おばあちゃんの家


スーパー

 京釜高速道路をファンガンICで降りて49号線を南へ。最初に見つかるロケ地がこのスーパー(韓国ではこのようなよろず屋をシューポ、スポなどと呼ぶ。「八月のクリスマス」のウリスポもこの類い) サンウがおばあちゃんのかんざしを持って行き、店主にポカリとやられて逃げ出す。住所はサンチョン面トンデ里。

 すぐ後、牛を連れた農夫が通るカーブミラーのシーンでも登場する。

 映画で見た時は屋根にのっていたはずの「トンサン・スポ」という看板が見当たらない。
 
 実はOBドライのバイキングのイラストがついたこの看板は比較的にぎやかな通りにある「トンサン・スポ」から映画撮影のために借りて来て取り付けたそうで、2kmくらい行った所にその店はあった。
 OBビールが協賛社のひとつになっていることも関係しているのだろう。


市 場

 おばあちゃんが作物を売りに行く町の市場。これが現金収入になっている。派出所や郵便局、サンチョン面事務所のある町の中心部にそのスペースがあり、決まった日時に市が立つらしい。



キョンブク食堂

 市場の帰り、おばあちゃんが自分は注文せず、サンウにチャジャンミョンを食べさせてやる食堂。これも町の中心部で「韓食・中華料理専門」とある。
 映画と同じ水色の壁に「チブロ」のポスターが貼ってある。
 チャジャンミョンは2,500ウォン。映画ではたしか2,300ウォン?
支払いのシーンで写る赤い「リ」という文字は中華料理の「リ」で、入口のドアに書いてある。


マウルバスのターミナル

 市場のすぐ隣が写真の場所。
実際にはマウルバスはこのあたりを走っておらず、撮影のために3台のバスが集められた様子。この日はたまたま葬式の送迎バスが一台停まっていた。
 「家」へは店の集まった町の中心部を過ぎ、三叉路(サムゴリ)を左折、サンチョン橋を渡って901号線に入る。さらに行くとクンチョン橋のたもとに「チブロ」撮影場まで左折3kmという映画ポスターの看板が立っている。



マウルバスが上って来る道

 看板に従うとこの道に入る。

 車内を飛び回るニワトリや村人を乗せたマウルバスが土ぼこりをあげて走って来る道。ここは「弓村堤」というダムの横で、道路拡張と鋪装の工事が進んでおり、映画の風景はすでにない。


バス停

 母とサンウがバスを降りるシーンを始め、何度も登場する村のバス停。本物かと思ったがこれは撮影用にバス停の標識を立てただけらしい。

 バスが方向転換できるくらいの空き地をバス停に見立てて撮影したようだ。「家」の方向に向かう道端には道路工事の資材が置かれている。

 この空き地の近くに「チブロ撮影地1.2km」という看板がある。このあたりで「チブロ撮影地」というのはあの「家」だけを意味することが後でわかった。


チブロ・・・= 家へ・・・

 この残り1.2kmも車で行けるものと思っていたら、大水のため道が流されていた。しかたなく車をバス停の場所に停め、歩いて村へ向かう。途中に集落があり、ここがチトンマかと思うがまだまだ。
 電柱がある限り目的地はその先にある。


おばあちゃんの家

 電柱の果てがチトンマという集落。8戸しかないと聞いていたが、それぞれ小屋を持っているので思っていたより戸数は多く感じる。
 ソウルのオンマから「もうすぐ迎えに行く」という手紙が来るシーンで、その宛名に書かれた「忠清北道永同郡サンチョン面クンチョン里2区9番地」が正式の住所。道路地図には集落の名がチクトンマと書いてあるが地元の表記はみんなチトンマ。

 「チブロ撮影地」= おばあちゃんの家は、集落からさらに300mくらい離れた畑の中にあった。しかし、そこへ行くにも小川の飛び石を渡らねばならない。
 映画で見慣れた石の坂道や木。その向こうにくずれかけたセットがある。
壁は発泡スチロール、木の皮で葺いた屋根は樹脂製で、ネジどめしてある。
 「JSA」の帰らざる橋ほど人は来ていないようで、そのための落書きや傷みは少ない。


写真は順に、全景、縁側、かまど、鶏をゆでた?鍋、トイレ、6畳くらいの部屋の中から、屋根を作っている樹脂製の部品、家への坂道。





バスが行く道

 サンウと迎えに来た母を乗せてバスがチトンマを去って行く道。

ここでバスの窓からサンウがみせるジェスチャーに02年の福岡の映画祭では「ごめんなさい」という日本語字幕がついていて、それを知った監督は絶対出してもらっては困ると主張し、今回の公開ではそれが消えたという。


行き方
 道路地図にマークを入れてお送りします。メールでお知らせください。


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