68(「駒嵐」、稽古風景)

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4月16日

よいよ、パル多摩まで、あと一週間をきりました。
皆様のお越しを一同心よりお待ちしております。

本日は、4月4日に
撮影した稽古風景を何枚かご紹介いたします。

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この日は、天井の低い稽古場だったため、頭が天井につかえたまま稽古をしていた。


やがて、人を持ち上げて動き回るシーンの稽古が始まった。舞台では、一見、軽く持ち上げているかに見えるのだが、人を持ち上げるということが、いかに大変なことかがよく分かる稽古風景だった。


周囲が見守る中、松浦(中央)を持ち上げる細川(左)と鍵原(右)。
体重のかけ方、持ち方など、乗るほうにも、乗られるほうにも、色々なコツがあるらしい。役割を変えて、何度も確認している。
実際はかなりの重量がかかっているはずの下の二人が、さして重そうでもなく、ニコニコして松浦を見上げているのは、すでにコツを習得しているからなのだろう。




今度は荒川(左下)に交代した。無事に動き始め、荒川ちょっと嬉しそうである。


が、次の瞬間、荒川の表情はこんなふうになっていた。松浦の足(黄色と黒の縞の部分)の傾き具合を見ると、上の松浦が、かなり大変なことになって焦っている様子が想像できる。


こうして、何度も上がったり下りたりして、地道な訓練と確認作業が続くのであった。



その後も別のシーンの稽古は続き、


陽気な表情で、皆に動きの指示を出す座長



ぬっはっはっは」と太い声で笑う鍵原(先頭)。

***


うして稽古は終わり、帰りの電車で、「田中のウコッケイは結局何羽だったのか」とか、「ウコッケイは明け方にいっせいに鳴くから、大変らしい」、などといった情報交換をしていた皆が、ふと視線をやった先にいたのは、一番端にいた鍵原である。この日の鍵原は、スリットが深く入ったロングスカートといういでたちである。一同改めて、その姿を眺めてみる。

さっきまでぬっはっはっはと恐ろしげな形相で笑っていた人が、車内ではまるで別人のように“女性風”に見えていることに対して、「それはどうかと思う」と言わんばかりの、ある種批判とも受け取れる皆の表情。



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