「舞台基礎編」
2)舞台吊物
舞台上は各種吊物が並んでいます。緞帳、中割、文字幕、大黒幕の幕類のバトン。ドロップや大道具など吊り込んで使用するバトン。照明用のバトンがあります。ここには書き込みませんでしたが、音響反響板、スクリーンなどが吊物としてあります。バトンの本数は劇場によって違いがあります。
バトンに吊込んだ舞台一杯の美術幕(ドロップ)などが、演出によって上げ下げできるのが望ましいです。
そのためにはプロセニアム分のタッパが、舞台上に必要となるます。用語では「飛び切る」といいますが、これが出来ないホールも多くあります。
すのこまでのタッパが低い劇場は、緞帳も2折り、3折りの物を使用しなくてはならなくなるわけです。演劇やバレエ、日本舞踊など幕類を多く使用したり、大道具を吊物にして転換を考えた場合にかなり問題となります。
バトン類は綱元で全て操作が出来ます。これはかなり危険な作業です。劇場の担当者に指導のもとに、慎重に操作しなくてはなりません。最近の劇場はその操作を全て電動システムになっています。この場合は劇場担当者以外、操作は出来ません。

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