Rei−ya(レイヤ)
REALリラクゼーションムービー「Rei−ya」公式ホームページ
進化する「現代の性」セミ・ドキュメンタリー

2003年東京・BOX東中野にて公開
問題作「えろち缶」「スーパードキュメント」と併映


映画「Rei−ya」は、実在の中性タレント《少女美少年》内山怜也
モデルにすると同時に
主演に迎えた、
フィクション
ノンフィクションが交錯する作品です。
「Rei-ya」予告編
監督:高橋巖 代表作「インフィニティ〜波の上の甲虫(東儀秀樹主演・奥菜恵出演)」
脚本:安田真奈 代表作「オーライ」

製作・配給:株式会社ENGEL  www.engel-net.co.jp
制作協力:株式会社コダイ 
          レジェンドエンタープライズ有限会社

■「自分らしく生きる」ということを深く問う映画
役者、歌手、リポーター、モデル・・・
芸能活動の幅を着々と広げつつある、実在の中性タレント・内山怜也。
彼(彼女)が、“女性らしくありたいのに性別は男性である”という事実に直面し、「自分らしく生きる」ことに挑戦しつづけている姿には、心を揺さぶられるものがあります。はたして、私達は、
「自分らしく生きる」ということができているのでしょうか?

そして、「自分らしく生きる」ために、多くの人の助けを借りていることに、
気づいていたでしょうか?
この作品は、内山怜也に関する数々の取材記事や、ドキュメンタリー番組とは趣の異なる「映画」です。
【実際の怜也へのインタビュー=ノンフィクション】部分と、
【怜也を取材するうちに自分の生き方を見つめ直す女性インタビュアーの物語=
フィクション】部分が交錯する、新しいスタイルのドラマです。
主人公・レイヤを演じるのは、内山怜也本人。
そして、若い女性の苦悩を等身大に映し出すインタビュアーを演じるのは、
「平成ウルトラセブン」のヒロイン・ルミ役で注目を集めるあだち理絵子
スクリーンを通じて怜也が私達に与えてくれるのは、多くの問いかけと、ささやかな発見、
そして「自分らしく生きる勇気」。
私達製作者は、ぜひ多くの方に、怜也という奇跡のような存在に出会っていただきたいと思っています。

■ストーリー
東京の出版社で、情報誌のグルメ特集をマンネリ気味に担当し、
かつてのインタビュアー志望の
熱意も萎え気味のリノ。
同棲して2年になる加地とは、そこそこシアワセな生活を送っており、まもなく結婚退職の予定だ。
そんなある日、巻頭のインタビューを担当することになった。
取材対象は、ユニセックスの人気モデル「レイヤ」……。
レイヤは、体が男性、ココロが女性であることにかつては苦しんでいたが、今は迷いもなく自分に訪れるすべての喜びと苦しみを軽やかに受け止めている。
「自分らしくないことをしていると、心が死んでしまう……」 
そう言って、自分に正直に、素直に生きるレイヤ。
リノは、レイヤをインタビューするはずが、逆に自分自身の生き方を問い直すことになり、
自分の生き方・仕事・恋愛すべてに疑問を持ち始める。
自分ははたして、本来の自分の道を歩んでいるのだろうか。
ライターをやめて、結婚して、加地について仙台に行って……それで自分は幸せなのだろうか。
インタビューするたびに、自分の中の常識が崩され、先入観がはぎとられ
レイヤの達観した生き方に
惹かれていくリノ。 
「自分に素直に生きたい」…そんな願いが、芽生えつつ。

■観客の感想
★胸にぐーっとこみあげました。
実在の、性同一性障害の怜也さんが主人公ですが、キワモノっぽかったり、
やけにまつりあげていたりしておらず、自然で、特別な感じがしないところが良かったです。

女性インタビュアーがレイヤさんを取材するうちに
『自分は、自分らしく生きているのか』と振り返る設定も良くて、
私も、つい自分のことを考えてしまいました。(30代女性))

★女性インタビュアーが、どこまで取材対象に踏み込んでいいのかと
葛藤するところや、実際のご両親のインタビューが良かった。
また、女性インタビュアーがレイヤとの出会いで
変わっていく過程に共感できた。(20代女性)

★怜也の何にも染まらない美しさに引き込まれ
ヒロインの心の揺れに何度も頷き
一度観終わっても、もう一度テープを巻き戻してしまう私がいました。
(20代女性・雑誌社勤務)

■出演者

★レイヤ役 内山怜也
「少女美少年」の異名を持つ彼女(?)はれっきとした男である。
その風貌から女性に間違われスカウトされたのがキッカケで芸能界入り。
当時は両親の反対にあうが、映画同様に除々にわだかまりがなくなり、
今では両親の理解に支えられて芸能活動に邁進している。
映画「Rei-ya」では、「体が男性、心が女性」という「中性」体質によって
苦労を重ねるうちに、達観した人生観を得て、穏やかに生きているという、
実生活と虚像が入り交じった難しい役柄に挑戦。
映画の他には、舞台等も精力的に出演、今からがとても楽しみな美少年俳優である。
◎内山怜也からメッセージ
この映画は「性同一性障害」というテーマが一番にありますが、
それだけではなく、さらに身近な現実問題として、恋愛と仕事との間での葛藤、家族愛、将来への不安といった、いろいろな方が共感できる部分がいっぱいつまったストーリーが魅力だと思います。
撮影にあたって、自分自身を自然に表現する事と、決まったストーリーの中で自分を演じる事に、とても考え悩みました。
でも、この脚本をはじめに読ませていただいた時に私自身、励まされたし
自分を客観的に見つめ直せた事がきっと生かされた作品になっていると思います。そんな中で生まれる感動が皆さんに伝わるといいな。

道田理乃役 あだち理絵子
平成ウルトラセブン全九作においてヒロインのウルトラ警備隊ルミ役にて注目を集める。映画「とらばいゆ」や「ミナミの帝王」などへも出演。
また、Vシネマ「ジャック★ガイスト」やTBS「アイドル刑事」KTV「ソードブル」など、活発かつ繊細な役柄も多く演技力には定評がある。
写真集は、「R」と「サヴァイ」を発刊。
今回は、仕事への意欲も萎え気味な雑誌のインタビュアー役。、
レイヤとの出会いによって内なる自分に目覚めていく過程をナチュラルに演じている。
●あだち理絵子からのメッセージ
私には中学から仲良しの レイヤと同じく外見と中身の性別の違いに悩む友達がいます。私にはその子はその子で 男でも女でもどちらでもいいんです。でもやっぱり どちらかじゃないと難しい環境が多く、好奇の目に苦しむ姿をみてきて 早くコヤツが楽にくらせる社会になればいいのにと思ってきました。
だから この作品がきっかけで 性同一性障害、いえそれだけじゃなく
少数派といわれる人達を理解してみようとする人達がが増えればいいな、と切望してます。
理乃はどこにでもいる、ふつーの女の子、レイヤと出会って(私自身も脚本やレイヤと御両親に出会って)自分を見つめ直そうとしたようにごらんなった皆さんが理乃に共感して何か自分の内をのぞいてくれれば幸せです。
半分ドキュメンタリーというのも リアルでこの作品の魅力です。
(インタビューしてみてから筋がかわったり、貴重な体験でした)
★木森マネージャー役 "J"アントニオ
優勝経験の豊富なプロボディボーダーであり、サーフィンの世界では
その名を知らない人がいないほどの存在。
また、モダンバレエやヴォーカルレッスンを受け、ライヴではラテン音楽を
精力的に行っている。最近では、舞台、ライヴ、DJ、作曲家の活動のほか、スペイン語、英語、日本語を話すサーファーとして活躍。
映画では、業界人的な軽さがあるが、レイヤを陰でそっと支えている、
マネージャー役を演じている。
●"J"アントニオからメッセージ
「Rei-ya」初めて聞いたときは「えっ?映画のタイトルが名前?」
そんな想いが僕の第一印象だった。
でも、いざクランクインしてみるとその想いは吹き飛んだ!
「自然体に生きる」そんな彼の…いや、彼女と言ってしまうほどのモニター越しにみる美しさは、高橋監督の自然体な心のファインダーから見るそのものである。
この映画をみた人はきっと、初めは好奇の眼差しでみるにちがいないが、最後にはきっと「世間という狭間に生きている自分は何なんだろうか?
現代のなかに、本当に自分らしく生きているのだろうか」と考えさせられる事であろう。そういう映画である。
加地役 羽田陸生
理乃の恋人・加地役として、マンネリ気味のカップルを
ナチュラルに演じ、ドラマとドキュメンタリーの融合を支えている。
「Rei-ya」脚本の安田真奈が、監督・脚本を担当する、
ミニドラマ「リトル・ホスピタル」に出演予定。
(テレビ東京他放映、「美少女日記」の中のコーナー。
  月〜金夜12:45、2003年1〜3月)
●羽田陸生からのメッセージ
性同一性障害という問題を、構えることなく自然体で映し出し、
自分らしく生きる事の難しさと大切さを問い掛ける作品です。
観た人に、一歩踏み出す勇気をくれます。構えず、自然体で観てください。
★チーフ役 細川智三
迷いながら取材をする、インタビュアーとしてはまだまだ
未熟な理乃に、的確な指示を与える温かなチーフを演じた。
好感の持てる穏やかな存在感が、ドラマの優しいテイストを
支えている。
●細川智三からのメッセージ
レイヤの苦悩と親の苦悩がイタイ程伝わってくる。
しかし、どんな逆境にも明るく立ち向かうレイヤの姿に感動。
ドラマの部分とドキュメントの部分が見事にマッチしています。
「自分らしく生きる事」何気ない事だけど、果たして私たちは
出来ているだろうか。この作品は忘れていた事を気づかせてくれます。

監督:高橋巖 
「ワンダフルライフ」「幻の光」の是枝裕和監督の助監督経験を活かし、
確かな演出力と映像美を結集させた作品である、
原田喧太・奥菜恵・東儀秀樹出演の映画
「インフィニティー 波の上の甲虫」を監督。
ニューウェーヴの監督として注目されている監督である。

●高橋巖からのメッセージ
『Rei-ya』という存在
 
多数=スタンダードという考え方が次第に時代遅れに
なりつつある現在、世界は本来生命が持つ多様性に回帰し始めている。
特に女性は自分の心の声に耳を傾けることが何より大切だと
無意識に気付いているようだ。
だから「Rei-ya」に自分を重ねることが出来るのだと思う。
常識という標準を自分の感性で脱ぎ捨てていく生命力の
共鳴が既に始まっているのだ。
新しいスタンダードへの共振板、「Rei-ya」とはそういう存在
なのかもしれない。
 
・今後の予定
 2003年夏、沖縄を舞台にした映画『8月のかりゆし』完成予定

脚本:安田真奈
会社に勤めながら、年に1〜2本、作品を撮り続け、その多くが
各地映画祭で入賞し、グランプリも6回獲得。
「OL監督」として各メディアに取り上げられた。2002年退職。
代表作は、「オーライ」「ひとしずくの魔法」といった愛おしいドラマ。

●安田真奈からのメッセージ
『フィクション+ノンフィクション』

「実在の中性タレント・内山怜也の主演映画を企画している。
普通のドキュメンタリーだと、過去のテレビ取材と違いが出ない。
『映画』として成立するシナリオを考えてほしい」と依頼されたとき、
どんなテーマや構成にしたものか、正直戸惑いました。
しかし、本人に取材して、迷いは消えました。
穏やかで明るい表情の裏にある、「自分らしく生きる」という強い意思。
そしてそれを支える、ご両親をはじめとする周囲の温かな応援。
私は、自分自身が得た発見や感動を最もダイレクトに観客に届けるかたちとして、
“女性インタビュアーがレイヤとの出会いを経て、生き方を見つめ直す”
という構成の脚本を書きました。
どこまで内面に踏み込んでよいのか・・・どこまで描いていいのか・・・
そして私自身は「自分らしく生きて」いるのか・・・・・・
インタビュアー・理乃の揺らぎは、私がこの脚本を書く時の揺らぎに通じています。
多くの方に、先入観を捨てた上で、レイヤに出会っていただきたいと思います。

・今後の予定
4分ミニドラマ「リトル・ホスピタル」(全55回)の脚本・監督を担当。
テレビ東京他放映、「美少女日記」の中のコーナー。
 月〜金、夜12:45、2003年1月6日〜3月末放映。

「脚本担当・安田真奈公式サイト」