第19回 教会で演奏するなら

(1)荘厳な教会で

音楽理論のページを久しぶりに更新しました。 今回は和声というクラシックのテクニックを少しだけ拝借して キーボードで美しいハーモニーを生み出すテクニックを学んでみましょう。  まず、気分はバッハ。ヨーロッパの荘厳な教会でオルガンを弾く場面を想像しましょう。 音色はCHURCH ORGANなど教会っぽい雰囲気が出るオルガンを選びます。 基本的には左手でベース音。右手で和音を押さえハーモニーを生み出します。 あなたは歴史あるヨーロッパの教会のオルガニスト。 その気分で進みましょうね。

(2)6度マイナーを弾こう

 教会っぽい雰囲気を出すポイントは6度マイナーにあります。 Cの場合、Am、Aの場合、F#mです。 この意味がわからない方は前に戻って復習してください。 では、教会で神父さんから6度マイナーを弾いてください。といわれたら どんな音を出すでしょうか。 仮にキーをCとして、Amを弾くと仮定しましょう。 パソコンの前から楽器の前に移動!!! #ちなみにカトリックの場合、神父さん、プロテスタントの場合、牧師さんです。 #テレビとかよく間違ってますが

(3)ポイントは三度抜き

 まあ、単にコードだけなのでちょっと味気ないですけどAマイナー弾いてみましたか? Amはもちろん、ラ、ド、ミからなるコードですが、教会っぽくするポイントは 三度のドを弾かず、ラとミだけを出すことなのです。  耳を鍛えるためにも左手でベース音を押さえ、右手でラ、ド、ミをごく普通に (クローズボイシングで)弾いて見ましょう。  それから、左手は同じで右手のドを弾かず、ラとミのみを弾いてみましょう。 比べるとわかると思うのですが、ドがないとすっきりするというか 透明感がある音が出ます。

(5)X→Ym

クラシックの世界には和声といってコード進行理論を複雑にしたような 決まりがあり、古典派(モーツァルト、ベートーヴェンあたり)までは この決まりに則(のっと)って、音楽を作っています。 彼らはXからYマイナーに進行するとき、原則的に Yマイナーの三度の音を使いません。  このテクニックが透明感のあるサウンドを生み出します。  特に教会音楽やパイプオルガンを使った音楽の場合、その効果がはっきりしてオススメです。 個人的にパイプオルガンが好きな私はよく使っています(厳密には過去形か^^;)  音楽なんて聴いた感じよければそれで良し! と思いますが ヨーロッパ旅行中、教会でオルガンを弾くことがあれば こんなことを言っていた人がいたことを思い出してくださいね。
♪この曲を聴いてみよう♪
J.S.バッハなど
メニューへ戻る 2003年8月30日