エレオノーラ・ジョルジ
Eleonora Giorgi
   
ファンの間ではD・アルジェントの「インフェルノ」(80)で、
殺されてしまう主人公のクラスメート役が有名な彼女は
実は本国イタリアではかなりのキャリアを持った女優さん。
日本に紹介されたのは「
インフェルノ」が最初だが、
その時点で既に16本の主演作があると
パンフレットのプロフィール欄に書かれていた。

1953(54年説もあり)年の10月21日、
ローマで生まれた彼女は、プロデューサーだった父親
フランチェスコ・ジョルジの長女として育った。
父親フランチェスコはイギリス系イタリア人で、
母親はハンガリー人。彼女には6人の兄妹がおり、
一家の長男ランベルト・ジョルジはTVで活躍、
妹のベアトリーチェは舞台を中心に、末娘ミルタも
TV出演を経て、映画デビューをする予定だった。
(「インフェルノ」の資料にはそうあるが、
実際に果たしたかどうかは不明)

姉エレオノーラそっくりのルックスをした妹、
ベアトリーチェ(右、2枚目の写真)はその後、
78年にペドロ・ラザーガ監督の
「Sietle chicas peligrosas
」に出演している。
7人の女性が色仕掛けの賭事を始めるコメディ映画で、
共演はジャネット・アグレン、アドリアーナ・ルッソ、
パトリッツィア・バッソ、アルベルト・デ・メンドーザ、
パオロ・ジュスティ、ジャコモ・ロッシ=スチュアルトら。



エレオノーラはローマの美術学校を卒業後、
73年にドメニコ・パオッラが監督した「
引退した尼僧の物語」で
初めてクレジットのある役を演じた。
余談だがこの映画は「わたしは目撃者」のカトリーヌ・スパーク、
「サスペリア2」のジュリアーナ・カランドーラ、
その上「歓びの毒牙」のスージー・ケンドールも出ている
アルジェント映画の同窓会的作品だ。


日本では彼女の作品群が、主にエロティック物を
中心にわりとビデオ化されていて、それゆえ
何だかお色気女優のように見なされてしまった感もあるが、
彼女は実際にはかなりの演技力を要求される
本格的な映画や、芸術作品などにも主役級で出演しており、
そのフィルモグラフィーは実に幅広い。
(確かに脱ぎっぷりの良さはどの映画でも変わらないが・・・)

その後は映画よりも舞台に活躍の場を移し、
より演技派の女優に転身を図っているとか。
比較的最近になって、カトリーヌ・スパークが
司会を務めるTV番組に出演したそうだが、
美貌は崩れていなかったとのこと。
う〜む、良かった良かった・・・。

私生活では出版者の Angelo Rizzoliと1979年に結婚。
一児をもうけるが1983年から別居(離婚?)。
現在はショウヴィズを退いて、田舎に移り住み、
俳優である夫の Massimo Ciavarro と共に
農場を営んでいる。彼との間にも息子が一人いるようす。

因みに彼女の趣味は「インフェルノ」のパンフレットによると
読書にジョギング、クラシックを聴くこと、だそうだ。






<フィルモグラフィー>
(「インフェルノ」のパンフにある通りなら、アンドレ・ユヌベルの「ティルト」という
フランス映画にも出演している筈だが手持ちの資料には見あたらず。)



「Lo Zio d'America」(02)
●TV映画。ジョルジはベアトリーチェ役。

「Uno di noi」(96)
aka:Senza famiglia
●TVミニシリーズ。

Mamma, mi si e depresso papa」(96)

監督・脚本:パオロ・ポエッティ

出演:アンドレア・ロンカート(ステファノ)/エレオノーラ・ジョルジ(マリア)/
アドリアーノ・オアンタレーオ(アドリアーノ)/マリエラ・ヴァレンティーニ
(アントニエッタ)/ニコラ・ピストイア/アウグスト・ズッキ/
シルヴィア・モッキ/パオラ・ティッツィアーナ・クルチアーニ
●TV用のコメディ・ドラマ映画。ジョルジはマリア役。

 

「Addio e ritorno」(95)
●TV作品。

 

「Morte di una strega」(95)
●TV作品。

 

「Festa di Capodanno」(88)
●TVのミニシリーズ作品。

 

「Compagni di scuola 」(88)

監督:カルロ・バルドーネ
脚本:カルロ・バルドーネ(原案も)
    ロッセラ・コンテージ

出演:カルロ・ヴァルドーネ(ピエロ・ルッフォーロ)/
クリスチャン・デ・シーカ(シャルドゥリ:トニー・ブランド)/
ナンシー・ブリリ(フェデリーカ)/エレオノーラ・ジョルジ
(ヴァレリア・ドナーティ)/マッシモ・ジーニ(マウロ・ヴァレンザーニ)/
アンジェロ・ベルナブッキ(ウォルター・フィノッキアーノ)/
ナターシャ・ホーヴェイ(クリスティアーナ・ロマノ−ニ)/ジューシ・カタルード
((マルゲリータ・セラフィーニ)/ルイーザ・マネリ(グロリア・モンタナーリ)/
●ジョルジはヴァレリーア・ドナッティ役。

オールスター大集合。
ジョルジがどこにいるか分かります?

 

「Il Volpone 」(88)
aka: The Big Fox

 


「Lo Scialo」(87)
●TV作品。

 

「Giovanni Senzapensieri」(86)

 


「Yesterday - vacanze al mare」(85)
●TV作品。

 

「Vediamoci chiaro」 (84)
●ルチアーノ・サルチェ監督作。
共演にジャネット・アグレン。

 

「Mani di fata」 (83)
●伝説の喜劇監督ステーノ演出作。共演シルヴァ・コシナ。

 

「スプラッシュ・クラブ (V)」(83)

Sapore di mare 2 - un anno dopo
aka:A Time for Loving 2

イタリア映画/カラー105分/日本劇場未公開

監督:ブルーノ・コルティーニ
出演:ジャンニ・アンサルディ/マッシモ・チアバッロ/
    アンジェロ・カンナバッツィオ/ジョルジア・フェリオ/
    イザベラ・フェラーリ/カリーナ・ハフ

●まさかの発掘系。全洋画オンラインにも未掲載のビデオ化作品。
発売は妙なラインナップでお馴染みの「あぱびでお」(さすが)。
お話は60年代のイタリア、真夏のビーチを舞台にした青春ドラマ。
個性豊かなキャラたちが、くっついたり離れたりする様子を
オールディーズの名曲をバックにホロ苦く綴る。
監督は「女2 男2/女の事情・男の事情」(88)を撮っている人物。
ジョルジは登場早々、ナンパの若者に
「クソして寝ろ」的な発言をかますイヤな金持ち女テア役。

 

 

Grand Hotek Excelsior」(82)
●アドリアーノ・チェレンターノ、カルロ・ヴァルドーネ共演の喜劇。
ジョルジはイルデ・ヴィヴァルディ役。

 

 

愛の謝肉祭 (V)」(82)
Oltre la porta
aka:Behind the Door
   :Beyond Obsession
   :Beyond the Door (アメリカタイトル)
   :Jail Bird
   :The Secret Beyond the Door


イタリア映画/カラー115分/日本劇場未公開

監督:リリアーナ・カヴァーニ
製作:フランチェスコ・ジョルジ
脚本:リリアーナ・カヴァーニ
    エンリコ・メディオーリ
撮影:ルチアーノ・トヴォリ
音楽:ピノ・ドナッジョ

出演:エレオノーラ・ジョルジ/トム・ベレンジャー/
マルチェロ・マストロヤンニ/ミッシェル・ピコリ/アンドレア・フェレオル

●監督はS・ランプリング主演の「愛の嵐」が有名な
イタリアの女流監督リリアーナ・カヴァーニ。
共演はトム・ベレンジャーとミッシェル・ピコリ。
モロッコを訪れた石油会社の青年技師マシュー(ベレンジャー)は、
妻を殺した罪で刑務所に入っている擬父エンリコ(マストロヤンニ)に
激しい憎悪を抱きながら、どうしても離れられない美しい娘ニーナ
(ジョルジ)に惹かれていく。ニーナもマシューに惹かれるが、
結局は擬父を選び、男の元から去っていく。

撮影は「サスペリア」のルチアーノ・トヴォリ。音楽はピノ・ドナッジョ!
製作に当たっているのがエレオノーラの実父フランチェスコ・
ジョルジであるのも、ストーリーとシンクロするようで興味深い。


さすがウェルトミュラー。映画はさておき、
ジョルジの美貌も際立ってます。

 

「Borotalco」(82)
●カルロ・ヴェルドーネ監督・主演作。
アンジェロ・インファンティ、クリスチャン・デ・シーカ共演。

 

 

「Grand Hotel Excelsior」 (82)
●これもフランチェスコ・カステラーノと
ジュセッペ・モッチアの共同監督作品。雰囲気的にはファンタジー?
ジョルジはイルデ・ヴィヴァルディ役。

 

 

「Mia moglie e una strega」 (81)
●フランチェスコ・カステラーノと
ジュセッペ・モッチアの共同監督作品。
共演にはヘルムート・バーガーと、
「デモンズ・キラー」のセレーナ・グランディ。

 

ヌードの女」(81)
Nudo di donna
aka: Portrait of a Nude Woman
  :Portrait of a Woman, Nude

(←Fujiiさん、Thanks!)

イタリア=フランス合作/カラー/112(103?)分/
日本劇場特殊公開(TV放映/ビデオ未発売)

製作会社:マス・フィルム=マルソー・コシノール
監督:ニーノ・マンフレディーニ
脚本:アージェ/スカルッペリ
    ルッジェロ・マッカリ
撮影:ダニーノ・デジデーリ
音楽:ロベルト・ガットー/マウリッツィオ・ジャンマルコ

出演:ニーノ・マンフレディーニ(サンドロ)/エレオノーラ・ジョルジ
(ラウラ/リリー)/ジャン=ピエール・カッセル/
ジョルジョ・ウィルソン/カルロ・バーゴ

●84年のイタリア映画祭でも上映され、その後
テレ東でオンエアされたこともある喜劇俳優ニーノ・マンフレディーニの
監督進出第3作目。彼はナンニ・ローイや、ディーノ・リージ、
エットーレ・スコラ、リナ・ヴェルトミュラーらの映画に出演していた俳優。

当初は監督はアルベルト・ラトゥアーダだったらしいが、
マンフレディーニと見解の相違から降板。
しかし主人公の曖昧な気持ちを表現する上で、主演の
マンフレディ自身が直接演出したのは成功だったかもしれない。

ヴェニスを舞台に美しい妻に瓜二つの娼婦に翻弄される
中年男を描く。ジョルジはマンフレディーニ扮する主人公の妻
ラウラと、娼婦リリーを演じているが、映画祭のパンフには
日本初登場の女優と書かれていた・・・。
多分日本版のビデオは未発売。輸入LDで見る事が出来る。


貞淑な妻と、淫蕩な女、どっちがスキ?

 

<物語>
結婚して15年になるサンドロ(マンフレディーニ)と、妻のラウラ(ジョルジ)は
倦怠期に突入しているカップル。サンドロはラウラを愛してはいるのだが、
肉体関係を持てないままでいる。欲求不満が爆発寸前のラウラは
一旦別居することを提案し、サンドロも渋々それに同意した。

別れたその日、芸術家のコミューンに入ったサンドロは、そこで大きく
引き延ばされた妻のヌード写真を発見して愕然となる。顔は写っていないが
その美しい体は絶対に彼の妻の物だった。この件で、サンドロはラウラが
最近どんな行動をとっているか、まるで知らなかった自分に気付く。

サンドロはコミューンの芸術家から、写真のモデルがリリーという名の
娼婦であることを聞き出し、カーニバルで賑わうヴェニスの街中を
リリーを探して回る。人々の口から聞き出されたリリーの姿は、
とても素直で純粋な女性だった。妻と同じ外見ながら、
妻にはない魅力を持ったリリー・・・いつしかサンドロはまだ見ぬ彼女を
愛するようになっていた。
果たしてリリーはラウラが演じている架空の女なのか?
それとも2人は全く別人なのか?ごった返すヴェニスの街同様のカオスに
映画は突入していく・・・。

 

 

インフェルノ」(80)
Inferno


アメリカ=イタリア合作/カラー107分
日本劇場公開80年9月(配給:20世紀FOX)

製作会社: ダリオ・アルジェント・プロ
監督:ダリオ・アルジェント
製作:クラウディオ・アルジェント
脚本:ダリオ・アルジェント
撮影:ロマノ・アルバーニ
音楽:キース・エマーソン

出演:リー・マクロスキー(マーク)/アイリーン・ミラクル(ローズ)/
アリダ・ヴァリ(キャロル/管理人)サッシャ・ピトエフ(カザニアン/古美術商)
ダリア・ニコロディ(エリーゼ)/エレオノーラ・ジョルジ(サラ)/
ヴェロニカ・ラザール(看護婦)

 血まみれ!

●これは今更説明不要でしょう。
ジョルジが演じるのは主人公マークのクラスメート、サラの役。
失踪した建築家ヴァレリが書き記した古書<三人の母>をめぐり、
ローマとニューヨークで同時進行する奇怪な殺人事件。
ドイツに住む魔女を描いた「サスペリア」に続き、D・アルジェントが
発表した3人の母=魔女の恐怖物語。

 

「L'Avvertimento」(80)

 


「ヴェニス忘却 (未)/Dimenticare Venezia」 (79)
aka:To Forget Venice

●フランコ・ブルサンティ監督作品。クラウディア役。

 

「Mani di velluto」 (79)
 
チェレンターノと一緒に

●「ビッグファイブ・デイ」で主役を演じた有名なイタリアの歌手、
アドリアーノ・チェレンターノ(右)が主演した作品。

監督はカステラーノ&ピッポロのコンビ。
ジョルジはティリー役だが、他の女優も豪華で、
「インフェルノ」「シャドー」のアニア・ピエロニ、
「サンゲリア」のオルガ・カルラトスらが揃えられている。

 

「サファリ・ラリー(TV)」 (78)
6000km di paura
aka: Safari Rally


イギリス映画/日本劇場未公開(TV放映済み)

監督:アルベルト・トーマス
製作:エンツォ・ガロ
脚本:サンドロ・マンコーリ
音楽:カルロ・ルスティケリ

出演:マルセル・ボズフィ/オルガ・ビセラ/
ジョー・ダレッサンドロ/エンツォ・フィエルモンテ/
エレオノラ・ジョルジ


●監督は「愛のエマニエル」(75)のアダルベルト・アルベルティーニ
(アルベルト・トーマス/ピット・アルベルティーニ)。
フランス俳優マルチェル・ボズッフィと、ウォホール映画の秘蔵っ子、
ジョー・ダレッサンドロが共演。音楽は「モデル連続殺人!」の大御所
カルロ・ルスティケリ。ビデオ・劇場未公開。TV放映のみ。

 

 

恥辱の飼育(V) Disposta a tutto」(77)
aka:Ready for Anything




 
イタリア映画/カラー・90分
日本劇場未公開(ビデオ発売:日本コロムビア)

監督:ジョルジョ・ステガーニ
脚本:ジョルジオ・ステガーニ
    ロベルト・ジャンヴィッティ
撮影:サンドロ・マンコーリ
音楽:ジャンニ・マルケッティ

出演:ベキム・フェーミュ(マルコ)/エレオノーラ・ジョルジ(アンナ)
ローラ・デ・マルキ/バルバラ・マグノルフィ


ちょっとエレオノーラ!!そ、そんなことしないの!!

●水の都ヴェニスを舞台に、富や社会的な地位を獲得していながら
仕事や家庭、そしてセックスにも疲れてしまった中年男マルコが出会った
天使のように無垢な少女アンナ(ジョルジ)を弄ぶ物語。
横暴なマルコを愛し、彼のいうことなら何でも受け入れる(題名通り)事が
愛の証だと信じ込んで、彼に献身的な愛を注ぐ。
やがてマルコ自身がアンナの事を得難い存在だと気付いたとき、
皮肉にもアンナは全てが愛の幻想だったのと知り、彼の元を去っていく。

 美少女なのに・・・。

マルコ役は「冒険者」や「デサーター」、「メリーゴーラウンド」等に出ていた
ベキム・フェーミュー。その奥さん役がローラ・デ・マルキ。
アンナのルームメイト役で
「サスペリア」のオルガこと
バーバラ・マグノルフィーもチラリと登場。
ヒロインのジョルジに関しては、髪型やメイクを変え、
様々なキャラクターを演じる役なのでサービスたっぷり。
脱ぐ方のシーンも頻繁に登場し、嬉し悲し。
監督は「バッカスの狂宴」「生血を吸う女」(共に61年)の脚本を書き、
「ふたりだけの恋の島」のジョルジョ・ステガーニ。
1928年10月13日生まれのステガーニは、ジョルジオ・ステガーニ・カゾラーティ、
ジョージ・フィンレイなどの変名で映画を監督しているベテラン。


*ジョルジの邪魔をするB・マグノルフィ。怖い顔。

 

 

「Suggestionata」(78)
●ガブリエレ・フェルゼッティ扮する主人公の妻役。
監督はアルフレード・リッゾ。共演にジャンピエロ・
アルベルティーニ、ジョイア・マリア・スコーラ。
音楽はカルロ・サヴィーナが担当。
内容はそれなりに良くできた
ジャッロ物らしく、
エレオノーラ・ジョルジが演じるエロティックな見せ場が
満載だとか。

 

「Non sparate sui bambini」(78)

 

 

「ひざの上の男 (未)/Un Uomo in ginocchio」(78)
aka:A Man on His Knees(英題)

●ダミアーノ・ダミアーニ監督作品。
ジュリアーノ・ジェンマ扮する刑務所帰りの主人公が
留守中に妻への無法な圧力を加えたマフィア一味と
対立するお話し。愛妻家として知られるジェンマだが、
この映画の撮影中は一時期、ジョルジとの
恋愛関係が噂される程の親密ぶりだったらしい。
「ひざまずく男」という仮タイトルで紹介されたケースもある。

 

「Ca fait tilt」(78)
●シルヴィア役。

 

「霧のらせん (未)/Una Spirale di nebbia」(77)
aka : Caresses bourgeoises
(仏題)
   : A
Spiral of Mist (米題)
   : Une spirale de brume
(仏題)
●エリプランド・ヴィスコンティ監督作品。
ジョルジはリディアの役に扮し、「マッキラー」の
マルク・ポレルや、
「サスペリア」の盲目ピアニスト
フラビオ・ブッチと共演している。
フランスでの公開は翌78年になってから。

 

 

「Liberi armati pericolosi」(76)
aka:Young, Violent, Dangerous
(83:米題)
Young, Violent, and Desperate
(83:米ビデオ題)
●監督は「デボラの甘い肉体」のロモロ・グエリオーリ。
共演にマカロニ・ウエスタンの立て役者トーマス・ミリアン。

 

「L'Ultima volta 」(76)
aka: Gil Scippatori
(イタリア再公開時のタイトル)
   : Born Winner (米題)
●「暴行列車」のアルド・ラドー(1934年生まれ)が
監督した青春犯罪モノ。共演に「女の秘め事」のマリサ・メルと
「悪魔のはらわた」でお馴染みジョー・ダレッサンドロ。

なんか、すごく古くさい写真・・・

 

 

「L'Agnese va a Moriere 」(76)
●ジュリアーノ・モンテルド監督のナチスもの。
共演にイングリット・チューリン、ミケーレ・プラシド、
フラヴィオ・ブッチら。結構本格的なホロコースト映画っぽい。

 

 

セックス発電:男女1000人絶頂物語 (V)」(75)
Conviene far bene l'amore
aka: Sex Machine (米題)




監督:パスクワレ・フェスタ・カンパニーレ
脚本:パスクワレ・フェスタ・カンパニーレ
    オッタヴィオ・ジェンマ
撮影:フランコ・ディ・ジャコモ
音楽:フレッド・ボングスト

出演:ルイジ・プロィエッティ/エレオノーラ・ジョルジ/
クリスチャン・デ・シーカ/アゴスティーナ・ヴェリ

●「インフェルノ」の直後に日本で劇場公開され、
エレオノーラ・ジョルジが安く脱いでる!と
ごく一部で話題になった映画。
監督は「ヒッチハイク」の社会派P・F・カンパニーレ。

男女のセックスからエネルギーを作りだし、
電力の代わりに街に供給しようとする
博士達の孤軍奮闘ぶりを、お色気を交えて
描くイタリア風ライト・コメディ。
ジョルジが演じているのは博士の助手ニコラ役。
「悪魔の微笑み」のアゴスティーナ・ベッリ共演。

名匠ヴィットリオ・デ・シーカの息子で、
喜劇が得意なオトボケ俳優クリスチャン・デ・シーカ(左)がお相手。
日本版ビデオは徳間さんから「セックス発電:
男女1000人絶頂物語」の題名で発売済み。

しょーもない実験に嬉々として身を捧げるジョルジ

 

獣人2 (V)」(75)
Cuore di cane
aka: Warum bellt Herr Bobikow?
(西独題)

イタリア映画/カラー・104分/日本劇場未公開(ビデオ:東芝映像)

監督:アルベルト・ラットゥアーダ
脚本:アルベルト・ラットゥアーダ
    ヴィヴェーヴァ・メランダー
撮影:ランベルト・カイミ
音楽:ピエロ・ピッチョーニ

出演:マックス・フォン・シドゥ(博士)/コーチ・ポンゾーニ(ロバノフ)/
エレオノーラ・ジョルジ(ジーナ)/マリオ・アドルフ(ポルメンタル)/
ジーナ・ロベレ(ダリア)/レナ・ニエハウス

●「心の棘」のベテラン、アルベルト・ラットゥアーダが監督した
奇妙なSF?映画。犬を進化させて人間を作りだそうとする
マッドな博士(「エクソシスト」のマックス・フォン・シドゥ)を中心に
繰り広げられる騒動を描いているが、印象は全体的に暗め。
ジョルジは研究室に出入りしている美しい娘の役。
日本版ビデオは東芝から発売されている。
「インフェルノ」のパンフレットで「犬の心臓」と紹介されていたのがこの作品。
欧州エロスの巨匠ワレリアン・ボロヴツィクが発表した
「獣人」の"2"扱いなのはちょっと哀しい・・・(中身は似てるけど)。

<物語>
ロシア革命後、間もないソ連。医師のフィリポビッチは
非合法の手術を行い、多額の金を得て優雅な生活を送っていた。
生物学者でもある彼の密かな研究課題は、動物の進化と
若返りの問題だった。自説を立証すべく、野良犬のローバーを実験台に
死人の能を移植する手術を行う。最初は失敗かと思われた実験だったが、
事態は驚くべき展開を見せた。何とローバーは人間化してしまったのだ。
博士は新たにロバノフという名前を付け、教育を受けさせようとするが、
ひねくれた性格のロバノフは次々に問題を引き起こしていく。

犬の目を通して人間社会・社会主義・科学至上主着を風刺した内容。

今回の役柄は小間づかい。


 

「わが親愛なる母の誕生日のために (未)」(74)
Alla mia cara mamma nel giorno del suo compleanno

●カトリーヌ・スパークが主演した「狂ったバカンス」(62)や、
「イタリア式愛のテクニック」(66)を監督したルチアーノ・サルチェが撮った
日本劇場未公開作。共演にリラ・ケドローヴァ。

 


欲望の果実/許されぬ愛の過ち(V)(74)
Appassionata




イタリア映画/カラー・86分
日本劇場未公開(ビデオ:徳間ジャパン)

監督:ジャンルイジ・カルデローネ
脚本:ルチアーノ・スパドーニ
撮影:アルマンド・ナニュッジ
音楽:ピエロ・ピッチョーニ

出演:オルネラ・ムッティ(ジュリア)/エレオノラ・ジョルジ(ニコラ)/
ガブリエレ・フェルゼッティ(ジュリアの父)/ヴァレンティナ・コルテーゼ
(ジュリアの母)/ニネット・ダヴォリ

●ジョルジがイタリアを代表するセクシー系青春スター?
オルネラ・ムッティと共演したエロティック物。高校の親友であるムッティの
歯科医の父親(「ザ・サイキック」のガブリエレ・フェルゼッティ)を
無意識のうちに?誘惑する美少女ニコラが、この映画でのジョルジの役どころ。

監督は1944年生まれのジャン・ルイジ・カルテローネ。
映画製作実験センターを卒業後、B・ベルトルーチや
S・サンペリの助監督を経てこの作品でデビューしている。
日本で劇場公開されたカルテトーネの監督作では
「欲望の果実」と同じ年に製作され、マーク・レスターと
モニカ・グエリトーレが共演した恋愛映画、
「楡の木陰の愛」が封切られている。

「欲望の果実」は多くの国内の批評家から絶賛され、
カルテローネの知名度を一気に高めたという。
日本版のビデオは徳間さんから発売済み。





 

「La Sbandata」(74)
●アルフレード・マルファッティ監督が、
イタリアの有名歌手ドメニコ・モドューノを起用して撮った1作。
(また彼がモテモテ男役、という艶笑劇っぽい・・・。)
ジョルジは主人公の従姉妹の役。
「007」の悪役ボンドガール、ルチアーナ・パルッツィも
義理の妹役で登場している。

 

「Il Bacio 」(73-74)
aka:The Kiss
●マリオ・ランファンキ監督のドラマ。
共同脚本を「ゼダー死霊の復活祭」のプーピ・アヴァーティが担当。
ジョルジはエレナ役。マルティーヌ・ベズウィック、
ヴァレンティナ・コルテーゼ共演。

 

引退した尼僧の物語(未)」(73)
Storia di una monaca di clausura
aka:Diary of a Cloistered Nun
  :Der Nonnenspiegel
(西ドイツタイトル)
  :Story of a Cloistered Nun


●「英雄スパルタカス」(64)などのスペクタクル史劇から
「地獄のガンマン」(67)「特殊警察部隊スタント・スクォード」(77)
などのアクションを中心に活動していたドメニコ・パオレッラ監督作品。
ジョルジの映画正式?デビュー作。

当時20歳前後のジョルジ(右)扮する美少女カルメラは
政略結婚を逃れて、禁じられた恋に身を焦がした挙句に尼僧となり、
赤ん坊を身ごもってしまう破戒尼として虐められる
(拷問映画ではないので精神的に)。
海外ではカルト的な評価を得たナンムーヴィー(尼僧映画)として有名。

英レダンプションからビデオが出ている。

同じ年に監督のパオレッラは、アン・ヘイウッド&オルネラ・ムッティ出演の
「修道女ジュリアの告白/中世尼僧刑罰史
(V:日本では83年度製作として紹介、
監督はパオロ・ドミニーチ名義?)」を製作している。

 

「Tutti per uno, botti per tutti」 (72)
aka:Three Musketeers of the West
   Todos para uno, golpes para todos


●ブルーノ・コルブッチが監督したスペイン=伊=西独合作。
ギリシャで出ているらしいビデオによると、ランニング・タイムは87分。
脚本にペーター・ベルリング、ティート・カルピ。
出演はジャンカルロ・ペレーテ、ジョージ・イーストマン、
カリン・シューヴェルト、レオ・アンコリッツ、クリス・ホールタ、
エドュアルド・ファヤルド、チャン・リーら。

ジョルジはクレジットなしで、冒頭のシーンに出てくる
若いカップルの片割れを演じている。イタリア音楽界の大御所、
カルロ・ルスティケリがヒルビリー・バンドという楽団のリーダーに
扮して顔を見せているのにも注目。

 

公式HP 多分、オフィシャルのHP(伊語)。
経歴、賞歴、フィルモグラフィー、近況など。
魅力的かつ貴重な写真が沢山あって、
日本で手に入らない映画の画像は
チコっとパチらせて頂きました(スミマセン)。
巷に溢れる無料翻訳サイトを使えば、
なんとなく内容は読めるので
興味のある方は是非ぜひ!

 

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