「王様のブランチ」生出演、ロビン狂騒記


 2000年4月22日、生放送の「王様のブランチ」(TBS)にロビンがゲスト出演しました。
前日、「アンドリューNDR114」のプロモーションの為、6度目の来を果たしたロビンは、 この生放でどんな様子だったのでしょう?

 この生出演の模様をご覧になれなかった放送地域以外のファの為に、岩窟王が拙い文章に起こすことにしました。
 僕が訳したロビンの発言はいいかげんな意訳ですが、 当日のスタジオの雰囲気を少しでも味わって頂ければ幸いです。

 尚、僕のPCではビデオ入力で画像を作成する事が出来ないので、下の画像は手持ちの デジカメでTV画面を直接撮ったものを使用しています。(笑)

こんな時代に、ビデオが無かった頃のような時代錯誤な手法を取るのは心苦しいのですが、 文字だけでは爆笑放の雰囲気が伝わり難いと考えた末の苦肉のです。
そんなワケですので、画質の悪さと色調の狂いはお許し下さい。

 今回の来日で一番確認したかったのが、一部のサイトや新聞で報じられて来た「ロビンの映画俳優引」の正否です。この件に関しては、今回のTV出演でも来日記者会見でもロビン本人によハッキリと否されました。ファンの一人として、とても安心致しました。

10時45分、こはたあつこさんの映画コーナーがスタート。
まずはロビンの簡単な紹介ビデオが流れる。

「ロビン・ウイリアムズ。コメディアン出身の彼は、日本でもヒットした数々の映画に出演。一昨年の「グッド・ウィル・ハンティング」では見事アカデミー賞に輝いた名優なのです。
かつてのブランチのインタビュー(フラバー、パッチ・アダムス)でもかなりのハイ・テンションで爆笑の連続!さあ、スタジオでは一体どんな嵐を呼ぶか!?」

司会の寺脇さんの紹介で奥の方からロビンが登場。
日本式に深深とお辞儀をして、ゲストであるにもかかわらず紳士振りを発揮し「どちらに座ればいいですか?」と席を促されるまで着席しません。

伊集院光さんに「若乃花ァ〜!」 その後、 着席しながら寺脇さんらレギュラー陣の挨拶に応えますが、横の伊集院光さんの方を見て、「ワカノハナァ〜〜!」と大騒ぎ。また立ち上がってしまいます。

用意していたカツラを被り、「オハヨウゴザイマスゥ!」
ここから相撲取りの真似を始め、奇声を発して気合を入れたり、空手のポーズ(?)を取ったりしてから、やっと着席します。

  ロビンは前回の来日の際、相撲を観戦してから、相撲と若乃花の大ファンになったのです。このチョンマゲのカツラも前回の来日の際に買ったものではないでしょうか。とにかくツカミはOKです。(笑)
カツラを被りデタラメ日本語で日本式会
 寺脇さんから「ユア・スモウ・レスラー?」と聞かれ、「トレーニング!」と答えるロビン。

 ロビンの後ろから、ロビンの個人的友人で来日する度に通訳として同行している字幕翻訳者の戸田奈津子さんが登場し紹介されます。

 その間もかまわず、「タッカノハナ!」「アキハバラ!」と叫び、指で電話の受話器を作りながら「ハイハイ、オハヨウゴザイマス」としばらく片言の日本語を喋ったあと、ちょっと照れながら素早くカツラを取るロビン。

相撲取りの真似をしてます  寺脇:「ロビン・ウイリアムズさんは今回でもう6度目の来日だということですが、日本はいかがですか?」

 ロビン:「日本は大好きです。以前もあちこち見て廻りましたし、昨日も街で皆さんがとても小さな携帯電話を持っているのを見ました。あんな小さいのは見たことがありません。日本は小型化に関しての技術がすごいですね」

 寺脇:「ご自分も(携帯を)持っていらっしゃるんですか?」(馬鹿な質問)
 ロビン:「今ですか?」
 戸田:「いや、今ではなく、アメリカでです」
スタジオは爆笑の渦です  ロビン:「もちろんです。もちろん持っていますよ。携帯というのは...、ブッ!」

ここでロビンはズボンの尻ポケットから携帯を取り出す仕草をしますが、となりのさとう珠緒さんがその音に驚いたのを見て、
やさしく「ソーリー。フォン・コール(の真似)ですよ」と言い、戸田さんに「彼女、こんな顔で驚いていたよ」と仕草で伝える。

 戸田:「下品な音を出しまして、失礼致しました」

これに対し、さとう玉緒と寺脇が「臭い」と応酬。
 ロビン:「ノー。ちょっと電話がかかって来たんですよ」

 ここで、こはたあつこさんが日本語で、「バイブレーション機能の...」と言いました。 「日本の携帯電話が小型なのには驚きました」
これを聞いたロビン、

「オー、バイブレーション!?」
ここから「ブウウウゥゥゥゥ」と言いながら身体をゆすって「オー、電話だぁ〜」
スタジオ内は爆笑の渦。
戸田さんが「なんか、恍惚の状態になっています」と説明。

 ロビン、なにもしてない状態から「トルルルルルゥ」と言いながら跳ね起き、オカマ口調の英語と仕草で、「オウ!コォォォール・ミィィィー」と媚びた笑顔。
その後もベルの音に悶えるロビン。

携帯のバイブレーション機能に悶えています  寺脇:「すみませんが、お昼の番組なので(笑)」
戸田さん、ロビンに「朝の番組ですよ」というと、ふっと我に返って

 ロビン:「オオ!、モーニングショー!」

またもやスタジオは爆笑の渦。
済まなそうにうつむいてから、小声で戸田さんに「失礼しました、は何て言いましたっけ?」と聞き、

 ロビン:「ゴメンナサイ〜」
 寺脇:「とんでもありません」
 ロビン:「オハヨウゴザイマス。ノット・コンバンワ」
司会の寺脇康文さんとさとう珠緒ちゃんも爆笑

 寺脇:「では、後ほどゆっくり映画のお話をお聞きしたいと思います」

 ここから今週の映画興行ランキングのコーナーが始まる。CMを挟んでトップ10が発表されている間、ロビンはモノマネをしていたらしいのですが、 この部分は放送されませんでした。おそらく「グリーンマイル」が一位だったので、トム・ハンクスか誰かの真似をしていたのでしょう。

 寺脇:「聞くところによると、スタンダップ・ジョークというか、すごく小さなクラブで30人、40人を前にトークするのがお好きだとお聞きしたのですが?」

「Oh!Morning Show !?  Sorry !」  ロビン:「ええ、そうですね。小さい所で」真面目に答えるロビン。

かぶさるように、寺脇さんが「いままでも続けてらっしゃるし、これからも続けると?」

これには先に戸田さんが答え、「で...」と喋った後、英語でロビンに「でも、ショーもやるけれども、それに専念って訳ではないわよね?そうでしょ?」

 ロビン:「もちろん専念する訳ではなくて、今はショーをやるつもりだけれど、いずれまた映画に戻りますよ」
 戸田:「もちろん、映画は引退しませんから秋にはまた新作を作ります。ですから、クラブ活動もするし、映画も作るということです」

ファンはこの言葉を聞きたかったんですよ。安心しました。 立ち上がり、花さんのツンツン・ヘアーで遊んでいます

ここで、珠緒ちゃんが「モノマネをやって頂きたいですよね?」と言い、それを戸田さんが訳す。

 ロビン:「モノマネですか?」
 これに甘ったるい英語で答えるこはたあつこさん。
 こはた:「イエェー、俳優さんか誰かでぇ」

これを聞いたロビンは笑いながら彼女の声を真似て「俳優さんか誰かでぇ〜?」
 あつこさん、再び甘ったれた裏声で「イエー」

 ロビン:「ルッカチュー!(Look at you!)」(場内爆笑)

 奇抜なファッション・センスのあつこさんをからかう様にそう言うと、「じゃあ、君の傍でやっちゃよ」と言って立ち上がり、まずレギュラーの花さんのツンツン・ヘヤーで遊び、彼女が「キャー」と言うと(あちらの美容師に多い)オカマ口調で「こわがらないで」と一言。
 その後、テーブルの一番隅にいるあつこさんの横で「君だったら何でも出来るだろ。こわがらないでよ。派手に!派手に行こう!」と言いながらラッパーの仕草を披露して席に戻るロビン。 ロビンの笑顔は最高ですね

「いつもやっているのがジャック・ニコルソンだけど(ここで拍手)、(ジャック・ニコルソンの口調で)いや、難しいんだよこれが。で、僕が一番大きな人間だと思っている、マーロン・ブランドをやろうか。(ここから、マーロン・ブランドのモノマネ)これも難しいんだけれど。なんせマーロン・ブランドは大きくてねぇ。 ワカノハナより大きいんだ。でも素晴らしい人なんだよ。」

「(再びジャック・ニコルソンの口調で)でも、僕が一番セクシーな男だと思うのはアントニオ・バンデラスだね 。(ここからスペイン語訛りの早口英語でバンデラスの真似)シー!(あつこさんを指差して)君も知ってるだろ?なぜなら(インタヴューで)話したことがあるんだから。トニー・エスパスパチョ、アントニオ・エスパスパチョだよ!」 マトリックスの真似で暴走中!

「それから、キアヌ・リーブスだね。あの『マトリックス』のキアヌ・リーブスだよ。こんな感じだったよね」

 スローモーな動きで、あの有名な仰け反りシーンを再現しだすロビン。弾道の動きや擬音を織り交ぜながら、遂には立ち上がっての熱演に。(笑)

寺脇さんが「どこまでやるんだ?(笑)」と声を漏らしますが、椅子を持ち上げたり、ロビンは暴走状態になってしまいます。

 ロビンが来日すると、会見や取材で必ずと言っていいほどモノマネをやらされますが、英語のモノマネにはたしてどれほどの意味があるのでしょうか?
ロビン自身は嫌な顔もせず、毎度、毎度サービス精神でやってはくれますが、日本人が理解出来る俳優は限られていますし、ちょっと気の毒な感じがします。
そんな視聴者を見越して、国境のないパントマイムを始めるロビンは、本当に人柄も頭も良い、芸人魂に溢れた俳優さんです。


 さて、ロビンがおとなしくなって、あつこさんのコーナーです。今回のテーマは「21世紀を担う若手監督」。コッポラ監督の娘、ソフィア・コッポラが監督した「バージン・スーサイズ」という作品を彼女のインタビューと共に紹介していました。
 そしてこの後、いよいよロビンの最新作「アンドリュー NDR114」の作品紹介の始まりです。

 まず、作品のあらすじと簡単なメイキング(日本初公開と言える映像でした)がビデオで紹介されました。

 寺脇:「僕はひと足お先に見せていただきました。ちょっと未来が舞台のロボットのお話なのですが、なにかこう、人間が普通に、おいしいなとか、悲しいなとか、眠いなあとか、楽しいなあとか、そうやって普通に歳を取ってゆくことをもう一度「素晴らしいことなんだなあ」と 思い起こさせてくれるような、そんな作品でした」

 ロビン:「人間でないものを描いて、人間とは何かを問い掛けるのが、この作品の目的だったと思います。そう云う意味では寓話と言っていいでしょう。人間でないロボットが人間になりたいと願う過程を描く。そうすることによって、観客は「我々人間とはなんなんだろう」と あらためて考える。このロボットは人間に近づくために人工皮膚や臓器を移植する、食べることや呼吸もするようになる。しかし、どこまでいっても彼は人間にはなりえない。その違いはどこにあるのか?それを問い掛けている作品なのです。人間とはいかに奇跡的で素晴らしい生き物でしょう。理論では計れない行動(愛情)やユーモアが備わっている人間、こういうものは人工知能には無いものです。 そういった点を対比させることによって、人間の素晴らしさを再認識させてくれる作品だと思います」真摯に答えるロビン。

寺脇:「なるほど。ところで、物語の前半は(ロボット)スーツに入っていて顔も見えないのですが、あのスーツは重くて大変だったようですね?」

 ロビン:「ええ、あのスーツは30ポンド(13.5キロ)もあって大変だったのですが、一番苦労したのがトイレでした。ちょっと御免なさい。ゴメンナサイ」
ここで後ろ向きに立ち上がったロビン、擬音を交えてトイレの模様を再現する。一同から笑いが漏れる。

 戸田:「すごい音ですが、あんな風にスーツの前が開くようになっていまして、用を足せるように出来ていた訳です(笑)」
 ロビン:「でも、(スーツを着けたまま出来るのは)ファースト・ダウンロードだけで、セカンデリィは駄目なんです」
 戸田:「でもそれは小のダウンロードだけで、大のダウンロードは駄目なんです」

 ロビン:「スーツの中は辛かったですが、あのロボットは人間のようなちょっとした仕草をするので、人間が中に入らないと不自然なんです。で、やりました」

 寺脇:「中に入っている時の顔の表情はどうなっているのですか?」
この質問は、豊かなロボットの表情をどうやって操作したかを聞いていると思うのですが、戸田さんの翻訳がまずかったのか、ロビンが勘違いをしたのか、ちょっとニュアンスの違う答えが返って来ます。

 ロビン:「それは能と同じように、マスクを被っていると考えて下さい。例えば、顔の向きや動かし方、目線などで好奇心や同意などの感情を表せますよね。そうやって、このロボットに人間性を持たせたのです」

 寺脇:「中にロビンさんが入っていらっしゃるのが分かるんですよね」

 ロビン:「不思議なことに違う人が入ったり、アニメーションにすると僕と違うという事が分かってしまうんです。僕(の人格)が出て、それがロボットに人間性を与える。そんな理由で僕自身が入ることを提案しました」
ここから急にロボットのような平坦な口調になって、

放送中に故障したアナウンサー・ロボットを演じています  ロビン:「いまにTV・ショーのホストも皆、ロボットになるかもしれませんよ」

 寺尾:「では、そうならないように頑張ります」

 ロビン:「オー、もちろんあなたがクビになるようなことはありませんよ」

そう言って、英語と片言の日本語で放送中に故障するホスト・ロボットを演じ始めるロビン。

 寺脇:「えー、本日はゲストにロビン・ウィリアムズさんをお迎えしました」

暴走するロボットを演じています。放送コードギリギリです この間もかまわず、今度は番組中に暴走するホスト・ロボットを演じるロビン。奇声を発して同じ動きを繰り返す。

 戸田:「もう壊れちゃいました(笑)」
 ロビン:「故障!故障!故障!故障!」

 寺脇:「張り切っていただいたので、少し休んでいただきたいと思います」一同、爆笑。

 ロビン:「アリガトウゴザイマス!」

 寺脇:「本日はありがとうございました。センキュー・ミスター・ウィリアムズ!サンキュー!」
 ロビン:「ありがとう」


 今回の来日は時間に余裕がないのか、それとも単なる時差ぼけなのか、ブラウン管のロビンはちょっと疲れているようでした。時折見せる表情にそれを感じました。 以前に比べると髪も多少薄くなって、「歳を取ったなぁ」というのが偽らざる印象です。
でも、僕はそんなロビンの顔もけして嫌いでありません。今後、 ますます味のある俳優になる予感すらしています。(^−^)


Copyright(C) 2000, Tokyo Broadcasting System, Inc.



FCのメニューに戻】【CINEMA KINGDOM のTOPへ

新作の噂】 【会員名簿】 【ロビン徒然雑記】 【ロビンリンク集

会員規約】【会員専用メインBBS】【会頭岩窟王


このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ