ソウル  


 日本は、2002年の2/9、韓国では3/15公開の日韓合作映画。
長瀬智也、チェ・ミンスの共演で、01年夏の撮影。
 プレスシートには、せっかくロケ地の説明があるが、地図上の場所が間違いだらけ。
たとえば金浦空港はソウルの南になっているし、ヤンスリのソウル総合撮影所はソウル市内の北部、下記ポスコ・センター・ビルはソウル郊外にマークされている。

 報道によれば「ソウル」は韓国でさんざんな評判だったらしい。曰く「日本は映画で建物まで歪曲」下記のように市庁舎を市警察署にみたてて撮影した事などをけしからんと言っているが、そんなこと映画作りにおいては世界の常識。あの重厚な石造りの入口を製作者が気に入っただけのことではないのか。

 その反面「千と千尋の神かくし」がベルリン映画祭で金熊賞を受賞するや、韓国に一部の作業が外注されたことから、これは「韓日合作映画」であると主張し始めるありさま。

 いやはや、ミンスオッパも「ギャラに目がくらんで日本に転んだ売国奴」と言われなければ良いが。

ソウル市庁舎

 キム刑事(チェ・ミンス)が勤めるソウル市警察庁舎という設定で、何度も正面の玄関付近が登場する。
 日本時代に建設された建物で、当時は「京城市役所」だった。バックにウェスティン朝鮮ホテルが写っていて場所がはっきりわかるものの、市庁舎の特徴あるドームは意識的に避けて撮影されている。

行き方 地下鉄1号線、2号線の「市庁(シチョン)」下車。ただし、この駅は特に広く、出口によってはとんでもない方向に出てしまうので階段を上がる前に要確認。5番出口から地上へ出ると市庁舎の前。

 旅行者必携の無料月刊案内地図「エスコート・ソウル」が最近改訂され、主な地下鉄駅出口の番号が地図上に表記されるようになったので、ぜひ参考に。


ポスコセンタービル

 江南の通称テヘラン路にあるポスコ・センター・ビルが、「韓日合同銀行」の本店。多額の現金を運び込むシーンなどで、その正面入口が使われている。




 長瀬智也がたびたび立ち寄る屋台はポスコ・センター・ビル横の路地に作られていた。バックにビルの夜景がいつも写っている。この三角形が印象的なビルは、ポスコ・センター・ビルの隣にあって、DOUNGBUビルという。老人の屋台があった場所は停まっている車の右。現在は工事中で、塀に囲まれている。



 行き方 
地下鉄2号線「三成(サムソン)」下車。西へ500m。




島山大路





 早瀬刑事(長瀬智也)を乗せたパトカーが走って行くシーンで登場するのが江南の幹線道路である島山大路。バックにコ・ソヨンの大きな看板が見える。この道路沿いにはハード・ロック・カフェ・ソウル店、シネハウス、カニの看板の日式高級レストラン「コウラ(甲羅)」などがある。
 「シュリ」で、グァノ刑事が撃たれたシーンも、下の写真の向い側にあったカフェ「ダウニング・ストリート」(現在は移転)で撮影された。
イ・バンヒ(キム・ユンジン)が銃を組み立て、構えたのは写真左上、黄色い幕のあたり。


平澤市

 ラストの銃撃戦は、ソウルのはるか南、京畿道/平澤(ピョンテク)市で撮影されたという。
日本では許可の出ない激しいシーンは、韓国ならではのもの。


ヨイド

 映画冒頭の事件現場は、韓国のマンハッタンと呼ばれるヨイド。漢江の中州で、国会議事堂のほか、放送局・証券会社などが集中している。「シュリ」の市街戦もここで撮影された。

行き方 地下鉄5号線「汝矣島(ヨイド)」下車。


ソウル競馬場

 ゴミ箱に爆弾が仕掛けられるという設定の競馬場は、ソウル郊外果川市にあるソウル競馬場。以前はソウル市内、聖水(ソンス)にあった競馬場は郊外に移った。

タイトル一覧へ戻る

掲示板へ