
メニューへ
1つ前へ
タイムトラベラー
<きのうから来た恋人>

<ブレンダン・フレイザー>
1999年:アメリカ映画/上映時間:1時間53分/スコープ・サイズ/
配給:日本ヘラルド映画
キャスト
アダム・ウェバー:ブレンダン・フレイザー
イヴ・ラストコフ:アリシア・シルヴァーストーン
カルヴィン・ウェバー:クリストファー・ウォーケン
ヘレン・ウェバー:シシー・スペイセク
トロイ:デイヴ・フォーレイ
軽食屋マムズの店員:ジョーイ・スロトニック
3歳半のアダム:ヘイデン・タンク
8歳のアダム:ライアン・スパークス
11歳のアダム:ダグラス・スミス
スタッフ
監督・製作・共同脚本:ヒュー・ウィルソン
ストーリー・共同脚本:ビル・ケリー
製作:レニー・ハーリン :『ディープ・ブルー』の大監督〜!!
撮影監督:ホセ・ルイス・アルカイネ
ストーリー
1962年冷戦時代のアメリカ。
ウェバー夫妻は『キューバが核ミサイルを配備した』というケネディ大統領の
演説を聞く、共産主義嫌いの発明家:カルヴィン(クリストファー・ウォーケン)は、
妊娠中の妻ヘレン(シシー・スペイセク)と共に自作の核シェルターへ非難!その瞬間、
飛行機が墜落!!その衝撃でシェルターがロックされてしまう...。
地下で生まれ、スクスクと育ち35歳になった
息子のアダム(ブレンダン・フレイザー)は、シェルターの自動ロックが解除
されると同時に『女の子に出会い、恋がしたい』という願いを胸に地上へ...。
<映画の感想>(※秘密は特にないですが、ネタバレしますので、読みたい方のみ。)
はじめに、以下は私の個人的な感想ですので、あしからず...。
ほんとうにいろんな意味で良い映画です!!宣伝さえキチンとやっていれば、
あんなに早く劇場から姿を消すはずではなかったはず!!それ位に良質の笑い・
家族愛・人との関わり・清々しさに飛んだ99年の傑作だと感じてしまうくらいです。
この映画を大きく分けるとするならば、前半は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の
第1作目を彷佛させる雰囲気で、60年代のウィットに飛んだ笑いと優しさと
家族の愛情に満ち満ちています。また、中盤からの35歳になったアダムと
カルヴィン(父は少しだけ)が地上に出てからのエピソード〜!!90年代の時代の
変わりように驚き!?イヴとトロイに出会い、色々な経験を積重ねて行きます、
カルチャーショックと感動の連続ですね〜!!
物語のはじめ、ウェバー夫妻の自宅で盛大なディナーパーティを開いています、集まった人々は
揚々に好きなおしゃべりに花を咲かせながらも、ウェバー夫妻のことを、ちょっと変わった
夫婦だと囁いています、たしかにカルヴィン(クリストファー・ウォーケン)は変り者の発明家で、
妻ヘレンもその影響をすくなからず受けていますが、ともに、とても真面目で、人好きあいを大事に
しています、ウェバー夫妻はネディ大統領の緊急演説『キューバが核ミサイルを配備した』のテレビ
演説を聞くと、急きょパーティをお開きに、客達を帰宅させて、妊娠中の妻ヘレン
(シシー・スペイセク)と共に自作の核シェルターへ入って行きます、核シェルターの地下入口
にたったその瞬間、偶然エンジン・トラブルを起こした米軍のジェット戦闘機が墜落!!
衝撃でシェルターがロックされてしまう...。
かくして核シェルター内で男の子アダムが誕生。
家族3人が地下で生活を続けている間に、地上の様子はドンドン変わって行きます〜!!
普通なら、とても悲惨で閉鎖されたシリアスな雰囲気になるはずが、ウィットに飛んだ
コメディタッチで進んでいきます〜。
3歳半のアダムはとっても可愛くて、お目めと口がとってもキュートです〜!!
ウェバー夫妻は、ありったけの愛情を注ぎますね〜!!
8歳・11歳のアダムは父とキャッチ・ボールをしたりローラー・スケートを楽しんだり
父とボクシングの打ち合いをしたり、母とダンスを楽しんだりと、もちろん
誕生日にはホームパーティー=プレゼントはママお手製のぬくもりを感じるジャケット!
勉強や、礼儀作法も父・母との暖かいふれあいの中で自然に身について行くのです、
子供は大きくなったら、そんな両親の面倒を見るのが当然だと思っている所が偉い!!
地下の核シェルター全体が、あたかもタイムマシンのような雰囲気に見えてきます...。
『いいマナーとは相手に敬意をはらうこと。』『紳士・淑女とは、周りの人が気持ち
よく過ごせるように気配りができる人のこと。』なんてセリフからも、
コミュニケーションの基本が伺えますね!
やがて、立派な紳士に成長したアダムが35歳になった頃、ロックが解除されます。
この時のウェバー夫妻は全身で大はしゃぎをする行為は!?観ていてとても笑えます〜!!
35年後(1997年)の地上へ、最初に偵察に出かけたカルヴィンが見たのは、薄汚れた
建物やポルノショップ。おまけに、オカマの売春婦にまで声をかけられる始末!?
60年代初めの綺麗な街並みは姿を消していた...(T-T)
食料補充と恋人(結婚相手?)探しの為、地上に出たアダムは生まれて初めて見る空に大感激!!
そして、バスに乗りスーパーマーケットに行く、全てが初体験の為、何を見ても大興奮!!
結局は迷子になってしまうのです〜!
とある店で、野球カードを買い叩かれそうになったアダムに助け船を出して仕事をクビになる
勝ち気なイヴ、カッコ悪いことが大嫌いな現代的ガール!時代遅れでどこかズレているアダムを
おのぼりさんと勘違い、アダムはそんなイヴに一目惚れ!自分の仕事を手伝ってくれるように
説得してしまう。彼の素直さに負けて『恋人探し』に協力することになってしまうのです〜!!

<アリシア・シルヴァーストーン>
イヴとトロイはアダムを連れて『恋人探し』の為にヒップなクラブに行き、ダンスを披露〜!!
アダムはママ仕込みのダンスの腕前で2人の美女にモテモテ!!踊りのステップも笑顔も最高〜!
ほんとにブレンダン・フレイザーのダンスの上手さにはビックリです!元々、才能が
あるんでしょうか?それくらいに魅力がほとばしっています!!
それに、クラブでのイヴの髪型・メイク・衣装は、ほんとに綺麗で、思わず
「アイズ・ワイド・シャットのニコール・キットマン」と間違いそうなくらい決めています!
最初はギクシャクしている二人だけれど、
お互いの感覚をわかりあおうと悩んだりいらだったり、歩み寄ったり、
一生懸命な姿に共感が持てます。アダムの純粋な心や相手を敬う気配りが本物だと
気づき、惹かれ始めていくんです。恋愛って、育った環境、価値観、ものの考え方、
生活様式等、あらゆる点でゆずりあったり相手を受け入れたり、自分のスタイルと
融合させていく努力が必要なんだなぁ〜と、つくづく感じてしまいます。
ローラーブレードで海辺の附近の公園?をユウユウと滑るアダムの姿はとても
絵になります〜!ほんと楽しそうな笑顔、自然体という気がしますね!
そしてアダムがはじめて見る海に感動して、海につかりながら全身全霊で大声で叫ぶシーンは
ほんとうに嬉しそう〜!!観ているこちらまで海に行きたくなるほどです、普段気にとめない
景色・自然の豊かさ素晴らしさに、感謝の気持ちを呼びさまされます。
それを堤防でそっと見守るイヴとトロイは、まるでアダムの『ママ?とパパ?』のようです...。
このあとの二人の愛の行方は〜!?
野球カードと株券の価値にもビックリです!?
ラストはビデオ等で鑑賞して下さいね!
<その他、注目の出演者の方々〜。>
トロイ:デイヴ・フォーレイ
アダムと共に暮らしている、ちょっと皮肉屋で頭の回転が凄く速い!
仕事がHP(ホーム・ページ)の作成という所が現代的。当初アダムをバカにしていたが
次第に好きになって行き、色々と面倒やアドバイスをしてくれる、ナイスな方です。
軽食屋マムズの店員:ジョーイ・スロトニック
時代と共に彼の人間性・人格・風貌も変わって行きながらも、そのつど、
笑いを提供してくれます、とても味のあるキャラクターとして画面に現われます。
最後にキュートなラブコメに乾杯!
時を超えた清々しい愛情・忘れかけている人との
『コミュニケーションの輪』を再認識してくれる素晴らしい作品です。
ブレンダン・フレイザーは、まさに!90年代の浦島太郎です〜!!
★★★★★
メニューへ戻る
『MIF099+1999』