第10週 別れの決意


▲杉野直也、杉野登美子(リリー)

瑠璃子が身売りして一旦娼婦から足を洗おうと思ったものの、まだ瑠璃子が綺麗な体のままであると知り

どうしようもなくボロボロに堕ちていく登美子。

訳も言えず、ただ、直也に

「助けてよ、あたしを救えるのは貴方しかいないのよ」と泣いてすがる登美子。

そして、ついにこの日が。

直也は妻、登美子が振鈴館で働いていることを知ってしまう。

登美子の客でありライバル造船会社の社員である中溝が、強請りをかけてきたのである。

直也は、登美子を迎えにいくのだった。


▲杉野直也、杉野登美子(リリー)

登美子を連れて帰った直也だが、しかし。

登美子をどう扱っていいのかわからないようであった。

挙げ句瑠璃子がまだ綺麗なままであると聞かされ動揺を隠せない。

夜、寝室で最後に一度だけ抱いて、と頼む登美子にもう寝ようとかわす直也。

そんな直也を、娼婦になってからもあなたは何度も私を抱いたのよ、と嗤う登美子。

「じゃあ買って。私を買ってよ、これでも結構売れっ子なのよ」

捨て鉢の登美子を思わず突き飛ばしてしまう直也‥‥。

そして次の日、よせばいいのに瑠璃子が杉野家に様子を見にやってくる。

登美子は「愛してるからあんなことまでしたのよ。これだけは信じて」といい。

そして、二人に、お幸せに‥‥と告げて家を出るのであった。


▲荘田瑠璃子、杉野直也、杉野登美子(リリー)

その足で振鈴館へ向かい、娼婦リリーの姿に身をやつし、死を選んだ登美子。

変わり果てた登美子を呆然と見つめる二人。

直也は、その亡骸の化粧を慈しむように落としてやり

登美子の姿に戻してやるのであった。

そして、妻として供養するという直也。

瑠璃子もまた、決意する。

仏様が安らかでいるためにも、もう、二度と直也とは会わないと。

そう告げる瑠璃子に、深く頷く直也であった。

え〜ホントかな〜〜。

続く


今週の注目人物


▲杉野登美子&リリー

登場時にはまさかここまで大暴れするとは、夢にも思わなかった登美子。

ただの焼きもちやきかと思いきや

焼きもちですまないような夫の浮気(いや本気)に

想像できないぐらいのマジギレ&暴走。

もし登美子が直也の浮気を許せたら。

二人は夫婦でいたのでしょうか?

そんな仮説も成り立たないほど、凄まじい突っ走りっぷりでした。

愛深き故の大暴走。

リリーの姿は、女なら誰でも持っている一面なのかもしれません。

しかも、そこまでやっても

いや、やってしまったからこそなのか。

結果、瑠璃子と直也を最後まで引き裂く事ができなかったというのは

なんとも! 絶句。

愛って‥‥夫婦って何かしらと、

世の奥様方の心に波紋を投げかけた登美子です。

私達はあなたを忘れない。フォーエバー。


写真制作裏話&反省

とにかく登美子に圧倒されっぱなしの第10週。
すごいぜ森下涼子!昼ドラの女王!
中途半端はできないと、なかなか手をつけられなかった10週ですが
う〜んやはり難しかった‥‥です。
あと吉原の柳なんですけど、ハワイで買った造花のレイを使ったらやっぱでかかった(笑)
ヒゲマッチョさん(イジチさんという名前らしい!)の登場をまっていた方ごめんなさい。
実は、彼は6インチフィギュアなので縮尺の関係上出演はムリでした(ペコリ)
でも、リリーのことを大切に思っていた彼、素敵でしたよねえ〜〜。
てなわけで無理矢理。


こんなかんじ(涙)

そしてこの人形劇場で大活躍の登美子役、ブライスちゃん(笑)
まぶたのバネまで外しての大熱演でした。
私の中ではもう、登美子にしか見えないんですが‥‥(汗)
これをみてブライスを買っちゃいました〜〜というお話を伺うにつけ
嬉しいような申し訳ないような‥‥
ブライスちゃんは公式サイトによると
ニューヨークのえらいスノッブなお洒落さん(設定)らしいんですけど、
あの、すみません‥‥(いや誰とはなく/笑)
そして、登場人物のほうの
登美子とリリーの2ショットは
めぎサマ所有のブライスちゃんに御協力いただき
実現したものです。
ひとりでも迫力なのに、二人揃
うともう!すご〜〜いオーラでした(笑)
これでオールゴールドインワンちゃんばかり集まったら物凄い
迫力になりそうです。
もし、お手持ちのブライスちゃんのリリーちっくなお写真
がありましたらぜひ御投稿ください。
特集を組んでみたいと思
います!
だ‥‥だめですか。



▲杉野登美子(リリーバージョン)

愛に生きた女の肖像をひとつ。

真珠婦人第二部、登美子の伝説は永遠に語り継がれることでしょう。

時に狂おしく時に切なく。

こちらは長い事、臨時緊急企画「リリーフォーエバー」として掲載していたものです。

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