
オイラのダイビング熱はいっこうに冷め止まる気配もなく、一人でも多くダイビングの世界に引きずり
こもうとまるで宗教の勧誘のように毎日、義理の姉妹たちに海の素晴らしさを伝えていました。
その甲斐あってシーちゃんの一番上のお姉さん{チーちゃんといいます。香港在住}がCカードをゲット!
しかし残念ながら潜った海が香港だったので感動などどこにもなく失望しかなかったそうです。
香港の海は透明度が15センチ位だったそうで、インストラクターの指示もろくに見えず、桟橋の近くに浮上したら
頭の上になにやら降ってきたので見上げると、バーベキューをやっていた香港の人がゴミを海に捨てている所だったそうです。
それでも諦めないオイラは2番目のお姉さん{リーくんと言います。最近オーストラリアのパースから 帰ってきて現在オイラたちと同居中}を説得、リーくんもパースの綺麗な海に、潜ってみたいと思っていたので、 オイラはすかさずセブのCカード修得ツアーのチラシを見せ「すごく安いでしょ!飛行機、ホテル、全食事、講習、 ぜ〜んぶ付いて五万円切るよ!オイラたちも一緒に行くから安心さ!」 と半ば強引にセブにリーくんを連れて行く事になりました。
シーちゃんとオイラにとっては久しぶりのセブ島です。 リーくんはホテルリゾートの中とセブ島の一般の人が住んでいる生活環境の違いを目の当たりにしながら フィリピンが抱えている現実の問題に心を痛めていました。3日間しか時間がないのでリーくんは、昼間は実習、 夜はオイラたちがバーで飲んでいる時もひたすら学科講習の勉強です。
パシフィック・セブ・ダイバーズのインストラクター、TAKAさんは数年前にオイラとシーちゃん のアドバンス講習の先生でした。普段、ガイドはしないのですが、今回わざわざオイラたちのためにガイドをかってでて くれたのです。マクタンのアグスリーフというポイントに潜った時の事です。シーちゃんは買ったばかりの水中カメラを手に ぎこちなく潜降していくと、やたらめったらソフトコーラルやウツボ、海ヘビなどバシャバシャと撮りまくっている! フィルムがあと一枚となった時、TAKAさんが沖を指さしています。
「マンタだ!」それも5枚の編隊をくんですごいスピードで移動しています。
シーちゃんはあわててシャッターを切ったが後方に遅れて進んでいたマンタをやっとのことでカメラに
収めたのであった。{ピンボケでただ真っ黒い固まりが写っているだけだったのだが・・・}
その夜はいくつかのポイントでマンタが見られた話しで持ちきりでした。そこへ一人のおばさんが声をかけてくれたのです。
「岡野さんですよね!前にここでお会いした。大阪の川崎の母です。」前回セブに来た時に友達になった
川崎さんという方のお母さんが一人で潜りにきていたのです!ダイビングに来ているとこんな偶然が結構あるんだよね!
ダイビングをとうして日本全国に友達ができて、今だにメール連絡をしている友達も一杯いる。 義姉のリーくんにも是非ダイビングで人生のバディをゲットしてもらいたものです。 {できればダイビングを趣味にしているお医者さんなんかだと最高!}
海洋実習と講習でくたくたに疲れたリーくんはCカード受け取り先の日本の住所を何故か間違え PADIからカードが届いたのは半年後でした。
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