第13回 『imagine』に見るジョン・レノンのセンス

(1)名曲「imagine」

 最近の連続テロ・アフガン問題で脚光を浴びる名曲「imagine」 シンプルなピアノ曲のため、実際に弾いたことがある方も多いでしょう。 シンプルそうで奥が深い・「imagine」今日は第12回と同じ 方法でこの曲を味わってみましょう。

(2)コード進行を考える

いつものようにコード進行を書いてみます。 Aメロ |C |F |C |F | |C |F |C |F | Bメロ |F Am/E|Dm Dm/C|G/B |G7 | サビ |F G |C E7|F G |C E7| |F G |C E7|F G |C E7| 実際は9thが入ったりメジャーセブンスが入ったりして もうちょっと複雑ですがシンプルにしてみましょう。 AメロはスタンダードなCとFの繰り返しです。 (余談ですが、CとFつまりトニックとサブドミナントの 繰り返しはよく見るパターンです。) Bメロでコードの変わるタイミングが変わり、ベース音がゆっくりと下降していきます。  流れのよい進行であり場面展開の感じがよく出てます。 さて、サビでいつもの”ダイアトニック以外のコード”気づきましたでしょうか? 再褐するので考えてみましょう。 |F G |C E7|F G |C E7| |F G |C E7|F G |C E7|  キーは最も考えやすいCメジャー ダイアトニックじゃないコード、何かわかりましたね?

(3)答えはE7

 答えは、E7です。 何回か同じことをやってるので、説明なしでもわかると思います。  キーがCなので、Cからサビが始まると安定して聞こえますが そこをあえて、Fから始めているのです。 F、G、Cと主要和音をなぞる進行の後、来るのがこのE7  一瞬、止まった感じが残る和音が入ることで 進行にメリハリが付くのです。  ジョン・レノンのセンス、感じますでしょうか?  そっか、”ダイアトニックじゃないコード”入れればいいみたい。 じゃ 適当につっこんじゃえ!と思うかもしれません。  でも、これでは音楽になりません。  人間がいいと思う進行って意外と少なく。 しかも、ある程度までは決まりがあるのです。  次回はその決まりを勉強していきましょう。
♪この曲を聴いてみよう♪
ジョン・レノン imagine 
第14回へ メニューへ戻る 2001年 11月6日