Ronin

               バーと階段
 
オープニングでは、ロバート・デ・ニーロ、ジャン・レノを始め冷戦終結で仕事を失った各国の情報部員が謎のミッションのために集まり、ラストでは、デ・ニーロが迎えの車に、ジャン・レノが階段へと別れて行くバー。個人的な思い入れが強く、このサイトの中で最も力を入れて探し当てたロケ地。
 映像を見て、サクレクール寺院の南東と特定。「ABOVE PARIS」という航空写真集も動員して、階段とその横のバーを探した。店の前の道路は、ラスト・シーンの都合からか、一方通行が現実とは逆方向になっており、また目障りな黄色いポストは、撮影中取り外されていたらしい。写真は、ランチとディナーの間の閉店時、それに夜の営業中(左)のもの。
 99年にはまだ映画の面影を残す『SECOURSの出口』というレストランで、支配人が「ここにデ・ニーロが座って・・・」と撮影当時の様子を説明してくれたが、一年後に訪ねると店が変わり、渋さのかけらもないスカイ・ブルーの塗装をされて、その名も「BLUE SKY」というピザ主体の店に変わり、まわりの雰囲気から浮き上がっていた。(写真右)

 DVDに「もうひとつのエンディング」が特典映像として付いている。デ・ニーロに恋心をいだくナターシャ・マケルホンが、未練を残して立ち去った直後、走って来たワゴン車に引きずり込まれるシーンが挿入されたヴァージョン。この拉致現場は、映画に描かれた通り、階段を上がった場所にある。
 ここからさらに階段を上がると、ダリの美術館。さらに似顔絵かきが集まるテルトル広場もある。

行き方 地下鉄12号線「ABBESSES」(アベス)下車。この駅は丘の下という特殊な立地のため、地上までの距離があり、ホームと改札口のあるフロアの間をエレベーターで移動するという変わった仕組みになっている。出口は公園に出る一ケ所だけ。出口を出て左。郵便局がある通りではなく、そのひとつ左の"RUE LA VIEUVILLE"という道に入って、道なりに歩けば2分で到着する。


アレクサンドル3世橋

 取り引きの現場となった橋のたもと。橋げたにひそんだ狙撃手の影を察知したデ・ニーロがすかさず撃ち倒し、味方の危機を救う。映画では夜景だが、4本の石柱の上には金色のペガサスと女神の像が輝き、セーヌにかかる橋の中で最も華麗で装飾的と言われるのがこのアレクサンドル3世橋。銃声を聞きつけた警察のシトロエンZXがひとつ上流のコンコルド橋を渡って追って来る。

 
ポンヌフなど、映画に登場したセーヌにかかる橋についてはここ

行き方 地下鉄1、13号線「CHAMPS-ELYSEES CLEMENCEAU」下車

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