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4月4日
「パルテノン多摩 小劇場フェスティバル 2002」(以下パル多摩)まで、あと2週間ほどとなり、出し物師一同、連日稽古にいそしむ日々である。
ところで、ひげ太夫の出し物師たちには、動物が好きな者が多く、実際動物を飼っている者も多い。
座長などは特に鳥が好きらしく、ポケット鳥図鑑をいつも持ち歩いている。
一緒に歩いていても、道すがら鳥を見かけると、その鳥の足や首の動きをいつまでも真似ている。鳥が好きだというよりも、時々自分を鳥だと勘違いしているらしい。
もちろん鳥以外の動物も好きだ。
また、ひげ太夫の「若頭」を名乗っている細川は、犬にただならぬ反応をする。必ず駆け寄っていって、ひとしきり撫でる。公園でチラシの撮影をするようなとき、そばに犬がいたりすると、もう大変である。
そして今回、それを上回る新出し物師が登場した。
新出し物師、田中弥生。
「パル多摩」 で、初登場である。
田中が飼っている動物の数を、座長が興奮気味にメールで伝えてきた。
相当うらやましかったのだろう。
(以下引用)
「新人の田中さんはウコッケイを12羽、白鳩を10羽も飼っていて、ジャンガリアンというネズミもたくさんに、犬を4匹飼っている!! ひげ太夫が好きな人は動物好きだとは思っていたが、まさかこんなにとは!
きょうはみんなのリクエストでウコッケイの卵をゆでて持ってきてくれた。ふつうのより少し小さく、ほんのりと薄茶色。今から食べる」
当方は、この時点ではまだ田中と会ったことがなかったので、一体どんな人物なのかという期待とともに、それらの動物に囲まれている田中を思い浮かべながら読み進めて行った。が、頭の中で描いた想像図は、「ネズミもたくさん」のあたりですでに飽和状態になり、最後の犬4匹はうまく配置ができないほどに混み合っていた。
冷静に考えれば、犬4匹だけでもすごいことである。
ひげ太夫のメンバーだけでなく、ひげ太夫を好きだと言ってくださるお客様にも、なぜか動物好きの方が多いようであるが、それは、もしかしたらひげ太夫は、人が動物を見るときに感じるのと何か近い感情を、見た人に思い起こさせるからかもしれない。
ひるがえって考えてみると、当方は、実は動物とはあまり親しくない。
たいていの動物は、当方より強そうである。
近寄ると、噛みつかれたり、けられたりしそうである。
だから、十分な距離を取って、安全そうな物陰からじっと眺めて、見守ったり、観察したりする。
で、考えてみれば、ひげ太夫に対する態度もこれとほぼ同じである。
座長がいつ怒り出してもやられぬよう、離れた場所から目立たぬようにひげ太夫の観察を続けている。
やはりひげ太夫と動物には何か共通点があるように思えるのである。
今日はこれから、稽古場へ撮影に行って参ります。それらの写真は、また改めてご紹介する予定です。
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