
風の刑事・東京発! 大考察! |
LAST UPDATA:1999/10/21
<新たな鉄道警察隊が活躍する新シリーズ登場>
・平成7年10月18日、7年間[10月〜3月]期の定番ドラマとなっていた
「さすらい刑事旅情編」が終了し、その穴を埋めるべく新たなシリーズが登場した。
それがこの
「風の刑事・東京発!」である。キャストはすべて一新しながらも舞台が鉄道警察隊というの
はこれまでどおり。また初回は午後8時からの2時間スペシャルを放送するなど、かなりの気合が
感じられる。その鉄道警察隊で活躍する主人公・風間大輔を演じるのは刑事役がみごとなはまり役の
柴田恭兵。「あぶない刑事」の大下勇次
のようなはみだし系がよく似合う彼だが、今回は硬派なキャラクターに挑戦。新しい境地を開いている
。その他の鉄道警察隊のメンバーに岡本健一、
中野英雄、大寶智子、
唐木淳、渡辺哲、
が起用され、口うるさい主任役を柄本明が熱演してくれている。
なお、この番組で唯一のプライベートキャラとして風間大輔の父親が登場する。扮するは
故・西村晃。本人の体調があまり思わしくなかったからか、番組後半には
ほとんど出なくなった。味のある人物だっただけに残念だ。
・本番組の主題歌を担当したのは氷室京介。曲名は「魂を抱いてくれ」で
ある。歌はオリコン1位に輝く大ヒットをマークしたのに、ドラマそのもののウケはかなり悪く、
あまりにも「さすらい〜」に近いところがあったため、これなら「さすらい刑事旅情編[」をした方が
よかったのでは?といった感を抱かなくもない。
・この番組が数字的に悪かった原因に内容があまりにもダーク過ぎたというのも一理あるが、いちばん
不運だったのは強豪な裏番組である。特に本番組の2クール目にあたる平成8年の1月〜3月に
フジテレビは「古畑任三郎」の第2弾を持ってきた。これにより本番組を見ていた視聴者も徐々に
フジテレビ側のドラマへと移行し、「風の刑事」はどことなく風に流されていった感じもしなくは
なかった。結局、本番組は全20話・最終回も通常どおり1時間作品で締めくくられ、「さすらい刑事
旅情編」のようにシリーズ化されることもなかった。確かにダークではあったものの決して内容の
出来が悪かったわけではないので、このような終わり方はちょっと残念な気もするが、視聴率重視の
今のテレビ界においてこれは仕方のないことなのかもしれない。

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