★ アキラホワイトの「ホワイト日記」 ★

「ホワイト日記」06/09

「こどものじんけん」

こどもがたくさんころされました

こどもにまいくがつきつけられました

こどもがぎゃくたいされました

きょうもこどもがぎせいになりました

おとながふあんになりました

おとなのかんじょうのごみばこに

こどもがりようされました

おとなのせいのおもちゃとして

こどもがりようされました

おかあさんは

こそだてでいそがしく

じぶんのじかんがつくれないと

なげきました

こどもといるじかんこそ

あなたのじかんじゃないですか

こどもはこどものじかんがながれています

おとなのじかんとはちょっとちがうまほうが

かかっています

ななさいまではゆめのなか

こどもはおとなのちいさいひとではありません

こどもをまもれこどもをそだてじぶんもそだつ

こまなしじてんしゃにのれるようになりました

としおいたこどもとわかすぎるおとな

えみーるをさいどくせよ

こどもはおとなのいやしじゃない

われわれはせんれんをまちがえなにかをうしなった

なにかそうとうたいせつなことをわすれたまま

むずがるうちなるこどもをおいてきぼりにしたまま




「ホワイト日記」06/08


「アキラホワイト的マジどうでもイイ話15連発!」


* 大阪の第三ビルのトイレに、

「郁恵のボインと奈保子のボインどちらが大きいか?」

という時代錯誤なクダラナイラクガキがあり、2ちゃんねるのスレッドみたいに郁恵

何票、奈保子何票と「正」の文字で投票されていた。しょうもないんじゃボケ!とレ

スがあったり、トイレの壁は掲示板の様であった。


* 横須賀のクラブに昔行ったとき、ウェイターの黒人男性がイライラしつつも無理に

接客をしていて、客がビールを注文したときに

「チョットファッキン!マッテクタサイ!」

と丁寧なのかなんなのか解らなかった。


* 工場でバイトしてたとき、40位のおじさんと食堂で隣り合わせになり

「音楽が好きならメンアットワークを聴け!」

と薦められた。メンアットワーク・・・。


* テレビのアシスタントディレクターを昔してたとき、あまりの過労で自分を見失な

い、精神が錯乱し、事務所のファックスにじょうろで水を掛けて、翌日から来なくなっ

た先輩がいた。僕じゃないよ。


* 前の会社の上司と酔っぱらって街を千鳥足で歩いていた。「これからアキラって呼

ぶぞ!」とホモっぽいことを上司に言われた刹那、たまたま上司の背後の看板をみた

ら「ホワイト歯科」という文字があった。


* 高校の純な頃、浮浪者に「お金をください」と哀願され、純だったので100円あ

げたら「は!ありがとうございます!!陛下!」と曲がった腰を急にのばし敬礼され

たので逃げた。


* 近鉄電車内で「大阪府警がわるいんや!!大阪府警が!!」と絶叫してるおじさん

がいた。


* 近鉄電車内でおばさんが急ブレーキの勢いで手すりを掴んだまま一回転し、目の前

の座ってるおじさんの膝の上にズシンと座ってしまった。おじさんはビックリして

口を大きく開けた。そのときおじさんの口から舐めていた「小梅ちゃん」(ピンク色

の飴)が勢い良く飛びだした。結局終点まで足下にその飴がコロコロ転がっていた。


* 天王寺動物園で喉元を異様に膨らませる猿がいる。


* あまり親しくない知り合いと「じゃあバイバイ」と別れたはいいが、駅のホームの

反対側にその人が立ってて、なんとなく柱の影に隠れた。


* 小学校〜中学くらいにかけて、「ごめん」と謝る時以上に謝るときに

「シャア専用ごめん!!」

という言葉が2・3人の間で流行した。比較級の最上級である。


* 大学時代、大和高田市の本屋でアラーキーの連載がみたいので「SMスピリッツ」

を立ち読みしていたら、店のおばさんに「あんた!まだこんなん読んだらあかん!」

と怒られた。


* 神戸のパンダの映像をインターネットで生中継していると男性ニュースキャスター

が説明していた。「こんな時代にパンダも目を白黒させているようです」

人畜無害なウィットでそのニュースを締めた。隣の女性キャスターが苦笑しそしてす

ぐに表情を厳しくさせ「さて京都のメル友殺人の続報です」と切り替えた。同時に僕

の携帯のメール受信音が鳴った。


* なぜだかわからないが「ダイヤモンドユカイ」のことを午前中想い出していたら、

(その状況もホントくだらないんだけど)その日の午後に2年ぶりかに逢った連れに

彼女が出来ていて「彼女が最近聴くもんなくてレッドウォリアーズ聴いてるねん」と

自慢げに話していた。


* 書店員のころ、「店の前の自販機に千円を入れたけど、ジュースが買えないんです」

とお金の払い戻しを請求してくる、クマのプーサンのぬいぐるみを抱いた女の子がい

て、一応電話番号(デタラメだった)を聴いて、千円をレジから引き出し返した。ジ

ュースの業者に後日説明し千円を返してもらおうとしたら「ああお宅さんとこもやら

れましたか。あの子この辺で同じ手口で何回もダマしてるんです」と困惑され「今度

あったら警察に訴えようと思ってるんですけどね。これからは気をつけて下さい」と

千円返してもらった。

そしておもむろにその業者は携帯電話で「またですわ」と会社に連絡を入れていたが、

その業者さんの携帯のストラップもくまのプーサンだった。


(神々は細部に宿る。この世にたしかに働いているゆる〜い法則。あなたの身の回り

のクダラナイ偶然やどうでもイイ話、教えて下さい。メールお待ちしています。)


 




「ホワイト日記」06/04


「いよいよなのか80年代〜気分はもう戦争〜」

*本当に、本当に80年代がキてるのか!?そんなにそんなに新鮮なのか?たとえば

シーガル・スクリーミング・キス・ハー・キス・ハーの新譜「FUTURE OR NO FUTURE」

のデザイン。あれは何だ。あれはジューシーフルーツか?あの三角形の切り抜きや、

パステルカラーは新しいのか。それならストップひばりくんも今いいのか?戸川純あ

たりはそろそろか?やっぱり80年頃の感じか、ポートピア博!!

(しおみもウィーザーはチープトリックだ!なんて鋭い意見。)


*ほんとにニューーオーダーが今盛り上がってるのか?DX7のプリセットやシーケ

ンサーでダンスビート刻んで「ずったたずったた」やったらイマイギャル連とニャン

ニャン可能なのか。にわか信じられぬ。それなら押入から「TO−Y(トーイ)」を

持ち出して読むぞ。ヘッドレスベースでチョッパーやるぞ。チョッパーしてるヤツ最

近見ないぞ!シンセドラム叩くぞ。90年代中期頃のニューロマバンド「メンズウェ

ア」は早すぎたか。しかしニューウェーヴィーも本格化すっか?


*今2001年はほんとに1980年代初頭の景気悪いバージョンか?


*90年代風って何だったんだろう。「懐古」が「モンド」という名の再発見に変わ

り収斂され、結局90年代独自のニュアンスってよくわからなかった。全ての音源が

CDになって再発されたり(レアグルーヴとかアンプラグドとか)、洋服なんかも相

当過去の焼き直しだった(80年代はまだプラスティック感覚がオリジナルだった)

マックでグラフィックが様変わりし、過去の「意匠」をハイパーにすることが90年

代皆が躍起になったことかもしれない。それをカタログ的に並べて終わり。90年代

のオリジナルってよく分からない。80年代が「スカスカ」だとしたら、90年代は

「空白」である。 でも、こういった感覚(スタジオボイス的カタログ文化みたいなもの)はもう終わっ

たね。いよいよ。今やると一番かっこわるい。(フライヤーなんかまだまだそんなノ

リ)なんでもそうだけど「ちょっとだけ前」が一番さえないものです。

で、その後、フォーキーとか何やらで若いのが懐古趣味きどったけど、それもやっぱ

りモンドって謂っちゃえば終わり。何も残っちゃない。時代はホントきまぐれオレン

ジロード。で、今本当に80年代なのか?よく分からない。ケミカルウオッシュ、君

は履けるか?まだ早い?





「ホワイト日記」5/30


マックを買って2年位経つがときどき憎い。

メールが一件もない日が続き、スピーカーから

「ピン」という音がしたりすると、

馬鹿にされてるみたいだ。


全然触れないまま、ほっといた、

イラストレーター5.5を立ち上げてみた。

ボッテチェルリの女神が画面上で笑ってる。


朝、起きたら必ず電源入れる。

留守番電話を聴く。

ケータイのメールをチェックする。

BBSの反応を見てみる。

習慣がどんどん増えていく。

スパイみたいな生活也。

花が枯れているのに気づかなかった。


やりとりは増えてるはずなのに

なぜこんなに切ないんだろう。


彼女はまだパソコンを買ってない。

それより古本を買ったりしている。

「やっぱりマックいるかな〜」

と聞かれる。彼女は幸せそうだ。


アイムジャストヒューマンなもんで

そやからシンクディファレントもわかるんよ。

このプリティー・へイト・マシーン!

悪態をついてみた。僕はなにかから逃走したい。

そう思ってシンプルテキストで駄文打つ。





「ホワイト日記」5/29


「世界人類が平和でありますように〜マグマ〜」


昨日京都ミューズホールでマグマ体験。


クリスチャン・バンデ率いる伝説プログレッシブバンド。フランス語が音楽性にあわ

ないので「コバイア語」なる言語を用い、あちこちで誤解もされ、人類にさまざまな

警告する(そればっかりじゃないんだけど)コルトレーン直系集団。しおみ(大阪で

観る)や相方(メガネツーまさし一緒に観る)に昔彼らの存在をレクチャーしてもら

い、僕は「遅れたマグマファン」でそんなに詳しくはないんだけど、いやあもう凄い

なんてもんじゃなかったね。素人目にも。間違いなく「世界ビックリロック百選」の

一つにセレクトされるであろう。


なにが凄かったってまず「客」。まあプログレやし、ほとんどは長髪でブラックジー

ンズ、ディスクユニオンな感じなんだけど、まあ彼らはいいとしてですね。やっぱ

「マグマに来る女性」が非常に気になる。これがいるんですよ。しかも!銀行とかに

働いてて、昼のよろめきドラマなんか楽しみにしてそうな平凡なOL風のお嬢さんが。

たまたま僕の前に並んでたんだけど、胸にキラリと光る例のモノ。マグマ好きなあな

たなら、もうお分かりであろう。そうですあのマグマのシンボルマークのペンダント

をしてらっしゃるんですよ。普通に。サラリと。なんか通販で買ったかの如く。カル

チャーショック。やっぱりマグマは「新興宗教法人マグマ」だよ。あれは「永ちゃん

のタオル」だな。


あとメンバーが、たちこめる空気の中こともなげに登場したときに、


「あ、バンデさんだ。バンデさんがいるよ〜」


ヅカファンみたいに黄色い声をあげる女性二人。まあ。確かに宝塚もこう何かしらプ

ログレ的かも知れませんけどね。まあそんな感じで来るとこには来るんですね。


で凄いのが言わずもがな演奏。というかバンデさん!!マグマはやっぱりドラムが主

役ですね。混声コーラス(4人で前に出てきたときは夜もヒッパレみたいだった)や

キーボードなんか結局リズム隊の「上モノ」です。弱いね。やっぱりバンデさん一人

に束でかかっても勝てないわ。ベースの人がなんかちょっとマグマとは違うテイスト

を弾くのが気になったけど、新しい血を投入したか。まさに「バンデさんとその弟子」

だね。とにかくバンデさんの叩くドラムが、レッドゾーン遙かに超えてBPM300

位イッテタね。目もイッテタね。ハイハットやシンバルに喧嘩打ってたね。ドラムセッ

トが痛そうだった。第二部で「MDK」もちゃんとやってくれました。


ラスト、アンコールでバンデさん老体に鞭打って、3時間近く全力でドラム叩いた後

だってえのにマイク一つで「熱唱!!」「絶叫!」(世界ビックリ人間)。かなり唄

いあげてました。これがもう素晴らしい。何語かわかんないけど。アイちゃんなんか

目じゃないね。ちょっとこれは人間じゃない。声が笛になったりサックスになったり

宇宙になったり愛になったりする。この人ピアノは弾くしドラムはアレだし、音楽の

基礎体力というか、いや、音楽というか、人間というか、器というか、業の深さが違

うというか、ステージが違うというか、憑き物というか、カルマというか、チャクラ

というか・・・・・。

だんだん遠い世界にになってきた。


やっぱマグマは宗教だね!!




「ホワイト日記」5/24


「アッキ!とホワホワの!のイチ!ニ!の算数!」

「癒し系」とか「〜系」なんて近頃じゃ部長クラスのおいちゃんまで電車の中で言っ

てるあまた「系列」があるなかで、地球はもちろん「太陽系」である。っていきなり

大仰SFプログレ的展開で始まりましたが、まあそう言ったことはさておき、学問に

は大きく「文系」「理系」とに分けられるのだ!!「のだ!!」ってダレッデモシッ

テルノコト偉そうに謂うけどね。許してね。おっちゃんの話聞いてね。で、理系とい

えば「数学」である。近頃訳あって数学を一からやり直す機会に遭遇してるのだが、

数学の参考書を繰るとこうである。

  • 「平行とは永久に交わらない二つの直線」


    この一切の感情を抜きにした一行!!美しくそしてクラシカル!シャープで機能のみ

    な文体!!

    ぼんやり意味をイメージすると気が遠くなり、まるでミニマルテクノを永遠にループ

    させた感覚に襲われるのである。そんなもん現実にはありません。はい。まっことな

    き「直線」なんてこの世にないわけでして。たとえば定規を用い、引いて、いや昨今

    ではパソコン類を用いたオフィス族(おやじか!!)のコンピュータ画面に一本の直

    線引いたところで、完全なる直線ではない。たいていインクの染みやらでどこかしら

    歪んでいるのである。そんなものですよ。この世の森羅万象は・・。で「永久」すら

    怪しいのではないのかと。永久ってなんだ!そない思うわけでして。

    また、こういう記述もある。

  • 「点の概念=ある一つの点、ただし面積のないモノとする」


    って詐欺か馬鹿野郎と。「・」(てん)って実際本に描いてある!今そこに!「・」っ

    て面積あるやんかとこれがもう、まったく訳が分からないのだ。「禁煙してます!た

    だし五分おきにね」というダメリーマンのつまらぬ冗句聴かされてるみたいである。

    図書館で数学の本片手に「うわ」とか「ありゃま!」とか喜怒哀楽してる俺。相当変

    態です。

    こないだ130R(これがまた数学記述名)の板尾が、相方のホンコンのコドモ、ホ

    ンコンと同じ顔をしているのを指して「ホンコンの遺伝子は数字の0みたいなもんや。

    なにかけても0になる!」ってすごい事いってたけど、「0」も侮れぬ。数学史上イ

    ンドで発見された「0」は、ジョニーロットンの「ロックは死んだ」発言に勝るとも

    劣らない。たぶんダダとか出てきた頃のような、数学者の間では大変な有事だっただ

    ろうと想像できる。でおまえら数学者全員暇か!と。俺もか?!

    だめだ数学の事を考えると気が狂いそうである。

    「全くの虚構」だ。「100%概念!!☆カモネ!」考えただけで目眩がするという

    か、長い年月クドいたのに「ぱしん!!」と竹を割った気持ちの良すぎるフリ方をす

    るイイオンナというのか。(なんじゃそりゃ)とにかく「答」がはっきりしている世

    界なんてこの世に数学くらいのモンである。答が一つしかない世界!てのはなんてカッ

    コイイのだろう。非効率。無計画、出たとこ勝負の筆者はもうただただドタマの中に

    概念の行進がよぎってもう斬新なんてもんじゃありません。完全降伏!!!!!数学

    ブーム!!今年の流行語大賞!「π」!!ビバ数学!ビバビバビバマセマテクス!ピ

    コピコのんしゃらんである。は!夢か!!




  • 「ホワイト日記」5/22


    「ホワイトマニフェスト2001」

    ギギギギターノイズみたいに!!もももも文字が打てたらなあと。考えるより早く。驚きのスピードで手癖みたいに!キーボードから火花。愚連隊みたいないごきでおっと動きで牙使い打つ文字。だが「てにをは」の問題無視できぬ。言葉を繰るのはどしても論理。ロンリネス。町蔵はまあまあやってるか。イタコの口寄せ「わてはまりりんもんろーでおま!!!」バロウズよ!ジャズとか自動書記とかこっくりさん。P・Tアンダーソンとうのけんの爆発ウギャーを脳内麻薬でリミックスした世界を目指せ。色川武大「うらおもて人生録」片手にバーで呑んだくれサルトル(嘔吐)し無頼派目指すが、いかんせんアキラ色白。ミスター雪見大福メガネ部門受賞の過去が啼く。ルックス若し夏の夕べ。「ハタチでオバンと言われます」とは元わらべの高部知子だが「ミソジで予備校のチラシ貰います」ってこうなりゃあんた「プチ無頼派」しかあらへん。お好み焼屋のおばちゃんにそう謂われた普通以下の毎日よ!!!!!はははは鼻噛むみたいにラクガキできたらなあと。平成の亜土タン目指しププッピDOとガラスに描いて描き殴り書き殴れば殴ろうほととぎす。若さ馬鹿さ全部オーライ!!小さなバイキングビッケの勇気を我に。「なんとなくクリスタル」で「なんとなくピンピン!」アキラホワイトいつかはA☆kILLER☆WHY☆IT!!!!日航ホテルでPG。桂正和のマンガが読めるのはジャンプだけ!!!久々に見たフリップ君は相変わらず「ヒデキ還暦!」とラモーンズみたいに職人藝。それならばいざ「高島忠夫 です!遺影〜〜〜」と応戦するも貫禄負けかよ。さりとてさもありなん!!源平合戦で平家の呪い!プリンプリン物語!!っていうか懐かしネタもう辞めようよ泉麻人!ナウの仕組みかこの野郎。80年代の呪いでR。翻って19世紀だよ。ルドルフシュタイナーの神智学読めよ。宇川直宏好きなサブ(寒)カル好きなあんたならなおさら読めよ。本は読めよ。ネイチャン!!さもないと肉体ばかり衰えた頃に女性セブン!!写真しか見ずに「贅肉かゆ〜」ってあんた教養のかけらも壁も無くなるぞ!(ドラゴンアッシュ)2001上半期ももうじき過ぎるよ。あんたどうよ。気持ちが弱ってるときは声は大きく出せよ。今東光の毒舌を我に。至福を我に!!!勘違いと思い込みを我に!!鼓舞する魂ホワイトマニフェスト2001刮目せよ!(談)




    「ホワイト日記」5/22


    こんばんはアキラホワイトです。

    しおみにこの場所を提供していただき、「ホワイト日記」を始めて半年が過ぎようと

    しています。今日はしおみとの想い出に触れたいと思います。


    しおみがまだソルト見だった大学時代、フミ子ちゃんに恋して東京の彼女の勤務地

    (看護婦さんだった)までノーアポで行ったことがありました。愛を伝えに行ったの

    ですよ!しおみ一人でリュックサック持って行ったです!

    でもややあってダメだったですね。フミ子ちゃんも突然の来訪に驚いたことでしょう。

    その後二人失恋セッションとか馬鹿なこと言って、「フミ子マスター」という曲を録

    音しました。「フミコ〜フミコ〜フミコ〜ゴゴゴゴゴゴゴオッゴゴ〜」メタリカの真

    似をしてただフミ子と絶叫する、かなりストーキーな曲だったように記憶しています。

    やばいですね。すぐ何でも曲にするベースを持ったどアホとギターを持ったキチガイ

    二人組(当時童貞)でした。


    そのあと「ラブラブナース」という曲も作りました。

    悲しいときもナースがいるぜ!(ナース!)

    嬉しいときはナースを呼べよ!(ナース!)(作詞・作曲しおみじょうじ)


    フミ子ちゃんから大学の寮に送られてきたテープ覚えていますか。

    あれには大事マンブラザーズバンドの「それが大事」の替え歌が録音されていました。

    看護婦さん同士のレクレーションかお楽しみ会なんかで披露する、コーラスの練習風

    景を録ったヤツだったかな。きっと看護婦さんの卵達がみんなでわいわい言いながら

    創ったんだだろうな・・。アレを聴いて、普段スペースメン3かなんか聴いて斜に構

    えてた僕等は「く〜」とか「切な〜」とか言って複雑な笑みを浮かべていました。で

    も僕等が創ったのは「ラブラブナース」やけど(笑)

    しかしフミ子ちゃんはもう、早い時期から自分の将来に向かって進んでいたのです。


    今、しおみはかなり参っています。んで僕もヒッキー(ひきこもり)4ヶ月目に突入

    しました。でもまだあの頃の方がましじゃんよ。なあ、しおみ!!

    まだ、前を向いてたけんね。行動力もあったばい。おぼえちょりますか?


    きょうなにかのテレビコマーシャルで

    「恋をしたから人生が変わったんじゃなくて。

     人生が変わったから恋をしたのよ」っていうてました。




    「ホワイト日記」5/19


    前にやった「怖い話」にレスが沢山あったので、まだまだある「怖いけど変な話」

    もうちょっと紹介します・・。え〜とこれは前回も含めて筆者の創作ではありません。

    聞いた話や体験した事を出来るだけ正確に書いているだけです。真偽は問いませんし、

    解りません。今回は僕がいままで聞いた中でも凄く印象に残ってるのを紹介します。

      
                                            
                                                   苦手な人は今回はパスして下さい。


    その五

    小学校四年生の頃、池田君(仮名)と飯田君(仮名)という同級生がいた。彼らはそ

    の他下級生と四人で朝八時過ぎ頃いつもの公園で待ち合わせ登校するのだが、その日

    に限って四人ともおかしな事に寝坊し四人がいっせいにその公園に鉢合わせ「やばい!

    遅れる!」てな事になり、学校への往路を急いだ。「もう遅刻はするけど走ろう!」

    と大急ぎで四人は小学校へ向かうのだが、いつもその時間混んでるはずの国道に人通

    りはなく、車も殆ど走っていなかった。「あれ?変だな」と四人は顔を見合わせたの

    だが、とにかく小学校へ急ぐ。そして、学校に到着すると夕方みたいに暗く校門は閉

    まっていた。それから困った四人はただただ茫然としていたが、少し経ち用務員のお

    じさんが眠そうにやってきて「早いなあ、まだ朝の五時半やで」と言った。


    その六

    大学時代の寮の後輩から聞いた話である。彼には高校時代のバスケ部の親友がいたの

    だが、その親友である彼がいつも通り部活を終え学校から帰宅した。両親は働いてい

    て、いつも先に妹が帰っているはずである。「ただいま」と言っても何の返事もない。

    妹の部屋は電気がついていて、「おかしいな寝てるのかな」と思いながら妹の部屋の

    ドアを開けた。するとベッドの上で仰向けになった妹が居た。口を大きく開け異様な

    姿で意識を失っている。「おい!何してるんや!」そう言って妹を起こそうとするが、

    よく見ると妹の口から小さな糸みたいなモノが出ていた。そして糸の上がっている方

    を見ると、その糸をたぐり寄せている身の丈15センチくらいの小さな老婆が、天井

    すれすれの所の空中に見えたそうである。あまりのショックにその後輩の親友は部屋

    から逃げ出した。そしてあとから解ったのだが、そのとき妹さんは心臓発作が原因で

    すでに亡くなられていたのだそうである。


    その七

    これも大学時代の実話だが、ちがう学科でつき合ってる二人がいて、彼女の方が交通

    事故で深夜亡くなった。夜中に車を飛ばしていてカーブしそこない電柱に衝突してし

    まったのだそうだ。(地元の新聞にも女子大生即死と掲載された)

    その日の深夜、事故などあったことも知らない彼(筆者も知っている人物)の方に彼

    女からごくごく短い電話があったのだそうだ。で、これは後から気がついたらしいの

    だが、その彼女からの電話の時刻は、警察が推定した死亡時刻よりかなり後だったら

    しい。彼はその電話があったことを心から感謝している。そしてその電話の彼女の言っ

    た内容がどういった事であるかは彼は「誰にも言いたくないし、一生言えない」との

    ことである。



    筆者は、こういう類の話を信じるし信じません。つまりは中立です。

    でもいたずらに、こういうことを伝えるのは気が引けるというか、やっぱりあんまり

    良くない気がしてきました。というのも上の三つは本人のことを知っているし、

    かなり信憑性のあることだからです。怖い話はもうこれくらいにしときましょう。




    「ホワイト日記」5/18


    うす汚い言葉にやられどぶろく飲み干し

    バッタのカタギに愛想つかし

    月のモノはとっくにあがり

    躯ばかり大きくなり果て

    ドーナツを退屈そうに食べた真ん中は空洞

    厠のラクガキのような自我を

    電子計算機の画面でみつけ

    なにやら表現するのは

    凄く図々しい事だと感じ

    庭先の蓮の花になりたいと思ひ煩い

    一瞬動くのに躊躇し馬鹿か

    幻をつらまえ

    無に帰したいと甘え

    モグワイを聴いてさらに

    落ち込み布団にモグワイ

    明日を棚上げし

    昨日を嗤い

    お前は何者かと問うたが

    自然はとっくに陶太



    「ホワイト日記」5/15


    「アキラホワイトのJポップナウ!!」

    しおみがあんまりイイって言うんで「つじあやの」ファーストとセカンド両方聴き

    ました。公文式の教室で知り合ったような京都のメガネッコちゃん。でも女の子なの

    に歌詞が殆ど「僕」であり、性のにほいを無理から消しているのが印象的で、古内東

    子あたりと真逆ですが、なんかああいう女性に心情吐露されると非常に弱いです。

    「君と僕の生活」は確かに「夢じゃない」けれど・・。はあ、ため息。あと「約束だ

    らけの君の生活は僕の時間とかけ離れてる〜」とかも切ないです。僕は君の手帳にな

    りたい!と何度思ったことでしょう「そっと愛してそっと恋して生きていこう」ね。


    レイハラカミの「レッドカーブ」が秀逸です。解説に「水彩画のようなテクノ」と

    ありますが納得。確かにスリルジョッキーとか好きな人にもストライクゾーンでしょ

    う。サブライムってケンイシイのイメージがどうもダメだったんですが、偏見。いい

    アルバム出しました。ちょいと神経質な部分もありますが後半のアンビエントはジャ

    ケットの児童画のように自由で突き抜けています。


    なんか今どこでも一位の「地雷ゼロキャンペーンソング」全然知らなかったんです

    がメンツが凄いですね。 YMO全員集合で、あとグレイ(笑)とかも混じってるし、

    ヤマタカアイもって無茶苦茶ですね。あとルックやthe東南西北、GAO、餃子大王

    なんかも応援に駆けつけました!(ウソ)

    海外からはブライアンイーノとかクラフトワークの名前も挙がってました。で、曲は

    夜のニュース番組の音楽ですね・・・・。

    坂本龍一の呼びかけに集まったらしいですけど、これって「坂本龍一救済キャン

    ペーン」ではないことを祈るばかりです。あ、毒舌でした。反省・・・。


    アキラホワイトのJポップナウ(終)

    「ボクニハハジメトオワリガアルンダ〜〜〜」

    (エンディングテーマ「バレエメカニック」坂本龍一)




    「ホワイト日記」5/11


    なぜか変な怖い話をよく聞く。

    いかにもゾッとするようなオチのあるネタより何か意味が分からない話の方が

    数段奇妙で不可解である。季節はずれな怖い話(?)一挙大公開!!


    その一

    高校の友達の近所に神社があって、昔からよく意味もなく行ってたらしいんだけど。

    で、その境内に登る石段があって、彼は小学生のころからその段の十何段目かに片足

    をのせた瞬間必ずと言っていいほど「サザエさんの声が聞こえる」といって譲らない。


    その二

    筆者が近鉄電車に乗り合わせた時、容姿端麗な女性が真横に座った。空いてるのに変

    だなと思いながらそのまんまにしていたら、何駅かを通過したした途端急激に上体を

    こちらへ向け目をあわせて僕に「ヘルスヘルスヘルスヘルス!!!」と何回も早口で

    唱えた。そして停車した駅を何事もなく降りていった。


    その三

    知り合いの人が焼肉屋で会食をしていた。肉を運んでくれるおっちゃんがその人に

    「あなたはたくさんの祖先がついていて常に守られている」から感謝しなさいという

    ような事を突然宣告され「なんて優しいご先祖様なんだ!」と泣きついてくる。それ

    で、涙を一杯溜ながらその人はあくびを繰り返し「いや素晴らしい霊に逢うとあくび

    が止まらないんです」と真顔で言ったそうである。


    その四

    妹の友人で就職し大阪に出てきた女の子がいて、一人暮らし用のアパートに住み始め

    た。それから月日が経ち、暫くして落ち着いた頃、仕事から帰ってきて部屋についた

    瞬間に、必ずといっていいほど電話が鳴るんだそうである。(帰宅時間もバラバラな

    のに)でも受話器を取ると必ず切られるんだそうだ。

    それが長期に渡り毎日続く。イタズラ電話にしては余りにもジャストなタイミングで、

    それに怖くなった彼女は「これは偶然ではない」と思い派出所に連絡・・。「一応調

    べてみますんで」警官が親切に取り合ってくれたからよかったらしい。

    ある日いつものように会社で働いていると警官から電話があり、「今日は一人で帰ら

    ないで署に寄って下さい」と連絡が入る。

    警官数名とその子がアパートに到着し警官に鍵を渡す。警官が先導し部屋に入り、押

    入を開けると、見知らぬ裸の男が携帯電話を持って押入にうずくまっていたそうだ。


    怖い。でも変だ。実在した話か、それともフォークロアの類か。未明である。

    しかしこういった話は謎のまま残しておいた方が面白いし興味はつきないものだ。




    「ホワイト日記」5/5


    デフレロック/(YOU MADE ME REALIZE)

    作詞作曲アキラホワイト


    defdefdefdefdefデフレロック

    defdefdefdefdefデフレロック(ボコーダー音)


    ハンヴァーガー60円!女子高生80円!

    ユニクロ40円!通話料10円!

    ガンダム70円!

    俺20円!


    defdefdefdefdefデフレロック

    defdefdefdefdefデフレロック


    夢80円!愛30円!ときめき10円!

    弾き語り5円!芸術90円!!

    金利28%!首相0円!!

    俺20円!!


    (セリフ)

    あんなに青かったリンゴの実が

    こんなに真っ赤にナリマシタ☆

    キミにみつめられたから?

    そやけどおっちゃんはたらかなあかんしなあ


    defdefdefdefdefデフレロック

    defdefdefdefdefデフレロック


    (MC)

    みんな急速に消費を捨てており。つながりを求めており!

    武富士が燃えてるよいい気味だ!オイルショックだ!!

    機長!?機長!!目的地はデフレスパイラル!!低価格落下!

    ようし市民よ!暴徒と化せ!!働いて働いて働きまくるんじゃぼけ〜

    どこに?なにに?あんた搾取されてるよ!

    「生かさぬように殺さぬように」それが本音か経営者!

    「あんたほなら起業おこしてみ?」人を人とおもとらんくせに!

    政治がわるいんや!いやお前が悪い!いやよりかかっとる俺が悪い!

    いや民衆が!いや江戸時代が!!って自分探し☆


    こうなりゃ21ST「ええじゃないか!」


    defdefdefdefdefデフレロック

    defdefdefdefdefデフレロック




    「ホワイト日記」5/3


    一人のハードな男に出会う。


    髭面の彼は同い年、9年間外国を放浪後今年日本に帰国。


    彼は映画監督になるのである。自称映画監督。作品歴なし。6月からは東京へ移り

    「オフィス北野」に携わることが決定している。なんでも前の「ブラザー」で英語力

    を買われコーディネーターをしていたらしい。コネクションもあったのだそうだ。


    キューブリック好きの彼と雨の中「時計仕掛けのオレンジのミルクバーって今観ても

    凄いよね」とか言って笑ってた。


    「アキラホワイト君どうするの?これから?」


    「好きなことは続けたいとは思ってるけど」


    「思ってるけど?? 何言ってるの!今諦めたらダメよ・・。俺は東京ですぐにはま

    だ食えないけどマクドと吉野屋で食いつなぐ!」


    彼は「日本」にどうもなじめないとのことだ。そういえば顔はデビッド・フィンチャー

    に似てなくもない。非常に英語の発音がリアルで、「ルアイオッ」って何かなあと思っ

    たら「ライオット(暴動)」だった。三池崇史とか一応薦めといた。まだ、日本帰り

    で最近の国内情勢(?)には疎いみたいだった。


    彼が上着を脱いだとき彫り物があった。

    途中で終わっている入れ墨。

    なんか僕はその彫り物が「自分の事」みたいでまともに見れなかった。


    「じゃあ!」彼は素早い勢いでいつも帰っていく。


    GWのバイトでの話である。




    「ホワイト日記特別編〜アトミックツアー〜」4/30



    「アトミックツアー」という名の関○電力が主催している原子力発電所見学バスツアー

    ーへ行って来た。(友達のコが知らぬ間に予約していたのであった。)カメラマンの

    友達。学生時代の悪友、4人で、2000円で福井の原発までバスで直行。昼飯付き

    である。乗客は家族連れが多く中には教師の連中もいて、不思議なグループを形成し

    ていた。ガイドを勤める電力会社の中年男性はいかに原発が安全であるかを、往路の

    高速道路の中でアピールする。なぜ都市部に原発がつくられないのか、それは地盤が

    緩いからで、「原発の銀座」と呼ばれる北陸地方は設備冷却システムである海水を素

    早く摂取でき、地盤が岩盤で出来ている為、最適だからだそうだ。原発は火力や水力

    発電のそれと比べ、ウランを原料にしているのではるかに低コストで電力を供給可能

    というわけである。なんか非常に言いくるめられている感じを受けたが。


    閑散とした漁民の村に到着。(原発設立のため住民の税金はタダ)。そしてゲートを

    潜り「シーズルーゾーン」という場所でガラス越しに現場を観賞。なかでも、廃棄物

    を冷却するプールに目を奪われた。この世で初めてみる不思議な光景。スカイブルー

    の底に沈む鉄の固まりが幾何学的に同じ模様を形成している。北朝鮮ツアーの如く、

    非常に整備された「一部」を順番に見せられる。中でも、「コントロール室」に注目

    しなければならない。そこには男性職員4人がスイッチを切り替えたり忙しいが、4

    人の職員のプロフィール「好きな女性のタイプ安藤優子アナ」とかのあの看板は悲し

    かった。顔写真をおもしろおかしく2等身のキャラクターで紹介しており、これは

    「僕たち楽しく働いてまっせ!」と言いたいのだろうか。部屋も非常におもちゃなコッ

    クピット感覚なのである。「お客様用コントロール室」か?あと、廊下に職員の詩が

    貼られていた「美しいタービンの翼よ」である。タービンとはまあ、電力を生み出す

    プロペラみたいなモノであるが、それにしても「美しいタービンの翼よ!」はどうか

    と思う。社会主義国家のノリであった。僕が一番観ておきたかった「六ヶ所村に廃棄

    する黄色いドラム缶」は見せて貰えなかった。あれ、青森のあそこに捨ててその後の

    予定は未定なのである。まだまだ、書きたいことがあるが、結局非常に出来合いの形

    だけのツアーであった。


    で、感想はというと、「非常に危なっかしい」につきる・・。更にはいかに「経済」

    が「正論」を超えて世間に蔓延して行くかと言うことをいたいくらい感じさせられた。

    友達の子が「これでみんなしんでも文句言えない。そんだけ楽な暮らしをしているの

    は共同責任だ。」と言った。極論であるし、電力の恩給を受けて「エレキギター」を

    がんがんに「no!NUKES!」と叫ぶロッカーよりマシかも知れない。僕もマック使って

    る。だがなあ。あんなアホらしいシステムで死ぬのはかなり厭だ。あと、原発職員6

    000人一人も見なかったぞ!それとお客様用に見えるところにわざと至る所に置い

    てあったボロボロになった造花の観葉植物。あれやめた方がいいよ。美的にも広報に

    も逆効果だと思う・・。不気味にして悲しいエコロジー感覚・・。ほんと慰めなんだ

    よ。


    帰り途で、あれだけ節電を訴える電力会社社員は家庭の総電力化サービス「ハッピー

    eプラン」がお安いから得であるとしきりに乗客に勧めていた。




    「ホワイト日記」4/27



    その店は近所の国道からそう遠くないところにあった。弁当屋である。圧倒的勢力に

    異議申し立てを行うインディーズ精神に満ちあふれている。

    「ぬくぬく弁当」

    素晴らしいネーミングだ。略して「ぬく弁」。60に手が届きそうな夫婦が、経営し

    ている。

    「弁当屋でも始めるか」

    「ほかほか弁当ってあるよな。」

    「あったか〜い弁当もあるわね貴方。」

    「う〜む・・。」

    「そうだ・・・ぬくぬく弁当だ!」

    こういう会話があったのかどうか知らないが、ノンフランチャイズ精神!俺はこれで

    行くんだ!という人情は「ぬくぬく」というすこし人肌な、やや迷惑な語感(おばあ

    ちゃんがしわしわの手で握ってくれたおにぎりを我慢して食べた小学生の僕はそう思っ

    た)を孕んでいる。とにかく「ぬくぬく」しているんだ。チキンカツ弁当、豚キムチ

    弁当、チキン南蛮弁当。全てが手作りで「ぬくぬく」してるんです。

    涙なしではだべれない。こんな事で泣く俺はどうかしているのかな。食材が支店から

    届くとかじゃなく、きっとその辺のスーパーで買ってきたんだ。いろんなメニュー

    (全部真似)、手書きのポップ(下手くそなレタリング)ダメだ。もうなにもかも

    「ぬくぬく」している。「ぬくぬく地帯」だ・・。出会った夫婦がよもや、恋に落ち、

    子供を作り、人生の冬に差し掛かったそのとき、「ぬくぬく弁当」というのろしを掲

    げるなんて想像していたのだろうか。人生はフシギに満ちている。

    生活するって大変だ。現実を目の当たりにするからなあ。だから正視できないんです・

    。ごめんなさい、僕は、まだ「ぬくぬく」には程遠い人間です。

    なんで罪悪感を感じるんだ!!




    「ホワイト日記」4/24


    「イラストレーター募集!!あなたのセンスを活かしてみませんか?」

     この蠱惑的な響きにつられ、何度連絡を試みた事だろう。例を出すと、枚挙にいとまがないが、某求人誌(大手の)でみつけたステキな求人を紹介します。

    (その1)

     天王寺区にその会社はあるらしい。

    「うん。うちはね〜住所はちょっと電話で言えないんですよ、ほらコンピューター関連でアレだから(?)あのね、駅前のあそこにAMPMあるでしょ、そこに夕方7時にね」

     怪しい。そして筆者は生真面目にも、そのコンビニへ向かった。田島という担当者が携帯をもってうろうろしている。パンチパーマに紫のチノパンの男が立っていた。10代の女の子数人がどこかへ連れて行かれていく。そういえば、16歳以上募集とあった。筆者はそれを遠巻きに眺めながら、来た途へUターンした。

    (その2)

     イラストレーター急募。つうんで早速電話。

    「うちね、酎ハイやったら酎ハイで。ほらメニューあるやろ、あれに実際より水色!ほら濃い色でかく馬鹿がおるんや。あんた配線解るか?うち、カラオケも2階でやっとるから、あんた絵ばかり描くと思ったら大間違いやで。あんたが良ければ来てもええけどな。芸大?昔おったわ。2・3人。」

     恵美須町にあるその会社の社長と直通。余りに話が長いので、適当に切った。

    (その3)

     めげずに違う物件に電話。

    「ええ、当社では、勿論イラストレーター、はいはい、募集の方させて頂いております。」

    お!まともだ。

    「ええ。その求人誌にね可愛い女のこの絵をね、一枚千円で買い取りします。」

    う〜む。

    「なんか適当にね。そのマンガとかね写してもらったらいいんです。わからんようにね。あれでしょ。著作権とかありますしね。ええ。そうです。風俗誌です。うちは。はい。」

     かってみうらじゅんはどうしてもやらなきゃいけないチープな仕事を「関西仕事」と言っていた。関西には魔物が住んでいるのか。俺の芸人気質が「因果」なものを呼ぶのか?方向性を余儀なくされる。ネタはこまらないけどね。



    「ホワイト日記」4/17



    *どうなんだろうか。「ハンニバル」。

     大体10年ぶりだよなあ。イルモストロ事件の法廷でトマスハリスが

     94年に現れたりとかそれなりの伏線はあったみたいだねえ。

     なんか。甘美な感じなんだろうねえ・・。ゴシック風味たっぷりなんやろうな。

     「ショック!食人博士!美人捜査官とフィレンチェで!血のワイン!」

     みたいなかんじかな。(テキトー過ぎ!!)

    *「羊」をビデオで久々に観たんだけど、

     90年代のサイコスリラーって皆これに影響されてたなあ。

     もうあらゆるサイコものが「あの羊たちの沈黙を超える!!」

     という触れ込みで、ちっともそうじゃなかったり・・。

     これって、マイブラみたいやなあ。

     そういえば、「ラブレス」が出た年と同じだったりする。

    *妹がビバヒル観てて。でその後にやってた「ダーマ&グレッグ」 

     というのを観たんだけど。これって「元ヒッピーの嫁半と上流社会のダンナが

     おりなすオモシロコメディー」(テキトー過ぎ!)なんだけど、

     いいですね。こういう結婚したい。こういう夫婦に成りたいな。

    *テクノでは最近「ベロシマ」というドイチェのユニットがよろしい・・・。

     まあ。loopa系ですが、懐かしいんだよね。ニューウェイブが本格的になりそう。

     中期YMOな感じですか・・。なんか、ヒューマンリーグとか、ディペッシュ

     モードとか欲しくなってきたなあ。どうも・・。ちょっとダークなとこがつぼ。

     「ポップ(pornography of perfomance)」というアルバムの「mokanmbo」という

     曲にやられっぱなしです・・・。「ホソノ」な感じ。暇な方は是非・・。 

     非常に日本びいきで、「ドモアリガトミスターロボット」のカバーもやってる。

    *小林秀雄の評論集にはまってしまった。慧眼のある語り口、視点。

     素晴らしい。「感想」「無情といふ事」とか。直感で書いてる。 




    「ホワイト日記」4/1



    塩見への手紙2

    そうだ。そうだ。
    塩見はそんだけマックを触れるなら
    工場なんかやめて、
    そっちをもっとしつこく
    しつこおおおおおく
    くどく、やるべきだ。

    俺も職を転々としたが、
    いやいややったって長続きしないんだ。
    心の奥では自分にうそはつけないぞ。

    もったいない。
    ポップゴーズアート編集長殿!
    君のつくるものは唯一無二だ。
    何度救われたか分からない。
    塩見は凄いんだ。
    おもしろいんだ。

    俺も頑張ることにする。
    逆境をバネにする。

    口ばっかりにさよならだ!!!!!
    ああ、もう能書きはごめんだ。
    さあ、やる。
    今やる!!



    「ホワイト日記」 3/31



    しおみへの手紙


    大阪で会いたかったが、

    もうお金がなくて、市内へ出るのもままならぬ・・。

    またはぶりのイイ頃に会いましょう。


    毎日俺はもう今流行のひきこもりだ。

    しおみみたいにアクティブに動き回る力がない。


    近くの田舎のレンタル屋でモーニング娘のベストを

    借りて、聴いて「I WISH」という曲で

    感動したりして、もうオヤジの域に達してきた。

    友達の女の子が誕生日(28日)を覚えてくれて、

    「割礼」のライブに誘ってくれたが、

    もうアングラマイナーなものに触手が延びない。


    将来の行方がちっとも定まらず、

    一銭にもならぬラクガキを描いて、

    端から見たらきちがいだろうな。


    母は腰がいたいと言っていて

    年々老けていくのを見るにつけ

    母子家庭でここまで良くやって来れたと思う。

    もう30にもなろうというのに

    ろくでなしの俺は、親に少しは、 安心でも与えなきゃいよいよ罰が当たるな・・。


    アートとか気取ってるヤツやスノッブな連中の

    相手をするのはいい加減疲れた。

    アートよりご飯を確保しなければいけない。

    金持ちの道楽に一銭にもならない奉仕して

    おもしろがられてポイが関の山。

    気持ち悪い連中が腹で何思ってるかも分からず

    刹那的に楽しんでいやがる・・。

    あいつらバカだ。あいつらは先祖帰りと洗練を

    はき違えたまま勘違いの未来へ向かっている。


    モーニング娘いいよ!!




    「ホワイト日記」 3/31



    三十に成ってしまった。


    昔、dont trust over thirty!

    「30以上を信じるな」なんて

    ロックのえらい人が言ってたな。

    そういや最近テレビで清志郎が

    「大人になっても楽しいですよ」

    と若者にメッセージしてたな。

    この辺が20世紀と21世紀の差かな。


    たぶんあっちゅうまに40になるのかな。


    昔大学時代の写真やってる友人が

    「人生17歳半分説」というのを唱えてた。

    時間の感じ方が、17歳で半分を

    終わっているそうである。

    まあたしかに子どものころの一年は長かった。

    いまは鼻くそみたいに一年が過ぎている。


    いろいろあるけど、去年だったか一昨年だったか

    よく分からないないこと最近多いなあ。

    俺何してたのやろ。ここ3年くらい。

    息吸うとるだけか。俺。

    だいぶご飯をうんこにしてきたという自負は

    あるぞ。何言ってんだか




    「ホワイト日記」 3/25


    梅田で終電乗り遅れて、街をうろついていたら

    カルマというクラブで「DJ小西康陽」という

    看板があったので入った。


    60年代グルーブばかりかかっていてコニタン(小西)

    はえらく上機嫌だった。ニノ・フェラーリとか

    フィンガー5もかかっていた。日本のソフトロックも沢山。

    朝方6時になっても誰も帰らずすごいノリノリ。

    (この言葉が似合う。グルーヴイーの日本語訳はノリノリでしょう。)

    でお酒が回ってグルグルだった。コニタンがDJ卓から下りてきて

    皆に名刺を配りまくり、握手連発。僕も名刺を渡したら

    一応受け取ってくれた。ええ人や・・・。


    朝方7時前フロアは未だに熱狂に包まれ

    ラストはブラジル中心。

    コニタンが「僕のやっていたバンドが3/31に解散します。

     そして私事ですがDJも引退します・・・」と言った。

    ああそれで、コニタンはテンションが高いんやと納得。

    そしてラストは「男と女」のソフトロックバージョン。

    ピチカートの歌詞を借りるなら「ハッピーサッド」な雰囲気の中、

    「ダバダバダダバダバダダ〜ブチッ」

    コニタンが興に乗りすぎて指揮者の真似をしていたら

    レコードプレイヤーに手が引っかかって音が止まった。

    にこやかにブーイングする客。

    「ダバダバダダダ〜!!!」

    音が復活しコニタンは客に混じって踊る踊る!

    微笑ましかったです。




    「ホワイト日記」 3/23


    偶然はない。
    そんなものはない。
    ポールオースターにゃわるいけど、
    全部自分で呼びこんだ。
    全部自分で引き受けた。


    あらがえない運命すらとりこんで
    僕等はもっと汚れていく。
    生きていくことは汚れていくこと。
    汚れて汚れて綺麗になっていく。


    おじいさんの眉毛が80歳まで変わり
    続けるように答なんて何もない。
    延びきった眉毛の形こそ
    確かな答だ。


    幸せはごくごく小さな懐かしさ。
    裸で走る子供の写真。
    母が膨らました庭のプールの
    あの写真。


    どうせこの世は仮住まい
    自分がしてもらいたいことを人にしなさい。
    見返りを求めるな。



    それが幸せ。





    「ホワイト日記」 3/17

    偶然てあるか?
    偶然は必然か?それともただの無意味か?
    出来事に意味を読みとる偶然はオモイコミの産物か?

    「あなたの小説には都合のいい偶然が多すぎる」
    インタビュアーのいじわるな問いかけに
    作家ポール・オースターはこう言った。
    「いや現実こそ偶然に満ちているんだよ」

    街で偶然君にあった。
    なんてことのない
    電車を待つ人混みの間に君を見つけた。
    ふいに偶然は顔をのぞかせて、
    現実にパカッと切れ目を走らせる。
    神様が近くにいるような瞬間

    偶然てあるか?
    偶然が次なる偶然のドアをノックして
    偶然の螺旋階段を上り、やがて・・・!

    彼女は3月に結婚をする・・・。
    「そうかそうかあはははははは」
    僕はこれ以上ないというだらしなさで
    飼い犬みたいな笑顔をふりまいた。
    そういや君と出会えたのも何かの偶然だったよな。

    次の問が頭をかすめた。
    「縁」というモノはあるか??




    「ホワイト日記」 3/13

    「懐かしい未来」

    何もかもが遅すぎて

    あのとき言わなきゃいけない言葉たちは

    放たれた矢の様にあの空へ飛んでいった

    いつもタイミングが悪くて

    取り戻せない過去が踏みつけられた

    砂場のように置き去りにされた

    僕は今でも君を街のあちらこちらで

    感じていて、うたかたの日々を過ごしている。

    大切なことはしらせなきゃいけない。

    でも宙に舞うフリスピーみたいに

    見知らぬ人の間をすり抜けていく。

    今でも君を大切に思っている。

    その事を知ってて貰えるだけで嬉しい。

    今僕に出来ることは

    未来を懐かしく感じることだけだ。

    懐かしい未来は取り戻せない過去と重なって

    丸い円を描いた。





    「ホワイト日記」 3/2

    「アキラホワイトの☆ちょっといわせて☆」

    *しおみと録った昔の録音テープを、

     現役の大学生に聴かした。

     なんか異常な反応でした。

     いや、ほっぺがヒクヒク揺れていた。

     物凄く受けてたけど、

    「セックスマシンガンズみたいですね。」

     ってそりゃないだろう。(芸大卒アキラ)


    *ストーカーという言葉。  なんか、人情ないなあと最近思う。

     たしかにおかしな犯罪は多いけど、

     いや、そりゃ、怖いけども、

     誰かを特別に思うから、恋愛が始まるわけですよ。

     昔は「恋やつれ」とか「ぞっこん」とか

     「首ったけ」とか「のぼせてる」とか

     もう少しなんかその・・。優しかったよ。

     なんかふる方も愛嬌があった。

     し、ふられる方もさっぱりしてたよ。(中谷アキラ)


    *マック収益4.5倍とかユニクロ現象とか

     ローソンのおにぎり80円とか、

    「学生さんは金がない」のKDDIの学割とか

     日本総廉価化が進んでるけど、そんなもの当たり前ですよ。

     絶対みんな収入減ってんだから。遅いよ。(竹村アキラ)


    *企画書みたいな音楽が多い。なんか自由なものってさらに減ってる。

     想像力の余地がないんだ。聴く方の。だからめちゃ不自由なんです。

     なんか音を出す前に、カテゴライズされる事を意識しすぎや。

    「ギターポップ+何とか」とか「フォーキー+音響」とかさ、

     表現者がもう姑息で、やる前からマーケティングしてるから、

     その白々しさにみんな飽きてるんだよ。(アキラ陽一)




    「ホワイト日記」 2/26

    「ふーてんサイケ21えもん」


    寝る。あくびもでないのに

    ひたすら寝る。ふて寝する。

    「朝なりか、夕なりか。

    午前5時か。午後5時か。」

    今から明るくなっていくのか。

    今から暗くなっていくのか。

    そんなとき遠くで聞こえる、

    ボコーダー処理された

    アカチャンの産声。

    「21えもん!動けでちゅ!」

    21えもんが現れた。


    目を覚まし、ピンチを脱出。

    世界を守るため「夜明けの口笛ふき」をヘッドホンで。

    21えもんが昔富田林の西友で買ったヤツ。

    今年の春はこれだねシドバレット!

    「アイアイサーピピピ!!」

    21えもんが高速でケータイからダウンロード!

    2001年、桜が満開!


    「シドバレット☆夜用スーパー!」

    自宅から宇宙へ。

    「マチルダマザー」で布団の中へ潜る。

    布団は宇宙へくるまる。

    世界を隔てて、布団の中。

    そっちは此岸。こちらは彼岸。

    僕という汚物を包む。

    「多イ日モ安心!」21えもんはやさしい。

    月の周期が血液を代える。

    母胎のなかでひきこもって超サイケ!


    外に出た。アウタースペースゾーンへ。

    隕石を通過し、スーパーに行く。

    なんで、こんなにモヤシが沢山売られているのだ。

    しかも誰かが首尾良くビニール袋に梱包。

    これこそ仕事。これが仕事!

    「ナイスジョブ!ビジネスサポート!」

    寒さももうすぐ去るでしょう。

    花も咲くでしょう。

    2001年 桜が満開!

    サンキューやったね21えもん!

    僕は立ち直ったよ。


    アキラホワイトは壊れました。




    「ホワイト日記」 2/24

    会社に辞表を持って最期の出勤。

    「お世話になったので・・」

    なけなしの金で買った、

    洋菓子の包みを渡そうとした。

    でも、動かない上司。無反応。

    で、めげずに、こちらも最期だし、

    もう本当最期だし、きっちり挨拶しとこうと思い

    まあ、いやいやとはいえ、大人げないのもイヤやし、

    「いろいろありがとうございました。

    またどこかで会ったら声を掛けて下さい」

    と言うと、というか言ってやると!(ファック)

    パソコンから視点を離そうともせず、

    「いや!!!(おかま声)視界に入らへん。(どこかで会った時にか?)

     へへへへへ(自分で受けてる)」

    だらしない幼稚さで笑う上司45歳。おどけてみたり、すねたりもう大変でした。

    これが彼の最期の言葉であった。

    こんなに他人からもろに嫌われたのは初めてかも知れない。

    入社時に「俺に気にいられへんかったらここおられへんぞ」と言ってたなあ。

    で、しばらく茫然としている。それでも上司は席に座ったまま、

    一瞥もくれず、ずっとパソコンを触っている。

    何分か経っても何も変わらない。

    シーンとしている。まるで病院の待合室だ。

    仕方ないので「失礼します」といって会社を後にした・・。

    ディスコミュニケーション!!

    帰り、梅田の映画館の前でちょっと半泣きになった。

    で看板のメル・ギブソンの顔が全然似てなくて、

    ちょっとだけ笑った。なんか何処を歩いているか不明になり、

    駅の階段を人混みとは逆に登っていった。



    「ホワイト日記」 2/23


    「くるり」田舎じゃ試聴できないので、

    えいやっとこれからはぶりが悪くなる一方だってえのに

    レジに持っていった。

    帰ってすぐ聴いた・・。

    「TEAM ROCK」ってバッファロードーターの

    「NEW ROCK」みたいだなあなんて思いながら、

    青いシンプルなジャケットを観ながら一聴した。

    ペラペラしている感じ。音が凝ってるんだけど、

    何か薄いかんじがする。

    普通の声で歌っている。

    「図鑑」が酔って暴れた感じだとしたら、

    今回はちょっと部屋で反省している感じか。

    しかし、この見事なバラバラ感はどうだろう。

    ダフトパンクのシングルにかなりやられたんだなあと言う感じ。

    しかし、まあ「バラの花」はいい。

    いい曲だ。ポリスの曲のようだ。

    何か非常に80年代な感じがした。

    歌詞も今回は分かりやすい。

    まあまあ共感できる。

    「ワンダーフォーゲル」はNHKの夕方6時位のアニメの

    終わりの歌みたいだ。ちょっと恥ずかしい。

    インナーに「小沢健二は最高」だとか、「岡崎京子の本を全てそろえた」

    とか細かい事が一杯書いてあって、しおみとだいぶシンクロしている。

    岸田の顔は俺とシンクロしている。

    でもやっぱり年下の音楽やなあ。




    「ホワイト日記」 2/22


    仕事を辞めた。というか、ここ2・3日無断欠勤だ。

    自殺行為だ。三十路のやることではない。

    むこうからも何も連絡はない。無茶苦茶だ。

    この不景気に何て事だと思う。

    上司があまりにも酷いので、将来に不安を感じた。

    (いや、アキラホワイトはこれでも結構我慢強い方なのです。)

    最高もった新入社員で4ヶ月というのだから驚きの会社だった。

    居残ったメンバーで営利をむさぼり、適当に仕事をして、

    俺みたいに出しゃばったヤツはもう、邪魔者もいいとこだった。

    物凄い村意識だ。仕事の出来不出来よりも、上司に気にいられるかどうか

    が重要だった。(もちろん気に入られるように頑張ったんだけどなあ。)

    で、上司に指示をあおいでも「ない。」とかしか言わず、嫌われた。

    あいつらは、このままどうやっていくのだろう。

    「アキラホワイト君、てきとうにやってたらええねんで。」

    とかしか言わない。あいつらは、このままゆっくり死んでいくのか。

    俺はイヤだ。風を切って歩きたい。堂々と仕事がしたい。

    充実感が欲しい。お金を儲けて愛する人とつつましく生活がしたい。

    あたりまえだろ。

    確かに楽チンだった。しかし、真綿で首を絞められているようで、たとえば、蛙を煮

    込むときにぬるま湯で鍋のなかで煮込むとじっと動かずにゆっくり死んでいくように、

    僕にとっては、底なしの不安の連続だった。

    ただ、俺をどうしたらいいのか分からず、

    あらゆる部署をたらい回しにされ、もう気が狂いそうだった。

    もちろん仕事はした。早く、ちゃんとしたさ。文句を言われる筋合いはない。

    君は「苦しいけど理解できるモノ」と「楽だけど矛盾しているもの」どちらを受け入

    れるか。俺は前者を受け入れる方が容易いと思う。

    ああ、これ以上書くと愚痴である。

    さあ、次の仕事を探そう!!!



    「ホワイト日記」 2/18


    Jマスシス&THE FOGを見に行った。

    Jさんはなんか疲れた犬みたいで、非常に味のある人だった。

    ギターとベースとドラムという3ピースな編成で

    最新アルバムとあの懐かしき「グリーンマインド」から

    数曲が演奏された。盛り上がる曲は昔の曲で、ちょっと辛かったけど。

    なんか、Jさんのギタープレイは手癖のようで、

    スケール展開最期はフレットの高音で締めるという、

    いつものパターンで大体どの曲もそう。

    それが職人ぽくて、「俺はずっと是で行くんだ」という覚悟というか、

    21世紀になっても変わらない感じがカッコイイのであった。

    たしか昔のインタビューで

    「俺はギターを手にした時同時に歪みも買ったのさ。」

    とか、言ってたな。

    カッコイイ。変わらぬ魅力かな。

    で、当時グランジとか言われたなかで、彼らは初めからやる気がなかったし

    プロモーションビデオかなんか8ミリで撮ったようなやる気のない味のある

    映像だったなあ。とか思い出した・・。

    で、これまた大学時代の友人と行ったんだけど、

    みんな前よりは色々と環境が変わっており、

    こういうJマスシスなんか見に行く世代とか、あの頃のダイナソーが非常に

    過激に思えたことなんかを感じていたのかな。

    すごく健全に聞こえる新譜は時代の流れがそうさせたのか、

    ちょっと僕等が年をとったのかは定かではないけどなあ。

    まあ、時は流れていくんですな。

    アンコールでキュアーのカバーとかして個人的には

    二重に懐かしくなった・・。

    いつも「今を体現したり」とか「やつらも古くなった」とか言うのは

    評論家にまかせといて、僕等はゆっくり年を取ればいいんだよ・・。



    「ホワイト日記」 2/6

    シーアンドケークを見に行きました。

    若いカップルや外国人の方が沢山居ました。

    淡々とした演奏で、1時間ちょいくらいで終わりました。

    アンコールで「ゴシンセツニカンシャシマス」という

    面白日本語をサム・プレコップが言いました。

    でも、アンコールして感謝するのは僕たちお客さんです。

    ソフボーイの作者であるサイドギターのアーチャー(メガネの人)は、

    シャツにセーター、ジーンズといういでたちで本当に普通でした。

    ホームセンターですれ違ってもわからないなあと

    見に行った人と言っていました。

    あるいは、街ですれ違ってもし自転車に乗っていたら

    あのモル○ン教の外国人みたいでした。

    淡々としていました。些細な小さな音で空間をスケッチするような感じかな。

    右脳にぼんやりフランジャーとチャカチャカしたギターと

    ヒューヒュー鳴ってるエレクトロが響き渡りました。

    日々淡々。みんな照れくさそうでした。彼らは大阪のどこへ泊まるのか、

    なんかビジネスホテルとか(笑)もしくは終電無くなってカプセルサウナで

    腰にタオルまいて、エコーの効くタイル部屋で新たな音響に目覚めていたりとか。

    いやあ、でも中庸さというか、あの存在は逆に希有です。

    幸福なんてあるとしたら、もしかしたら、ドラマチックではないのかも。




    「ホワイト日記」 2/4〜5

    2/5

    オッス!俺アキラ!

    無職ライフ!21!

    コズミック!21!

    21世紀のスキゾイドマン!

    21世紀のテーマは面白真面目!逸見さん!

    天国で!みててね!


    会社では俺!シューゲイザー!

    靴ばかり見てる!ホワイトカムカム!

    はやく5時にならないかにゃ。ウキウキアフター5!

    上司の顔に米粒が。ユージニアス!

    イヤよく見ると、上司はルー・バーロウ

    指摘できないシューゲイザー!

    コミニケーションスキル低いシューゲイザー。

    ラブレス聴いて酩酊して

    早10年!無人島にもっていきたいCDデス。

    おっとマイ・ブラディ・バレンタイン情報!!

    なんと今年はグラビアを中心に活躍していく予定ダ!

    ますますベリンダに目が離せないネ!

    そんな折、ギターポップのエース!

    颯爽と登場!え?カジヒデキが二人!?

    マイコン入力で目が乾く。妄想はノイズにくるまれ、

    脳内おかしなおかしな大冒険!俺テンパッてる!?


    オッス!俺アキラ!

    恋に仕事に大活躍!

    摩天楼はバラ色さ!え!?シュワちゃんが妊娠!?

    もしもメルギブソンになれたら、撃つよ。誰を!?

    無類の岩谷テンホー好き!それはじょうじの兄!

    次号もムハハだ!説明できないくらい愛してる。

    ああ、それにしても金もなく、用もなく、小堺のさいころトーク

    をみてると死にたくなっちゃうよ。


    2/4


    たけしの「BROTHER」を観た。

    これから見に行く人には悪いけど、

    途中で帰ろうかと迷った。

    駄作。今までで一番ひどい。

    たけしがたけしの映画を意識しすぎである。

    全てが予定調和。かっこつけすぎ。

    黒人と日本人の交流がよくわからない。

    オマー・エプス(黒人の弟分)のラストシーンに

    頼りすぎ。クサい。「HANA-BI」のクサさはまだ許せるが。

    それと山本耀司の衣装が豪華すぎ。

    豪華は似合わない。あんな衣装は北野映画にミスマッチっす。

    あれはイタリア人にしか着こなせないでしょう。

    あと人が死にすぎ。意味がない。

    「死」が綺麗すぎ。「ソナチネ」のギリギリ感皆無。

    「その男」のやばさもどこへやら・・。

    「菊次郎」「キッズリターン」の青さもないし。

    良くできたVシネマあるいは、男気大会。

    「だめになっていく」甘美さこそ北野映画の魅力でしょ。

    銃の音は凄かった。本物ですから。ホラー映画並の轟音。

    でも、たけしの本質は「不発」であるはず。

    だれか「つまんない!!」って言わないと、

    たけしかわいそう。



    「ホワイト日記」 1/27

    オッス!俺アキラ、今は冴えない百円ショップの店員だけど、
    いつかは恋に仕事に大活躍!

    幼馴染みのミキとの恋愛模様も大混乱!
    そんな俺のかっこいいハッピーライフを紹介するぜ!

    新番組、「よろしくアキラ!」毎週金曜日夕方6時45分から

    「よろしくぅっ!」


    嘘ですよ、嘘


    アキラホワイト氏がメール使えなくなってしまって

    復旧までしばらくお待ちください

    日記は書きためているそうです。


    近日中に再開しますので、見捨てないでね。




    「ホワイト日記」 1/15

    〜女友達〜


    夏、sof boysのtシャツをあげた・・。


    着るの勇気いったかな。


    僕の友達。腐れ縁



    これからのことや


    過去のことをまくし立てる


    能なしの僕に、


    友達は言った。



    「なにもきめんとこ・・」



    ありとあらゆる種類の言葉を知って


    何も言えなくなるなんてそんな馬鹿な


    過ちはしないのさ。


    小沢健二の若い声が両耳をかすめる。



    冬、シーアンドケークが来る。


    一緒に行こう。


    僕と君の関係に


    「名前」なんていらない。



    「ホワイト日記」 1/5

    21世紀がやってきた。

    「ビバ!新世紀!!暗いニュース!

     おもしろトピック!あらかると!

     激うまスポット!通話料半額!」

    外に出ると、街は「ツインビー」みたいに

    ごちゃごちゃしていた。


    あらゆる工業製品や、情報産業や

    あらゆる文化商品や興行や

    あらゆる料理やサービス業が

    ぼくをごちゃごちゃにした。

    呑み込まれるな・。

    なんかそんなに見れないし、食べれないし、

    楽しめないし。もう、つかれた。


    もう何も追いかけたくないです。


    人はそんなに情報を詰め込まなくていいです。


    そんなに進化しなくていいです。


    早くなくていいです。


    知らなくていいです。


    面白がらなくていいです。


    ただ、適当に晴れてて、雀なんか鳴いてて

    そんでもって、お茶とか呑みながら横になって

    二人して縁側で耳そうじがしたいだけ。




    「ホワイト日記」 01/1

    アントニオ猪木の

    新世紀を迎える

    カウントダウンイベントに

    行って来て、今帰ってきた。


    猪木の言葉・・・・

    「行けば分かるさ」


    遠くへ行こう。

    遠くを目指すんだ。


    「新世紀!新たなる旅に出よう・。」

    恥ずかしい言葉も猪木の力で自然に

    出たりする・・・。


    過去はかわらん。

    明日はわからん。


    道がなければ自分で作れ。

    嘆いたってしょうがない。


    遊ぶおもちゃがなければ

    自分で作れ。


    明けましておめでとう。



    「ホワイト日記」 12/15

    大嫌いなあいつ!

    想像してご覧?(イマジン風)


    あの上司、あの女、あのミュージシャン・・。


    うんうん。

    気持ちは分かります。

    おっしゃる事はわかります。

    例えば、そう。「自己中なとこ」とか「ミーハーすぎるとこ」とか。

    「悲観的な物言い」とかまあ、なんぼでも出てくる。

    一度嫌いになると、そいつの履いてる靴さえ、何か腹立つよね(笑)


    でも・・。デモシカシ。

    「好き」の反対は「嫌い」説・・。


    果たして本当なのかなあ?

    昔から、思うんだけど、

    「好き」の反対は「無関心」ではないかなあ。


    「嫌い」なあいつは教えてくれる。

    自分の暗いとこ、自分と似たと事か。

    そう、自分の安心してる居場所に警告サインを

    送っているのかもしれないんだ。

    結局相手の嫌いな部分って

    全部自分のことだったりして!!


    今夜もあの娘が大嫌いだ。

    無関心ではいられない。

    イエイ!って

    僕は馬鹿な平和主義者さ。




    「ホワイト日記」 12/12

    しおみ達と大学時代、よく録音したなあ。(いわゆる宅録)

    チープな機材と楽器をつないで、コタツを囲み録った。

    「ベースほなら、エレファントカシマシ風でいこう」

    なんて、テクもないのに(笑)

    まあ当時エレカシもマイナーでしたが。 

    酒を煽り、冗談が5分後には実現する。

    それは、イメージと似てもにつかない音像であったり、

    実力以上の予想を超えたスンバラシイものだったりした。

    というか、そのヤマっ気がまあ、おもろかたんでしょう。

    もう、音楽というかある種の「ステキドッキリ人間録音実験」やったなあ。

    ほんま。ひどかった(笑)で、あれは全ての活動の基本や。

    マックとかDTMとか言ってるけど、空気に直に

    触れてない脳だけのモノってしょうもないねんな。なんか。

    ぼくらチープやったけど、アホなアイデアはあったし。

    やっぱり、「場」が録れてないとおもろないねん。

    これ音楽だけの話ちゃうねんけどね。

    やっぱり、何事も他人との関係とか場所とかがズバリ出る。

    (アラーキーの写真だって作品を超えてもう被写体との関係でしょう?)

    で、見えないモノってあるねんね。

    というかそういうの信じたい。グルーヴとは空気也。

    だってあの録ったテープやばいもん。

    そこんとこ4649!



    「ホワイト日記」 12/8

    17歳の時、確かに反抗心はあった。

    ブルーハーツの歌詞を高校のトイレに

    落書きした。本気で書いた。筆圧が高くて

    シャーペンの芯がすぐ折れた。

    「学校も塾もいらない!」って書いた。

    先生に怒られた。これはどういう意味やと。

    意味なんてないのよ。

    また、奇矯なことをして、しばかれた・・。

    校門の階段を、自転車で後ろこぎしてやけくそに降りていった。

    「おまえはひょうきん族か!」

    と先生に髪の毛を引っ張られた。

    でも、人を殺そうなんて思わなかった・・。

    自分の肉体が、通用する喜びに満ちあふれていた。

    いろんな無意味な行動がそれである。

    それはあらゆる規定にあてはまらない、素敵な無駄である。

    今の少年はどうなんだろう。

    やっぱり、子供の時は喧嘩したり、虫を飼ったり

    アホなこととかして、生命のはかなさやしぶといところなんか、

    わからなあかん。気持ちいいとか苦しいとか、

    痛いとか、怪我とか。失敗大好き!やろ!

    AIBO反対!怖いやん。で

    あれは進化ちゃう。退化してるやろ。想像力!

    でも、そんな機会すらなく、進化したりとか、

    強いことだけが望まれる半ばゲームのような

    味気のない世界で、そんな気持ちは育つかな。

    少年よ。へぼいことは君が思うほど駄目なことではない。

    音楽や文学がそれを教えてくれる。

    他人の中に普遍性を見たとき、君も立派な男だ。

    駄目とかオッケーとかすぐ決めるな。大人も!馬鹿。


    「ホワイト日記」11/29

    コーヒーを一つ頼むと、

    「砂糖とミルクは一つずつで、よろしかったでしょうか?」

    ファーストフードのお姉さんは、

    いきなり過去形で聞いてきた。



    「よろしかったです。」



    コーヒーカップにタバコの灰が

    するりと落ちた。

    飲みかけのコーヒー。

    また一つのやりかけを残した。



    「20世紀最後の〜」と言う形容詞。

    もう飽きてきた。

    毎日最期やん。唯一無二っす。

    今日最期のカツ丼

    今夜最期のヤケ酒

    就寝前最期のまどろみ

    最期と言った次から次の最期が訪れる。

    毎日最期、毎日最期、この繰り返し。

    2000から2001

    数字が一つ変わるだけ。



    「ホワイト日記」11/28

    ほとんど水で出来た僕たちは、

    朝もやの中でうとうとしてるんだ。

    ほとんど水で出来た僕たちは

    こどものころのふでばこみたいな

    特別なものを探してる。

    世界中に何も無駄なものがないって

    わかったとき少し背が伸びて、

    世界中の殆どがゴミだとわかったとき

    髭が伸びた。

    分かることってそんなに偉い?

    感じることの方が先なのにね。

    小柄な君が、いつもより大きく感じられて

    月すら覆い隠したとき

    僕はできるだけ自然に

    こう言うんだ。

    「今日はいいことあった?」

    100年経ったら今いる人は誰もいないんだね。



    「ホワイト日記」11/27

    いつもと同じ会社帰りの風景。

    電車の吊りビラやポスターのみが入れ替わる景色。

    家路へ急ぐ会社員は携帯電話を触るともなく触る。

    手遊びのように。退屈な指先は時間のアリバイを

    探している。

    車窓からみえるいつものネオンは今夜も不機嫌そうに

    点滅している。あてもなく街をぶらぶら。

    別に誰かに会えるわけでもないのにな。

    こうしていつも偶然を待っているんだ。

    わけわかんないやろ?

    君の面影を闇の中で一瞬掴めた気がした。

    笑うのを我慢しているような君のはにかみ。

    僕は誰にも知られず夜道で点滅を繰り返す。

    街の灯りが眩しすぎて、

    ちょっと見ただけでは分からないと思うよ。

    あまりにちいさな光。さようなら、あの頃。

    街はキリストの生誕を祝っている。 

    夜道が濡れていた。

    雨が降り出してきていた。駅前のぼんくら書店前。

    本を急いで鞄に押し込み小走りで走り出した。

    BGMピコ「あのとき」



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