ラブアクチュアリー


 クリスマスを前にした数日間、19人の男女それぞれの愛を描くイギリスのラブ・コメディ。
この映画ではタイトル・バックをはじめとして、いかにもロンドンという風景があちこちに挿入されているが、主なシーンはほとんどセット撮影で、実景が長く使われている場面は本当に少ない。


トラファルガー広場


 大きなツリーが立つなどクリスマス・シーズンらしい装飾が施されている。トラファルガーの海戦でナポレオンのフランス軍に勝利したことを記念した広場で、中心にネルソン提督の記念塔が立っている。



サマセット・ハウス


  夏期は写真のような噴水。冬期はニューヨーク、ロックフェラー・センターのように広場全体がスケート・リンクに変わる。



ホワイトリー・ショッピングセンター


 もともとは古いデパート、現在は店が多数入ったショッピング・センター。自然光を取り入れる天井のドームが特徴。映画「クローサー」でジュリア・ロバーツの作品展が開かれるのもここ。

行き方 地下鉄サークル線、デイストリクト線ベイズ・ウォーターから北へ100m。



首相官邸


 就任したばかりの若きイギリス首相デイヴィッド(ヒュー・グラント)がここの主。外務省の大きな建物の隣。首相官邸そのものは奥まったところにあり、道からは黒い鉄格子の門を写すしかない。



グロヴナー教会


 ピーターとジュリエット(キーラ・ナイトレー)の結婚式が行われた教会。実際の建物のつくりを見ると、お祝いのサプライズ合唱隊がビートルズの「All You Need Is Love」を歌った二階部分はパイプオルガン以外、撮影用に作り足されているのがわかる。


行き方 地下鉄ビクトリア線、ピカデリー線のグリーン・パーク下車。西へ歩くと日本大使館、さらに行くとハードロック・カフェ。そこを右折し、フォーシーズンズ、ヒルトンを通り過ぎ、ドーチェスター・ホテルを越えたところを右折、300m。



ルパート・グリント


 グロヴナー教会の帰りにまたドーチェスター・ホテルの前を通ると、カメラマンやファンがさっきよりも増えている。15分ほどするとハリーポッター・シリーズのルパート・グリント(ハリーの親友、ロン・ウィズリー役)が両親と出て来た。立ち止まって撮影に応じる大サービス。数人にはサインまでして去って行った。



サウスバンク


 妻を亡くしたリーアム・ニーソンが同級生に片思いする息子とベンチで語るシーン。映画「クローサー」でロンドン水族館を出たジュリア・ロバーツとクライブ・オーウェンが歩く場所から、東にあるOXO(オクソ)タワー方面へ30m。



OXOタワー


 この映画では珍しく長い実景シーン。訪ねてきたキーラ・ナイトレーに彼女ばかりが写っているビデオを見られてしまったマーク(アンドレー・リンカーン)がOXOタワーの裏手にある部屋を出て、OXOタワー1階のカフェテラスの脇を通り、テナントで入っている店の横を抜けて川岸まで歩いて行く。



ミレニアム・ブリッジと聖ポール寺院


 これも2,3秒だけ挿入される景色。歩行者専用のミレニアム・ブリッジと聖ポール寺院。新旧の建物が調和して混在するロンドンの一面。

行き方 地下鉄サークル線、デイストリクト線のブラックフライアーズまたはメゾンハウスで降り、テムズ河方面へ。歩いて南側へ渡った場所から撮ったのが映画と同じアングルの写真。



ロンドン・アイ


 BA(英国航空)が作った大観覧車。計画が明らかになった時には景観論争が起こったが、これもエッフェル塔の場合と同じか?約30分で一周、135mの高さからビッグベンやテムズ河を眺められる。昼になると待つ人の長蛇の列ができるので、運行開始の9時半頃、隣にある旧市役所内のチケット売り場へ行けばスムーズに乗り込める。ネット予約もできるとか。映画にはウォータールー橋からロンドン・アイなどを撮影したカット(写真下右)が挿入されている。



ブラックフライアーズ橋


 これもウォータールー橋から東を向いて撮った短いカット。ロンドンらしい風景のひとつとして使われている。



セルフリッジ・デパート


 オックスフォード通りにある老舗デパート。宝石売り場の店員、ミスター・ビーンことローワン・アトキンソンは妻カレン(エマ・トンプソン)の目を盗んで愛人へのプレゼントを買おうとしたハリー(アラン・リックマン)をこだわりの包装でイライラさせる。カルティエの売り場を目印に見に行ったところ、フロアは全面的に改装されて変わっていた。



アルバート橋


 ヒュー・グラントがお茶くみの女の子ナタリー(マルティン・マカッチョン)の家を訪ねて行く時渡る橋。この橋を越えて南へ行くと雰囲気が変わってグッと庶民的になると言われている。




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