戀風戀歌

特に行き方を表示していない場所は、有名観光地のためガイドブックを参照。


東洋証券ビル

 パク・テフィ(チャン・ドンゴン)が勤めているという設定の会社。映画の冒頭と後半にコ・ヨンソ(コ・ソヨン)が訪ねて行くシーンで登場。
 コリアナ・ホテルや碑閣の見えるシーンがそれぞれ前にあり、ご丁寧に道路標識まで写るので、ソウルの中心部、世宗路のあたりかと思ったら、実はヨイド。それも、あの「シュリ」の銃撃戦の歩道に面した東洋証券のビルだった。

行き方 地下鉄5号線ヨイド下車。3番出口から国会議事堂方面へ歩き、ヒューレット・パッカードのビルを過ぎて右折すると、そこが「シュリ」の銃撃戦の歩道。そのまん中あたりに東洋証券のビルがあり、ガラス張りの壁面に向いのビルが写っている。


済州国際空港

 チャン・ドンゴンとコ・ソヨンの出合いの場所。コ・ソヨンが追ったスリの少年をチャン・ドンゴンが取り押さえる。3階のエスカレーターからGATE4までがこの場面の撮影場所だが、ここは国際線。コ・ソヨンが見送っていたのはソウルからの団体客のはずだが・・・・。



 後に、二人のすれ違いはGATE2を入ったところで起きる。
この空港のエスカレーターは2ケ所にあり、泥棒を追いかけるのは国際線寄り、二人がすれ違うのが国内線寄りにあるエスカレーター。チャン・ドンゴンの立っていた場所(写真下・左)とそこから見下ろした1階フロア(写真下・右)。



 スリを取り押さえる際、指にけがをしたチャン・ドンゴンの手当てをするシーンで黄色いコダックのベンチを置いたのは、GATE2に近い場所。





済生薬房

 コ・ソヨンの家は薬局で、母が一人で経営している。チャン・ドンゴンが訪ねて来たり、休ませてもらったおばあさんがパトカーで送られて行くシーンなど何度も登場するこの薬局は実在する店をそのまま使っていて、店名も映画と同じチェセンヤクバン(済生薬房)。

 この母親役の女優(イ・ヨンナン)は「ブラザーフッド」ではチャン・ドンゴン、ウォンビン兄弟の母を演じている。

行き方 済州市の東約20kmの町、キムニョン(金寧)にある。済州島では一般国道12号線(島を一周している広く新しい道路)の外側(海側)に町やそこを通る旧道がある。

東西どちらから行くにしても茶色の「金寧海水浴場」という標識(パラソルのマーク入り)に従って12号線から旧道に入り、農協か派出所で「済生薬房」の場所を聞けば狭い町のこと、すぐ教えてくれる。
メインストリートから入った道のため、くわしい説明は不能。



済州グランドホテル

 チャン・ドンゴンの最初の一泊はここという設定。朝、ロビーを出て来るシーンがある。空港に近い新済州にあり、出演者とスタッフが宿泊したのもここと見た。
 ホテルの西側に「質屋、腕時計、宝石」と書いた店があるのはホテルにあるカジノの客の便宜をはかってか?


チョンジヨンボッポ(天地淵瀑布)

 ガイドの仕事中、観光客の記念写真を撮るコ・ソヨン。彼女も入った3ショットの写真がアルバムの中の一枚として出てくる。
 その背景になっている滝で、ソギポ(西帰浦)市内にある。名前が良く似たチョンバンボッポ(天房瀑布)が見晴しの良い海岸にあるのに対してこの滝はうっそうとした緑に囲まれた場所にある。


プンリム・リゾート・コンドミニアム

 コ・ソヨンがフロントに交渉してチャン・ドンゴンをデラックス・ルームに安く泊めるホテル。忘れ物の携帯電話を届けに行くシーンでも登場。
 済州島の南部、ソギポ(西帰浦)市の海に面した場所に建っていて、沖に浮かぶ虎島の眺めが美しく、W杯競技場にも近い。
 
 翌朝、ここから二人はタクシーに乗って島内観光に出かける。(写真右)

 このホテル内の売店では他の場所にはちょっとない芸術的なトルハルバンが手に入る。


サングムプリ

 噴火口跡が平地にあるのは世界的にも珍しいそうだ。観光コースには必ず入っていて大形バスが次々にやってくる。チャン・ドンゴンは入口で顔パス入場をいやがり、コ・ソヨンに「髪が薄くなるからですか」と言われる。韓国には「ケチははげる」ということわざがある。


アプオルムの木

 この映画で最も重要なロケ地ではないだろうか。コ・ソヨンがここでのファースト・キスの想い出を語り、中盤での待ちぼうけ、そしてラストのハッピー・エンドにつながる。

 「JSA」の"帰らざる橋"と同じくらい時間をかけた末に見つけ、見た瞬間あの木!!とわかったものの、3日前にここを襲った台風15号の強風で枝が折れ、映画の姿は失われていた。

行き方 上記サングムプリを出て1112号線を東へ4km行くと97号線との交差点。そこからさらに1112号線を4km余り行ったところに「建英牧場」という看板がある。そこを右折して農道を1kmほど走ると石で作った農場の門がある。そこを右折して700m行くと右に鉄格子の扉がある。終盤コ・ソヨンがピジャリム(保護されているカヤの木林)の説明をしながら、団体客を引率して入って来るのがここ。木はそこから中に入ってすぐ右にある。
 つまり、コ・ソヨンがチャン・ドンゴンの姿を見つけた時と同じ角度で木を見ることになる。
 エンディングで写っていた道はコンクリート鋪装された農道で、ここの持ち主が馬の餌や水をトラックで運んでいる。扉が開いていても車で中へ入らないこと。農場の人が作業を終えて、扉に鍵をかけて帰ると閉じ込められてしまう。
 木のある場所からゆるやかな坂を登るとそこがアプオルム(写真左)。窪んだ火口跡に樹木が環状に生えていて、映画「イ・ジェスの乱」ではこの中にセットが建てられたという。


トッケビ(おばけ)道路

 目の錯覚で、実際は上り坂なのに下っているように見える道。道路標識では「神秘道路」という表現になっている。
韓国では名所への方角と距離が茶色の道路標識で示されているが、特に観光客への配慮が行き届いた済州では、この「神秘道路」をはじめ、地図なしでもドライブできるくらい観光地への標識が整備されている。一般の地名標識は緑色
 みんな車を止めてギアをニュートラルに入れどちらへ進むか実験したり、缶を転がしたりしている。チャン・ドンゴンがポケットから出して転がしたのは、缶コーヒー、サンタフェの青い缶だったが、この周辺に店を出している露店には売っていなかった。そこで、世界中どこにもある赤い缶。
 済州市から車で30分の99号線にあり、タクシーの運転手が最初に気付いて、有名な観光ポイントになったという。


ソンアクサン(松岳山)

 断崖に作られた遊歩道を登りながら、コ・ソヨンがチャン・ドンゴンの恋人の存在を気にして会話でさぐる場所。
 映画ではふたりが実際にここを歩いて登り、下の海岸にはエキストラの姿も見えるが、今は「墜落危険」という看板が立ち、遊歩道は通行できないよう鎖で閉鎖されている。写真左のチャン・ドンゴンがコ・ソヨンに手を貸した場所は特に傾斜が急。


チョンダリ海岸

 砂浜で潮干狩りをするのがここ。チョンダリ体験場とも呼ばれ、干満の差が大きい遠浅の砂浜で貝を掘って楽しむ場所。夏にはたくさんの人が遊びに来るらしく、周辺にミンパク(民宿)が多い。
 写真はちょうど満潮時の直後で、打ち寄せられた海藻ばかりが目立ち、砂浜が見えていない。


新陽海水浴場

 貝掘りをした後(獲物はどこ?) 裸足のふたりが屋根のついた場所に腰掛け、海を前にして語り合う場所。
 貝を穫ったチョンダリ・ヘアンとは全く別の海岸。バックに写る白い建物も現在は青などのペンキで塗り替えられている。


マラド(馬羅島)

 連絡船の上で、ハネムーンにやって来た昔の恋人に会ったチャン・ドンゴンは、行き先をマラドに変更する。マラドへの定期船は、テチョン(大静)のモスルポから一日2往復しかない。10時(始発)の船でマラドへ渡れば、次の船(最終でもある)は14時40分マラド発。1時間でひととおり見て回れるこの狭い島で4時間を過ごさなければならない。
 松岳山付近から観光会社の遊覧船も出ているようで、参加している人は番号札を胸につけ、ガイドにしたがって同じ番号のグループは団体行動をとっている。こちらは約2時間で島を後にしているようだ。
 主な見どころといえば、大韓民国最南端の碑、この島に住むわずかな人の子供が通う分校、灯台、海岸の絶壁と洞窟くらい。チョコレート博物館という場違いなものも建っているし、タレント、イ・ジャンミョンのチャジャンミョンの店もここにチェーン展開している。民宿もあり、釣り具バッグのタグを見るとソウルあたりから来ている人もいるらしい。
 島内遊歩道のブロックによる整備工事が進行中(右)で、映画でふたりが歩いた地道ももうすぐなくなりそうだ。


ソンサンイルチュルボン(城山日出峰)

 チャン・ドンゴンが最初に見せる絵葉書や観光会社のポスター、ホテルの部屋の額になって登場する。済州のシンボル的存在。

 海底火山の爆発で姿を現した巨大な岩塊。

火山の島、済州にはこのような台形をした島や半島が多い。

城山日出峰の初日の出は韓国一美しいと言われていて、朝7時半の日の出の時刻には日本の初詣のように沢山の人が集まって来る。KBS、MBCなどの中継車も全国中継のため待機。その日だけは日の出の時間まで城山日出峰への登山道は警察が封鎖して、集まった人々は岬から初日の出を見る。この日ばかりは路上駐車も黙認状態。初日の出の1時間半前に行ったのに、車を停めるスペースがなく、やっと見つけた場所は1kmも離れていた。

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