第15回 切ない曲が好き!

(1)コードと曲調

 音楽というものは複雑でして、このコードを使うと・・・な曲 こういう進行だと・・・な感じみたい。こうなるほど単純ではありません。  全く同じアレンジでもドラムが入るか入らないかで 曲の印象はがらっと変わってしまいますからね。  それでも、こういうコード進行を使うと・・になりやすい。という 一般論がないわけではありません。

(2)ダイアトニック以外でよく使われるコード

 今まで何度となく書いてきているスケール上の音のみで 作られたコードであるダイアトニック・コード  このダイアトニック以外を入れることでコード進行に膨らみを持たせる。 それがこのお話のメインテーマでした。    でもですね。 ダイアトニック以外でよく使われるコードというのは わりと決まっていて、ほんの一部のコードしか使われていません。 Cメジャーの場合、Fm、E7、A、Ab、Bb etcがよく使われます。 参考までにダイアトニックコードを書くと C Dm EM F G Am Bm-5 です。

(3)Fmに注目する

 今回は上記のうち、Fmに注目してみましょう。 キーがCの場合、FマイナーではなくFメジャーが来るのが一般的です。 ですが、そこでFmを入れるんですね。 試しに下のコードをキーボードで弾いてみてください。 C  Fm  C テンポは100くらいがいいでしょうかね。ご自由に 弾き方はイマジンみたいな感じがいいのかな?こちらもご自由に

(4)響きを理解する

 こうやって弾いてみると若干、切ない感じがしませんか?  曲の終わりで切ない余韻を残して終わる時に使われてます。  曲中でもよく見る進行ですね。    ギターをお持ちの方はギターでも弾いてみてください。 何とすごく弾きやすいんです。

(5)結論

 コード進行は無数のパターンがあります。 ですが、コード進行を一つ一つのパーツの組み合わせと考えると意外と有限なんですね。 最初に知るべきパーツはダイアトニック進行  そして、次に知るべきパーツが今、紹介したC→Fm→Cです。 キーをCではなく一般化して書くながらトニック→4度マイナー→トニック もしくはT→Wm→Tとなります。 T U V W X Y Yという書き方、ディグリーコードと呼びますが コードの理論書にはよく出てきますので知っておきましょう。 キーの中心となる音から数えて何番目ですか?という表し方です。 最後になりますが、この四度マイナーを挟む方法 切ない曲によく使われています。そのせいかバラードに多く使われる傾向がありますね。  彼女(彼)に新曲をプレゼントしたい。 切ない気持ちを歌に込めたい。そんな奇特な(?)趣味の方がいましたら 四度マイナーを使ってみてください。   あなたの切ない気持ちを音楽にする。そう考えると理解が深まるかもしれませんね。  
♪この曲を聴いてみよう♪
小谷美紗子とか(例がマイナーか?)
第16回へ メニューへ戻る 2002年1月23日