黒い家

 

 貴志祐介の小説「黒い家」が原作。作者本人も保険会社に来た客として映画に出演したが、結局編集段階でカットされDVDの特典「削除シーン」の中にその姿が残っている。
日本では1999年に森田芳光監督、内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦で映画化されている。

新炭里駅

 保険会社の社員チョン・ジュノ(ファン・ジョンミン)は保険契約者パク・チュンベ(カン・シニル)からの直接会いたいという指名電話により、家まで訪ねて行く。
駅前の雑貨屋で道を聞くファン・ジョンミン。店のおばさんは「途中の踏み切りの遮断機は壊れているから気をつけて行きなさい」と言う。映画では駅名の表示はイムミ駅となっている。

 ちなみに、この駅は「グリーン・フィッシュ」で、ハン・ソッキュが列車内で絡んできた男を除隊記念の盾で殴り、駅の外へ逃げて行ったシーンを撮影した場所。
駅の少し先へ行けば、本来北朝鮮まで続いていた線路がとぎれている「鉄道中断点」がある。


行き方 韓国国鉄キョンウォン(京元)線の終点がシンタンリ(新炭里)駅。地下鉄1号線が延びたので、ソヨサン(逍遥山)までは地下鉄で行き、ソヨサン駅でシンタンリ行きの韓国国鉄に乗り換える。ここからは単線で列車が1時間に1本しかなく、毎時54分にソヨサンを出た列車は約40分でシンタンリに着き、毎時00分に折り返す。(07年11月現在)



踏切


 ファン・ジョンミンがカン・シニルの家を訪ねて行く途中にある踏切。映画の設定ではここの遮断機は駅前にある雑貨屋のおばさんが言った通りで壊れていて、バーが下がったままで上がらない。

映画の後半、契約者を脅した保険会社の特殊任務社員が罠にひっかかり列車にひき殺されるのもここ。


行き方 新炭里駅前の国道3号線を左へ約700m。駅のすぐ脇にある踏切を除けば、これが最初にある踏切。
周りは牛舎で、換気扇の排気口が道に向いているため臭いがひどい。


遺体発見現場


心理学者の惨殺死体が発見され、そのポケットからファン・ジョンミンの名刺がことから、彼が警察に呼び出される川べりの現場。改修工事が始まっていて、建設資材がたくさん置いてあるほか警察車両などが停まっていた背景の橋も工事パネルで覆われている。


行き方 地下鉄5号線の終点サンイルドン(上一洞)の3番出口からそのまま300mコドクチョン(高徳川)の方へ歩き、川に沿って右折。南へ向かって約1km行ったところ。ここはソウルの端にあたり、すぐ先はハナム(河南)市。




東京国際映画祭2007のファン・ジョンミン


「黒い家」は特別招待作品として上映され、主演のファン・ジョンミンと原作者、貴志祐介が舞台あいさつに立った。

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