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 日本ではTBS系で2002年2月4日5日、韓国ではMBCで2月15日16日の2夜にわたって放送された初の本格的日韓共同制作テレビドラマ。
 主演はウォン・ビン(キム・ジフン)と深田恭子(浅井智子)。

 いかに韓国映画がブームといっても「シュリ」「JSA」を見た人より、テレビで「フレンズ」を見た人の数は圧倒的に多く、このドラマで韓国旅行に興味を持った人もたくさんいるはず。ツアーの自由時間に好きな場所を訪ねる一助になればと思います。

写真が多くなり、表示に時間がかかります

クムソン観光

ここは「フレンズ」ロケ地のツボ、最重要ポイントでは?  漢字で書けば「金星観光」。
 智子が観光ガイドとして勤める旅行社という設定。ドラマでは「ヤマト観光」という名前が入口に貼られていた。智子が上司の黒田福美に叱られている最中、ジフンがやって来て、ガラスに顔を押し付けおどける。美観より実利ということか?ガラスには宣伝がびっしりで、「聖地」もこのありさま。

 行き方 地下鉄1,2号線「シチョン(市庁)」駅下車、7番出口から、テピョン(太平)路を南へすぐ。
 ソウルの地下鉄駅は広く、特にこのシチョンは出口を間違えるととんでもなく遠い場所に出てしまうので要確認。7番から出さえすれば、本屋、めがね屋と続き、クムソン観光はすぐそこ。


トクスグン(徳寿宮)

 旅行代理店を出たジフンと智子が二人で歩く落ち葉の道。クムソン観光とは太平路をはさんで逆の場所にある李朝の王宮が徳寿宮で、この外側を囲む壁に沿った道がロケ現場。
 2度出て来るこの場面だが、それぞれ撮影場所は変えてあり、外壁の形が違っている。

行き方 地下鉄1,2号線「シチョン(市庁)」駅2番出口から


テハンノ(大学路)

 
このあたりには、医学部と付属病院を残して別の場所へ移転したソウル大学があったので、その名がついている。
 日本へ行く旅費を稼ぐために、ジフンが飲料水配達のアルバイトをするシーンで写るのは大学路の周辺。
 正面の建物(カフェ)が印象的なカットで、ボトルをかついだジフンがここを右から左へ横切る。
 道をはさんだ1,2番出口方面と3,4番出口方面では、地価がまったく違うそうで、もちろん高いのは1,2番出口側。




大学路・イグアナ

 ロースト・チキンの店。ジフンがこの店にも水を配達にやって来るシーンがある。この水ボトル、映画「プレシディオの男たち」では事件の重要なカギとなっているが、韓国では欧米並に普及していて、あちこちの店でサービスとして置いている。クムソン観光のロビーにも・・・・。


大学路・マロニエ公園

 ジフンが、アルバイトの合間にルームメイトのキョンジュとベンチで語る場面は大学路のマロニエ公園。背景に見えるレンガ色の建物は芸総会館。
 このあたりは演劇をやる小劇場が多く、今や国民的映画俳優となったソン・ガンホも大学路の演劇出身。


イル・マーレ大学路店  と
ソジュ チャンヌン サランドゥル

 「フレンズ」と直接は関係ないが、「イグアナ」から100mのところにある店を二つ。
 人気俳優イ・ジョンジェが経営するパスタ・レストラン「イル・マーレ」が大学路にも店を出した。他にも、狎鴎亭店、明洞店、仁寺洞店、新沙店などあちこちに・・・・。
 その「イル・マーレ大学路店」の地下にある「ソジュ チャンヌン サランドゥル(焼酎を求める人たち)」には、ここが「猟奇的な彼女」の撮影場所という横断幕が見える。映画のはじめの方、酔いつぶれるシーン。


行き方 
大学路へは、地下鉄4号線「ヘファ(恵化)」下車。上記はすべて、2番出口からが便利。



マルシェ ヨクサム(駅三)店

 ジフンの両親に初めて会った後、ふたりがスパゲティを食べる場面を撮影した店。イルサン、カンナム、ロッテワールドなどソウル市内の数カ所に展開する新しいタイプのチェーン・レストラン。映画「シュリ」で、キム・ユンジンが鶏の炒めものを飛ばしてソン・ガンホのスーツを汚すシーンを撮ったことでも有名。右の写真は、まさにその席。
 店の真ん中にある調理コーナーで、自分の食べたい料理を注文。出来上がったら受け取って席で食べるシステム。ひとりづつ注文カードが渡され、そこに記録された分をレジで支払えば良いので、多人数で行っても割り勘の煩わしさが全くない。

 二人がスパゲティを食べたテーブルは店の奥の方にある「スイス・コーナー」。同じ店の中でもコーナーが違えば雰囲気がガラッと変わるのが、この店の特徴。 
 混まない時間帯、たとえば開店時間の11時に行って「スイスコーナー」を希望すれば、あの席での食事も可能。

 行き方 地下鉄駅からは、少し歩かなければならない。地下鉄2号線「ソヌン(宣陵)」駅下車の方が、「ヨクサム(駅三)」駅よりも近い。地上に出てから西へ向かい、ルネッサンス・ソウル・ホテルのある交差点を右折して、北へ600mほど歩くと右手に見えて来る。坂道なのでタクシー利用が楽。



インサドン(仁寺洞) ガナ・アート・スペース

 ビデオ撮影中のウォン・ビンが立ち止まり、ふと目をとめた石のベンチの上の白いヤンキースの野球帽。そこへ忘れ物を取りに戻って来る智子。偶然ふたりが再会するのは、仁寺洞にあるガナ・アート・スペースの前。この通りは、日曜日歩行者天国で、平日は北から南への一方通行。
 質とセンスの良い韓国民芸品を買うなら、この仁寺洞通り。欧米の観光客も多く、値段は適正。
あの帽子、白はあまりないので、イテウォンあたりでオーダーしないと手に入らないかも。
 明洞の屋台にさっそく白いヤンキース帽が登場したと言うユンジテンさんからの情報。(02年4月)言い値は2万ウォンと高いので値切って買う事。イテウォンなら6,000ウォン程度。

行き方 地下鉄3号線「アングッ(安国)」6番出口、または地下鉄5号線「チョンロサムガ(鐘路3街)」5番出口から仁寺洞通りへ入る。現場は通りの北寄り(安国側)にある。看板を読むより、赤いポストを目印に探すと良い。
 仁寺洞通りの南と北の端には観光案内所があり。無料地図もあるし日本語も可。迷ったらここへ。


観光バスの車窓から見えた 仁寺洞の看板


マリー

 ジフンの誕生日に、智子が映画監督用のスコープをプレゼントするカフェ。
入って左の席だが、配置は撮影用に少し変えてあり、普段は蓄音機のラッパを模した真ちゅうのオブジェが置いてある。



 行き方 
地下鉄の駅からは説明しにくい場所だが、どのガイドブックにも載っているアックジョン(狎鴎亭)の有名ブランド・ブティックを目標にすれば簡単。グッチとエスカーダの間の道を入り、坂道をのぼって200m、4番目の角に「マリー」がある。




R23

 二人が「良い友達だよね」などという会話を交わす店。実はアメリカン・スシバーと看板の脇に書いてある通り、寿司の店。訪ねた日と翌日はあいにく改装のため臨時休業。よって写真は外観のみ。

 行き方 上記「マリー」のすぐそば。グッチとエスカーダの間の道を入り、最初の角を右折するとすぐ右に見える。向いは「珈琲美学」という喫茶店、そしてその隣が「シュリ」でアクアショップに使われた1階が花屋「Helena」2階が喫茶「Cafe Mazia」。


ソウル・ヒルトンホテル

 ツアーでソウルに行った智子と先輩が泊まるホテル。いわゆる特一級(スーパー・デラックス)にランクされる高級ホテル。智子の部屋は写真の正面、南側、ビデオを見直すと12階だというのもわかる。窓から南山に立つナムサン・タワーが見える。
 別の場面で、ジフンと智子が望遠鏡で夜景を見ていたのは、このナムサン・タワーの展望台。

行き方 ソウル駅から近く、ナムサン(南山)のふもとにある。どのガイドブックにも出ているので、そちらを参照。


三元(サムウォン)ガーデン

 ジフンからの連絡を待って、ヒルトンホテルの部屋から出ようとしない智子を同室の先輩が誘い出し、二人でプルコギを食べるシーンを撮った超有名レストラン。ツアーのコースに入っていることも多い。あの席は、本館の入口のすぐ左。石灯籠と木が目印になる。
 このレストランをはじめ、入口にムクゲの花のマークが掲げてあるレストランは「模範食堂」といって観光公社が認可した衛生・価格などの面で、旅行者も安心して入れる店。
 三元ガーデンは、この本店のほかテチドンにも支店があるが、撮影に使われたのは本店の方。
ガーデンという名の通り広い店は、敷地面積2,000坪とか。
 団体客がほとんどで、個人客は少ない。それだけに、混まない時間を選んで行けば、親切に応対してくれるはず。

行き方 地下鉄3号線「アックジョン(狎鴎亭)」駅下車南東へ。ほとんどのガイドブックに地図が載っているので、参照。駅からは少し離れているのでタクシーに乗れば5分。


COEX

 智子がガイドの仕事中、「ここでは今、国際食品展示会が開催されています」と紹介する円筒形の建物。ジフンがその前で映画のロケをしており、ぼんやりしていて叱られる。
 ドラマで写ったのは建物の東にあたる永東大路側部分で、ここが正面入口。COEXはW杯期間中、報道センターとして使われる。
 ここは元々、国際見本市用の空地で、その都度企業のパビリオンが建てられては、撤去されていたが、その場所にこの建物、そしてその地下にCOEXモールというショッピング街が作られた。COEXモールの中には16スクリーンを誇る巨大シネコン「メガ・ボックス」や水族館もあり、先日ここを視察した小泉首相は、「エバン(愛盤)レコード」という店でCDを買った。

行き方 地下鉄2号線「サムソン(三成)」駅下車、5.6番出口方向へ向かい、その中間にあるCOEXモールのロゴマークに従って広場に出る。その広場の一角にあるレストラン「ベニガンス」は「シュリ」の夢のシーンで、ハン・ソッキュとソン・ガンホが射殺された場所。その隣にはW杯公式記念品ショップができた。
 一番大きなソウル駅前店をはじめ、主要観光地には公式記念品店がある。空港店はやや高いものの、日本の公式グッズ店よりはかなり安い。大会前の5月中なら、お土産はこれに限る。



トゥクソム遊園地

 韓国で遊園地(ユウォンチ)というのは日本でいうなら「憩いの場」「リゾート」くらいの意味。別にジェット・コースターがあるわけではない。ちなみに、漢江をはさんでここの真正面に見える立派なオリンピック・スタジアム(「シュリ」で南北サッカーの会場となった)も運動場(ウンドンジャン)という。
 映画の撮影の仕事を終えたジフンと智子がすわって話をするが、言い合いになってしまう。
映画撮影の背景は川岸に並ぶ水上レストラン、座った二人のバックには、ライトアップされた清潭(チョンダム)大橋がある。

 行き方 地下鉄7号線「トゥクソム・ユウォンチ」駅下車。漢江側に行くと、オランダの風車の形などをした水上レストランが並んでいる。エンド・クレジットにあった「トゥクソム・アリラン・レストラン」は帆船の形をしている。あまり写ってないのにクレジットされているのは、スタッフ・出演者が借り切って食事ほかに利用したのでは。



ヨンファ・ナラ劇場

 ジフンが小さい頃、おじいさんに連れて行ってもらった《映画》との出合いの場所。その時の記念写真も実家の机上にフレーム入りで登場する。ドラマでは「約束」と「スプリング・イン・ホームタウン」(1998年)が上映されているという設定で、映画館の前にたたずむ智子の姿をジフンが見つける。英語表示の館名は直訳で「映画の国」=〈MOVIE LAND 〉。

 行き方 地下鉄2号線「イデ(梨大)」駅下車。5番出口から、南へ徒歩2分。6番出口から行けば写真の位置、劇場の向い側に出る。


東大門 ミリオレ・バレー、エリア6

 ヨンファ・ナラの前で再会した二人が、屋台をひやかす場面でバックに写るのが、ショッピング・ビル「ミリオレ・バレー」(右)と「エリア6」(左)
 フレア・タウン、ミリオレ、ドゥータという3つのファッション・ビルの登場で、夜12時を過ぎても多くの人でにぎわうようになった東大門。道をはさんだ野球場・サッカー競技場側にこの2つが完成し、さらに人が集まるようになった。このあたりのファッション・ビルは朝4時,5時頃まで開店している。問題は帰りの足、地下鉄がなくなる時刻を過ぎるとタクシーがなかなかつかまらない。相乗り客で席が埋まるまで発車を待っている運転手もいるくらいだ。

 行き方 地下鉄2,4,5号線「トンデムンウンドンジャン(東大門運動場)」下車




弘益大学前公園

 差し入れのハンバーガーを用意して撮影現場に出かけたヘジンは、先に来ていた智子の姿を見て、ジフンに声もかけず公園のベンチに座ってハンバーガーを食べ始める。一緒に来た兄のキョンジュも全部食べるよう強要されてしまう。

 行き方 地下鉄2号線「ホンデイック(弘大入口)」駅下車。6番出口から南へ向かい、ピザ・ハットの交差点を左折すると、突き当たりは大学の正門。公園は正門の真向かい、小高い丘にある。


シネプラス

 短編映画祭の授賞式会場。ジフンの作品が見事グランプリを獲得する。ロケ時は「達磨よ遊ぼう」が上映されていた。ということは02年晩秋。

行き方 地下鉄3号線「アックジョン(狎鴎亭)」駅下車。3番出口を出て南へすぐ。



延世大学

ウォン・ビンが通っている大学という設定。日本でいえば早稲田・慶応にあたる名門私立大学。

行き方 地下鉄2号線「シンチョン(新村)」駅下車。北へ徒歩10分、鉄道のガードをくぐれば正門。



仁川国際空港売店

 日本へ帰る智子が、ぬいぐるみ等をヤケ買いするのは、仁川国際空港3階出発ロビーにあるおみやげ売店のうち、Fカウンターの隣にある「新世界百貨店」の経営するブース。食品、衣料品など品物の種類ごとにブースが分かれているが、あれほどたくさんの人形は置いてない。また棚の配置も違っている。
 仁川国際空港の1階到着ロビーには「ampm」「ミニストップ」などのコンビニもあるので、チェックインした後身軽になって1階へ降りて行けば「空港価格」でない、市中と同じリーズナブルな値段で買い足しができる。



《遠くてちょっと行きにくい場所》

浦項(ポハン)海兵訓練所
 
ジフンが兵役で海兵隊員として入隊し、訓練を受ける場所。日本海に面した製鉄の街、浦項市にある。

嶺東線 桃京里駅 
 
ジフンと訓練所の門でつかの間の再開をした後、智子がホームで列車を待つ韓国国鉄の駅。これも日本海側。

外岩里(ウェアンリ)民俗村
 旧家であるジフンの実家という設定。韓国の伝統家屋が保存されている。こういった民俗村は国内各地にあるが、ここはソウルから南へ約50km、アサン(牙山)市の郊外にある。


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