第2回 サブドミナントを織り交ぜる。

(1)サブドミナント?


ちょっと堅苦しいですが、トニック(主和音)、サブドミナント(下属和音)、ドミナント(属和音)について学びましょう。



テンションよりはこっちのほうが有名なので知っている方も多いと思います。



あるスケール(音階)があったときに、スケールの最初の音を主音と呼び

その音を中心とする(根音とする)和音を主和音(トニック)と呼びます。



同じ要領でスケールの4番目の音が下属音でこの和音を下属和音(サブドミナント)と呼びます。

また、同じくスケールの5番目の音が属音(ぞくおん)でこの和音を属和音(サブドミナント)と呼びます。



日本語、英語両方書きましたがポピュラー系ではカナカナのほうでいうことが一般的です。





要はキーがCのとき、Cがトニック、Fがサブドミナント、Gがドミナントです。

キーがGマイナーならGmがトニック、Cmがサブドミナント、Dmがドミナントです。

(ドミナントはDやD7の方が正しいですが、この話は省略します。)



こんなの知っているよ、という人も多いでしょう。次がポイントです。

「手弾き」と書いておきながら、なんでこの話をしたのでしょうか?

(2)サブドミナントを使おう。

キーボードパートを見ているとスコアなどに書いてあるコ−ド以外のコードを使っていることがあります。

ちょっと変な日本語ですが、わかりますよね?

スコアにCと書いてあるのに部分的にFが混ざっている、などです。



特にコード感のあるキーボードソロ、ピアノソロの場合、指定されたコード以外の和音を

よく使っています。



「アドリブで弾く」なんて時は一小節、ずっと同じコードでは様にならない時もある。



ここまで来てドミナントが登場です。

指定されたコードに違うコードを入れるとしたら、そのコードをトニックと考えた時の

サブドミナントが最もフィットする。



例えばコードがAならDを入れればいいわけです。

Aをトニックと考えると(ラ、シ、ド#、レ)なのでDがサブドミナントです。

もちろん、元となるコ−ドはトニックでもサブドミナントでもドミナントでもなんでもいいです。



適当にドラム、ベースでラフなバッキングを作って今、言ったことをやってみてください。

意外とうまくいくと思います。私はこれを知ったとき、けっこう驚いた。



ただ、AとDを同時にならすと(ラ、ド#、ミ  レ、ファ#、ラ)という

とんでもない不協和音になるので他のパ−トとの兼ね合いが大事です。



オルガンやギタ−が分厚いコードを担当している時は使わずにいて

シャッフルするような曲などで使ってみましょう。



アドリブの時やキーボード・ソロを考えるときちょっとだけ頭の片隅に置いておくとためになるよ。





♪この曲を聴いてみよう♪
特に思い浮かばない(^^;
第3回へ メニューへ戻る 感想、ご意見はまで   12月8日