P.ヒンデミット
ウェーバーの主題による交響的変容
「気高き幻想」組曲
 ガエタノ・デローグ指揮 1976.3.20−23録音
交響曲「画家マティス」
 オスカー・ダノン指揮 1979.1.19−24録音
<全てが以外な組合わせ>★★★
 「ウェーバー」:ドイツの作曲家にイタリアの指揮者、チェコのオケ。なんだかなぁ??という気もしなくは無いが問題無い。ヒンデミットらしい無機的な響きも聞かせてくれるのだから、さすがである。2楽章での金管のフガートは見事としか言いようがない。4楽章「マーチ」は格好良い=曲自体格好良いのだけどね。でも少々ダサイ演奏もヒンデミットらしくて良いのかな。中間部のホルンが実にチェコフィルらしい吹きっぷり。
 「幻想」:デローグは、チェコフィルの弦から濃厚で無機的な響きを引き出す。なかなかヒンデミットらしくて面白い。2楽章の「マーチ」も「ウェーバー」に近いダサさがあるが、これもご愛嬌か?でも切れが良くてこれが聞かせてくれるのだ。後半の「パストラーレ」では牧歌的気分も存分に味わえる。3楽章のパッサカリアでは、トロンボーンを中心としたコラールから開始。なかなか激しくて面白い。
 「マティス」:ユーゴスラヴィアの巨匠:ダノンの「マティス」。オケの機能性が活かされて、なかなか魅力的な演奏を聞かせる。ダノンの指揮は、見通しが良くてすっきりしている。すっきりし過ぎているかもしれないけど・・・・・もう少しドロドロとしていても面白いのだけど。まぁ金管が頑張ってくれているしこれはこれで良いのかな。
P.ヒンデミット 交響曲「画家マティス」 1992.6.22−27録音
管楽器とハープのための協奏曲 1994.11.4録音
金管楽器と弦楽のための協奏曲 1994.5.3−7録音
イジー・ビエロフラーベク指揮  <CHAN 9457>
<工事中>
A.オネゲル 交響曲第1番 ★★★   交響曲第2番 ★★★★
交響曲第3番「典礼風」 ★★★★    交響曲第4番「バーゼルの喜び」 ★★★★
交響曲第5番「3つのレ」 ★★★★   パシフィック231 ★★
交響的運動第3番 ★★★        「テンペスト」のための前奏曲 ★★★★
セルジュ・ボド指揮 1973.4(Sym.1&4) 1960.4(Sym.2&3) 1963.3(Sym.5&パシフィック) 1986.3(テンペスト、3番)<SU 11 1566−2>
<オネゲル・ファンは必ず買うべし!!>
 交響曲第1番:オネゲルの切れ味の鋭い曲を、実に切れ味鋭く演奏する。オケのアンサンブルは良く、金管を中心に、パンチが効いている。指揮は、1時期定期的に読饗に客演していた、ボド。ボドは、チェコフィルからどことなく、フランス的なサウンドを引き出しているところが、凄い。重心が重いはずのチェコフィルも、この時は、少しだけ、重心が上に来ている。3楽章のユーモラスな感じが、大変楽しい。また、トロンボーンのグリッサンドが、気持ち良い。この3楽章は、どことなく「ラグビー」を思い出させる。そして感動的なpppで、終結する。
 交響曲第2番:弦楽とソロ・トランペットという、非常にチェコフィル向きの曲だ。出だしのチェロのソリから、非常に美しい。弦楽器のアンサンブルは、アンチェル仕込みで、実に切れ味が鋭く、素晴らしい。これこそ、チェコフィルを聞く醍醐味である。そして、3楽章の最後の1分にしか出てこない、ラッパが素晴らしい!!!ただ単に、コラール風の旋律を吹くだけなのに、非常に感動的である。
 交響曲第3番:実に歯切れの良い演奏。管楽器の切れ味は、抜群。この鋭さは、アンチェル仕込みであろう。またテンションの高さも凄い。瞑想的な2楽章も実に美しい。また金管のコラールも素晴らしい。そして不気味な出だしの3楽章。管打楽器が実に不気味な表情をつくる。後半は、打って変わって美しい弦楽器の教会風の旋律。なるほど、ここは「典礼風」というタイトルが似合う。
 交響曲第4番:非常に美しい!!冒頭のホルン(若きティルシャルさんだろう)ほかの管楽器の歌心に溢れたソロ。そして続く弦楽器の美しい響き。テンポが速くなっても決して慌てる事無く、悠然と進む。ボドと言う指揮者は、只者でない。2楽章の瞑想的な雰囲気も素晴らしい。3楽章の若き日のケイマルさんが吹く、ラッパのソロの凄い事!!特に後半の華やかな部分での響きは最高。
 交響曲第5番:冒頭の金管の響きから非常に素晴らしい。4番同様、瞑想的な雰囲気は凄い。やはりボドは只者で無い。弦楽器の分厚い響きに乗っかる管楽器の強烈なサウンド。またちょっとした対旋律も、手を抜く事無く歌いこむ。変わって2楽章の鋭くも美しい。3楽章のパワフルかつ、鋭い金管の響き。少々、技術的に怪しい部分があるが懸命にくらい付こうとしている。それが余計、緊張感を高めている。
 パシフィック231:冒頭から緊張感の高い演奏。ガリガリ弾く弦楽器が、機関車の動きを進める。ただ練習番号5や10などのラッパがもっと切れが良かったら・・・・全体的に金管の細かい動きが怪しい・・・僕としては、バーンスタイン/NYPが1番好きです。
 交響的運動3番:新しい録音だけあって、金管を中心に切れが抜群に良い。この鋭さこそオネゲルの世界。そして後半のサックスが素晴らしい。
 「テンペスト」:これも交響的運動3番同様に、新しい録音。なんと言っても切れが良い。そして不気味な雰囲気が素晴らしい。ボドの指揮は更に好調だ。金管のパワフルな響きも凄い。こう聴くと、交響曲全集を70年代以降に録音して欲しかったと、思わざるを得ない・・・
A.オネゲル
劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
語り:ジャンヌ・ダルク:Nelly Borgeaud
修道士ドミニク:Michel Favory 他
聖処女(ソプラノ):Christianne Chateau
マルグリート(ソプラノ):Anne-Marie Rodde  他
指揮:セルジュ・ボド チェコ・フィルハーモニー合唱団
キューン少年合唱団
1974.10.14-20録音

クリスマス・カンタータ
指揮:セルジュ・ボド
プラハ交響楽団
チェコ合唱団
キューン少年合唱団 他 1966.5.16-19録音
<SU11 0557-2212>
<超名演>★★★★★★
=ジャンヌ・ダルク=
 オネゲルを集中的に録音したボドの圧倒的名演。まずそのパワーに圧倒される。淀みない緊張感。ほとばしるジャンヌの情熱を語り手の素晴らしさ。1970年代前半という極上の状態を保っているチェコ・フィルの迫力の凄まじい事。まだ1968年のプラハの春の悲しみから脱出していない、チェコでこのようなある種政治的メッセージを含む作品を取り上げる事自体が、勇気がいる事であったろうが、それをあっさり許可してしまう辺りがチェコなのかもしれないのだが。ボドもまだそれほどメジャーでないこの曲をこの時期に、プラハで録音するに当たり相当な気合が入っていたに違いない。まだまだ若き巨匠:ボドの気迫とチェコ人の気持ちにあった作品で、圧倒的な迫力で一気に聞かせる歴史的名演だと思う。
 フィナーレで火刑になるジャンヌの気持ちを歌うあたりなど余りにも感動的だ。合唱の力強い響き、金管の悲痛な叫び。正直ここまで凄い演奏だと思っていなかった。やはりボドは素晴らしい名指揮者だと思う。
 ボドは、N響や読響で何回も来日しているが、このところご無沙汰であるが・・・・・最近はさらなる円熟した芸術を聞かせてくれる。プラハ響やチェコ・フィルと素晴らしい活動は今も継続している。まだまだ聞きたい指揮者だ。
 しかしこんなに素晴らしい曲なのになかなか取り上げられないのは。。。。編成が巨大で、サックスがありさらにオンド・マルトノなど特殊な楽器があるからだ。もったいないなぁ 何故かオザワが好きで録音(マジで結構良いと思うよ。)しているけど。
=クリスマス・カンタータ=
 チェコ・フィルの演奏で無いが、一応カップリングされているので、取り上げます。
 当時のプラハ響は、スメターチェクのもと強力なアンサンブルを構築していた。ボドがチェコ・フィルとはまた違った味のあるオケで絶妙な響きを醸し出している。合唱の美しい響き。少年達の天使の歌声。オネゲル独特の世界を表現している。あくまでも祝祭的イメージからは程遠く、神への祈りが中心である。この手の曲を指揮したら、天才的才能を発揮するボドならではの演奏だ。
 2002年に聞いたプラハ響とのベルリオーズ「ロメジュリ」、2003年に聞いたチェコフィルとのデュルフレ「レクイエム」は、まさに極上の演奏だった。繰り返すようだけど、こういう指揮者こそ日本で仕事をして欲しいなぁ・・・・
A.オネゲル クリスマス・カンタータ バリトン:ヴァーツラフ・ジーテク キューン児童合唱団
プーランク スターバト・マーテル ソプラノ:ガブリエラ・ベニャチコヴァー
リボル・ペッシェク指揮 チェコフィルハーモニー合唱団 1982&83年録音 <33CO−1090>
<工事中>
L.ヤナーチェク 「タラス・ブーリバ」
「利口な女狐の物語」組曲(V.ターリヒ編)
B.スメタナ 「リプシェ」序曲
ポルカ「われtらの乙女たちに」
A.ドヴォルジャーク 「ルサルカ」〜第2幕のポロネーズ
ヴァーツラフ・ターリヒ指揮 1940&54年録音 <COCOー78739>
<工事中>
L.ヤナーチェク グラゴル・ミサ 1963.4.14−20録音
リブシェ・ドマニーンスカー(ソプラノ) ヴェバ・ソウクポヴァー(コントラルト) ベノ・ブラフト(テナー)エヴァアルト・ハーケン(バス) チェコフィルハーモニー合唱団 ヤロスラフ・ヴォドラーシカ(オルガン)
シンフォニエッタ 1961.1.9−11録音
カレル・アンチェル指揮 <COCO−78385>リマスター盤
<圧倒的な名演>★★★★★
 「グラゴル・ミサ」:「序奏」冒頭の金管のファンファーレからして、そのパワーと緊張感に圧倒される。やや前衛的なヤナーチェクを非常に切れの良い演奏を展開する。まさにアンチェルの独壇場。しかし金管の響きが非常にパワフルである事には、正直、驚かされた。ここまできちんと鳴っていると、文句ない。声楽陣も非常にパワフル。時として、ダイナミックレンジを越えてしまうのは、残念だが・・・しかしこの気合というか、パワーは何なのだろうか・・・凄過ぎる!!時には激しく、時には美しく。「アニュス・デイ」は感動的な美しさ・・・またオルガン独奏「ポリトリュード」も危機迫ったものがある・・・・そして終曲「イントラーダ」は、圧倒的に畳み掛ける。凄いです。
 「シンフォニエッタ」:これもまた、金管の優秀性を実感できる。冒頭のファンファーレからその勇壮な響きで、圧倒される。2、3楽章は、早めのテンポでぐんぐん引っ張られる。この緊張感がたまらない。特に木管の細かい動きが非常に良く見えて、楽しい。しかし良くここまで合わせたものだ・・・・素晴らしい。3楽章のホルンのグリッサンドも凄い。最終5楽章も金管と打楽器が圧倒的に締めくくる。クールそうにみえるアンチェルが熱くなる瞬間だ。ところで、この曲の楽章って良く解らない・・・聞いてたら、いきなり次行ってて・・・  リマスター盤で音質も良いので、お勧めです。
L.ヤナーチェク ラシュ舞曲
B.スメタナ 勝利の交響曲〜スケルツォ
J.スーク 交響詩「プラハ」
アロイス・クリマ指揮 1970〜71年録音 <CR−0049-2 011>
<チェコフィル100周年記念。チェコ放送制作CD>
L.ヤナーチェク シンフォニエッタ  タラス・ブーリバ
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1982年録音 <33CO−1041>
<この金管を聞け>★★★★
 「シンフォニエッタ」:冒頭のテナーチューバからチェコらしくビブラートが掛かる。これがなんとも言えず、素敵。そしてラッパの豪快なファンファーレ。これがチェコの金管ですよ!!2楽章以下、高い緊張感に圧倒される。3楽章の素晴らしいトロンボーンソロ!!5楽章の勇壮な音楽。フィナーレへ向けての盛り上げ方は凄いです。大炸裂する金管には本当に圧倒される。
 ブルノ出身のヤナーチェクが、故郷ブルノを現した曲のように感じる。モラヴィア首都であったブルノは、戦争の重要な地点でもあった。この曲では特徴的に、軍隊を象徴する巨大な編成の金管セクションが出てくる。ブルノに行って以来どうもそんな気がして仕方ない。
 「タラス・ブーリバ」:ゴーゴリの小節で出てくる、タラス・ブーリバの悲劇に基づく狂詩曲。1楽章では、タラス・ブーリバが敵将の娘に恋した次男を殺すという悲劇を、美しくも悲痛に描く。チャイムが印象的に鳴り響く、金管が叫び、悲劇をより一層悲痛に聞かせる。2楽章は、ポーランドの捕虜となった長男が、連行され拷問の後の殺される場面をタラス・ブーリバが変装し目の当たりにする。長男が殺される時に父親の名前を叫ぶ時、敵中にいる事を忘れ思わず答えるという場面。この緊張感が凄い。ノイマンも本気を出すと凄い事を実感させられる。
 3楽章では、息子の仇で、ポーランド中を荒しまわるタラス・ブーリバ。しかし敵に捕まり、火刑にさせられる場面。このような悲劇を演奏させると、オケの表現力に圧倒される。フィナーレでは壮大にオルガンが鳴り響き、感動的に締めくくる。渋い曲だけど、なかなか凄いです。
L.ヤナーチェク
シンフォニエッタ
タラス・ブリバ
バイオリン協奏曲(バイオリン:ヨゼフ・スーク)
Schluck und Jan
指揮:ヴァーツラフ・ノイマン 1979〜89年録音 <SU 11 1965-2 031>
<工事中>シンフォニエッタとタラス・ブリバは、↑の録音と同一。
L.ヤナーチェク
「利口な女狐の物語」組曲(V.ターリヒ&V.スメターチェク編)
「運命」組曲
「死者の家から」組曲
フランティシェック・イレーク指揮 1983年録音 <COCOー75607>
<工事中>
L.ヤナーチェク 「タラス・ブーリバ」
「ヴァイオリン弾きの子供」  「嫉妬」序曲
「利口な女狐の物語」組曲(V.ターリヒ&V.スメターチェク編)
イジー・ビエロフラーベク指揮 1991&92年録音(CHAN 9080)
<工事中>
L.ヤナーチェク
「嫉妬」序曲
歌劇「利口な女狐」組曲(マッケラス版)
歌劇「シャルカ」序曲
「タラス・ブーリバ」
歌劇「カーチャ・カヴァノヴァー」前奏曲、幕間音楽
Schluck und Jan
シンフォニエッタ
サー・チャールズ・マッケラス指揮 1997-2003年録音 <SU 3739-2 032>
<工事中>
L.ヤナーチェク 歌劇「利口な女狐」
ヴァーツラフ・ノイマン指揮
ガブリエラ・ベニャチコヴァ、リチャード・ノヴァーク他
プラハ・フィルハーモニー合唱団(指揮:ヨゼフ・ヴェセルカ) 1979年録音 <SU10 3471-2 612>
<工事中>
L.ヤナーチェク 歌劇「死者の家」
ヴァーツラフ・ノイマン指揮
リチャード・ノヴァーク、カレル・ベルマンほか
プラハ・フィルハーモニー合唱団(指揮:ヨゼフ・ヴェセルカ) 1979年録音 <SU 10 2941-2 612>
<ノイマンの決定盤>
L.ヤナーチェク 歌劇「カーチャ・カヴァノヴァー」全曲
ヂコイ:Ludek Vele ボリス・グリコエヴィッチ:Peter Straka
マリファ・カバノヴァ:Eva Randova チホン:Miroslav Kopp
カーチャ・カテリーナ:Gabriela Benackova クドリャーシ:Jozef Kundlak
ヴェルヴァラ:Dagmer Peckova クリーギン:Zdenek Harvanek
グラーシャ:Martina Bauresova フェクルーシャ:Dana Buresova
プラハ国民劇場合唱団
サー・チャールズ・マッケラス指揮 1997.3録音 <SU3291-2 632>
<演奏会形式での定期と同時期に録音。マッケラスの決定版>
L.ヤナーチェク 歌劇「カーチャ・カヴァノヴァー」全曲
ヂコイ:Henk Smit  ボリス・グリコエヴィッチ:David Kuebler
マリファ・カバノヴァ:Jane henschel チホン:Hubert Delaboye
カーチャ・カテリーナ:Angela Denoke クドリャーシ:Rainer Trost
ヴェルヴァラ:Dagmer Peckova クリーギン:Frederic Caton
グラーシャ:Ulrika Precht フェクルーシャ:Elisabeth Strzinger
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
シルヴァン・カンブルラン指揮 1998.7.26ザルツブルグ・ライブ録音 <Orfeo C487992 1>
<工事中>
L.ヤナーチェク グラゴル・ミサ
ソプラノ:ガブリエラ・ベニャチコヴァー アルト:ヴェラ:ソウクポオヴァー
テノール:フランティシェック・リヴォラ バス:カレル・プルーシャ
オルガン:ヤン・ホーラ プラハフィルハーモニー合唱団
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1978.1.5ライブ録音 <VIC−2157>PANTON原盤LP
<ヤナーチェク没50年記念ライブ>★★★★
 ヤナーチェク没50年記念ライブで、ノイマン/チェコフィル以下、当時の望みうる最高のキャストでの記念碑的なライブ。ノイマンも相当の気合が入っている。冒頭の金管の力強いコラール!!そして緊張感。ソリストでは断然ベニャチコヴァーが素晴らしい。輝かしい高音、そして緊迫のあるこの表情。美しくも力強い合唱も印象的だ。「クレド」の高揚感も素晴らしい。「サンクトゥス」の美しさは何物にも代え難い。まさに絶品である。
 そして「ポストリュード」でのヤン・ホーラの入魂のオルガン。オルガンがドヴォジャークホール一杯に鳴り響く様は、まさに圧巻である。そしてイントラーダ「チェコスロヴァキアの輝かしい未来」で、輝かしく金管が鳴り響き幕が降りるのだ。
L.ヤナーチェク カンタータ「アマールス」 1979.4.12ライブ録音
 ソプラノ:Vera Soukupova  テノール:Vilem Pribyl
 プラハフィルハーモニー合唱団
「利口な女狐の物語」組曲(V.ターリヒ&V.スメターチェク編) 1988.3.3ライブ録音
 ヴァーツラフ・ノイマン指揮
「死者の物語から」組曲 1974.3.28ライブ録音
 フランティシェック・イレーク指揮 <PRAGA250 100>
<工事中>
V.カリンニコフ 交響曲第1番
ヘルマン・シェルヘン指揮 1951年ライブ録音(モノラル) <TAHRA 188>5枚組み
<シェルヘン/チェコフィル唯一?の競演盤>★★★★
爆裂指揮者、ヘルマン・シェルヘンがチェコフィルを振った貴重な1枚。しかも今はやりのカリンニコフ。1楽章から、かなり情感豊かに演奏する。テンションはかなり高いのはいつもの事であるが、揺れまくるテンポにチェコフィルも良くついていったと言う感じである。しかし、シェルヘンの生演奏にしてはアンサンブルのずれが少ないのは、やはり天下のチェコフィルだから成せる技なのか??それにしても金管など凄い迫力で迫りながら、歌うところは実に良く歌う。チェコフィルがまるでロシアのオケの様に暴れている。
 しかし、2楽章など実に美しい。オーボエのエスプレッシーボなど、本当に心に染みてくる。シュテフェックが吹いていると思われる、ホルンのソロも実に美しい。3楽章の踊りも、実に楽しい。4楽章も実に快活。そしてフィナーレは猛スピードで疾走する=これはシェルヘンのお得意パターンです。僕はこの演奏を、スベトラーノフ(これも入手困難・・)についで評価したい。ただ問題は5枚組みで、入手困難・・・結構良い演奏ですよ。しかし、この手の音楽ってチェコフィルの合っていると思うのですが・・・なかなか演奏しないですね・・・まあ無いものねだりか・・・・
A.ハチャトリアン バレエ組曲「ガイーヌ」
ズデニェク・ハラバラ指揮 <Parliament PLP 102>
<工事中>
A.ハチャトリアン ピアノ協奏曲
ピアノ:Antonin Jemelik
アロイス・クリマ指揮 <Parliament PLP(S)-164>
<その他>
スクリャービン 前奏曲 Op.9〜No.1
ノクターン Op.9〜No.2 エチュード Op.8〜No.12
<工事中>
F.レハール 喜歌劇「ほほえみの国」
Gabriela Benackova−Capova、Miroslav Dvorsky、Jirina Markova、Antonin Svorc、Miroslav Kopp チェコフィルハーモニー合唱団
リボル・ペッシェック指揮 1986年録音 <SU 3069−2 611>
<工事中>存在自体知らなかった。
F.メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」Op.90 ★★
交響曲第5番「宗教改革」Op.107 1977.1.10−16録音 ★★★
序曲「フィンガルの洞窟」 Op.26  1979.1.10−13録音 ★★★ 
ガエタノ・デローグ指揮   <SU 11 0623−2011>
<なんて言ったらいいのやら>
非常によく歌う、チェコフィルらしい演奏である。それはそれで素晴らしい。しかし「イタリア」らしくない。明るいのだが、底抜けの明るさではない。テンポ感も良いのだが、何か、ほの暗さが残る。「宗教改革」はドイツ同様に宗教改革を経験したチェコである。少なからず共感があるのか?「イタリア」よりかは良い演奏である。4楽章のコラールは非常に感動的であるが、やはりトスカニーニ程ではない。まあ、チェコフィルをこよなく愛する人なら持っていても良いかもね。
O.メシアン 異国の鳥たち 鳥の目覚め ラ・ブスカルル〜鳥のカタログ
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 ピアノ:イヴォンヌ・ロリオ <OWー7612−S>LP
<工事中>
D.ミヨー プラハのための音楽
交響曲第10番
ダウリス・ミヨー指揮 1966.5.20ライブ録音
A.オネゲル 交響曲第2番
シャルル・ミュンシュ指揮 1957.5.17ライブ録音 <MS 31 0022-2001>
<工事中>
W.A.モーツアルト 「魔笛」序曲 交響曲第38番「プラハ」
<その他>B.スメタナ 「リプシェ」序曲 「2人やもめ」〜レチタテーヴォとアリア
R.ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死 ソプラノ:L.ドヴォルジャーコヴァ ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮 プラハ放送響 1953〜54年ライブ録音
<工事中>正直、チェコフィルのモーツァルトでなくワーグナーに惹かれて買いました。ターリッヒのワーグナーはこれ以外に無いはずです。
W.A.モーツアルト クラリネット協奏曲 K.622 Cl:Vladimir Riha 
協奏交響曲 K.Anh.9 Ob:Josef Shejbal Cl:Alois Rybin Hr:ミロスラフ・シュテフェック Fg:Karel Vacsk
ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮 1949&54年録音 <SU 11 1907 001>
<工事中>
W.A.モーツァルト 「魔笛」序曲 1960.6録音
ピアノ協奏曲第23番 ピアノ:ハリナ・チェルニー=ステファンスカ 1955.8録音(モノラル)
ファゴット協奏曲 Fg:カレル・ビドゥロ 1952.2録音(モノラル)
ホルン協奏曲第3番 ホルン:ミロスラフ・シュテフェック 1966.1録音
カレル・アンチェル指揮 <SU 11 1935-2 001>
<工事中>シュテフェックの数少ない協奏曲。
W.A.モーツアルト 協奏交響曲 K.Anh.9 Ob:Frantisek Hantak Cl:Milos Kopecky Hr:ミロスラフ・シュテフェック Fg:Karel Vacsk
ヴァーツラフ・スメターチェック指揮 1965年録音 <SU 3053−2 011>
ファゴット協奏曲 K.191 Fg:カレル・ビドゥロ V.スメターチェック指揮 プラハ交響楽団 1967年録音
<素敵なモーツアルト>★★★★★
 協奏交響曲:シュテフェックとしては、2度目の録音。ファゴットのVacskも前回のターリッヒの時と同じであるが、他のメンバーは変わっている。4人ともチェコフィルの首席奏者である。この録音は、今ではあまり聞かれない、非常にロマンティックなモーツアルト。やや遅めのテンポで、良く歌う。それでいて格調高い。イメージとしては、古き良き時代のモーツアルト(チェコ風味)といった趣だ。
 しかし、何と言っても4人のバランスと音楽が素晴らしい。しばし全てを忘れて、聞き惚れる。こんな素敵な演奏がステレオ録音で残された事に感謝したい。
 ファゴット協奏曲:チェコフィルの伝説のファゴット奏者のカレル・ビドゥロの2度目の録音。この時、既に63歳のビドゥロ。腕の衰えなんぞ見当たらない。歌い方、表現力は超人的。協奏交響曲同様、古き良き時代のモーツアルト。素敵な演奏ですよ。
M.ムソルグスキィ 展覧会の絵(M.ラベル編)
アントニオ・ペドロッティ指揮 1960年ごろ? <PARLIANMENT PLP-106>
<工事中>
M.ムソルグスキィ 展覧会の絵(M.ラベル編) 禿山の一夜
N.リムスキィ=コルサコフ スペイン奇想曲 Op.34
P.I.チャイコフスキィ イタリア奇想曲 Op.45
カレル・アンチェル指揮 1964〜68年録音 <SU 11 1943−2 011>
<アンチェルの魅力的なロシア音楽集>★★★★★
 「展覧会」:オープニングを飾るホラーク氏のラッパソロから実に魅力的。アンチェルは速めのテンポでガンガン進む。ロシアのオケのようにドロドロした物では無く、また西欧的に洗練されたものでもない。ここには素朴な味わいが存在する。チェコフィルならではの展覧会と言えよう。2回目のプロムナードでのシュテフェックの素敵なホルンソロには脱帽。その他、テナーチューバ、サックスなどのソロは、技巧的ではないものの、実に味わい深い。また「ビドロ」での深い音楽も実に素晴らしい(=ユダヤ人の抑圧の歴史を物語るものかもしれない)。
 そして何と言っても「バーバ・ヤーガ」〜「キエフ」にかけての素晴らしい事。オケの充実の響きと極上のアンサンブル。特に「キエフ」のコラールの美しい事。チェコフィルのブラスセクションの優秀性を見せ付けてくれる。
 「禿山」:アンチェルならでは切れの良い演奏。不気味さに不足は無い。テーマを吹くラッパの美しい事。フィナーレのビブラートたっぷりのクラ・ソロが良い味出してます。
 「スペイン奇想曲」:もともとロシア人の感じた泥臭いスペインを、ボヘミアからの視点で演奏って言うのかなぁ。でもなかなかリズムの切れもある。雰囲気はあるし結構良いですよ。ホルンのコラールは言うまでも無く美しい。
 「イタリア奇想曲」:冒頭のラッパのファンファーレは非常に美しいが、もう少しパワーがあっても良い気もする。情熱のイタリアじゃなくてボヘミアの草原で踊るって雰囲気だけどね。オーボエ2本から始まる陽気な旋律が実に美しい。続く2本のコルネットも実に美しい。フィナーレも実に楽しい演奏。
V.ノヴァーク In the Tatras Op.26、 Eternal Longing Op.33
カレル・シェイナ指揮 1966年録音 <SU 1922−2 911>
<工事中>
V.ノヴァーク 「嵐」 Op.42
Jarmila Zilkova、Jarmila Smyckova,Frantisek Livora,Richard Novak,Kvetoslava Nemeckova,Karel Petr、Jaromir Vavruska  チェコフィルハーモニー合唱団
ズデニェク・コシュラー指揮 1978年録音<SU 3088−2 211>
<工事中>
C.オルフ 世俗カンタータ「勝利」
カルミナ・ブラーナ チェコフィル
カトゥーリ・カルミナ プラハ響の打楽器セクション
アフロディアの勝利 プラハ交響楽団
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮 チェコフィルハーモニー合唱団  ソリストは多数のため省略。 1961、65、69年録音 <SU 11 0321−2 212>
<非常に珍しい3部作>★★★★
 非常に珍しい3部作の録音。私、これ以外にはケーゲル盤くらいしか知りません。
 「カルミナ・ブラーナ」:所詮人生は、酒だ、女だと言う反社会的?な曲を実に真面目に取り上げるスメターチェク。純粋に譜面だけの演奏かもしれない。こんな言い方すると、悪そうに?聞こえるかもしれないけど、そんな事はない。超重要な合唱のレベルの高さ。そして切れの鋭いオケ。高い緊張感、小気味良いテンポ感。品がなくなる手前までバカ騒ぎもする。特に打楽器の炸裂は気持ちが良い。
 そしてフィナーレでは圧倒的な感動で締めくくる。紳士的なスメターチェクのイメージとはちょっと違う演奏です。これはなかなか凄いです。
 「カトゥーリ・カルミナ」:4台のピアノ、打楽器、合唱、ソロリストというカルミナ・ブラーナを小さくした編成。曲は、更に狂っている。打楽器は強烈に炸裂するし、合唱の叫び&おふざけも半端じゃない。でもオケが無いので、少々色彩的でないのが残念だけど。ここでも合唱は非常に優秀。
 「アフロディアの勝利」:3部作と言っても、実は作曲時期はバラバラ。カルミナは1936年、カトゥーリは1943年、そしてアフロディアは1951年。悪い意味じゃないけど、作曲手法にあまり変化が無いのは気のせい??
 でもアフロディアでは、確実にお馬鹿さ加減が増していて、面白い。時には取っ付き難いくらい、阿呆なところも・・・・これじゃ演奏回数が少ない訳も解らない訳じゃない。でも聞くと結構面白い。合唱が叫び、打楽器が炸裂。これはどの曲でも同じなんですけどね。あと、どの曲も濃厚過ぎて、これだけ立続けに聞くと非常に疲れる。
 どの曲も非常に優秀な合唱に支えられて、素晴らしい演奏を展開しているのは事実。またスメターチェクの違った側面を堪能できると言う点でも非常に面白い録音と言えよう。
S.プロコフィエフ
交響曲第1番「古典」  交響曲第2番
交響曲第3番  交響曲第4番(第2稿)
交響曲第5番  交響曲第6番  交響曲第7番「青春」
ズデニェク・コシュラー指揮 1976〜82年録音 <SU 0091-2 014>
<意外なほどの名演:あまり評価されて無いようだけど・・・・勿体ない>
S.プロコフィエフ バレエ「ロミオとジュリエット」(抜粋ー10曲) Op.64 1959年録音
交響曲第1番「古典」 Op.25 1956年録音(モノラル)
カレル・アンチェル指揮 <SU 11 1949−2>
<超名演>★★★★★★ NEW
 「ロメジュリ」:ロメジュリ全曲から、いわゆる名曲どころを抜き出して演奏している。いきなり「モンターギュ家とカプレッティ家」から、物凄いテンションで迫り来る。ロシアのオーケストラの如く火を噴き、うねりを上げる。時として優しく木管が語り、弦楽器の美しい響く。完全にノックアウト状態だ。アンチェルのスタンスは、あくまでも純音楽的な美しさを表現しているのか。ってもともといわゆるバレエ音楽なんぞでやるよりも、高級な音楽だと思うけどね。ターリヒが鍛え、アンチェルが築き上げた鉄のアンサンブルがここでは大いにその威力を発揮している。「タイボルトの死」では猛スピードで駆け抜けるあたり、さすがだぜ。そして続く金管の暴れっぷり!そして最後の「ジュリエットの墓」の、おどろおどろしいこの迫力。素晴らしい!!
 惜しいのは、ステレオとはいえ、ちょっと状態が良くないかな?だからゴールド・エディションの方が音質が良いという人もいると思う。でもそんな事関係なく、強烈に迫り来る迫力は凄まじい。アンチェルの凄いところは、まだまだ新しい音楽であるはずのプロコフィエフの音楽を、自完全に自分のものにしているところだ。元来作曲家でもあるアンチェルの時の現代音楽に強いところを示している。っていうか、ロマン派後期の作風だと思うけどね。それよりストラヴィンスキーの新古典をやっているのは、驚愕だよな。っていうかアンチェルってロシア物、得意なんだよね。
 「古典」:一転すっきりと「古典」。でも「古典」ってタイトルは嘘だよね。全く持ってプロコフィエフのエスプリ満点のロマン派の音楽だと思う。言うなれば、編成が古典編成というだけで。悔しかったら、ブリュッヘンに18世紀オケでやってもらいたいもんだ〜なんてね。
 話はそれすぎ。こういうオケにとってシビアな曲は、微妙なアンサンブルの綻びが見えて面白いけど・・・なんて意地悪と言ってみる。でも「ロメジュリ」の後にこれが続くといまいちの感がいなめない。でもこれはこれれで良い演奏だよ。それは間違いでない。
S.プロコフィエフ 交響曲第5番 Op.100 セルジュ・ボド指揮 1976.5.28ライブ録音 <PR 250 079>
<その他>S.プロコフィエフ 交響曲第6番 Op.111 E.ムラヴィンスキィ指揮 レニングラードフィル
<非ロシア的名演!!>★★★★
 ボド/チェコフィルで、プロコフィエフ。不思議な感じがするが、これがはっきり言って凄い。日付けからいって「プラハの春」音楽祭でのライブであろう。1楽章から、異常な程のテンション。ここまでチェコフィルを奮い立たせた、ボドの実力は計り知れない。絶好調時代とされる頃のケイマルさんの圧倒的なラッパ!!ティルシャルさん率いる素晴らしいホルンセクション。切れ味の鋭い、打楽器。ここまでやってくれれば、正直文句は無い。2楽章のクラリネット・ソロも非常に素晴らしい。中間部の木管とホルンの旋律の美しいこと。コミカルな旋律が実に聞いていて楽しい。3楽章も悲痛なまでの美しさ・・・・これこそプロコフィエフの心境か??
 4楽章も、凄いです。気合が入りすぎて、空回りしてしまった個所があるのが少々残念・・・・しかし弦楽器の細かいフレーズがピタリと合っていて気持ちが良い。さすがはチェコフィルの弦セクション。そして後半はロシアオケもびっくりの圧倒的なパワーで切りぬける。ロシア的でないとい言う人もいるかもしれないが、切れの鋭さ、金打楽器のパワーはロシアオケの次ぐものだ。正直、カップリングのムラヴィンの6番より良い演奏。
S.プロコフィエフ 交響曲第7番「青春」
ニコライ・アノーソフ指揮 <PARLIAMENT PLM−122>LP
<工事中>アノーソフとチェコフィル。我ながらよくぞ見つけた。
S.プロコフィエフ バレエ組曲「道化師」 Op.21A  交響曲第7番「青春」 Op.131  ヴァーツラフ・スメターチェク指揮 1970.6録音 <PR 250 014>
<工事中>
S.プロコフィエフ スキタイ組曲 Op.20
バルトーク・ベラ 舞踊組曲
ズデニェク・コシュラー指揮 1973年録音 <TOCE-7428>
<工事中>
M.ラヴェル ボレロ 道化師の朝の歌 「ダフニスとクロエ」第1組曲 ラ・ヴァルス
セルジュ・ボド指揮 チェコフィルハーモニー合唱団(ダフニス) 1964.1録音
亡き王女のためのパヴァーヌ  「マ・メール・ロワ」組曲
アントニオ・ペドロッティ指揮 1962.11録音  <SU 3406−2 011>
<美しいけど・・・>★★★(「ラ・ヴァルス」のみ★★★★
 「ボレロ」:16:55と、やや遅いテンポ。僕は、速いテンポの方が好きなのですが・・・管楽器の優秀性が良く分かる。ただし、極稀にリズムが怪しい時があるのが残念。サックスは下手・・・仕方ありませんが・・・トロンボーンのソロはブラボー!!後半、盛り上がってからのラッパも、素晴らしい。全体としては、真面目な演奏だ。
 「パヴァーヌ」:これはシュテフェックのソロを聞くためのもの。物凄く上手!!その他木管も素晴らしい。
 「道化師の朝の歌」:非常に美しい演奏。テンポ感も良い。ただ時々、切れが悪い時もある。やはり慣れていないからか?でも後半は、結構熱く、盛り上がりを見せる。
 「マメール・ロワ」:弦楽器の美しい響きを堪能できる。またソロの管楽器も美しい。特に3曲目が良い。ラベル独特のオーケストレーションを美しく再現している。ホルンの響きは最高だ。そしてフィナーレは、これこそチェコフィルというサウンドを堪能できる。
 「ダフニス」:なぜか1組だけ。2組にすれば良かったのに・・・・でも結構良い演奏。最後の「戦いの踊り」は、テンションも高く、素晴らしい。このテンションで「全員の踊り」を聞きたかった・・・ボドには、激しい音楽の方が向いているかも。
 「ラ・ヴァルス」:非常にテンションの高い演奏。そして時々現れる木管のソロも美しい。ボドの指揮もテンポ感とセンスが良い。オケの切れ味も抜群。そして圧倒的にフィナーレは畳み掛けてくる。
M.ラヴェル ボレロ 「ダフニスとクロエ」第1,2組曲
リボル・ペシェック指揮 1985.2録音 <33C37−7831>
<工事中>
M.ラヴェル 「シェヘラザード」 ソプラノ:Suzanne Danco   F.プーランク 2台のピアノの為の協奏曲 ピアノ:Jukian Lerche、Ingebolg Herkomer  A.ルーセル 「バッカスとアリアーヌ」第1組曲
カレル・アンチェル指揮 1957〜60年録音
<その他>ドビュッシー 「海」 ブルノ国立フィル  
<工事中>
O.レスピーギ 交響詩「ローマの松」 交響詩「ローマの噴水」 交響詩「ローマの祭」
アントニオ・ペドロッティ指揮 1961、71年録音 <SU 11 0291−2>
<素晴らしい>★★★★★
 「松」:「ボルゲーゼ」冒頭から非常に透明感のある美しい響き。ペドロッティの熱い指揮であるが、このクリアーな響きが維持されるのは凄い。この松は、1971年録音なので、恐らくケイマルさんの入団直後であろうか?ラッパが実に豪快に吹いてくれる。「カタコンベ」の実に音楽的な表現。そして、バンダ・トランペット(ケイマルさん?)の美しい事!!そして主題を豪快に吹き上げるトロンボーン!!これが本当に凄い。「ジャニコロ」のクラリネットも非常に素晴らしい。このヴィブラートをたっぷり掛けた音色は非常に魅力的だ。「ジャニコロの丘が、月光に照らされる」そんな情景そのの雰囲気だ。「アッピア」の緊張感→開放感のペドロッティの絶妙な設計も素晴らしい。金管の豪快な鳴りっぷりにはただただ圧倒される。
 「噴水」:「ジュリア」のまさに今、夜が明けようとするその見事な雰囲気。このオーケストラの響きの美しさ!!「トリトン」においてもそのクリアーな響きを保つ。噴水を表すホルンの豪快な響き。「トレヴィ」で豪快に鳴り響く金管とオルガン。レスピーギならでは絶妙なオーケストレーションが冴え渡る所でもある。この興奮は凄い。「メディチ」では、夕暮れの気分そのもの。熱い演奏だ。
 「祭」:「チルチェンチェス」の濃厚な表現。イタリア人ペドロッティの血が騒ぐ。バンダトランペットも豪快。しかし馬鹿騒ぎにはならない。「50年祭」での深い音楽表現。巡礼者が、ローマにたどり着いた所は、圧倒的にその喜びが炸裂する。そしてホルンが美しく、教会の鐘の音を表す。「10月祭」でも、その気分を保つ。こちらは収穫祭なんですけどね。シュテフェックの吹くホルンのソロも素晴らしい。そして豪快に「主顕祭」になだれ込む。何故か異様にグランカッサ以下打楽器セクションが熱い。酔っぱらいトロンボーンも素晴らしい。ペドロッティの血の叫びが頂点に達し圧倒的に締めくくる。この興奮はトスカニーニ以来だ=やや大袈裟かな・・・・

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