ノッティングヒルの恋人

 ノッティングヒルはロンドン西部にあり、映画の冒頭で紹介された通りの雰囲気の街。毎週土曜日には、南北に走るポートベロ・ロードにアンティークや花の露店が並ぶ。映画の後半で、ヒュー・グラントがこの露店の間をぬって歩くワン・カットの間に一年が経過するシーンは印象的。
 しかし、映画のほとんどのシーンは、英米の大スター出演による混乱を恐れ、実際の町並みそっくりに再現されたセットで撮影されたという。


ヒュー・グラントの家(ブルー・ドア)

 ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)がヘンな同居者スパイクとともに住んでいる家という設定。アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)が一夜を過ごした翌朝、このブルー・ドアの前に取材陣が押し掛ける。映画公開後、ここを訪ねて来る人が多く、通称ブルー・ドアはオークションにかけられて売却。現在は黒いドアに変わっている。映画では青く塗られていた円柱も今は白。削れば青い塗料が現われるかも。その柱には「ブルードアはここ」という落書きもある。家の正面で、窓越しに写る「NU-LINE」という工具店は看板まで当時のままで営業している。

行き方 地下鉄セントラル線の「ノッティングヒル・ゲート」より、むしろハマースミス&シティ線「ウエストボーン・パーク」の方が近い。ポートベロ・ロードとウエストボーン・パーク・ロードの交差点にあるスターバックスの隣。


ヒュー・グラントの本屋

 ヒュー・グラントが経営している旅行書専門店「TRAVEL BOOKS CO.」実際は、このあたりに多いアンティークを扱う店で「NICHOLLS」という名前。偶然、人気女優アナ・スコットが立ち寄り、現代版「ローマの休日」が始まる。

行き方  "家"からポートベロ・ロードを南へ約300m。ポートベロ・ロードとコルビル・テラス通りの交差点にあるHSBC銀行と肉屋の間。このあたりの道路は、露店の位置を指定する白線と番号が駐車区画のように書き込まれていて、店の前にあたる42番を目標に探せば簡単。


    ポートベロ・スター

 ヒュー・グラントがこの店へオレンジ・ジュースを買いに行き、角で出合い頭にジュリア・ロバーツとぶつかって服を汚してしまう。

行き方 本屋から見れば、右斜め向かいにある。


セント・ピータース教会

 屋上シーンの背景に写る教会。ポートベロ・ロードをひとつ入った通りににあるが、"家"からは遠く、このシーンはもっと教会に近い家の屋上を使って撮影したらしい。

行き方 "本屋"からこれも南へ約300m。 ケンジントン・パーク・ロード沿い



リッツ

 アナ・スコットが、ロンドンで滞在する豪華ホテル。撮影時、普段ラフなスタイルのスタッフもネクタイ着用で仕事をしたという。アナ・スコットが、新作SF映画のキャンペーンで、プレスの取材を受ける38号室「トラファルガー・スイート」は、3階にあるという設定だが、実際には1階(英国で1階はグラウンド・フロアーと呼ぶので、日本の2階)にある。庶民ウィリアムは、このホテルへバスで行く。「ポカホンタス様なら、行き先は・・・」と教えてくれる親切なフロントマンのシーンで、もう一度登場。例によってヘンな日本人がここで現われる。

行き方 地下鉄ピカデリー線グリーン・パーク下車









サボイ

 ラスト・シーン。アナ・スコットが記者会見を開いているところへプジョー406のブレークで駆けつけたヒュー・グラントが現われる。リッツと並ぶ格式の高い高級ホテル。室料は、むしろこちらの方が高い。

行き方 地下鉄ノーザン・ライン、チャリング・クロス下車




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