ダ・ヴィンチ・コード

11/3 DVD発売予定

ルーブル美術館


 映画の始まりはこの美術館から。特に舞台になったドノン翼の入り口では各国語によるダ・ヴィンチ・コード音声解説キットの貸し出しまで行われているし、ミュージアム・ショップにもダ・ヴィンチ・コード関連本が目立つ。

グランドギャラリー


 美術館長殺害シーンは寄木細工の床で有名なドノン翼の2階グランド・ギャラリーだとはいうものの、ダ・ヴィンチ作ウィトルウィウス的人体(イタリアの1ユーロ・コインはデザインがウィトルウィウス的人体)の姿で横たわる館長の遺体の横に見える八極星の模様があるのはグランド・ギャラリーの中でもごく限られた一部分で、その周辺には比較的地味な宗教画しか展示してない。


ホラティウス兄弟の誓い・聖母の死


 映画の冒頭、館長が追われて逃げるシーンのバックに写る絵「ホラティウス兄弟の誓い」(左)はグランド・ギャラリーではなく「ナポレオンとジョセフィーヌの戴冠式」「民衆を率いる自由の女神」などフランスの大きなサイズの作品が展示されているエリアにかかっている。
 館長が防犯用の鉄格子を下ろそうとして壁からはずすカラヴァッジォの「聖母の死」(右)。この絵は大作で、とても一人の人間がはずせるような大きさではない。


逆ピラミッド

 逆ピラミッドはジャン・レノがトム・ハンクスを現場に連れて行くシーンで写る。地下一階にあり、このピラミッドがある側から入場すれば地上入り口の長蛇の列に並ばなくてすむ。並ばずにすむ方法で一番良いのはルーブルに限らずエッフェル塔、凱旋門など観光客がたくさん来そうな場所をスケジュールの朝トップに持ってくること。



岩窟の聖母ほか

 トム・ハンクスやジャン・レノのバックに写る名画も館長殺害現場周辺にはなく、あちこちに展示してあるものをいかにもそこにあるかのように撮影している。トム・ハンクスとオドレイ・トトゥが隠れて逃げたトイレもおそらくセット。実際の美術館のトイレはもっときれい。


リボリ通り

 トム・ハンクスとオドレイ・トトゥが2人乗りスマートで美術館から写真右のリボリ通り方面へ逃げ出すのが写真左の門。そのあとふたりはシャンゼリゼを通ってサン・ラザール駅へと向かい、タクシーに乗り換える。


逆ピラミッドの真上

 ラストでトム・ハンクスが座り込む場所は逆ピラミッドの真上。ピラミッドとカルーゼル凱旋門の間にあるが、まわりが植え込みで囲まれているため、そこが逆ピラミッドの真上にあたる場所でガラス張りになっているというのはあまり知られていない。



旧子午線標識

 イギリスのグリニッジ天文台を通る経線が1884年に世界の標準子午線と定められるまで、パリの中心部を通る子午線が標準ということになっていた。その子午線の通っている場所を目に見える形で表示する「ARAGO・N・S」と書いた直径12cmの真ちゅうのメダルが、現在は道路工事で取り外されたままになったり盗難で減ったというもののパリ市内に当初は

135個も埋め込まれていた。写真はそのひとつで、ルーブル美術館の少し北のリシュリュー通り24、ベストウェスタン・ルーブル・ホテル前の歩道にあるもの。
 映画にはサン・シュルピュス教会を通るローズ・ラインのくだりで登場するが「ローズ・ラインはどこにありますか」と見に来る人が多かったようで、教会側ではそれを迷惑がって一時「ローズ・ラインは当教会にはありません」という張り紙をしていたらしい。



ホテル・リッツ

 トム・ハンクスが滞在しているという設定の高級ホテル。ヴァンドーム広場に面して建っており、ダイアナ妃がこのホテルを出て空港に向かう途中、アルマ橋の近くで事故にあった。



ウェストミンスター寺院

 これはロンドン。イギリス国王の戴冠式が行われることで有名な教会。映画にも登場するニュートンの墓も建物の中にあるが、映画撮影は許可されず(観光客も内部は撮影禁止)実際の撮影にはイギリス東部リンカーンシャーのリンカーン大聖堂が使われたという。映画にワンカットだけはさみ込まれるウェストミンスター寺院の外観もCG加工されていて、お土産屋や広場のじゃまなポールが消され、群集が書き込まれている。
 このほかロンドンにはテンプル寺院がある。騎士の姿を彫った棺が床に並んでいるところを見たかったが、06年夏から9月半ばまで工事のため閉鎖。内部に入ることはできなかった。


行き方 それぞれ有名な場所なので、ガイドブックなどを参照。

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