
| P・J・ソールズ | P.J. Soles | |
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P・J・ソールズの本名はパメラ・ジェーン・ハードン。 1955年(54年説もあり。実際は50年?)7月17日、 国際規模の保険会社で働いていたオランダ人の父と、 ニュージャージー出身の母(アメリカ人?)との間に誕生。 父の仕事の関係で世界中を転々とし、彼女が生まれたのは 一家が西ドイツのフランクフルトに在住している時だった。 ハードン一家はモロッコ、ヴェネズエラ、トルコ、ベルギーと 移住を重ね、おかげでPJは露語、仏語、スペイン語など、 語学が堪能になった。ロシアで暫く生活した後、高校時代に ベルギーのブリュッセルに移住。当時、PJはソビエト初の 女性大使になる夢を持ち、勉学に励んでいたそうだ。 この夢はPJがNYのアクターズスタジオを訪れた際に変り、 彼女はショウヴィズの世界に憧れるようになった。 ブレアクリフ大学(Briar Cliff College)を卒業後、彼女は エージェントをつけ、CMタレントやモデル業を始めるようになる。 その後、ロスに渡ったPJはTVや映画の仕事に従事。 この時期に歌手兼ソングライターのスティーヴン・ソールズ (IMDbによると J. Stephen Soles)と結婚(生活のすれ違い から4年後に離婚)、名前をP・J・ソールズに改めている。 |
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デルモ時代のPJ!超グラマラス!(Kobaさん提供) |
| 数本の映画に出演した後、ジョン・トラヴォルタの推薦で 「キャリー」(76)のノーマ役に抜擢されたPJは、 才能ある若手スターたちと共演する機会に恵まれた。 やがて、当時はそれほど有名でなかった若手俳優の デニス・クエイドと78年に結婚、数年後に離婚を経験。 クエイドは後にメグ・ライアン(チャーミングなブロンド娘・・・ ちょっとPJと個性がダブる?)と結ばれるが、 自分よりも俳優として成功した妻との夫婦生活は 彼のプライドを傷つけ、やはり破局を迎えている。 メグ・ライアンがラッセル・クロウ(彼もマッチョで爽やか、 でも本当はチンピラ・・・やっぱりデニス・クエイド風?の男) と結ばれたのは周知の通り。 |
![]() ハロウィンから。ちょっとコワイ・・・。 |
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| PJは語る。"…デニスは本ッ当に悲しそうだったワ。 あんなに哀しんでる彼は見たことない。 ちょっと不眠気味なんじゃないかと思ったほどよ。 デニスは何だかやさぐれてた。奥さんと分かれて、 それが自分たちの息子に悪い影響を与えるんじゃないかと 考えてたみたい。" 一方、PJは80年代始め、スキップ・ホルムとゴールイン。 3度目の結婚生活を始め、現在に至る。二人の間には 84年に生まれたスカイという長男と、88年に生まれた アシュレーという長女がいる。彼らは現在、カリフォルニアの サンフェルナンド・ヴァレーに在住している。 ついでにPJはモロッコ料理がお気に入りだそうだ。 |
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| 愛娘のアシュレイ・ブルックと。 |
| 更新情報 | ||
| ナンシー・アレン頁と共有の掲示板を設置しました。 | ||
| 2003.2.20:Kobaさんから頂いた情報をアップ。 2004.12.21:待望?の「ウィニング・シーズン」追加。 2005.1.6:愚作「エイリアンネーター」の画像を追加。 2005.2.7:「ドッグ・イン・フォース」を追加。 2005.3.1:Yasuiさんから頂いた「ブルーファイア」を追加。 2007.9.13:色々直しました。 |
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<出演作>
*以下の出演作欄作成には、
日本一のPJファン(笑)、Kobaさんから多大なご助力を頂きました。
字の色が違うところはKobaさんご担当箇所です(大感謝!!!!!!)。
「"Love Is a Many
Splendored Thing"」(67〜73)
●1955年に発表された同名の映画を受けて
製作された30分枠のTVシリーズ。
PJは73年頃に出演。前にIMDb見た時はパムって役名だったのに
最近チェックし直したら無名に・・・一体どんなキャラなんだろう?
若い頃の出演作だから見たいなー(えらいミーハー)。
●殆ど知らないんですが、PJいわく、9ヶ月間出演したとか。
いわゆる「昼メロ」?(Kobaさん)
「残酷スプラッターシャワー/血ぬられた頭蓋骨(V)」(76)
Blood Bath
アメリカ映画/カラー・80分/
日本劇場未公開/ビデオ発売(東映:シネマランド)
監督・脚本:ジョエル・M・リード
製作:アンソニー・フィングルトン
出演:ハーヴ・プレスネル/カート・ドーソン/ジャック・ソマック/
ノーマン・ブッシュ/ニール・フラナガン/ジェリー・レイシー
ソニー・ランダム/デボラ・ルーミス/P・J・ソールズ/リチャード・ナイルズ/
ドリス・ロバーツ/ステファン・シュナベル/シャロン・シェイン
●名うてのホラー映画作家たちが集った夕食会。
そこで語られる血塗られた5つの挿話・・・
完全犯罪を企んだ冷酷な男を待つ思わぬハプニング、
魔法のコインに願いをかけ、口うるさい妻から逃れて
ナポレオン時代にタイムトリップした男が迎える皮肉な末路。
金庫に閉じ込められた悪徳高利貸しの前に現れる黒人の死神、
秘宝を巡って手足のない師範との死闘に挑むカンフー教室の教師。
そして主人公の映画監督が撮影所に幽閉してきた
醜い悪魔の申し子が夜の街にさ迷い出る!
・・・と、普通ならそれなりに面白くなりそうな設定だが、
監督&脚本は「悪魔のしたたり」で悪名高いジョエル・M・リード。
悪魔と魔女の珍妙な結婚式で幕を開け、生贄の儀式を笑い飛ばし、
古臭い恐怖話を自主映画レベルの画面で撮ったかと思えば、
突然人間ダルマ状態の少林拳マスターが出てくるなど、
さすがはB級映画界の奇人。特に何が起きてるんだか
良く分からない導入部は本格的に頭がフラフラします。

PJの役どころ?映画の最後の最後で悪魔少年に襲われる
絶叫ギャルかなー?画面が遠くてイマイチ自信ないんですけど。
一部でPJ初の劇場映画出演作、と書かれているので最初の方で紹介しました。
「キャリー」(76)
Carrie

●PJの出世作。
彼女が演じるのはナンシー・アレン扮する意地悪娘クリスの親友、
ノーマ・ワトソン役。クレイジーな個性のPJは、まさに適役!

ジョージ・ルーカスの「SW」と一緒にオーディションが
行われたことで知られる「キャリー」。
最近では、PJを本作に推薦したのが他ならぬJ・トラヴォルタであると、
まことしやかに囁かれたりもしている(インターネットって凄い)。
PJはデ・パルマには一発で気に入られたが、
ルーカスには無視された模様(笑)。オーディションで被っていた
赤い帽子は、そのまま彼女のトレードマークに。

「キャリー」の撮影にはバレーボールの場面から参加、
(出演女優の間で物議を醸した、例のシャワー場面にもバッチリ登場!
遠目のショットだけど、ピピピ・・・PJのフルヌードが(動揺:笑)。
ありがとうKobaさん!20回は再生しちゃいましたよ:笑)
クライマックスで展開する惨劇の引き金を引いたPJは、
キャリーの念力が操るホースからの大量放水を浴びて
割と簡単に窒息死(無念)してしまうが、実際の撮影では
顔にかかる水の圧力が強すぎて、彼女の鼓膜が破れてしまう
アクシデントが発生したらしい(もう!スタッフの責任問題じゃん!プリプリ)。
●あのシャワーシーンの件ですが、出てますよお!
ナンシーが画面から消えた後、シシーが写る前に!
あのクリボーみたいな女の子がバスタオルを投げて、
受け取る女の子がそうです(スミマセン。ご指摘受けるまで
この頁でも「不参加疑惑」を掲げてました。:泣/山崎)。
目をクリクリさせてふざけてる様がいかにもPJ!
ちゃんと自分のキャラをわかってるじゃんって印象です。
ストーリー上あんまりというか殆ど重要じゃない役なのに、
デパルマの愛情でしょうか?彼って皮肉屋さんのイメージが
ありますが、基本的に弱い物には優しいのではと思ってます。
一生懸命PJを紹介してるって感じで。涙もんです!
(ちょっとカッコつけて書かせて頂きますと・・・長いぞお)
PJという、B級「名」脇役女優にとって、
最高のデビューだったと思います(ちなみにこの時のギャラは
SAG−スクリーンアクターズギルド-の規定により週休652ドルだったっとか。
規定の最低賃金です。それでもPJには大金だった!!)。
この作品との出会い!これを幸運と言わず何と言うでしょう。
小さい役ながらデパルマは、最大級の愛情を込めて
彼女に登場シーンを与えています。全出演シーンがキュート!!
出席簿をもって現われるシーンのかわいいことよ!
コリンズ先生が彼女扮するノーマに、「笑うのやめなさい」みたいな事を
言うシーンがありますが、この映画のPJは終始笑っています。
山崎さんの言葉を借りれば「いたずらっぽいクスクス笑い」。
この「笑う事」がクライマックスにてちょっとした引き金にもなる訳ですが、
彼女のコミックセンスを引き出しつつ、デパルマは笑いそのものが
攻撃にもなりうる、という事を表現してるの?かな?
「先見の明」あるデパルマですが、PJは彼女のキャリアの大半
(特に代表作ほとんど)においてずっと、この(クスクス笑いを含め)
「笑い」を放ち、全てに於いてノーマ的であり続けています。
それが「ハロウィン」では、ときおりセクシーに。
「ロックンロール・ハイスクール」ではエナジェティックでクレイジーに。
「パラダイス・アーミー」ではコミカルでキュートに。
約20年後の「LittleBigfoot」では三人の子供を持つシングルマザーに扮し、
子供たちへの愛情の一表現として、それぞれ効果的に使われているのです。
(Kobaさん)
PJはその出演作に自分の個性を上手く溶け込ませつつ、
バッチリと存在感をアピールするのが上手いですよね。
「B級女優」などと、多少複雑な愛情も込めて呼ばれる彼女ですが、
既にこれは名バイプレイヤーに近いのでは?(山崎)
「ジョン・トラボルタのプラスチックの中の青春(TV)」(76)
The Boy in the Plastic
Bubble

アメリカ映画/カラー・100分(ビデオ96分)
日本劇場未公開(TV放映)/ビデオ発売(VAP/東北新社)
製作会社:スペリング=ゴールドバーグ
監督:ランダル・クレイザー
製作:ジョエル・サーム/シンディ・ダン
原案: ダグラス・デイ・スチュワート
ジョセフ・モージェスターン
脚本: ダグラス・デイ・スチュワート
音楽・主題歌:ポール・ウィリアムズ
出演:ジョン・トラヴォルタ(トッド)/グリニス・オコナー(ジーナ)/
ロバート・リード/ダイアナ・ハイランド(トッドの母親)/ラルフ・ベラミー/
カレン・モロー/ジョン・フリードリック/バジ・アルドリン/
アン・ラムジー/P・J・ソールズ(デボラ)
●「サタデイナイトフィーバー」で一躍スターとなった
J・トラヴォルタが、ブレイク前に主演していた作品として、
日本でもTVで放映された難病もの。
先天性障害により、プラスチック袋で覆われた完全無菌室で
生活をしている青年をJ・トラヴォルタが熱演。
彼が思いを寄せる幼馴染みの少女ジーナ役に扮したG・オコナーが
ナチュラルな存在感で現代っ子を好演している。
監督は「グリース」でトラヴォルタと組んだR・クレイザー。
PJはジーナの友達グループの一人、デボラ役。
「キャリー」への登板がトラヴォルタのお膳立てなら、
もしかして出演はこちらの方が早いのかも。
●「プラスティックの中の青春」の監督、ランダル・クレイザーって
ルーカスの級友で、って事はデパルマとも仲良しで、
その関係でPJも出してもらえたのかな、と。
ほとんどエキストラでしたけどね。
テストのシーンで一生懸命に答えを記入しようとしてたり、
校庭でトラボルタをかこんで「ハーイ」って言ったり・・・(Kobaさん)。
ゴメンPJ・・・イマイチ可愛く撮れなかった(泣)。
観たくて仕方なかった映画だったんですが、先日中古屋で発見!
ジャケ裏解説を読んで、当時、トラヴォルタが本作で母親役を演じた
18歳年上の女優D・ハイランドと恋に落ち、彼女の病死で
熱愛に終止符を打ったエピソードも思い出しました(泣)。
全編に流れるビューティフルな音楽は「ファントム・オブ・パラダイス」の
ポール・ウィリアムスが担当(主題歌も自作自演)。
シシー・スペイセクが出ていた「未婚白書」の音楽も彼だったりして、
デ・パルマを含め、なんか巨大な70年代サークルが完成した感じ。
平凡な生活に憧れ、同世代の健康な同級生達に嫉妬し、
隣家に住む少女にほのかな恋心を抱く主人公の姿が等身大でリアル。
自宅で無菌室生活を続ける彼が、TVモニターを通して高校の授業に参加。
やがて宇宙服のような無菌装備で登校し、周囲の好奇の視線に悩みつつも、
自分の居所を発見する下りは、アンビリーバボー風の実録感動モノっぽい仕上り。
だが、大学進学によって故郷を後にする決心を恋人から聞き、
余計に外界への憧憬を募らせた主人公が無菌室から一足を踏み出し、
少女と共に馬に乗って田園を駆けていく場面で幕を下ろす展開は、
その後の(恐らく彼が死ぬであろう)現実を完全に放棄したぶん、
青春ファンタジーの趣きも。バックにかかるP・ウィリアムスの歌声も、
そんな印象を強くしている。

校庭に座ってみんなでマリファナ。なんかいつも同じコトしてる気も(笑)
PJ演じるデボラは明るい女子高生。重装備で登校し、
恐縮気味のた主人公をグリニス・オコナーが級友に紹介すると、
「ほら!みんな立って拍手!」とか扇動するようなキャラ。
かと思えば、校庭でマリファナを吸い回してハイになり、
「あなた異星人だと思うことない?」と尋ねるなど、
残酷で無神経(まぁ、誰の心にもあるけど)な一面も見せる。
台詞もない役かと思いきや、後半に結構出番があったのも嬉しい誤算。
それはそうとPJが着てる場違い気味なドレス、
まさか「キャリー」の使いまわし?(山崎)
「Sport」(76)
●短編映画。
スタッフ・キャストはPJ以外、良く分からず。
「ブルー・ファイア(TV)」(77)
The Possessed
アメリカ映画/カラー・78分/TV放映
今回は無事、卒業出来たPJ(おめでとう)
製作会社:ワーナーブラザーズ
監督・製作総指揮:ジェリー・ソープ
製作:フィリップ・マンデルカー
脚本:ジョン・セイクレット・ヤング
撮影:チャールズ・G・アーノルド
編集:マイケル・A・ホーイ
音楽:レオナード・ローゼンマン
出演:ジェームズ・ファレンティノ/ジョーン・ハケット/ユージン・ロッシュ/
クローデット・ネヴィンズ/ハリソン・フォード/アン・デューセンベリー/
ダイアナ・スカーウィッド/ダイナ・マノフ/P・J・ソールズ
●キネ旬によると79年2月3日にCXでオンエアされたホラー映画で、
「エクソシスト」(73)のヒットにあやかった(・・・にしてはだいぶ遅いけど)
TV向けのホラーピクチャーで、シリーズ物企画のパイロット版とのこと。
本国では77年5月1日にNBC系で放映され、ビデオが出ているもよう
(Big Thanks to T.Yasui
さん!こんなのまで見つけてくるなんてさすが!)。
信仰を失った神父(ジェームズ・ファレンティノ)は
酒に酔って車を運転中に事故を起こして死亡した。
だが、神を汚す行いをした彼は昇天できず、悪と戦うことを命じられる。
一方、卒業式を控えた女子校ヘレン・ページ・スクールでは
来学期から男女共学に切りかえる準備で女学長(ジョーン・ハケット)は
大忙し。そんな中、寮のカーテンがひとりでに焼け、
式の予行演習中に学生が火傷を負うという、奇妙な不審火騒ぎが続発する。
事件を調査に来た刑事(ユージン・ロッシュ)も途方に暮れるなか、
現場を訪れた神父は、全ては悪魔の仕業だと断定。
邪悪な存在に取り憑かれた女学長とプールで対決、
悪魔の業火が燃え盛るなか、辛くも勝利を収めるが、
女学長が元に戻ると神父の姿は消えていた。
女たらしの生物教師に扮したハリソン・フォードを始め、
芸達者な共演者の顔合わせと、いかにもTVっぽいラフな展開が魅力的。
PJは女学生のひとり、怖がり屋のマーティー役。

寮ではイタズラ三眛のPJ。エロ教師ハリソンは予想通り炎上。めらめらー。
「続・大都会の青春(TV)」(77)
Alexander: The Other Side
of Dawn
アメリカ映画/カラー・100(96)分/TV放映
製作会社:ダグラス・S・クレイマー・プロ
監督:ジョン・アーマン
脚本:ウォルター・ダレンバック/ダレン・ヤング
撮影:ゲイン・レシャー
音楽:フレッド・カーリン
出演:リー・J・マクロスキー/イヴ・プラム/アール・ホリマン/
ジュリエット・ミルズ/ロニー・チャップマン/タリア・バルサム/
ダイアナ・ダグラス/P・J・ソールズ
●日本ではTVで放映されたのみ?の青春ドラマ。
映画スターを夢見て、GFのドーンを追ってハリウッドにやって来た
10代の少年アレキサンダー。だが現実は厳しく、生活苦から男娼に身を落す。
やがてゲイのフットボール選手と出会った彼は、同棲生活を始めるが・・・。
同製作プロがランダル・クレイザーの演出で76年に製作した
「大都会の青春/DAWN: PORTRAIT OF A TEENAGE RUNAWAY」に
続く続編で、キャストもほぼ前作と同じ。「インフェルノ」のL・マクロスキー、
「デアボリカ」のJ・ミルズ、「キンドレッド」のT・バルサムと
ホラー映画好きにはちょっと嬉しい顔ぶれがナイス。
70年代のLAゲイシーンを題材にした異色作。
「Zuma Beach」(78)
アメリカ映画/カラー・104分/日本未公開
監督:リー・H・カーツィン
脚本:ジョン・カーペンター/アル・ラムルス(原案も)
出演:スザンヌ・ソマーズ/スティーヴン・カーツ/
マーク・ウィーラー/キンバリー・ベック/ビフ・ウォレン/
ロザンナ・アークエット/ベン・マーレイ/P・J・ソーレス
●TV映画。人気女性ロックシンガー(S・ソマーズ)が
煩わしい日常からビーチへと逃避行。
現地の高校生たちと共に珍騒動を巻き起こすコメディ映画。
PJ(ナンシー役)は、R・アークエット、キンバリー・ベックらと
一緒にビキニ姿の女学生として登場するみたいです。
●脚本にはなんとジョン・カーペンター!!も参加。
主演は「アメリカングラフィティ」でリチャード・ドレイファスが
一目ぼれする白いTバードの女、をやったスザンヌ・ソマーズ。
共演にマイケル・ビーン、ティモシー・ハットン、ロザンナ・アークエット、
タニア・ロバーツ、そしてキンバリー・ベック(13金パート4)。
凄くないですか?(Kobaさん)
凄いです(笑)。まさに豪華キャスト。
ソマーズはジョン・ウォーターズのお気に入りなのか、
「シリアルママ」にも出てましたね。(山崎)
「ウィニング・シーズン/勝利の季節(V)」(78)

Our Winning Season
アメリカ映画/カラー・93分/ビデオ発売(CBS/FOX)
製作会社:AIP
監督:ジョセフ・ルーベン
製作:ジョー・ロス
脚本:ニック・ニシファー
撮影:スティーヴン・M・カーツ
音楽:チャールズ・フォックス
出演:スコット・ジャコビー/デニス・クエイド/ランディ・ニューマン/
ジョー・ペニー/デボラ・ベンソン/ジョアンナ・キャシディ/P・J・ソールズ
●ベトナム戦争が影を落し始めた60年代のアメリカを舞台に、
高校の陸上部に所属するデヴィッド(S・ジャコビー)と
彼の仲間たちの青春をさわやかに描いた群像ドラマ。
悪友ジェリー(R・ニューマン)&ポール(D・クエイド)らとの友情、
学生ならではのハデな乱痴気騒ぎ、GFたちと過ごす楽しい時間。
誕生日にプレゼントされた初体験と、苦い失恋、
同じチーム内で対立するライバルランナーとの確執。
そしてひとりベトナムに参戦した親友ディーン(J・ペニー)の死。
やがてデヴィッドは全てを賭けて中距離レースに挑む決意を固め、
厳しいトレーニングにその情熱を注いでいく。

左がPJ初登場シーン。またしても彼氏と人目をはばからず
イチャつく娘っ子キャラ。右写真は備品室エッチの直後をスクープ。
製作は"あの"AIPで、監督が後に「ステップファーザー/W」や
「愛がこわれるとき」などの小品サスペンスで辣腕を発揮する
J・ルーベン。ビデオはCBS/FOXからリリース。
メジャー発売のマイナータイトル、こういうのが一番探し難いよね。
(
追記:本国アメリカではソフト未発売だったみたいで、
近くMGMからDVDがリリースされるとPJのメーリングリストに喜びの声が。
60年代風ポップなヘアスタイルのキュートなPJが見られる
(ここで早速、ご披露しちゃいましたけどね。笑)そうです
)
●デニスとPJは撮影終了後、即結婚。
PJいわく、この作品の方が「ハロウィン」よりも
先に製作されたらしい。彼女の78年は公私共に
充実していたわけですが、この年はPJのお兄さんが
飛行機事故で他界するという悲しい年でもありました。(Kobaさん)
この映画の直後に結婚・・・じゃ、この頃はラブラブですね。(笑/山崎)


女優PJにとって、本作最大の見せ場がココ。
オフスクリーンでは、ゴールイン直前の恋人デニス(右下)の前で
BF役の俳優とヘビー級にベタベタしまくる。

ダイナーから逃走したBF(二股野郎)の車に忍び込んで、背後から襲撃(左)。
右写真は取りあえず、このHPではマストな絶叫ショット。
「ハロウィン」(78)

Halloween
aka:John Carpenter's Halloween
アメリカ映画/カラー・90分/日本公開1979年8月(配給:ジョイパック)
ビデオ(東北新社:アメリカTV向けプリントを使った初版/アミューズ:劇場版)
LD(東北新社) DVD(ハピネット)
製作会社:カントリー&カンパニー・オブ・オリジン&イヤー・オブ・プロ
監督:ジョン・カーペンター
製作:アーウィン・ヤブランス
脚本:ジョン・カーペンター/デブラ・ヒル
撮影:ディーン・カンディ
音楽:ジョン・カーペンター
出演:ドナルド・プレザンス/ジェイミー・リー・カーティス/
ナンシー・ルーミス/チャールズ・サイファーズ/トニー・モラン/
P・J・ソールズ/カイル・リチャーズ/ピーター・グリフィス
●ハロウィンの夜に実の姉をナイフで刺殺した少年マイケル。
精神病院に収容された彼が、15年後に脱走。
故郷であるイリノイ州ハドンフィールドに舞い戻り、
ベビーシッターをしながらハロウィンの晩を過ごす
女学生ローリー(J・L・カーティス)を襲う。
マイケルの担当医ルーミス(D・プレザンス)は必死で
不死身の悪鬼ブギーマンとなったマイケルの後を追うが・・・。

もう、これも説明不要?
本作に「キャリー」の出演者を引っ張り出したいと考えていた
監督のカーペンターは、オーディションで「まるっきり(Totally)」を
連発するPJに目を付け、トンでる女子高生、
リンダ・ヴァン・デア・クロック(Lynda Van Der
Klok:オランダ人?)に起用。
画面に「キャリー」同様、瑞々しい雰囲気を持ち込むのに成功している。
撮影当時、PJはデニス・クエイドと付き合っていて、
最初、彼女のBFであるボブ役はクエイドが演じるはずだった。
だが終始態度が悪かった(スタッフはクエイドをチンピラよばわりしていたとか)
彼は、結果的に「ハロウィン」に出演することはなかったようだ。

彼ってカワゆーい。コギャル@70s'(でもホントは三十路前)
関係ないけど、この頃のジェイミー(右)、けっこう可愛い。
日本で最初にリリースされた東北新社版ビデオ&LDは、
本作がアメリカのTVで放映される際に、主要な残酷場面をカット、
結果的に尺数が短くなった為に「ハロウィンU」を撮影中に
再度出演キャストを集め、改めて撮影されたフッテージを追加したもの。
こちらの本編からはPJのセックスシーン、絞殺シーンが落ちたが、
ジェイミー・リー扮するローリーに、PJがシルクのブラウスを
借りに来る(後で「破らないでよ!高いんだから」という台詞につながる)
新たなエピソードが再撮されている。
劇場版に比べて、当初は評判の悪かった米国放映版だが、
やはりファンには必見のバージョンだろう。
●「キャリー」もそうなのですが、何人かいる女の子のうちの一人、をやると、
PJは光る(笑)。この映画ではジャミー・リー・カーティス、
ナンシー・ルーミスという比較的、堅実なイメージの女優に囲まれ、
PJは「Totally」の台詞連発も含めて、一人気を吐いた様に思います。

三人が揃うシーンでは完全にジャミー・リーさえも喰う場面のさらいっぷり。
珍しくセクシーな役どころで、後半ではシーツをかぶって変装(!)した
ブギ−マンをボーイフレンドだと思い込み、イタズラっぽい笑いの後、
オッパイポロリ。 -See anything you like?-「貴方の好きな物見える?」の
台詞を言ってのける。名場面(!)
これですね。
当時新婚のPJはデニスとこの映画を見に行き、
彼女の後ろに座っていた黒人の大男が(本人が目の前に
座っているとは知らず)このシーンで嬌声をあげ、
「もちろんさベイビー!」などと、叫んでいたとか。
PJ、うしろ〜!
ジョン・カーペンターはこの頃もちろん無名。
予算も無く、この映画は32万ドル(超低予算)で製作され、
21日間(猛スピード)で撮影された。
PJいわく、ほとんどのシーンがワンテイクの一発撮り。
取り直しても2回で撮り終えたんだそうな。
ちなみに(後に彼女が出演したアイヴァン・ライトマンの)
「パラダイス・アーミー」は撮影期間約3ヶ月、
一日に一つか二つのシーンを撮れば充分で、同じシーンを
気に入るまで25回も撮りなおしたりした事もあったんだって!(Kobaさん)

・・・泣ける話満載。ありがとう!Kobaさん!!(山崎)
「オールドボーイフレンズ(V)/
昔のボーイフレンド達 (衛星オンエア題)」(78〜79)

Old Boyfriends
アメリカ映画/カラー・103分/
日本劇場未公開/ビデオ発売(スターライト)
監督:ジョーン・テュークスベリー
出演:タリア・シャイア/リチャード・ジョーダン/
キース・キャラダイン/ジョン・ベルーシ/ジョン・ハウスマン/
バック・ヘンリー/P・J・ソールズ/ゲリット・グラハム
●「ボウイ&キーチ」(74)「ナッシュビル」(75)の脚本を担当した
女流監督(元は女優?)ジョーン・テュークスベリーの初演出作。
個性派俳優の顔合わせ(ジャケットで主役扱いのベルーシは実は助演。
神経症的なネクラ顔のT・シャイア、毎度狂気が似合うK・キャラダインは
今回も妙演)と、病める現代米国調のテーマ、女性監督らしい
ネットリとした心理描写&スローなテンポは、かなりダウナー効果あり。
ロスに住む女性心理療法士のダイアン(T・シャイア)は
不安定で奇妙な心理状態にあった。車で山道を走らせる彼女は
渓流でCMを撮影中の一団に紛れ、ヘボ役者サム(G・グラハム)の
扱いに辟易するディレクターのジェフ(R・ジョーダン)に視線を注ぐ。
実は二人はハイスクール時代に恋を語り合った間柄。
妻との離婚を経験したジェフは、久々に再開したダイアンと意気投合、
一夜を共にする。だが彼女は突然ジェフの前から姿を消した。
ダイアンの真意、それはかつて彼女に屈辱を与えた男性たちを訪ね、
彼らにささやかな復讐を果たすことだったのだ。
歪んだダイアンが次の標的に選んだのは、衣装店で働きながら
バンド活動を続けるエリック(J・ベルーシ)。
ライブがはねた後、高台に車を飛ばした二人はやがて
体を重ねる。と、突然ダイアンは車をロックし、
エリックを置き去りにしてその場を走り去った。
一方、ダイアンのことが忘れられないジェフは
自殺を図った彼女の前夫を探し出し、ダイアンの居場所を
聞き出そうとする。だが、自殺未遂を起こしたのは
他ならぬダイアンの方だった。夫から真実を聞き出したジェフは
ダイアンの容態を心から心配し、彼女を追うことを決意する。
3人目の男性を訪ねたとき、ダイアンは思いもよらない事実を知る。
彼は既に戦死し、その死に責任を感じる弟のウェイン
(K・キャラダイン)は精神衰弱に陥っていた。
素朴な彼に好感を抱いたダイアンは、かつて彼の兄とデートした
想い出の地に足を運ぶが、それがきっかけでウェインの病状は悪化。
担当医のホフマン(J・ハウスマン)は、ダイアンの軽率な行動を
激しく非難した。喪失感のなかで打ちひしがれるダイアン。
だが、彼女の前に静かな微笑を浮かべたジェフが姿を現わす・・・。


PJが演じているのは前夫の恋人、サンディ役。
出口のないどんよりした物語のなかで、ひとりテンションの高い
陽気なギャル役を演じてます(水着姿も披露)。
「ヤング・ゼネレーション」(79)

Breaking Away
アメリカ映画/カラー・101分
日本劇場公開1980年4月(配給:FOX)
製作会社:ピーター・イエーツ・フィルム
監督・製作:ピーター・イエーツ
脚本:スティーヴ・テシック
撮影:マシュー・F・レオネッティ
音楽:パトリック・ウィリアムズ
出演:デニス・クリストファー/ダニエル・スターン/デニス・クエイド/
ジャッキー・アール・ヘイリー/ポール・ドゥーリイ/バーバラ・バリー/
ロビン・ダグラス/ハート・ボックナー/エイミー・ライト/P・J・ソールズ
●当時、注目を浴びていたヤングスター(D・クエイド含む)が
総出演した青春映画。インディアナ州ブルーミントンを舞台に、
自転車レースに熱中する主人公を軸に、人生を模索する若者4人の
姿を描いて本国では大ヒット、後にはTVシリーズ化された。
スティーヴ・テシックの脚本は同年のアカデミー賞を受賞。
PJはパメラ・ジェーン・ソーレズのクレジットで登場。スージー役を演じた。
●PJは意外にも(!)家庭第一主義だったそうで、
夫婦生活に支障をきたすような仕事、特に長期間にわたる撮影で
離れ離れになることを嫌ったとか。
スター級の役を与えられた本作のデニスは、ロケ地まで
新妻のPJを同行させます。デニスは監督のピーター・イエーツに
「僕の奥さんです。今度使ってください」なんて紹介したのかどうか(これは憶測)。
イエーツはPJにエキストラ的な(PJが名のある女優だったら
カメオ出演と言いたいとこだけど)役をプレゼントします。
詳細は忘れたけど、デニスはじめ主役の四人がバンドを率いて
女子寮の前まで行き、好きな女の子のために愛の歌を(!)歌うシーンがあり。
当然、女子寮の女の子達は、ざわめきあいながらバルコニーに出てくる訳ですが、
この女の子達の一人に注目!PJは遠目にもハッキリと判る
PJスマイルを放っています!
イエーツはオマケにこの後すぐ、部屋に引っ込んだPJが友達に、
「彼、来てるわよ」みたいな電話をするシーンも与えています。

(友達というか、彼氏にバッチリ告げ口してました:笑)
PJによると、デニスはいつもモテモテで、このロケでも常に
女の子たちが彼の周りにたむろして、何時もやきもきしたとか。(Kobaさん)
この頃のデニス、ちょっと光ってますもんねぇ・・・(プチ嫉妬:笑)。
それにしてもPJを放っておいて、ギャルとイチャイチャとは。
オトコ冥利ってやつですか(ちょっと違う・・・/山崎)
「ロックンロール・ハイスクール(V)」(79)
Rock 'n' Roll High School
aka:Girls' Gym

アメリカ映画/カラー・90分/日本劇場未公開
ビデオ発売(ワーナー)
LD発売(発売・販売:徳間ジャパンコミュニケーションズ)
DVD発売(発売・販売:キングレコード/
2002/09/04発売 KIBF-113 税抜\3980)
製作会社:ニュー・ワールド
監督:アラン・アーカッシュ
製作:マイケル・フィネル
製作総指揮:ロジャー・コーマン
原案:アラン・アーカッシュ/ジョー・ダンテ
脚本:ジョセフ・マクブライド
撮影:ディーン・カンディ
音楽・出演:ラモーンズ
出演:P・J・ソールズ/ヴィンセント・ヴァン・パタン/メアリー・ウォロノフ/
ポール・バーテル/デイ・ヤング/クリント・ハワード/ディック・ミラー
●PJの代表作にして、学園+青春+音楽+コメディ映画の傑作。
製作はB級映画の神様ロジャー・コーマンで、NYパンクの伝説的バンド、
ラモーンズ(メンバーのひとり、ジョニー・ラモーンはロジャコマの
「Attack of the Crab Monster」がお気に入りなんだとか)をフィーチャーした一本。
痛快な演出を見せるのは「ゲット・クレイジー!」でお馴染みの
文化祭ディレクターA・アーカッシュ。こういう浮き足立った話を
撮らせると絶妙な腕前を披露してくれる彼だが、妙にB級味が強いのは
脚本に絡んだジョー・ダンテ、生徒が放った紙ヒコウキが
学園中を飛びまわり、P・バーテルの耳に突き刺さる辺りのギャグは
「フライングハイ」でブレイクするジェリー・ザッカーのお手柄か。
"僕は授業中いつも、廊下でゴーカートレースをしたり、
学校を爆破する白日夢にふけっていたよ。将来はヤードバーズみたいな
ロックバンドに入ってプレイするのを夢みていたんだ。"とはアーカッシュの弁。
・・・なるほど、マイ・ドリームそのまんまの内容ですな。
アーカッシュはジョー・ダンテと共に、トッド・ラングレンの曲
「Heavy Metal Kids」をモチーフに映画の脚本を書き上げたが、
製作者のロジャコマには彼らの意図がなかなか伝わらず、
(いかにもB級エロっぽい)「ガールズ・ジム」や「ディスコ・ハイ」といった
タイトルで企画を進行せざるを得なかった。スタッフはダサい題名を
即座に「ロックンロール・ハイスクール」に改題したものの、
ロジャコマに説明するのが面倒なので、完成するまで黙っていた。
それゆえ、脚本の題名はロジャコマのだけ「ディスコ・ハイ」のままだったとか。

ハ〜イ!私、リフ(女子高生)。よろしこ。
「ヴィレッジ・ヴォイス」誌のロバート・クリストゴーを通して
ラモーンズを知った監督のアーカッシュだったが、ラモーンズの
ファーストアルバムを聞いた感想は决して良いものではなかった。
"どの曲も同じに聴こえたよ。僕はかなりのレコード・コレクターだったけど
パンクカルチャーとは無縁だったから彼らの曲は全く訳が分らなかった。
でも家に来た友達にラモーンズのレコードを聞かせるうちに
不思議なことに自分でも彼らの曲が好きになっていたんだ。
で、彼らが「シーナはパンクロッカー(劇中でも冒頭に使われている)」を
出した時に、もう完全に夢中になっちゃったんだ!"
映画に登場するロッカー役に考えられていたトッド・ラングレンに
出演を断られたアーカッシュは、NYのハラスで行われたラモーンズの
ライヴに出向き(起用の决め手になったのは、メンバーのジョーイ・ラモーンが
ミュータント・モンスターの魔手からブロンディのデボラ・ハリーを救うべく
やって来たNYのサーファーボーイに扮した「パンク」誌の特別号
「ミュータント・モンスター・ビーチ・パーティー」だったという)、
その演奏と彼らを取りまくシーンに打ちのめされた。こうして映画の主演は、
もうひと組の候補だったチープ・トリックを退けてラモーンズに决まった。
アーカッシュ曰く "ビートルズ映画と、ジェーン・マンスフィールド主演の
「女はそれを我慢できない」への尊敬、それに「バンドワゴン」と
「フリークス」を足してジェリー・ルイスの作品の一部に投影したような"本作で
ラモーンズ命の女子高生に扮したPJだが、この映画に出演するまでは
彼らの音楽を聞いた事もなかった。だが自宅での夕食に彼らを招待し、
七面鳥をふるまい、打ち解ける頃にはすっかりラモーンズのファンになっていたそうだ。
"彼らはまるで小さな紳士みたいにドレスアップしてやって来たの。
とっても優しくって、私の家族は大喜びだったわ!"とのこと。
映画は30万ドルの総予算で、およそ21日間で撮影された。
学園が爆発するエンディングは、ある寒い冬の夜、午前2時頃にワッツにある
古いカトリック・スクールでロケ撮影されたが、爆発の炎が予想より大きく
エキストラのチアリーダーたちの足を”日焼け”させたエピソードなどが伝えられている。
米国では1979年の4月に封切られた本作だが、配給会社の貧弱な宣伝のせいで
僅かな上映期間のみでスクリーンから姿を消した。だがシカゴでは
「グリース」や「ゾンビ(!)」と併映され、カルトムーヴィーとして人気を高めていく。
日本でもDVDが発売されているので興味のある方はぜひ。
映画には使われなかったラモーンズのライヴ音源などが特典でついているもよう。

●このPJの初主演映画(本当の意味での主演、そして本当の意味で
「唯一」の)は、非常に良く出来た作品であるにも関わらず、
そのスケールの「小ささ」、あるいは「B級」感ゆえ、
興行収入の上では墓場行きの結果でした。当然日本未公開。
(悲しくもそのB級感がPJ本人とマッチして、
ファンにはいじらしくも愛すべき、そして間違いなくPJの個性、
実力が最大限に発揮された忘れられない代表作でありまする。)
だいたい、ロックに夢中のクレイジーな高校生の女の子の、
青春コメディ映画なんて、そうそう作られる訳もない。
PJは実に愛すべきキャラクターとして、この主人公リフ・ランデルを
全身で演じ(本当にイカれた高校生に見える)ています。
彼女の弁によるとハロウィンのあとすぐに撮影された作品。
監督のアラン・アーカッシュは彼女を一目見て気に入ったが、
プロデュースのロジャー・コーマンの反応はイマイチ。
度々顔をあわせても、完璧無視だったとか(どっかで聞いた話に似てる)。
最後には「君(アラン)が気に入ったんなら良いよ。でも、もっと
ブロンド(もっと髪を明るく)するんならね。」でOK。
しかし20万ドルという(低)予算のプレッシャーに耐え切れず、
アランは最後の数テイクを残して降板(寝込んじゃった)したとかで、
かわりにラストシーンを含む数カットを監督したのが
ジョー・ダンテ(!)だったとか。
ダンテはPJよりも、彼女の親友を演じたデイ・ヤング。
彼女はリー・テイラー・ヤング(ライアン・オニールの元妻)の妹で、
デイビット・ラッド(シェリル・ラッドの元旦那。アラン・ラッドの息子)と
後に結婚した・・・ややこしい)が気に入ったようで、
彼女のシーンばかり熱をいれるダンテに、PJは不満だったとか。
この映画の興行的な失敗でPJのキャリアは散々たるものになりかけたが、
それを救ったのが若手の批評家達!
あの辛口のレオナード・マーティンまでもが彼女を絶賛!
ラモ−ンズファンの根強い人気もあり、カルトヒットに。
ジョーイ・ラモ−ンの追悼ムードのなか発売された本作のDVDは
某系列店で月間売上7位にランクイン。嬉しいですね。
PJにとってはこれが最後のティーンネイジャー役。
サントラに収録のPJ版、主題歌もお聞き逃しなく!
曲の最後には「笑い声」が収録されてます。(Kobaさん)

この映画について、ちょっと検索をかけてみたのですが、
やはり挙がってくるのはラモーンズがらみの批評ばかり。
僕はこの映画の存在を、米国で出てる映画星取表ペイパーバックで
発見(80年代の終わり頃?当然ネット検索なんか出来なかったので
気になるジャンルを片っ端から読み込みました:笑)したのですが、
当時はラモーンズってなに?というオボコい子供だったので・・・。
やがてワーナーの日本版をレンタル屋さんの棚の下の方(笑)で
見つけて借りたんですけど、一発で「お気にいり」になりました。
後に輸入CD屋でこの映画のサントラも買って、
シーナはパンクロッカーとか、もう毎日聞きまくり(笑)。
ジョーイのあのベタ〜っとした歌い方と、
曲の頭に毎回入るカウントがたまりません。
「キャリー」もそうなんですが、学園物って、悪役も含めて
登場人物が全員、憎めない個性派だったりすると、
間違いなく傑作になりますよねぇ。問題はなかなか、そういう
チャームを備えた若手俳優達が揃わないことなんでしょうけど。
それにしても、アーカッシュ。
撮影終了間際にダウンなんて、面白すぎるぞ。(山崎)
「プライベート・ベンジャミン」(80)
Private Benjamin

アメリカ映画/カラー・109分
日本公開1981年4月(配給:ワーナーブラザーズ)
製作会社:ホーン・マイヤーズ/シャイア・ミラー・プロ
監督: ハワード・ジーフ
製作・脚本:ナンシー・マイヤーズ/チャールズ・シャイア/ハーヴェイ・ミラー
製作総指揮:ゴールディ・ホーン
撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ
音楽:ビル・コンティ
出演:ゴールディ・ホーン/アイリーン・ブレナン/
ハリー・ディーン・スタントン/アーマンド・アサンテ/
ロバート・ウェッバー/サム・ワナメイカー/バーバラ・バリー/
サリー・カークランド/メアリー・ケイ・プレイス/P・J・ソールズ/
アルバート・ブルックス/クレイグ・T・ネルソン
●アメリカ映画界を代表するコメディエンヌ、G・ホーンが
製作総指揮と主演を兼任したアーミー喜劇。
離婚の痛手を癒すために、衝動的に軍隊に入ったお嬢ヒロイン、
ジュディ・ベンジャミンが厳しい訓練を経て、女性としても
成長して行く様子をコミカルに綴る。
PJはワンダ・ウィットナー役だが、いつもはブロンドの彼女は
今回なぜか茶色のズラ姿。というのもG・ホーンが
「私の主演作にブロンドは自分一人で結構」とゴネたから。
意外とヤな女ですな(その辺の真実が明らかに!↓)。

敢えてヤな顔の写真ばっかり(笑)。
だって私の映画だもーん(ゴールディ談)。
●PJはティーン役から、そしてB級映画から卒業したかったのか、
どうしてもこの(本人の表現によると)「密告者」の役が
やりたかったそうです。最初、彼女を雇った監督(詳細不明)が
製作陣(ゴールディ含む)との意見の食い違いにより降板。
後任の監督ハワード・ジーフはキャスティングから
仕切り直したいと言い、PJも解雇に。
それでもPJは「私はどうしてもこの役がやりたかった。
だから、彼ら(製作陣)がキャストを決定したと聞くまでは
絶対に諦めなかった」そうです。
「ゴールディはブロンド女優を使わないつもり」との情報を得た
彼女は、黒髪のカツラ、それと彼女が「この悪役にふさわしい」と考えた
ピッチリとしたシャツを着て製作現場に殴りこみ(!)。
しかしモチロン受付でハネツケられますが、それでも秘書の女性に
食いつく!しまいには秘書の女性がPJをハワードの所に連れて行き、
彼女を「悪役をお探しなら、ここにピッタリの女(bitch)がいます。
なぜなら彼女はこのように本当に嫌な女(such a
bitch)なのです」と紹介。
ゴールディに詰め寄るなど、本編でもやる気まんまんのPJ。
PJは構わず、自分がどんなにこの役をやりたかったか、
そしてどれだけ長く追い続けたかを熱弁。
ハワードは、暫くじっと無言で見つめていましたが、
「じゃあここ読んで」と台本を。
その場でPJにウィンター2等兵の役を与えました。
PJは悲鳴をあげて飛び跳ね、カツラも投げ捨て
(ハワードは、それカツラ?だったの!と、あんぐり)大喜び。
PJ、、、いじらしい。

本作で彼女は過不足なくこの「bitch」を演じて
(特に最後のガッカリ顔は良い)いますが、
・・・完璧ミスキャスト。そのうえ役不足感が、、、。
スター総出演のこの映画ではPJはイカニモ小粒。
同じく同僚の二等兵、元ヤンキ-娘ジャネリを演じたトニ・カレン
(「天使にラブソングを」ではハーベイ・カイテルの奥さん役)の方が、
印象深く、画面にも映えた。
とにかくメジャー進出、ティーン役の脱皮は成功。良かったね。
ちなみに、この年、かつてのクラスメイト、トラボルタは
とっくにスーパースター(多少スランプだけど)
スーことエイミー・アービングは「コンペティション」で、
親友クリスことナンシー・アレンは「殺しのドレス」で、
それぞれスターになりました。
いじめられっ娘キャリーことシシー・スペイセクは
(受賞そのものは翌年だけど)「歌えロレッタ愛のために」
(タイトル超ダサ)でオスカー受賞。
PJにとってはハリウッド女優としての現実(自身の力の無さ)を
知らされる年となりました。涙。(Kobaさん)
そこまでして演じたかったのか?これ・・・。
毎度のことですが、この話(も)・・・すごい。
まるで映画の一場面。PJ、いつもと同じキャラだし。
でも現実って厳しいのね・・・泣けます。(山)
「ソギー・ボトムの野郎ども
〜爆走!エアボート大追跡〜(V)」(81)

Soggy Bottom, USA
aka:Swamp Rats
アメリカ映画/カラー・96分/
日本劇場未公開/ビデオ(日本コロムビア:プリズムレーベル)
監督:テッド・フリッカー
脚本:スティーヴン・C・バーナム/エリック・エドソン/ジョイ・N・ホーク・Jr
撮影:ジョージ・ブーイレット
音楽:ラリー・キャンスラー
出演:ドン・ジョンソン/ベン・ジョンソン/ダブ・テイラー/
ジャック・イーラム/ロイス・ネトルトン/アール・ボーエン/
レイン・スミス/P・J・ソールズ/アン・ウェッジワース/
ハンク・ウォーデン/アンソニー・ザーブ
●バブル時代のイイ男、D・ジョンソン主演のアクション映画。
PJはシャーリーン役。
「パラダイス・アーミー」(81)
Stripes

アメリカ映画/カラー・106分
日本公開1982年1月(配給:コロムビア)
ビデオ発売(コロムビア・ピクチャーズ)
監督・製作:アイヴァン・ライトマン
製作:ダン・ゴールドバーグ/ハロルド・ライミス
脚本:レン・ブラム/ダン・ゴールドバーグ
撮影:ビル・バトラー
音楽:エルマー・バーンスタイン
出演:ビル・マーレイ/ハロルド・ライミス/ウォーレン・オーツ/
P・J・ソールズ/ショーン・ヤング/ジョン・キャンディ/
ジャッジ・ラインホルド/ジョン・ラロクエット/ビル・パクストン
●ノリで陸軍に入隊したダメ男コンビ、B・マーレイと
H・ライミスが巻き起こす騒動を描いた戦争コメディー。
PJ扮するステラは、美人女優ショーン・ヤングと並んで
新兵となったお笑い2人組のGFとなり、彼らを影から助ける
女性士官という役柄。B・マーレイとイイ仲にになるPJは、
ヤツに台所のガスレンジに担ぎ上げられ、フライ返しで股間を
イジられたりと、どうにも目に痛い場面もチラホラ登場。
クライマックスではPJがマーレイを助けて、マシンガン片手に大暴れ!
という見せ場もあるのだが、彼女の飛んだ魅力が役柄に十分活かし
切れていたかというと若干、疑問が。アイバン・ライトマン、
どうも女優の使い方が分かってないんじゃないの・・・?
脇を固めるキャストも、なかなかの個性派・実力派が
揃っているわりには、爆笑度はちょっと低め?
終始仏頂ヅラのマーレイ、半端なキャラクターのライミス、
同じ主演コンビがNYを舞台にオバケと戦う「ゴーストバスターズ」が
面白かったのは、敵が現実的じゃなかったからなのかも。

●この映画はビルとハロルドの主演で決定後、女優探しが始まり、
当時、新進美人女優として期待大!だったショーンを起用。
キャラ的にハロルド(一応インテリ)の相手役になり、
それじゃあ、ビルの相手役は・・・?ショーンがブルネットの
落ち着いた雰囲気だからその対極にある女優を探そう!って
ことになったらしいのです。

(PJが語る)当時のオーディションの想い出話で、
最終段階になってハロルドに逢いに行き、帰りに空港まで
送ってくれたドライバーが急に、
「今、ふと思ったんだけど、僕は何だかもうすぐあなた(PJ)を
また迎えに行く事になりそうな気がするよ」
(あなたに決定して、また撮影所?に来る事になるよ)」と話しかけ、
PJは「本当にネ、そうなると良いですね」みたいな事を
答えたらしいのですが、めでたく決定!・・・という逸話が残っているようす。
内容はともあれPJ的には初のメジャー映画の大役!
ラストの帰還シーンでアメリカングラフィティのパクリとも
とれなくもない、あの「その後」パロディで
PJは「ペントハウス」の表紙にヌードで登場!
カバーを飾るってのがファンには嬉しい限り!
だってPJってセクシーという印象と凄く遠くないですか?(Kobaさん)
コレですね。
(全くその通りです!・・・って、これじゃ酔っ払い親父の
会話みたいだけど:笑/山崎)
「誘惑の5日間(V)」(82)
The Awakening of Cassie

アメリカ映画/カラー・97分/ビデオ発売
監督:ジム・ドレイク
出演:P・J・ソールズ/デヴッド・ヘディソン/
パトリシア・マコーミック/リチャード・ディーコン
●TV向けに撮られたと思しき恋愛ドラマ。
コネチカットの田舎からNYへと出て来たヒロインが
画商と新鋭アーティストの間で恋に揺れる。
PJ久々の主演作だが、オバさんチックな髪型といい、
なんだかヤバいファッション・センスといい、どうも微妙。
ビデオは残念ながら吹き替えオンリー(発売:サンクラウン)。


左の写真、PJの背後にあるのはNYスタイルの前衛芸術作品。
「The Other Woman」(83)
アメリカ映画/カラー・120分/日本未公開
監督:メルヴィーレ・シャヴェルソン
脚本:ライラ・ギャレット/アン・メアラ
出演:ハル・リンデン/アン・メアラ/アレイ・ミルズ/
マドリン・スミス・オズボーン/ウォレン・バーリンガー/
P・J・ソールズ/ジャニス・ペイジ
●TV用に製作されたロマンティックコメディー。
妻を事故で失くした男が新たな恋に落ちて・・・。
PJはマリー・ルイーズ役。
「Sawyer and Finn」(83)
監督:ピーター・H・ハント
出演:マイケル・ダディコフ/ジャック・イーラム/ジャン・ゴールド/
ピーター・ホートン/スリム・ピケンズ/P・J・ソールズ
●ピーター・H・ハント監督のテレビドラマ。題名から察するにトム・ソーヤー物?
マイケル・ダディコフがハックルベリー、ピーター・ホートンがトム・ソーヤー、
共演にスリム・ピケンズ(爆弾おやじ)とかが出てるのもコワイ。
PJがベッキー・サッチャー役ってのも・・・。
「ザッツ・ショック」(84)
Terror in the Aisles
aka:Time for Terror

●米国のホラー映画史を豊富なフッテージと
巧みな編集で一気に見せる傑作アンソロジー物。
が、しかし・・・これを出演作に入れちゃって良いんだろか?

本編では「ハロウィン」のPJが絞殺される場面を
ピックアップして、サスペンス効果とは何かを説明している。
「Innocent Prey」(84)
オーストラリア映画/カラー/日本未公開
監督:コリン・エッグレストン
出演:P・J・ソールズ/キット・テイラー/グリゴア・テイラー/
マーティン・バルサム/ジョン・ワーノック/スーザン・ステンマーク/
デビー・スー・ヴォーヒーズ
●PJ扮するキャシー・ウィリスは、夫のジョーが娼婦をカミソリで
メッタ切りにして惨殺する現場を目撃する。ジョーは精神病院に送られ、
キャシーは友人のベイカー保安官(マーティン・バルサム)に慰められて
心の平静を取り戻すが、そこに夫が病院を脱走した知らせが入る・・・。
オーストラリア製の血まみれサスペンス。
酷たらしく殺される売春婦を演じるD・S・ヴォーヒーズは
「新・13日の金曜日」(85)でも植木バサミで目玉をえぐられてた女優。
その後、「キング・オブ・フォレスト」(87)なんかにも出てました。
監督のコリン・エッグルストンはオーストラリアで誕生。
TV映画からキャリアを始め、巨乳女優ウッシ・ディガートなんかが
出てるセクシー喜劇「Fantasm Comes Again」(77)からスクリーンに進出。
日本でもビデオで話題を呼んだ「ロング・ウィークエンド(V)」(78)、
「悪夢のメモリー(V)」(80:製作/脚本)「スカイ・レイダース」(84)
「カサンドラ」(86)などが封切られている。フィルモグラフィーの大半は
ホラー映画が中心だったが、「バンパリアン(V)」(87)を最後に
ほぼ引退状態となり、2002年の8月10日にスイスのジェノヴァで死去している。
「Listen to the City」(84)
カナダ映画/カラー・78分/日本未公開
監督・脚本:ロン・マン
脚本・原案:ビル・シュローダー
出演:P・J・ソールズ/マイケル・グラスバーグ/
サンディ・ホーン/ジム・キャロル/バリー・キャラハン
●昏睡状態となった青年を主人公にしたスリラー。
PJは彼を救い出すソフィアという女性役で、
IMDbのユーザーコメント(もちろんPJファン!)によれば、
彼女の出演作の中では(残念ながら)女優として最後の大役だとか。
「ジェシカ・ラングのスウィート・ドリーム」(85)

Sweet Dreams
アメリカ映画/カラー・115分(日本版ビデオ100分)/
日本劇場未公開/ビデオ発売(東北新社/キング)
監督:カレル・ライス
製作:トニー・カーティス/バーナード・シュワルツ
脚本:ロバート・ゲッチェル
撮影:ロビー・グリーンバーグ
音楽:チャールズ・グロス
出演:ジェシカ・ラング(パッツィ・クライン)/エド・ハリス(ディック)/
アン・ウェッジワース(パッツィの母)/P・J・ソールズ(ワンダ)/
デヴィッド・クレノン/ジェームズ・ステイリー/
ゲイリー・バサラバ/ジョン・グッドマン
●「キングコング」から演技派女優に脱皮したJ・ラング主演の伝記ドラマ。
50年代の後半からおよそ10年間、ナッシュビルサウンドの女王として
活躍しながら、事故で夭折した女性カントリー・シンガー、パッツィ・クライン。
自由奔放で男勝り、波乱に満ちた生涯を送った女性像を、
演技開眼でやる気満々のJ・ラングが熱演する。
演出は「モーガン」(66)「フランス軍中尉の女 」(81)などで
知られる英国フリーシネマの名匠K・ライス。
PJはJ・ラングの夫になるE・ハリスの昔のGF、ワンダ役。

ステージで歌うラングに見とれたE・ハリスに放ったらかしにされるPJ(上右)。
その復讐?に、出産真近の妊婦ラングからダンナ(ハリス)を略奪ナンパ。

「地獄からの復讐/コマンドー・ウルフ」(87)
Saigon Commandos

アメリカ映画/カラー・84分
劇場公開1987年12月(配給:ジョイパック)
製作会社:コンコルド・ピクチャー
監督:クラーク・ヘンダーソン
脚本:トーマス・M・クリーヴァー
撮影:ジュン・ペレイラ
音楽:サミュエル・アサンション
出演:リチャード・ヤング/P・J・ソールズ/ジョン・アレン・ネルソン

●当時やたらと流行った戦争アクション。PJはAPの記者ジーン・ラシター役。
謎のアサシン集団にベトナム人のフィアンセを殺され、
復讐のために軍規を破ってまでも単独捜査に奔走する主人公
(「新13日の金曜日」のR・ヤング)を助ける女性ライターとか、そういう役柄だったような。
きっと「パラダイス・アーミー」とか「プライベート・ベンジャミン」に
出演したイメージが、こういう役柄へとつながってるんだろけど、
もうちょっとチャーミングな方が・・・。

後半は髪形をチェンジ。左の写真は「キャリー」のナンシー・アレン風?
「ターボ・クライシス」(88)

B.O.R.N.
aka:Merchants of Death
アメリカ映画/カラー・91分/日本劇場未公開/ビデオ発売(大映)
監督・脚本・出演:ロス・へーゲン
製作:クレアー・ヘーゲン
脚本:ホーク・ハウエル
出演:ホーク・ハウエル/P・J・ソールズ/
ウィリアム・スミス/アマンダ・ブレイク
もしもーし。内臓売りませーん?
●よくワゴン売りで見かけるB級アクション映画。
臓器売買組織を追って、ダルめな前半に比べて後半は
なかなかバイオレンス。派手なカー・アクションも登場する。
PJは珍らしく本格的な悪女、リズ役。出演の他に製作も兼ねている。


クライマックスは銃撃戦。PJもガン撃ちまくり。
ブルネットのヅラ?で決めているものの、
発砲の瞬間に目をつぶっちゃってる(下の2枚)のがキュート。
「エイリアンネーター2(V)」(89)

Alienator
アメリカ映画/カラー・90分/日本劇場未公開/ビデオ発売
監督: フレッド・オーレン・レイ
製作: ジェフリー・C・ホーグ
脚本: ポール・ガーソン
撮影: ゲイリー・グレイヴァー
音楽: チャック・シリノ
出演:ジャン=マイケル・ヴィンセント/ジョン・フィリップ・ロー/
P・J・ソールズ/ジェシー・ダブソン/ロス・ハーゲン/ティーガン・クライヴ/
ロバート・クラーク/レオ・V・ゴードン/ロバート・クォーリー
●B級ゴミ映画の鬼、F・オーレン・レイの監督作。
刑務所惑星を脱獄した死刑囚が地球に不時着、
何も知らずに彼を助けたキャンプ中の若者グループに襲いかかった。
死刑囚を護送する宇宙船クルーは必死に彼を追うが・・・。

久しぶりに見たけど、ホントにヒドイよコレ。
舞台は宇宙っぽいイメージがあったんだけど、見直したら大半は山の中。
本気で違うテープ再生しちゃったのかと思った・・・。
出番は少ないけど、J・M・ヴィンセントとJ・P・ローの出演は豪華。
PJはスターシップの女性乗組員タラ役。
取りあえず可愛く撮れてて良かった良かった。
因みに写真、胸丸出しな訳じゃないです。そういうデザインなだけ。