徒然草

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10月28日(土) 「老舗のクイズ番組」
 「どういう自信があって、あんな番組復活させたのかな〜」「どう考えてもイケてないでしょう
 先日、仕事仲間と飲んだ時に、その中の一人が言ったセリフである。その番組とは「タイムショック21」だ。あの番組が復活すると聞いた時は、さすがに自分の耳を疑った。「今時、クイズ番組かい?」って感じだからだ。すると、必ず「でも、クイズ・ミリオネアがあるよ」って答えが返ってくる。でも、数字的には散々なのはご存知の通りだ。今、テレビの世界では「視聴者参加番組は数字が取れない」っていうのは半ば常識だ。企画書に「素人さんを参加させて・・・」なんて書こうものなら、その時点でボツにされるのは間違いない。試しに、新聞のテレビ欄を見てもらいたい。純粋な視聴者参加番組などほとんどないはずだ。
 にもかかわらず、典型的な視聴者参加型番組である「タイムショック21」を復活させたテレビ朝日の編成の英断には驚く限りだ。その点で言えば、フジの「ミリオネア」も同じだ。でも、あの番組は世界で大人気のクイズ番組のフォーマットを買っている分、多少勝算はあると考えているのか?実際タレントが参加するスペシャルは、いい数字を残している。つまり、視聴者が参加するという形のソフトに、視聴者自体が魅力を感じないという事なんだろう。
 タイムショック21が始まるって話が、ギョーカイ内で噂になり始めた頃、大抵の人は「信じられないな」「何考えてるんだ?」「テレ朝もとうとうヤケになったか」なんて言う人が多かった。彼らの多くは、少なくともテレ朝は、少し前から始まったフジテレビの「ミリオネア」の不調を参考に出来たはずで、あれを見たらクイズ番組をやろうとは思わなかったはずだと口をそろえて言う。
 くるくる回った椅子が立体的に回るようになったり、料理の鉄人もどきのショーアップをしようと、基本的にニーズのないモノは売れないと言う事を証明する代表的な番組だ。
 その証拠に番組開始以来、番組の視聴率は数字は低空飛行を続けている。
10月22日(日) 「どうも担がれたようだ・・・」
先日の福岡ドームの話で、ある方よりメールを頂いた。

>福岡ドームの件ですが大型器材の展示場になる予定ですので
>多分大丈夫でしょう。
>スキャンとかベッドとかが並ぶ予定です。
>叔父が医療器械の商社を経営していてそこから聞きましたので大丈夫でしょう。


つまり、草野球なんかやらないよという事らしい。
書いておいてなんだけど、僕も胡散臭い話だと思いつつも、親友の言葉を信じてしまった。よくよく考えてみれば、彼は学生時代からエイプリルフールが大好きで、人を騙すとなると人一倍張り切るタイプだったと言うことを、つい忘れていた。どうやら、僕の草野球情報はガセのようです。ご迷惑をおかけしました。
でもな、草野球だったら面白かったのに・・・。
10月20日(金) 「日本シリーズの裏話」
 いよいよ、20世紀最後の日本シリーズが始まる。何処もかしこもON対決と煽り立てているが、別に監督が野球するわけじゃないのにねぇ。
 今回の日本シリーズは、例年と違う日程で行われる。その理由は、本来、日本シリーズの為に空けて置かなくてはならない日程を、一般に貸し出してしまった為だ。貸した先は日本脳外科学会というお医者様の集まり。この話を聞いて、なんでまた、お医者さんの学会を福岡ドームなんかでやるんだろうと思われた方も多いんじゃないだろうか。まさか、ドームを借りなければならない程、お医者が集まるとは思えないし・・・。そんな疑問を僕も感じていたんだけど、先日、ついにこの疑問を解いてくれる人物が現れた。現在、某大学病院で脳神経外科医をやっている僕の高校時代の友達だ。先日、そいつと飲んだんだけど、この時、面白い裏話を聞かせてくれた。実は、彼はこの分野の専門家で、この学会に出席するんだそうだ。
「なんで、学会をドームなんかでやるの?そんなに医者が集まるのか?」
「まさか。学会は別の所でやるに決まってるよ。ドームは別のことに使うんだって・・・」
「別のことって?」
「二日間借りてるんだけどさ。学会が終わった後、あそこで、草野球大会やるんだよ」「草野球大会!?」
 実は、ドームで学会をやるんじゃなくて、草野球をやるために借りてたそうです。なんでまた、学会が終わった後に草野球をやるのかって事なんですけど、この学会の恒例なんだそうです。話じゃ、学会の一番偉い方が元野球部なんだとか。
「相当、ピリピリしてるらしいよ。学会のお偉さんも。まさか、日本シリーズの日程が変わった原因が、医者どもの草野球の為なんてさ。ヤバイだろ?」
「でも、いいんじゃない?正式に借りたんだし・・・」
「そうもいかないよ。今年は特別なんだって。何て言ってもON対決だよ。しかも、こないだスポーツ紙見てたらさ、学会が草野球をやる日、ダイエーも巨人も練習場所を確保するのに苦労してるって話だしさ・・・。ONにそんな気苦労させたなんて・・・ヤバイしょ。現に、会員の中には長嶋と王にそんな思いをさせるなんて何事だ!今年の野球大会は中止しろ!なんて怒鳴り込んだ人もいるらしいよ」 
 まさか、学会の方もこんな事になるとは思わなかったんじゃないだろうか。写真週刊誌あたりが好きそうなネタだし、スッパ抜かれるのも時間の問題だろうね。
10月11日(水) 「全集」
 7月ぐらいから月一程度に、ある全集が発売されている。それは漫画家、藤子・F・不二雄の短編集だ。藤子・F・不二雄というと「ドラえもん」「おばけのQ太郎」などといった幼年漫画の巨匠というイメージが強いが、実は、短編漫画の巨匠、いや、天才と言ってもいい。今回、その天才が残した短編集の全てが刊行される。まさに、ファンにはたまらない全集だ。
 是非、本屋で見かけたら手にとって見ていただきたい。そこには、大人の我々を掴んで離さない素晴らしい物語が待っているはずだ。たぶん、ドラえもんや怪物くんなどと言ったイメージしかない方は驚かれるだろう。作品は決してハッピーエンドでは終わらない。ただただ絶望感ばかりが残る後味の悪い作品が多いのだ。しかし、これらの作品を見れば、藤子・F・不二雄という人物が、いかに、卓越したアイデアと構成力を持っていたのかをわかってもらえると思う。中には、ハリウッド映画のアレを見て作ったんじゃないの?(勿論、偶然の一致だ)と思わせるような作品が多いのにも驚かされるはずだ。
 先日、「世にも奇妙な物語」が放送された。相変わらず面白い作品が多かったが、個人的感想を言わせてもらえば、昔、深夜でやっていた「奇妙な出来事」や連ドラ時代の初期の頃に比べると、明らかに小粒な作品が多くなっているような気がする。そこで提案。藤子・F・不二雄の短編を原作にして、作品を作ってみては如何だろうか。彼の作品こそ「世にも奇妙な物語」のネタ元にふさわしいものはないと僕は思うのだが。
 以前、フジテレビで「夢カメラ」というタイトルで、藤子・F・不二雄原作のドラマが作られたことがある。でも、出来はお粗末なものだった。大人向けの作品であるべき彼の短編が、アイドル出演の子供向けにドラマになってしまったのだ。これはいただけない。
 もし、彼の原作に忠実なドラマを作ったら必ず面白くなるはずだ。基本的に、僕は漫画を原作にドラマ化するのは嫌いなのだが、彼の短編だけは是非ともドラマ化して欲しいと昔から願っている。
10月6日(金) 「比較はナンセンス」
 遅ればせながら、先日、「MI-2」を見てきました。素直に面白かったですね。ハリウッド映画をお腹一杯食べさせてもらい満足です。ここでもパート1とパート2どちらが面白いかなんて話をしましたけど、僕の結論は、この比較は意味がないような気がします。だって、どちらも面白いんだもん。あえて比較するなら、「どっちが好きか」じゃないですかね。僕の場合、好きな方はデ・パルマの撮ったパート1です。理由はスパイ映画としての完成度が高かったと思うからです。
 でも、パート2だって普通のアクション映画と思ってみれば上質のエンタテイメントに仕上がっていたと思いますよ。初めから終わりまで飽きさせずに見させる腕はさすがだし、トム・クルーズをカッコよくみせると言う部分では、パート1より上かもしれません。
 今回の監督であるジョン・ウーって潔いなぁと思います。自分が求められてものがよくわかっていますよね。スローモーション、二丁拳銃、鳩、カンフーアクション・・・全てを「これでもかー!!」って詰め込んでましたよね。まさに、ジョン・ウーの集大成みたいでした。普通なら今までと違う事。少しでも新しい事をとか思うじゃないですか。たぶん、ジョン・ウーもそういう欲望にかられたと思うんですね。でも、あえて自分の求められているものを理解し、出し惜しみせず観客を満足させる所などはプロですよ。
 確かに、カンフー映画みたいだなと思う点もありましたけど、制作者サイドが求めていたのは、ジョン・ウーの、まさに、そういったカラーだったんでしょうからOKなんでしょう。
 いろいろイチャモン付け始めればキリがないんですけど、鳩の登場なんかはちょっと唐突な気はしました。地下の人気のいない所だから土鳩が住み着いているって設定なんでしょうけど、それはほんの十数秒の説明カットがあれば済む話なんだし、お馴染みの鳩を気持ちよく登場させて欲しかったかな。
 それから、(ココから先は、ネタ晴らし。見ていない人は次の段落まで見ない事)僕個人としては納得できないのは覆面の入れ替わりでしょうか。覆面の偽イーサンが血清を見るじゃないですか。これはやっちゃいけないですよね。まっとうな映像の積み重ねで観客をだますのは大いに結構だとは思いますけど、あの場合、明らかに観客を意図的にウソの方向へ連れて行っていますからね。あれは反則ですよ。
 パート3を作るなんて話も出ているんですよね。できれば、これも別の監督に撮ってもらいたいな。いろんな監督が自分の技を駆使してトム・クルーズを料理する。ん〜。なんか見たくなりません?
10月5日(木) 「預言者のお告げ」
 さて、気になる人物ですが、彼ら「預言者」に言わせると、その人選は普通の人が感じているレベルと大差はないといいます。
 さて、本題に入りましょう。2〜3ヶ月前、とある預言者と飲んでいた時に出た人たちの話です。最近、ブーメランボックスに戻されるCDが極端に多いのは鈴木あみちゃんだそうです。今までのケースから判断すると、これから落ちていく可能性が究めて高いそうです。ブーメランボックスとは関係ないけど面白かったのは、予言者曰く、「小室さんは、お気に入りの歌手に飽きてくると、難しい歌を歌わせて潰しちゃう傾向があるんだよね。朋ちゃんの時がそう。最後の方はウルトラDレベルの歌を朋ちゃんに歌わせてたでしょ。最近のあみちゃんの歌もその辺が臭って来るんだよなぁ〜」なんていってました。
 話を元に戻すと、最近、ボックスに戻されるケースが多くなってきたのは安室奈美恵ちゃん。意外な所で宇多田ヒカルもそうなんだって。ただ、預言者の分析によるとヒッキ―の場合、ひと段落ついただけで、人気が落ちてきているのとは少し違うんだとか。
 そして、モーニング娘。最近のボックスのCDの残り具合から判断すると、そろそろ危険水域らしいです。実は、このモー娘。で、この預言者は一度、ある予言をしているんですよ。その時は、まだブレイク前です。飲んでいる時、モー娘。の話になったんですね。そして、僕達が「そろそろ限界じゃない?番組ユニットとしては・・・」みたいなことを言ったんです。すると、その預言者は「いや、意外と息を吹き返して、下手すると大化けするかもよ」と答えたんですね。僕達は「そんなバカな・・・」なんて笑っていたんですが、現実はどうかと言えば、皆さんご存知の通り。預言者に言わせると、これも理由があって、それまでのモー娘。のCDは、確かにブーメランボックスに戻される割合が高かったらしいんですね。ところが、「Loveマシーン」が出た時は、明らかに以前と反応が違ってきたんだそうです。例えば、預言者のところに関係者から「モー娘。の新曲CD余ってない?」と聞かれたりすることが多くなったとか。あれほどボックスに余っていたモー娘。のCDが潮が引くようになくなったりする現象が起きたんだそうです。それを見た預言者は「これは行くかも」と判断したらしいんです。
 ところが、最近、再び、ブーメランボックスでモー娘。のCDを見かける事が多くなってきたと預言者は言っていました。預言者曰く、「ブレイク前とは言わないけど、その頃にだんだん近づいている事だけは間違いないかもね」だそうですよ。
 この他にも、預言者が予言した人物はいるんですけど、上げればきりがないのでこの辺にしておきます。ただ、どうです?最初に書いた通り、案外、皆さんが薄々「そうなんじゃないかなぁ〜」なんて感じていた人たちじゃないですか?皆さんが「あの人、そろそろ危ないかな・・・」って感じるって事が、歌手にとっては致命傷なんですよね。
10月2日(月) 「予言者」
 「これから確実に人気が落ちる歌手」を予想できるという脅威の才能を持つ人々が、ラジオの現場には多く存在します。彼らの予想の参考とされるのが「ブーメランボックス」ってヤツです。さて、「ブーメランボックス」って一体何なのか?そのあたりから説明しましょうか。一言で言ってしまえば、ブーメランボックスとはCDやカセットテープを回収する箱です。
 テレビ局、特にラジオ局には、番組で取上げてもらおうと、様々なレコード会社からサンプルCDやカセットテープ(最近はほとんどありません)が送られてきます。よくラジオで発売前の新曲が流れたりすることがありますが、これはまさにサンプルCDのケースが多いですね。一番組に多い時には、毎日、このサンプルCDが100枚近く届くことがあるそうです。と言っても100種類の曲じゃありません。ある曲のCDが10枚入ってたりするわけです。そんなもの全部取っていたら収拾がつかなくなりますよね。だから、番組の関係者は自分用に数枚取って置いたら、あとは処分するわけです。そこで登場するのが「ブーメランボックス」なんです。
 『捨てるんだったら、それらのCDは「ブーメランボックス」に入れてください』ってことです。これでなんとなく、ネーミングの意味が判ってきたんじゃないでしょうか。レコード会社からテレビ局・ラジオ局へ行ったCDが、再びレコード会社へと戻っていく。まるで、ブーメランのようでしょ。だから、「ブーメランボックス」って言うんですよ。ただ、本当に回収されたCDがレコード会社に戻っているのかは定かではありません。っていうか、何処がこんなことやっているのかよく知らないんで、是非とも知りたいですね。
 じゃぁ、何故、ラジオの連中は人気が落ちる歌手を予想できるのかって本題に入りましょう。テレビの場合、このブーメランボックスが一杯になっている事はそうはなんですが、ラジオはCDを扱う量が先ほども言ったように半端でなく多いので、いつもボックスが一杯になるんですよ。噂の預言者たちは、このブーメランボックスに戻されているCDを見て判っちゃうんだそうです。
 例えば、売れている歌手のサンプル版は、自分の手元に何枚あってもすぐになくなっちゃうんだそうです。それはそうですよね。CD一枚だってバカにならない値段ですから。タダでCDが手に入ればそれに越したことはありません。だから、みんなが持っていってしまう訳です。僕もたまに恩恵を浴することあります。
 ところが、だんだん人気に陰りが見えてきた歌手だと、持っていかれる枚数が減ってくるわけです。そうすると余ったCDは「ブーメランボックス」行きです。しかも、それらCDは一人にだけ配られているわけじゃありません。局内のいろんな番組で配られています。人気のかげりは何処も一緒ですから、その番組の人も残ったCDをブーメランボックスに戻すわけです。結果、ある歌手の数番組分のCDが大量にブーメランボックスに入っているなんてことになっちゃうんですね。それらを見て、預言者たちは「あ〜。彼女も終わったな」と判断するんだそうです。
 では、預言者は一体誰を危ないと予言したのかが気になりますが、長くなりそうなんで続きはまた今度。
10月1日(日) 「人気者の基準」
 「売れている」って何だろう。歌の場合、オリコンなんかのランキングが一種の目安となるのかな。でも俳優やタレントさんの場合は、意外とあいまいですよね。「テレビや雑誌でよく見かける」なんていう程度の基準しかありませんよね。キムタクやら松嶋菜々子あたりだったら、彼らが売れているって言われても誰も文句はつけないでしょう。反町隆史なら?OK。タッキーなら?OK。竹之内豊なら?OK。藤原紀香は?もちろん!OK。じゃぁ、唐沢寿明は?ん?そういや、最近テレビ見かけないな。でも、ネームバリューはあるしな。売れているかな?いや・・・まてよ。どっちだ?
 皆さんはどっちでしょう?このあたりのタレントの判断は非常に難しいですよね。結局のところ、主観でしか判断するしかないわけです。だから、人によって大きく違ってきます。この主観的判断の違いが、番組のゲスト選びの時に如実に現れます。「○○ちゃんってどうかな?」「え〜!?。まだ小粒ですよ」「そうかなぁ〜。そろそろ、来ているような気がするけど・・・」「そうだよ。僕は彼女はもうそろそろいいんじゃないかと思うけど」「いや、俺は早いと思いますよ」「いや、絶対早くないって」みたいな感じとなり、会議は大いに盛り上がるわけです。
 一方で「これから確実に人気が落ちる歌手」を予想できる人たちがいるんですよ。これはラジオ局系の番組制作の人たちです。僕にも数人知り合いがいますが、この人たちの予想は恐ろしく当たるんですよ。
 彼らの予想の元となるのが、ラジオ局などに置かれている「ブーメランボックス」って存在なんですが・・・。おっと、時間がなくなりました。続きはまた今度。

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