ア メ リ

カフェ・ドゥ・ムーラン

 アメリがウェイトレスとして働いているカフェ。その名前のまま実在する店で撮影されている。
 カウンター、タバコ売り場、トイレなどそのままだが、アメリが「今日のおすすめ」を裏文字で書くガラス板だけはない。

行き方 地下鉄2号線「ブランシュ」下車。有名なムーラン・ルージュを左に見て、LEPIC通りを行くとわずか1ブロックのところにある。



アベス駅

 アメリがこの地下鉄駅に入って行くと、盲目の老人が鳴らすシャンソンのレコードが聞こえて来る。アメリが施しをして、目をホームの向こうにやると、証明写真撮影機の下をあさっている青年ニノの姿が目に入る。アメリとニノの初対面の場所。
 駅の看板は確かに「ABBESSES」となっているが、ホームの形は実際の駅と全く違っているので、別の駅で撮影したものと思われる。
 この駅は丘の上にあるという条件から、改札から地下鉄の走っているホームまでが深く、乗降客はエレベーターを利用するシステムになっている。したがってホームで鳴らすシャンソンがアメリの耳に届くこともあり得ない。

行き方 地下鉄12号線「アベス」駅。下記「コリニョンの店」や「サクレクール寺院」にはここから行ける。


コリニョンの店

 アメリと同じアパートに住むコリニョンが経営している八百屋。使用人のリュシアンは頭は弱いが優しい男。実際には「AU MARCHE DE LA BUTTE」という名前で営業しているが、映画で使用した「コリニョンの店」という看板が店の正面にそのまま残されている。また、窓には映画に関連して店を紹介した雑誌・新聞の切り抜きも多数貼ってある。

行き方 すぐ近くに、どのガイドブックにも載っている有名観光地「アトリエ洗濯船跡」と映画「パリのランデヴー」の舞台になった「ティモテル・モンマルトル」というホテルがあるので、そこへまず行ってから向かうとわかりやすい。地下鉄12号線「アベス」下車。「アトリエ洗濯船跡」まで徒歩5分。そこからTOROIS FRERESという通りに入ると1ブロックのところに「コリニョンの店」がある。そのままさらに100m行くと、「RONIN」でロバート・デ・ニーロやジャン・レノが昇り降りした石段が見えてくる。


サンマルタン運河

 サンマルタン運河は、地図上ではちょうど平仮名の「く」の字の形をしている。曲がった辺りにあるのが有名な北ホテル。今はホテルではなくレストランになっている。
 この運河をクルーズする遊覧船も運行されており、いくつもある水門で水位を調節しながらゆっくり進んで行く。

 
アメリが後半夜景のシーンで平らな石で水切りをする場所は黄丸の位置。サンマルタン運河の中でもほぼ北の端にあたる地下鉄ジョレス駅の近くにある水門。後方の高架を地下鉄が走って行く。アメリの立っていた場所はもちろん、カメラの位置も実際には立入禁止で、上流の太鼓橋から眺めるほかはない。

行き方 地下鉄2・5号線「ジョレス」駅下車。サンマルタン運河の一番近い水門。


最初の水切り

 私の好きなことはサンマルタン運河の水切り。アメリが最初に水切りをしている場面はサンマルタン運河の南端、それより南は運河が地下に入る場所にある。

行き方 地下鉄レピュブリックから東へ。


北駅

 パリに「パリ駅」というのはなく、行き先別にリヨン、アウステルリッツ、モンパルナス、サンラザール、北、東駅に分かれている。
 
アメリが休日、パリの郊外に一人で住んでいる父親を訪ねるために利用する駅が北駅。ここでアメリはまたニノに出逢う。
 しかし、ニノはアメリにかまわず、証明写真撮影機の横に忘れ物をした男の後を追う。男は気付かないまま車で去って行き、バイクで追ったニノは別の車と接触して大切な写真コレクションのアルバムを道に落としてしまう。それをアメリが拾い、駅の片隅に座って開いて見る。

 映画の設定ではそうなっているが、ニノが男の後を追うシーンから、拾ったアルバムをアメリが見るシーンまでは「東駅」の周辺を使って撮影されている。細かいことを言えば、ニノが赤い車と接触した場所(右)は一方通行の入口で、あの角から車が出てくることはありえない。

行き方 地下鉄4・5号線「ギャール・ドゥ・ノール」下車。
 

   東駅

 スキン・ヘッド男の正体を知ったアメリがそれをニノに教えてやろうと計画する証明写真撮影機がこの駅のホールの一角にある。
 作戦は全てうまくいったように見えたが、荷物運搬車が通った間にアメリはニノの姿を見失う。
 撮影時、証明写真撮影機が置かれていたのは赤丸の位置。東駅正面から入ってすぐ右の場所にあたる。

 ややこしいのは、字幕・ナレーションでも東駅とされているのに、最初に写る駅の正面外観は「北駅」。おそらく彫刻があしらわれていて、より絵になる「北駅」を使ったものと思われる。さらに、ご丁寧なことに駅舎の「NOLD」という文字までCGで「EST」に変えてある。

行き方 地下鉄4・5・7号線「ギャール・ドゥ・レスト」下車。
 


サクレクール寺院

 
拾ったアルバムを返すために、またまたアメリが作戦を繰り広げる観光地。メリーゴーラウンドのある広場から、矢印を追ってニノは右方向の石段を駆け上がって行く。ブロンズ像に扮した男が立っていたのは写真緑丸の位置。その指の示す先に観光用の双眼鏡(これは撮影用)があった。

行き方 地下鉄2号線「アンヴェール」または12号線「アベス」下車。


ノートルダム寺院

 アメリの母親はノートルダムに行き、男の子が授かりますようにと祈る。その答えは3分後空から落ちて来た。投身自殺の巻き添えとなって母アマンディーヌ・プーラン即死。この寺院は向かって右の塔から入り、左側から出ることになっている。

行き方 地下鉄4号線「シテ」下車。
 ノートルダム寺院やエッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館など人気の観光地は午後になると長蛇の列ができる。朝一番に行くのが時間を無駄にしないコツ。


求む情報

 アメリがボルトドゥーの手がかりを求めて訪れたコリニョンの両親が住む家。バックに古代ローマの水道橋のようなものが写っている場所。これは、どこでしょう。観光案内所で聞けばすぐわかったのかも。

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