レオン


 「レオン」は公開から10年以上たった今でも根強いファンを持つ映画として知られている。ジャン・レノは「ニキータ」で評判になった掃除人(殺し屋)役を引き継ぐ形で登場。後の「スター・ウォーズ」でアミダラ姫を演じる ナタリー・ポートマンの映画デビュー作でもある。


ボスのレストラン


 表向きはレストランを経営しているイタリア系のボス(ダニー・アイエロ)の指示に従って、レオン(ジャン・レノ)は危険な仕事を引き受けている。映画の流れから、店はイタリア系住民の多いリトル・イタリーにあるように見えるが、この店自体はタイムズ・スクエアに近い場所の「プレミア・マカロニ」という店。訪れた08年1月には店は跡形もなく壊され、再開発の工事が始まったばかりだった。


雑貨屋跡とアパートの入口

 レオンが毎日決 まってこの店でミルクを2パック買い、マチルダ(ナタリー・ポートマン)はたまたまレオンのミルクを買いに出かけていたため、一家皆殺しの難を逃れる。ニューヨークではデリと呼ばれるこの雑貨屋は撮影後も営業を続けていたが廃業。看板もはずされ、シャッターも閉まっている。すぐとなりのアパートはレオンやマチルダが入って行くシーンに使われてはいるが、廊下のシーンはチェルシー・ホテル、部屋の中はセットで撮影されている。



チェルシー・ホテル

 階段でタバコを吸っているマチルダと帰って来たレオンが会話を交わす。廊下の突き当たりにあるレオンの部屋6Dは非常口のスペースにドアだけが作られていたことがわかる。階段の手すりのデザインも古めかしいこのホテルが建てられたのは1884年。ニューヨークの「ランドマーク」にも指定されている。
 営業中のホテルなので別に断わる必要もなく、フロント(写真下右)の右にあるエレベーターで6階に上がればそこがロケ地。



パインバンク・アーチ

 マチルダはビルの屋上でレオンに狙撃の手ほどきを受ける。その際、セントラル・パークをジョギングする要人が練習用の標的になり、パイン・バンク・アーチという名前の橋をくぐったところでペイント弾が命中する。歩道が立体交差している公園内にはこのような橋がたくさんある。
 屋上が使われたメイフラワー・ホテルは撤去され、跡地には別のビルが建っている。



レオン最期のアパート


 ふたりが最後に住んでいたアパートはマンハッタンの北部にある。白い円柱がある玄関がその入口。ここに特殊部隊が突入し、ゲイリー・オールドマンに撃たれて倒れたジャン・レノは彼を道連れに自爆して散る。倒れた彼の目に傾いて写った銀行の建物はアパートの正面に存在する。

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