはパルテノン多摩小劇場フェスティバル。
続いて、6月には念願の下北沢駅前劇場で第11回公演
という、続き様である。
パルテノン多摩小劇場フェスティバル(以下、パル多摩)出場については、まだこの日誌では触れていなかったが、前回公演「頭聞岳」の準備が佳境に入った頃、稽古中にこのことを知らせる電話が入ったという。
「事件なんだよ!」座長はその日、電話でそう伝えてきた。稽古場からの帰り道らしかった。そして、ひとしきり事の次第を話すと、続いて過去に出場した劇団名を次々と挙げていった。実にそうそうたる劇団名が、座長の口から挙げられていった。これはもう、座長が大興奮なのもうなずける。
しかし、である。問題はスケジュールである。
その時点では、まだ「頭聞岳」が終わっていない。
終わっていない、などと生易しい状況ではなく、台本が「かつて無いほど遅れている」という、言ってみれば、間に合うか合うか間に合わないかの瀬戸際、という状況である。
しかも、「頭聞岳」に続いては、すでに来年2月と6月に公演が決定している。それだけでも充分過ぎるほどの緊迫感があるというのに、さらにその間にパル多摩・・・・
気の小さい人間なら、とても喜んでいる場合ではないが、
しかし、座長は、歩きながら事故に遭うのではないだろうかと電話のこちらで思わず心配するほど、もうすっかり興奮状態なのである。
究極のプラス志向というか、これはこれで、ある意味「才能」に違いない。
座長は、一応最後には、「スケジュールのこと、もう一回皆に確認するよ」と言って電話を切ったのだが、夜半になって、座長のPHSから「今の気持ち報告」というタイトルでメールが来た。本文は、「ほとんど出る気になってきています」である。
そして数日後、正式に、座長は電話でお返事したのである。「ひげ太夫、謹んで出場させていただきます!宜しくお願いいたします!」というわけである。
もうここまで来たら、無事を祈りつつ、あとはもう突き進むしかないという状況である。
「大丈夫だよ。ちゃんと面白いの作るから安心しなよ」などと座長は言っている。
この件に関しては、また後日、改めてご報告いたします。
ところで、以前当方が、ベルギーのレストランで思わずひげ太夫の宣伝をしてしまった事を発端に、HPに英語版を追加したのだが、それに続いて、このたびハングル版の掲載にこぎつけることができた。
内容は英語版と同じで、劇団の特徴を簡潔に伝える部分のみであるが、来年2月頃には、中国語版の公開も予定している。
普通HPでは、日本語と英語版があれば大体足りそうなものではあるが、ひげ太夫の場合、設定や内容からもおわかりいただけるように、座長の指向はあくまでアジア、である。なので、よりアジアの言語を充実させて行きたいというわけだ。「ひげ太夫HP多言語化計画」のスタートである。
これらのページは、いずれも、ツテを頼ってお願いした方がボランティアでご協力くださったものです。心よりお礼申し上げます。
そして、「ひげ太夫HP多言語化計画」は、今後ますます充実させていく方針でおります。新たな言語が加わる場合には、またその都度ご報告いたします。
そして、もし「是非この言語を!」などといったリクエストも、ございましたら、お寄せください。
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