E.サティ バレエ「パラード」
F.プーランク バレエ「牝鹿」
D.ミヨー バレエ「屋根の上の牛」
ウラディミール・ヴァーレク指揮 1985年録音 <33CO-1519>
<工事中>
A.シェーンベルグ
モノドラマ「期待」Op.17 ソプラノ:Helga Pilaczyk
5つのオーケストラのための小品 Op.16
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1964&67年録音
音楽付きドラマ「幸福な手」Op.18 バリトン:Antonin Svord
プラハフィルハーモニー合唱団
ズデニェク・コシュラー指揮 1981年録音 <PRAGA 250 082>
<工事中>
F.シューベルト 交響曲第9番「グレイト」
R.ワーグナー 楽劇「タンホイザー」序曲
フランツ・コンヴィチュニー指揮 1960&62年録音 <COCOー78207>
<美しい!!>★★★★
 「グレイト」:冒頭のホルンから非常に魅力的。ゆったりしたテンポで悠然と歩みを進める。決してフルトベングラーの様なドロドロのロマンティックではない。コンヴィチュニーは、悪く言うと糞真面目にシューベルトのスコアに忠実に歩みを進める。ただ何をするでもないのだが、それがなんとも言えない味わいを醸し出している。このロマンティック過ぎる曲を素朴に歌う。例えば、2楽章の100小節付近からの歌い方は実に素敵だ。スケルツォでも決して慌てる事はない。シューベルトが書いた美しい旋律を演奏することの喜びをかみ締めているているのだろうか?4楽章においてもその姿勢に変化はない。悠然と歩みを進めるのみ。バカ正直とも思えるかもしれないけど、一貫性があると説得力を持つ。なかなか立派な演奏だ。
 しかしこの故意に鳴らない様に書いたの?と聞きたくなるスコアから、この立派な響きを引き出したモラヴィア生まれのアル中オジさん:コンヴィチュニー、そしてオケは、本当に素晴らしい。もう少し長生きしてチェコフィルを振って欲しかったなぁ・・・・・
 「タンホイザー」:シューベルト同様に悠然と歩みを進めるワーグナー。所謂ワーグナーの毒は少ないけれど、ワーグナーのスコアを忠実に再現すると言う点においては、右に出る物は無いくらい立派な演奏だ。そのスコアを忠実に再現する事で、いかに大きな感動を得る事は出来るかを思い知らされる演奏。なお↓↓のワーグナー序曲集と同一録音。
 なお、オリジナルマスターによる復刻につき音質は格段に良くなっている。
F.シューベルト 交響曲第3番  交響曲第8番「未完成」
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1966年録音
「ロザムンデ」序曲、入場の音楽、バレエ音楽
ズデニェク・コシュラー指揮 1969年録音  <SU11 0651−2>
<工事中>
F.シューベルト 交響曲第9番「グレイト」 交響曲第8番「未完成」
ゲルト・アルブレヒト指揮 1994&5年録音 <PCCL−00287>
<工事中>天国的な美しさ!!
A.シュニトケ ピアノと弦楽の為の協奏曲
ピアノ:ハンナ・ドヴォルジャーコヴァ  ゲンナジィ・ロジェストベンスキィ指揮 1985年録音
<その他>D.ショスタコヴィチ ピアノ協奏曲第1番 Op.35 トランペット:ミロスラフ・ケイマル ピアノ:Dagmar Balighova イルジー・コルト指揮 プラハ放送響
室内交響曲 Op.110(A.Stasevich編) リボル・ペシェック指揮 Pardubice室内管 <PANTON 81 1309-2 011>
<工事中>
R.シューマン 交響曲第4番
オットー・ゲルデス指揮 1950年ごろ録音?<LMP−267>
<工事中>
R.シューマン 交響曲第3番「ライン」 Op.97
アントニオ・ペドロッティ指揮 1971.1.14ライブ録音
交響曲第1番「春」
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮 プラハ放送交響楽団 1971.6.17スタジオライブ録音
<PR 250096>
<工事中>チェコフィルの珍しいシューマン。なかなかの演奏です。スメターチェクの「春」も名演。
A.スクリャービン 交響曲第4番「法悦の詩」Op.54
レオポルト・ストコフスキー指揮 1972.9.7、8ライブ録音 <DECCA443 898−2>
<その他>ムソルグスキー「展覧会の絵」 etc.ニュ・フィルハーモニー etc.
<不思議な組み合わせ>★★
ストコフスキーとチェコフィル。どうのような経緯で客演に至ったかは、不明である。エンターテイナー:ストコフスキーとチェコフィル、しかも「法悦の詩」。興味をそそる?内容であるが、これはこれで上手く行っているのではないか?ラッパソロは、若き日のケイマルであろうか?大変上手だ。ストコフスキーは、チェコフィルから意外なほどに、エロティズムを表現している。ただし「法悦の詩」に慣れていないせいか、ちょっと流れが悪くなるところも散見される。まあ「法悦」聞くなら、禁欲的な?ムラヴィン、激しいスベトラがあれば十分だ。
A.スクリャービン 交響曲第4番「法悦の詩」Op.54 「夢」Op.24
ピアノ協奏曲 Op.20 ピアノ:ギャリック・オールソン
 リボル・ペシェック指揮 1985&86年録音 <SU10 4149−2 031>
<品良く??爆裂する「法悦」、美し過ぎるピアコン>★★★★
 「法悦」:ペシェックの「法悦」全く想像つかない世界ではあったが・・・・・オケの響きが非常に美しく、洗練されている。スクリャービンの書いた複雑なスコアが実に理路整然と並ぶ。交通整理され過ぎ??と思うところもあるけど、これほど美しく鳴り響く「法悦」も珍しい。ロシアオケのようなえげつなさは当然ない。でもこの美しさに酔いしれたい。そしてケイマルさん率いる金管も大炸裂するが、決して暴力的に響き事はない。なかなか面白い演奏だと思う。
 「夢」:これまた非常に美しい小品。スクリャービンの初期作品らしくロマンティック。いいっすね。
 「ピアノ協奏曲」:これまたラフマニノフを思わせるロマンティックな曲。そんな曲をイギリスの名手:オールソンが美しく弾く。これはかなり魅力的。「法悦」では??と思わせたオケも、こちらでは上品さと美しさがプラスに作用する。2楽章の美しさは絶品。ペシェック率いるオケもピアノも最高に美しい。余談ではあるけど、こんな演奏を聞いているとチェコフィルのラフマニノフが無いのが不思議に思える。3楽章も同様に美しい。ラフマニノフを思わせるロマンティックな旋律を十分に歌わせ、泣かせてくれる。そして最後の盛り上がり方も素晴らしい(ラフマニノフそのものって気もするけどね)。
D.ショスタコーヴィチ 交響曲第1番 Op.10 1964.4.7−10録音
交響曲第5番 Op.47 1961.11.11−14録音 ★★★
カレル・アンチェル指揮 <SU 11 1951−2 0011>
<チェコフィルの限界??>ー1番は工事中ですー
 ショスタコを1960年代録音している事自体、非常に珍しい。1楽章の緊張感はそれ程ではないが、弦楽器は非常に美しい。また、アンチェルらしく、切れ味が鋭い。しかし木管楽器、ホルンは非常に優秀であるが、ラッパが今1つ鋭さに欠ける。それでも、音楽がきちんと表現されている辺りがアンチェルの凄いところだ。2楽章は、1楽章同様に弦楽器とホルンの優秀性が光る。3楽章が、最大の聞き物である。1,2楽章とは比べ物にならない緊張感がある。チェコフィルの美しい弦楽器を最大限に活かした演奏は、大変素晴らしい。特に、クライマックスである練習番号89への、盛り上げ方と、それ以降のテンションは凄い。
 そして4楽章は、やや遅めのテンポながらガンガン直進する。なんとも言えない不気味さがある。そして、コーダはティンパニーがかなり強打して盛り上げる。でも全体としてはややあっさりとした印象が強い。決して悪い演奏じゃないけど、録音状態が良くないため、高い評価が出来ない・・・・
D.ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 Op.47  バレエ組曲第5番 Op.27「ボルト」
大野和士指揮  1995.3.28(ボルト)、4.1−2(sym.No.5)録音  <PCCL−00292>
<チェコフィルを黙らせた大野>★★★(「ボルト」のみ★★★★
日本では東フィルとの意欲的な演奏、海外ではオペラ指揮者としてその実力が高く評価されている大野和士が、チェコフィルとの定期演奏会の際に録音したCD。チェコフィルとしてはアンチェル指揮で録音して以来の、タコ5である。チェコフィルは前で踊っている人が誰でも、それなりの演奏をする。しかし、大野はチェコフィルをかなり上手に扱っている。1,2楽章の迫力は凄いし、3楽章も非常に美しい。4楽章も非常にパワフルな演奏。しかし、何処をとってもチェコフィルらしく、なんだかのどかな気分に支配されいる。まあ、ロシアのオケのような重量戦車のような演奏を期待するのは、無理な話ですが。
カップリングの「ボルト」は、ソビエト当局の為に書いたもの。あまりにも下らない話しだが、音楽はショスタコらしくコミカルで才気あふれたもの。こちらのほうが、楽しい演奏を繰り広げている。
Dショスタコーヴィッチ 交響曲第7番「レニングラード」 Op.60
カレル・アンチェル指揮 1957年録音 <SU 11-1952 001>モノラル
<工事中>
D.ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番 Op.47  交響曲第7番「レニングラード」Op.60 交響曲第9番 Op.70
カレル・アンチェル指揮 1961〜67年ライブ録音
<工事中>
D.ショスタコーヴィチ 交響曲第7番「レニングラード」 Op.60
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1974.3.19−20&9.16−17録音 <SU 11 0723−2>
<爆演ではありませんが・・・>★★★
 ノイマンの数少ない、ショスタコ。ノイマンは、一連の戦争交響曲とされているこの曲を、純粋に音楽だけを味あわせてくれる。出だしから、非常にテンションの高い演奏だ。しかし馬鹿騒ぎはしない。かの有名なボレロの引用個所も、美しい木管、迫力満点の金管&打楽器で迫ってくる。でも、金管は美し過ぎるかも・・もう少し、えげつなくても良いかな?2楽章も大変美しい。盛り上がる中間部の迫力は凄い。3楽章もテンションの高い演奏だ。ただし先程も指摘したが、もう少し金管がえげつなくても良いのに・・パワーはあるのにもったいない・・しかしその分、ショスタコが書いたスコアが美しく再現されるのは良いことであるが・・4楽章も同様のスタイル。あくまでも音楽そのものを聴かせる。しかしフィナーレは、さすがに熱くなり圧倒的な迫力で迫ってくる。しかし、ちょっと物足りない気もする。まあ、仕方ないですね・・・・
D.ショスタコーヴィチ 交響曲第10番 Op.93
カレル・アンチェル指揮 <DL 9822>LP DG原盤
<奇跡的入手>
D.ショスタコーヴィチ 交響曲第10番
I.ストラヴィンスキー バイオリン協奏曲(バイオリン:ウォルフガング・シュナイダーハン)
カレル・アンチェル指揮 <DG 463 666-2>

ストラヴィンスキーはベルリンフィル
<いつのまにやらCD化>
超名演の復活。
D.ショスタコーヴィチ 歌劇「鼻」組曲 Op.15a
テナー:L.Lobl バリトン:J.Jindrak バラライカ:B.Avksentiev ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 1973.1.12ライブ録音
交響曲第15番 Op.141
エデュアルド・セローフ指揮 1979.11.29ライブ録音 <PR 250 003 201>
<工事中>
J.シベリウス 交響曲第2番Op.43  交響詩「トゥオネネの白鳥」Op22−2
交響詩「フィンランディア」Op.26  
小林研一郎指揮  1995.2.22−25録音  <PCCL−00277>
<場違いなまでに感動的なシベリウス>★★★★
はっきり言ってシベリウスらしい演奏ではない。しかし、超名演である。かつてこれほどまでに感動的なシベ2が、存在しただろうか。バーンスタイン指揮ウィーンフィルのシベ2も感動的であった。しかし、これほどではなかった。まず、1楽章の出だしの弦の美しさ!!続くオーボエのエスプレッシーボ!!ホルンのコラールの美しさ!!2楽章の歌!!3楽章のテンポ感。4楽章の圧倒的なフィナーレ!!ティルシャル&ケイマルというチェコフィル2枚看板が最高の演奏をサポートしている。コバケンはチェコフィルとしては、珍しいレパートリーを指揮して最高の名演を作り上げた。ただし、しつこい様だがシベリウス的ではない。このときの定期演奏会(コバケン、チェコフィル定期デビュー)を、巨匠ノイマン氏が無理を押して駆け付け、コバケンさんを祝福したという。
J.シベリウス 交響曲第5番 Op.82 
「トゥネラの白鳥」Op.22−3 コール・アングレ:フランティシェック・キメル
 ガエタノ・デローグ指揮 1980年録音 <SU11 0656−2 011>
「テンペスト」序曲 V.スメターチェク指揮プラハ交響楽団
<工事中>なんとまぁ、良く歌うシベリウスだこと。
B.スメタナ 祝典交響曲 Op.6 1966.9.19−22録音
祝典序曲 Op.4 1955.12.22録音
F.SKROUP The Kinker 1951.11.8録音
A.ドヴォルジャーク 「ずる賢い百姓」序曲 <不明>
カレル・シェイナ指揮  <SU 1914−2 011>
<工事中>
・B.スメタナ 祝典交響曲 Op.6
  ズデニェク・コシュラー指揮 1994.1.7ライブ録音
・マルチヌー オーボエと小管弦楽の協奏曲 H.353 
  ヴァーツラフ・ノイマン指揮 イヴァン・セクアルト(オーボエ) 1994.11.4−5ライブ録音
・W.A.モーツアルト 協奏交響曲 KV.297b(レヴィン復刻版)
  リボル・ペシェック指揮 ラドミール・ピヴォダ(フルート) イルジー・ミフレ(オーボエ) ズデニェク・ティルシャル(ホルン) ファランチシェク・ヘルマン(ファゴット)  1992.3.28ライブ録音  <COCOー78865>
<珍しい録音>★★★
 祝典交響曲:スメタナの曲で、唯一交響曲というタイトルが付いている曲。オーストリア皇帝F.ヨーゼフ2世と、バイエルンの王女エリザベトの結婚に際して、作曲し献呈しようとしたが、断られた曲。現在に至るまで3楽章を除いて、チェコでもほとんど演奏されない珍しい曲。
 結婚に際して作曲されたものなので、ラッパのファンファーレに始まる華やかな曲。それでいて非常に古典的なスタイルを取る。しかし、スメタナらしくどこかボヘミアの香り漂う。コシュラーは、この珍しい曲に最大の愛情を注いで、演奏している。美しい2楽章の歌いこみなど、非常に感動的。3楽章が最も、スメタナらしい。ボヘミアの民族色豊かで、我が祖国に通じるものを感じる。この手の曲を演奏する時の、チェコフィルは、本当に素晴らしい。僕は、4楽章がこの曲の中で最も優れていると思う。コシュラーは、この曲の伝統的なカットをし、緩慢なこの曲に緊張感を与える事に成功している。オケの鳴りも非常に美しい。そして、フィナーレでは、スネア&シンバルと金管の響き、華やかな気分を盛り上げる。
<なんと言ってもセクアルトさん>★★★★
 オーボエ協奏曲:マルチヌーの後期の曲。そして、晩年のノイマンの珍しいライブ録音。ソロは、オケのメンバーでベテランのセクアルトさん。マルチヌーならではの美しく気の利いた音楽。オーボエのソロに絶妙にオケが絡む。演奏しなれた者同士と言う事もあり、アンサンブルも見事。セクアルトさんのソロは、やや真面目ではあるが、この音色!!全音域に渡る美しいこの音色!!このヴィブラートが嫌いな人も居るかもしれませんが、僕は大好き。こう言う音を聞くと、チェコフィルを聞いている気になるのですよ。また、ちょっとした対旋律を吹く、管楽器のソロも見事。3楽章での変拍子の流れるような旋律の美しい事。そして最後には、超絶技巧!!
<しあわせ〜〜>★★★★★
 最近流行りの復刻版での演奏。チェコフィルの4人のソリストによる演奏。4人の音色が実に美しくブレンドされ、なんとも言えない響きを醸し出す。この幸せな演奏に余計なコメントは不要。余計な事を考えないで、美しさに浸って、幸せな気分になってください。
B.スメタナ 交響詩「モルダウ」 リボル・ペシェック指揮 録音年不明 <INT 820.553>
<工事中>
B.スメタナ 歌劇「売られた花嫁」全曲
クルシナ:ヴァーツラフ・ベンダー リュドミラ:ヤロスラヴァ・ドブラ
マジェンカ:ドゥラホミラ・チコロヴァ ミハ:ヤロスラフ・ホラチェク
ハータ:シュテパンカ・シュテパノヴァ ケセル:エドアルド・コヴァーシュ
チェコフィルハーモニー合唱団
ズデニェク・ハラバラ指揮 1959年録音 <CACD 8.00116F>スプラフォン原盤
<ハラバラの名演>←実はCDの表示が間違いで、プラハ国民劇場のオーケストラの録音と判明。でも乗せときます。
B.スメタナ 歌劇「売られた花嫁」全曲
クルシナ:インドリッヒ・インドラーク リュドミラ:マリエ・ヴェセラ
マジェンカ:ガブリエラ・ベニャチコヴァ ミハ:ヤロスラフ・ホラチェク
ヴァシュク:ミロスラフ・コップ ハータ:マリエ・ムラゾーヴァ
ケセル:ペーテル・ドヴォルスキー 他
チェコフィルハーモニー合唱団
ズデニェク・コシュラー指揮 1980〜81録音 <SU 10 3511-2 633>
<コシュラー、ベニャニチコヴァによる理想的名演>
I.ストラヴィンスキー バレエ「春の祭典」 1963.1.15,16,3.4-7録音 ★★★★
S.プロコフィエフ カンタータ「アレクサンダー・ネフスキー」 Op.78 1962.1.30-2.2録音
ヴィエラ・ソウクポヴァー(M.S.) チェコフィルハーモニー合唱団
カレル・アンチェル指揮 <COCOー78208>
<気合の「ハルサイ」>
チェコフィルの「ハルサイ」なんてイメージ湧かないかも??しかし、アンチェルならでは、切れ味の良い演奏。不満は、2曲目の裏白のホルンは今1つ、迫力に欠けるが、tuttiの迫力は凄い。その他の場所のホルンは、かなり咆哮している。それでいて、金管の咆哮が非常に音楽的なのが素晴らしい。また旋律の歌い方などロシア的感情も聞こえる(ブーレーズの演奏では聞かれないものだ)。特に第2部の前半は、非常に美しい。そして、4分の11拍子以降の、迫力は凄い!!そして、一気にフィナーレまで聞かせる。オケの技術はいっぱいいっぱいなんだろうけど、その気合は見事!!だから聞いていて楽しいのだ。ブーレーズの演奏なんか正確なんだけど、気合が足りない!!このアンチェルの演奏は、フェドや、バーンスタイン(NYP)には一歩譲るものの、かなりの名演であることに間違いは無い。1964年のライブ盤との聞き比べても良いかも。
<プロコは工事中>
I.ストラヴィンスキー バレエ「結婚」(1964.5.28−30録音)
 Libuse Domaninska(ソプラノ) Marie Mrazova(コントラアルト) Ivo Zidek(テナー) チェコフィル打楽器セクション etc.
「ミサ曲」(1967.3.28〜29録音)
「カンタータ」(1967.4.3〜4,6.20録音) Barbara Robotham(ソプラノ) Gerald English(テナー)
 カレル・アンチェル指揮 チェコフィルハーモニー合唱団  <SU 11 1946−2 211>
<新古典主義者:アンチェル>★★★★
 ストラヴィンスキーがメジャーな作曲家となった現在でも、ほとんど演奏されないこの3曲を録音したアンチェルは、ストラヴィンスキーの理解者としてもっと知られる存在になっても良いと思う。それぐらい、演奏が優れている。
「結婚」:録音自体が少ない珍しい曲。編成も、4台のピアノ、打楽器、合唱とソリストと、不思議な曲。このような曲を、1960年代に録音していたアンチェル。演奏も、アンチェルらしく切れ味良く、突き進む。大活躍の声楽陣が、非常に優秀。打楽器、ピアノがザクザク切りこむ。この曲の強烈なインパクトを与える。また不気味な気分が非常に良く出ている。ロシアの農民の音楽を基に作曲したそうですが、どこがどう「結婚」なのか良く分かりません・・・・
「ミサ曲」:編成はこの曲も変わっていて、2つの管楽5重奏(木管と金管)と合唱。曲は、「結婚」よりも聴きやすい。一応、キリスト教のミサの典礼によって書かれている。アンチェルはこの曲から余計な感情を取り去り、純粋な音を聴かせるアンチェルらしさ満点の演奏。また合唱、チェコフィルの管楽器セクションの優秀さも堪能できる。しかし、管楽器がどことなく田舎臭い響きだったりして・・・この事がストラヴィンスキーは、ロシアの作曲家であることを再認識させてくれるものでもある。
「カンタータ」:これまた変な編成で、女声合唱、2人ソリスト、小管楽アンサンブルというもの。この3曲の中では、最も普通?の曲。この曲でも、新古典を意識した、アンチェルの素晴らしい解釈を堪能できる。また木管楽器の美しいこと!!さすがはチェコフィルだ。女声合唱も美しい。
I.ストラヴィンスキー 「オディプス王」 1964.12.17&1965.1.22−25録音
Jean Desailly(語り) Ivo Zidek(オディプス王) Vara Soukupova(イオカステ)
Kerel Berman(クレオン) Eduard Haken(ティレシアス) 
Zdenek Kroupa(使者) Antonin Zlesak(羊飼い)
詩篇交響曲 1966.6.7−8録音
カレル・アンチェル指揮 チェコフィルハーモニー合唱団  <SU 11 1947−2 211>
<工事中>
I.ストラヴィンスキィ バレエ「オルフェウス」
バレエ組曲「プルチネルラ」
オスカー・ダノン指揮 <SU 1 10 1135>
<工事中>
S.プロコフィエフ 交響曲第1番「古典」
I.ストラヴィンスキィ バレエ「ペトルーシュカ」(1947年版)
ズデニェック・コシュラー指揮 1976年録音? <OXー1065−5> LP
<隠れた名盤>★★★★
 「古典」:プロコフィエフ交響曲全集の1部と思われるが、実にコシュラーらしい真面目な音楽作りで、好感が持てる。チェコフィルの美しい弦楽器を最大限に生かした、まさに古典の名に相応しい名演だ。
 「ペトルーシュカ」:出だしのめちゃ上手のフルートのソロから聞かせてくる。打楽器&金管(特にラッパ)を中心に迫力あるサウンドを聞かせてくれる。特にラッパは凄い!!若き日のケイマルさんであろう、はっきり言って上手過ぎる!!(ケイマルさんの「ペトルーシュカ」がどうしても聞きたかったので、非常に嬉しい。)しかしそれだけではない。美しい木管のサウンド。切れ&乗りの良いリズム&躍動感!!コシュラーの職人的な指揮が冴え渡る。それにしてもフィナーレに向けてのテンションは凄い。
 やはりコシュラーさんが若くして亡くなった事は、チェコ音楽界の大いなる損失と言わざるを得ない。
I.ストラヴィンスキィ
バレエ「ペトルーシュカ」(1947年版)
ズデニェク・コシュラー指揮
バレエ「カルタ遊び」
ガエタノ・デローグ指揮 1977、79年録音 <SU 11 0661-2 011>
その他:バレエ「火の鳥」(1908年版)V.スメターチェク指揮 プラハ交響楽団
<工事中>
I.ストラヴィンスキィ バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)
バレエ「カルタ遊び」
ガエタノ・デローグ指揮 1979&80年録音 <SU 1110 2965 ZA>
<工事中>
S.プロコフィエフ 組曲「3つのオレンジの恋」 Op.33bis
I.ストラヴィンスキー バレエ「ペトルーシュカ」(1947年版) ヴァーツラフ・リャエファーク(ピアノ) 
ピエール=ミッシェル・デュラン指揮 1986.11.13−14ライブ録音  <COー3245>
<基本的に指揮者ご本人様の記念品>
1985年のプラハの「ヴァーツラフ・ターリッヒ国際指揮者コンクール」で優勝したご褒美としてチェコフィルを指揮した演奏会のライブ。チェコフィルは、前で踊っている人が誰であれそれなりの演奏をしてくれる非常に優秀なオケである。この演奏もそう言う演奏である。プロコフィエフでは、金管がパワー全開で吹きまくる。弦もやりたい放題で乱れ放題。「ペトルーシュカ」は指揮者がもっともいやがる曲の1つ。ここでもチェコフィルは、勝手に自分達の音楽を好き勝手にやってくれる。特にトランペットのケイマル氏はやりたい放題です。そう言う意味では貴重。また2曲ともチェコフィルとしては珍しいレパートリーであるので、マニアの方なら聞いても良いかも。
ところで、このデュランって今何しているか指揮者知っている人いますか?
F.シューベルト 5つのドイツ舞曲 D.90  ドイツ舞曲集  Jf.シュトラウス 「女心」 op.166 J.シュトラウス 「ウィーンの森の物語」 op.325 トリッチ・トラッチ・ポルカ op.214 「観光列車」op.281
ハンス・スワロフスキ指揮 1951&7年録音 <COCOー80457>
その他:R.シュトラウス 「薔薇の騎士」ワルツ etc. ウィーン国立歌劇場管
<工事中>チェコフィルとの不思議なウィンナワルツ
R.シュトラウス 家庭交響曲 Op.53 交響詩「ドン・ファン」Op.20
ウラディミール・アシュケナージ指揮 1997.19−20録音 <PCCL−00408>
<アシュケナージとチェコフィルの初顔合わせ>★★★★
アシュケナージとチェコフィルの初顔合わせの際に実現した録音。アシュケナージがアメリカの某クリーブランド管とこの曲を録音しなかった理由がよくわかる。この曲にはよく歌うオケと、非常に優秀なホルンが必要なのだ(別に某オケのホルンがだめと言っているわけではない)。フィナーレのホルンの超絶技巧がこれほどまでにきちんと演奏されたこたがあるだろうか?この演奏で唯一の不満はトランペットである。例のHi−Cが炸裂するところで、炸裂しきれていない。アシュケナージがそう望んだのかもしれないが、やはり不満である。しかし、全体として非常に満足のいく演奏である。「ドン・ファン」も名演である。特に静かなところでの木管セクションの表現力は大変素晴らしい。しかし、ここでもトランペットが今1つである。よって、星4つにとどまった。
R.シュトラウス アルプス交響曲 Op.64
ズデニェク・コシュラー指揮  1994.11.4−5ライブ録音 <COCOー78715>
<ボヘミアからのアルプス>★★★★★
ここまで完璧なアルペンならはっきり言って文句は無い。壮大な「日の出」に始まり、アルプスの風景を克明に描いていく。「氷河の上」のトランペットのHi−Dは、壮絶に響く!!これほど完璧なHiーDも少ない。しかも、ライブ録音である。そして、「山頂」のオーボエの美しさ!!続く、ホルンの雄大な歌!!コシュラーと言うと、どうしても地味なイメージが強いが、このような雄大で素晴らしい音楽を作ることが出来るのだ。アルペンはベーム、カラヤンが名盤とされているが、コシュラー&チェコフィルもその中に十分食い込む名演である。
R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」(バイオリンソロ:ミロスラフ・ヴィリーメッツ)
メタモルフォーゼン
ウラディミール・アシュケナージ指揮
2000年11月9、10、13日、2001年9月27&28日録音 <OVCL−00064>
<メタモルフォーゼンの録音初日夜、アシスタントコンサートマスター:ペーター・クリスティアンの急逝。まさに白鳥の歌の録音。。。。。>★★★★★
 アシュケナージにとっては、クリーブランド管との録音以来2度目の録音。そして久しぶりに録音に参加のZ.ティルシャル。この事がこの録音の成功に大いに貢献しているのは、言うまでも無い。かつてこれほどまでに歌に満ち溢れてた、英雄の生涯があっただろうか?最近弱体著しいとされるホルンセクションが、かつての輝かしいサウンドを取り戻し、この事があらゆるセクションに大いなる影響を与えている。
 「英雄」の冒頭のホルンとチェロのユニゾンの輝かしさ。そして折り重なる弦楽器の厚み。改めにチェコフィルの弦楽器の素晴らしさを堪能させてもらった。アシュケナージ得意のレパートリーで存分に力を発揮し、盛り上げる。「英雄の敵」の小気味良い木管。そしてコンサートマスター:ヴィリーメッツの渋いソロ。決して派手ではないが、堅実な演奏だ=正直コトメルだったらより面白かったと思うが。などというとクロフトが、とかシュクボールとか言い出すと切りが無い=時代が違うねん。
 「英雄の妻」での弦楽器と管楽器の豊な響き。ここでもホルンが大いに貢献する。弦が歌う後ろで、オルガンのように美しく鳴り響く。アシュケナージも時としてせせこましく音楽を作る事があったが、もはや円熟の極みというか?余裕があり、存分にオーケストラを歌わせている。音楽的に一皮向けたのだろうか?
 「英雄の戦場」では、一気に畳み掛ける。Esトランペットのハリーシュが、ブリリアントに吹きまくり。Bの1番で極悪?ケイマルがさらに吹きまくる。とは言え決して暴力的に吹き散らかすことはなく、常に歌があり、音楽的である。そして盛り上がりは1度頂点に達する。これが実に上手く持って行っている。さすがと言うより、見事だ。
 一転「英雄の業績」では、更なる深みのある歌が聴ける。ここでも弦の豊かな響きと、木管の美しさ。「引退」ももはや官能的なまでの美しさを表現している。R.シュトラウスの書いた、自己主張たっぷりである意味嫌味のある?曲だが、全く持ってカラヤンとは違い音楽的な美しさを存分に味わうことが出来る。それでいて豊かなオーケストレーションを堪能出来るのだから、文句無い。このコンビの久しぶりの大当たり!録音と言ってよいだろう。
 メタモルフォーゼンでも、基本的な志向は同じだ。録音初日の夜、クリスティアンの死去という悲しい出来事もあり、それを追悼するかのごとく味わい深い演奏だ。2日あったセッションでどちらのテイクが多く使われたかは知らないが。。。。江崎氏はクリスティアンが弾いている音を多く使いたいと言っていたが。何がともあれ、コンマスサイドの顔であり、一時期日本フィルのゲストコンマスも勤めたクリスティアンの白鳥の歌。ファンにはそういった思い抜きに聞くことは出来無い演奏だ。
R.シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」 Op.35
交響詩「死と変容」 Op.24
チェロ:ミシャ・マイスキー  ビオラ:ラース・アンダース・トムター
ウラディミール・アシュケナージ指揮 1999.10.7&8録音 <KJCL−00018>
<マイスキーに尽きますな>★★★
 「ドン・キホーテ」:冒頭の瑞々しく美しい木管。非常に魅力的だ。変奏部に入ってからマイスキーとトムターのソロは素晴らしい。マイスキーは何時ものごとく?歌いまくる。それがまた素晴らしいのだ。オケはこの強烈に複雑な譜面(追い掛けるだけでもかなりしんどい)にも健闘している。完璧に演奏するだけなら他所のオケの方が良いのかもしれないけど、チェコフィルならではの味わいを常に醸し出している。無謀なまでのユニゾンにおいても音色&語法の統一感は感動的なまでに素晴らしい。聞き物がやはりフィナーレ。マイスキーとトムターの素晴らしいソロと、それに呼応するオケ。やっぱマイスキーに尽きるなぁ
 「死と変容」:やはり木管のソロの美しさが光る。そしてこの高い緊張感。アレグロに入ってからもこの緊張感を保ち続ける。アシュケナージの指揮もこちらの方が自信があるのか確信に満ちた演奏だ。管楽器の響き優先の奏法の為に細かい部分が見えにくい弱点もあるが、フィナーレのコラールではプラスに作用し、ドヴォジャークホールの美しい音響の中で、実に美しい響きを聞かせてくれる。このような演奏を聞くとやはり腐ってもチェコフィルなんだなぁ・・・とつくづく思う次第。
R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」Op.20 「サロメ」〜「7つのヴェールの踊り」
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28 「薔薇の騎士」〜ワルツ
アルド・チェッカート指揮 1986.10録音 <33COー3187>
<工事中>
J.スーク アスラエル交響曲 Op.27
ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮 1952年録音 <SU 11 1902-2 902>

ドヴォジャーク「スターバト・マーテル」とカップリング。
<工事中>
J.スーク 人生の実り Op.34  お伽話 Op.16
ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮 1949&56年録音  <SU 11 1904-2 001>
<工事中> 「人生の実り」は、ターリッヒ・ラストレコーディング
J.スーク 交響詩「ある夏の物語」 Op.29
Meditation on the Old Czech Chorale"Saint Wenceslas"
A.ドヴォルジャーク 「フス教徒」序曲
カレル・シェイナ指揮 1950、57&58年録音 <SU 1923-2 001>
<工事中>
J.スーク 「人生の実り」 op.34
B.マルチヌー コンチェルト・グロッソ
A.ルーセル 「バッカスとアリアーヌ」第1組曲
カレル・アンチェル指揮
チェコ・フィルハーモニー女声合唱団
1963&64年録音 <Multisonic 31 0150-2 011>
<工事中>
J.スーク お伽噺 Op.16 バイオリンソロ:Bruno Belcik
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮
<その他>
ウィンターイヴの物語 ルドルフ・ヴェシャタ指揮
弦楽セレナーデ アロイス・クリマ指揮 プラハ放送響 <CR 0071-2-031>
<スメターチェクの素晴らしいスーク!!>
J.スーク アスラエル交響曲
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1983.2.1−3録音 <COCO−9078>
<工事中>
J.スーク エピローグ Op.37
Sop:Zora Jahilickova Bar:Ivan Kusnjer Bass:Jan Galla チェコフィルハーモニー合唱団
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1986年録音 <SU11 0116-2231>
<工事中>
J.スーク 交響曲ホ長調 op.14
O.オストリチル 「カルヴァリ」op.24
指揮:ヴァーツラフ・ノイマン 1979&1982年録音 <SU 11 1964-2 031>
<工事中>
J.スーク 交響詩「ある夏の物語」Op.29
リボル・ペシェク指揮 1984.2.14−20録音 <33COー1030>
<壮絶な名演>★★★★★
この曲はドヴォルジャークと妻オチリエ(ドヴォルジャークの娘)の死後、スークが、自然に戻り、自然の中に安らぎを求める中で作曲された。
 1楽章「生と慰めの声」:美しく牧歌的な曲想の中に、悩める苦しみが込められている様だ。この曲をペシェクは、緊張感と強い思い入れで演奏している。特に金管の壮絶な響きが印象的だ。2楽章「真昼」:夏の強い日差しの中が思い浮かぶ。のどかと言うより、少々寂しい、感傷的な気分だ。3楽章「盲目の楽士」:ハープの伴奏に乗って、2本のコール・アングレが現れる。室内楽的な曲である。間奏曲的意味合いもあるらしい。
 4楽章「幻にとりつかれて」:3楽章とは対照的な、全Tuttiの幻想的なスケルツォ楽章。スークが亡き妻の亡霊と戦っているかのような曲想だ。これをペシェックは実に美しく、また時には強烈に描いていく。そして5楽章:「夜」に導かれる。ここでは1楽章「生と慰めの声」に戻っていくのだが、より確信に満ちた美しさと深い悲しみがある。それはマーラーのような「泣き」ではなく、純粋な心から涌き出る祈りだ。ペシェクは非常に的確に、この祈りを描いていく。ペシェクは、チェコフィルをもっと振って欲しい指揮者の1人である。
J.スーク 交響詩「ある夏の物語」Op.29  幻想的スケツツォ Op.25
サー・チャールズ・マッケラス指揮 1997.4&12録音 <DECCA 466 443-2>
<工事中>やはり曲が素晴らしい。
J.スーク お伽話 Op.16  弦楽セレナーデ Op.6
イルジー・ビエロフラーベク指揮 1992録音 <CHAN9063>
<工事中>
J.P.テレマン
トランペット協奏曲 トランペット:ミロスラフ・ケイマル
フルートとファゴットの協奏曲 フルート:イジー・ヴァーレク ファゴット:イジー・セイドル
オーボエ協奏曲 オーボエ:イジー・ミフレ
3本のホルン協奏曲 ホルン:Z&B.ティルシャル スタニスラフ・スハーネク
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1981年録音 <VIC−2355>PANTON原盤 LP 
<工事中>
J.P.テレマン
オーボエ・ダモーレ協奏曲 オーボエ・ダモーレ:フランティシェック・キメル
トランペットとオーボエ協奏曲 トランペット:ミロスラフ・ケイマル オーボエ:イジー・ミフレ
トランペットとバイオリン協奏曲 トランペット:M.ケイマル バイオリン:ペトル・シュクヴォール
3本のトランペットと2本のオーボエ協奏曲
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 1981年録音 <VIC−2356>PANTON原盤 LP
<素晴らしい首席奏者達の競演>★★★★
 決して、スーパーソリストでないので、猛烈なテクを聞こうとすると??かもしれません。しかしソリスト、オケ、指揮者は同じ音楽語法を共有しているので、一体感は本当に素晴らしい。ベルリンフィルが同じような事をしてもここまで素敵な演奏を聞かせてくれるとは、到底思えない。
 オーボエ・ダモーレ:現在も首席オーボエ奏者を務めるキメルさんのソロ。キメルさんの美しい音色と絶妙なビヴラート、歌い込み方が本当に素晴らしい。当然ながら派手な技巧派ではない。テレマンの素朴な音楽と、キメルさんの音楽に対するひたむきな姿勢が見事に合致した素敵な演奏。
 ラッパとオーボエ:ご存知ケイマルさんと首席奏者のオーボエのミフレさんの競演。単純にケイマルさんのソロでバロックだとどうも歌い過ぎ?と思う事もあるけど、こうして2人で演奏すると不思議とそう感じない。キメルさん同様に、素朴な演奏に好感が持てる。
 ラッパとバイオリン:またもご存知ケイマルさんと当時のコンマスのシュクヴォールさんの競演。この曲では、割りとラッパが目立つのでケイマルさんの素晴らしい演奏が存分に楽しめる。コンマスのシュクヴォールさんの、歌い方が素晴らしい。ほのかに曇ったような音色も魅力。
 3本のラッパと2本のオーボエ:ケイマルさん以外のラッパの人の名前がクレジットされてませんが、ユレック教授、Z.シディビーでしょうか? 3人のラッパは、品よく、宮廷音楽に相応しい。2人のオーボエはキメルさんとミフレさん。5人の素敵な演奏に酔いしれる至福の時。
P.I.チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」
小林研一郎指揮 2002年2月21ー23日録音 <OVCL-00047>
<コバケン渾身のチャイ1>★★★★★
 日フィルとのライブ録音の全集に続く2度目の録音。コバケンさんにとってはお得意なレパートリーでも、チェコフィルにはほとんど演奏した事のない曲=0に近い数。これが大成功。チャイコフスキー初期のロシア民謡的な音楽を、実に格調高く美しく演奏する。1楽章冒頭のフルートの素敵な歌いだし。そして一気に力を爆発させる金管楽器の強い響き。しかしまだフルパワーでない。まだまだクライマックスは先なのだ。2楽章の冒頭の弦楽器の歌は懐かしさ満点だ。存分に歌わせるコバケンの指揮芸術の極致とも言える。そして切なく歌いこむ木管楽器の響きは比類なき美しさ。特にオーボエの歌心は僕の心を捉え離さない。3楽章の牧歌的な気分も最高だ。4楽章では静かに木管が歌いだし、そしてテンポが速くなるとトロンボーン、打楽器も入り一気にパワー全開になる。ケイマル率いるブラスセクションが一気に雄叫びを上げるのだ。ビオラに続いてホルンがロシア民謡を力強く歌い上げる。フィナーレではフルパワーで喜びを一気に爆発させ、圧倒的に締めくくるのだ。ドラマティックに聞かせる事が上手なコバヤシならではだ。僕はこの全集の中で最も成功した1曲だと思う。
P.I.チャイコフスキー 交響曲第2番「小ロシア」
小林研一郎指揮 2002年2月28−3月2日録音 <OVCLー00054>
<いいっす>
P.I.チャイコフスキィ 交響曲第3番「ポーランド」
小林研一郎指揮 2001.2録音 <OVCL-00043>
<管理人が現地プラハで聞いた演奏>★★★★★ NEW
 コバケンのチャイコ全集。チェコフィルとしては前半交響曲はほとんど演奏した事はないが、コバケンと相性のよいチャイコフスキィで見事な演奏を聞かせてくれる。序奏の深い響きからして非常に魅力的だ。テンポが速くなってコバケンが夢中になっても、冷静さを失うことなく音楽にエネルギーを注ぎ続けるチェコフィルの底力をまざまざと見せ付けられる。チャイコフスキィお得意の民謡風旋律を懐かしい響きで歌う木管セクションの美しさ。そして強力なブラスの響き。ロシアオケのそれとは違うが、実に魅力的だ。
 2楽章のレントラー風旋律の物悲しさ、ファゴットが切ないソロを歌い上げる。3楽章では弦セレを思い出させるような「哀愁」を感じさせる。こういうところではド演歌コバケン節炸裂といったところか。分厚い弦楽器の響きがまたなんとも言えないのだ。こういう表現力はコバケン嫌いなどと言っている俺も、脱帽せざるを得ないところなのだが・・・・
 4楽章のスケルツォの臭さ満点のチャイコ節がお下品にならないのはチェコフィルならではか。ロシアオケだと強力になりすぎて、ゴリゴリの男のロマンになってしまいそうだが・・・トロンボーン・ソロも素晴らしい。そして終楽章ではバレエを思わせるポロネーズ風の華麗な旋律を、バレエの如く華麗な演奏する。まさしく「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズだ。そしてコーダでは金管(ケイマルやりすぎ=いやこうでなければ!)が強力にコラールを奏でる。ライブでは更に燃焼度の高い演奏だった。個人的にはコバヤシのベスト・パフォーマンスの1つだと思うのだけど。
 コバヤシは、チャイ3でロシア風の音楽を完全に自分のもとにし燃焼させている。コバヤシも常にこういう演奏をしていれば、もっと評価の対象になるだろうに・・・・もったいないな。
P.I.チャイコフスキィ 交響曲第4番 Op.36
ラディスラフ・スロヴァーク指揮 1975.4.21〜24録音 <SU 11 1102-2 011>
<歌うチャイ4>★★★★
 スロヴァークとチェコフィルの数少ない録音。スロヴァークは1958年のチェコフィル初来日時にアンチェルに同行した指揮者で、ムラヴィンスキーィに師事していた事もあるスロヴァキアの指揮者だ。このチャイ4は、ロシア臭さよりもどちらかと言えば、割りと洗練された演奏といえる。冒頭のホルンから輝かしい響き。明るい響きでチャイコフスキィの歌を表現しているようだ。ロシアのオケのようにガンガン力強く歌い込む事はしない。チェコフィルならでは歌:ドヴォルジャークを演奏する時のような感じだ。それでいて熱く、緊張感を保っている。これが凄い演奏効果を上げている気がする。スロヴァークと言う指揮者は、只者ではない。
 2楽章でも同様だ。ロシア民謡のような旋律を美しく歌い上げる。どこかさっぱりとした印象を受けるのはやはりチェコフィルだからか??3楽章では一糸乱れぬ弦楽器のピチカートは魅力的。170小節からの金管のスタッカートも美しく気持ち悪いくらいアンサンブルが整っている。4楽章でオケはパワー全開となり駆け抜ける。これぞチェコフィルの金管と言わんばかり鳴り響く。しかしそれよりも弦楽器や木管の抒情性に惹かれる。これ程までに歌に満ちた4楽章というのも珍しいのではないか??
P.I.チャイコフスキィ 交響曲第5番 Op.64
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 1960年録音 <COCO−78558>
<何と言ってもシュテフェックのソロ!!>★★★★★★★
 マタチッチ/チェコフィルの貴重なチャイ5。マタチッチならでは深い音楽作り。冒頭から非常に緊張感高く、格調高い演奏。そして熱い。ブルックナーのスペシャリストと言うイメージの強いマタチッチは、ロシア音楽においても素晴らしい演奏を聞かせてくれるのだ。2楽章の歌わせ方は、本当に凄い。金管は悲痛に叫び、弦楽器は心にしみる。この演奏を聞くと、他が表面的に感じてしまう。馬鹿騒ぎ&イケイケ音楽の典型と言われるこの曲だが、マタチッチの手に掛かるとチャイコフスキィの悲痛な叫びが聞こえてくる。
 しかし何と言っても大活躍するホルンの素晴らしい事!!何気ないフレーズでも非常に音楽的なのだ。例えば、1楽章の「G」の4本のコラールなどだ。2楽章のシュテフェックのソロは、本当に涙が出てくるほど感動的。絶妙にビブラートを掛け歌い込む。私はこれ以上のソロを聞いたことが無い。このソロを聞くためでもこの演奏の価値がある。願わくば、もう少し音質が良ければ・・・・・
 それにしてもこの時代のチェコフィルの素晴らしい事!!ホルンばかり褒めちぎってますが、ラッパを以下金管のパワー、木管の表現力、弦楽器のアンサンブル。そしてオケ全体の音色、どれをとっても本当に魅力的だ。まさに黄金時代のチャイ5だ。このような素晴らしい演奏が聞けるなんて、本当に幸せだ。
P.I.チャイコフスキー 交響曲第4番
小林研一郎指揮 2001年2月28−3月2日録音 <OVCL−00042>
<4番でっせ>
P.I.チャイコフスキー 交響曲第4番
小林研一郎指揮 2001年3月1&2日ライブ録音 <OVCL−00067>
<ついにライブチャイ4>
P.I.チャイコフスキー 交響曲第5番 Op.64  スラブ行進曲 Op31
小林 研一郎指揮 1999.2.25−26録音   KJCL−00001        
<コバケンとチェコフィルの不思議な名演>★★★★
コバケンさんの3回目のチャイ5。前回の日フィルとの録音に満足しきれなかったマエストロの希望により、録音が実現した。1楽章の出だしから、物凄い集中力と熱気。しかし、ロシアのオケのようなえげつない物(それはそれで、好きだが)ではなく、どこか上品で気品がある。2楽章のホルンのソロは最近、首席奏者に就任した20歳!!のオンドジェイ・ブラベッツ。ティルシャルのような強烈な個性はないが、素晴らしいソロを聞かせてくれる。そして、随所にコバケン節が聞こえる。4楽章では、コバケンさんの唸り声も聞こえ、非常な熱演。全体として、よく歌うオケの不思議な名演。そして、新時代のチェコフィルの演奏と言えよう。
続く、スラブ行進曲。チェコフィルとしては、18年ぶりの演奏らしい。やり慣れたものではないので、新鮮な気持ちで取り組めたのだろう。ロシア的な演奏ではないが、コバケンならではの演奏で、大変な熱演!!特に、ラッパを筆頭に金管が、素晴らしい演奏を繰り広げている。
P.I.チャイコフスキィ 交響曲第6番「悲愴」
W.A.モーツアルト 交響曲第39番 K.543
ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮 1953&55年録音 <SU 11 1908-2 001>
<工事中>「悲愴」も39番も凄い!!
A.ドヴォルジャーク 謝肉祭 Op.92 1964.1.19 ライブ録音 ★★★★
V.ノヴァーク タトラ山にて Op.26 1959.1.8 ライブ録音 ★★★★
P.I.チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 1949.2.17−18録音 ★★★
フランティシャック・スプートゥカ指揮  <SU1909−2 001>  <全てモノラル録音>
まずは、ドボルジャークから。こんなに熱い「謝肉祭」がかつて存在しただろうか?このスプートゥカという指揮者について僕は無知だが、とにかく凄い。フィナーレの畳み掛け方は本当に凄い。よくオケがついてきたものだ。
次の、ノヴァーク。これもドヴォルジャーク同様に熱く、素晴らしい演奏である。そして何より弦楽器が美しい。しかしドヴォルジャーク、ノヴァーク共に録音が良かったらと言う思いがあるが、ライブ録音であることを考慮すれば我慢できるし、鑑賞には堪えられるレベルではある。この演奏には、現在のチェコフィルから聞こえなくなった何かがある。
メインの「悲愴」であるが、これがまたよく歌う。やや速めのテンポで(ムラヴィンスキー程ではないが)じっくり歌い上げる。しかし、この速めのテンポが、忍び寄る共産主義の恐怖を表現しているような気がする。それでいて3楽章など熱い演奏を繰り広げてくれる。非常に評価しにくい演奏です。
P.I.チャイコフスキィ 交響曲第6番「悲愴」
小林研一郎 パッサカリア
小林研一郎指揮 2000.10録音 <OVCL−00036>
<工事中>悲惨な悲愴・・・・
P.I.チャイコフスキー マンフレッド交響曲
小林研一郎指揮 2002.4.18ー19録音 <OVXL00003>
<初マンフレッド。このコンビ最強の演奏>
P.I.チャイコフスキー バイオリン協奏曲
バイオリン:パヴェル・シュポルツル
指揮:イルジー・ビエロフラーベク
2003.9.22ライブ録音 <SU 3709-2 031>

ドヴォルジャーク:バイオリン協奏曲も収録
<工事中>
G.ヴェルディ 聖歌四編 ソプラノ:Kvetoslava Nemeckova
チェコフィルハーモニー合唱団
ガエタノ・デローグ指揮 1978.1録音 <PAL-1013>
<珍しいチェコフィルのヴェルディ。合唱がまいう〜>
R.ワーグナー
楽劇「パルシファル」〜聖金曜日の音楽
楽劇「神々の黄昏」〜葬送の音楽
楽劇「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
ヤロスラフ・ヴォーゲル指揮 1950年ごろ <SU 20051>
<工事中>
R.ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲 
楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
R.シュトラウス 交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
フランツ・コンヴィチュニー指揮 1960&52年録音 <SU 3469-2 011>
<職人技>★★★★
 ドレスデン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場の音楽監督を歴任したコンヴィチュニーのワーグナー。実は、モラヴィア生まれである事はあまり知られていないと思う。そんなコンヴィチュニーのチェコフィルとの貴重なワーグナー。実に職人指揮者らしい味のある演奏。アル中でなければなぁ・・・とつくづく思う今日この頃。
 「タンホイザー」:↑のグレイトとのカップリングでも、書いた通り、悠然と歩みを進める。冒頭のホルンの動機から素晴らしい。そして巡礼の動機を吹くトロンボーンの迫力。これだけ立派にオケを鳴らされると、有無を言わさず感動させられる。フィナーレは、本当に凄い。
 「マイスタージンガー」:冒頭のCの和音の凄い響きから圧倒される。しかし威圧的な響きではない。第2時大戦中のドイツで流行った、ドイツ万歳のドロドロの演奏スタイルにアカンベ〜〜をするかのように、ワーグナーの音楽の純粋な感動がここにはある。しかしラッパ(ホラーク氏と思われる)が物凄く上手い!!
 「オランダ人」:冒頭から大迫力。「ゼンダ」「水夫」の動機やの木管の美しい事。「暴風雨」の弦の迫力も素晴らしい。曲が解り易く劇的なのか?、オケのノリも良い。
 「トリスタン」:トリスタンの不安定な和音の絶妙な美しさ。また、うねるチェロの美しい事。「官能」と言う言葉がぴったりと当てはまる。4曲中、トリスタンが最も優れていると思う。
<ティルは工事中>
R.ワーグナー 楽劇「神々のたそがれ」組曲(マタチッチ編)
<夜ー夜明けージークフリートラインへの旅ー神々の終末>
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮  1968年録音   <COCOー7371>
<マタチッチならではの豪快なワーグナー>★★★★
バイロイトでの経験もある、マタチッチが録音した数少ないワーグナー。マタチッチはチェコフィルから、物凄いワーグナーを引き出した。はっきり言ってドイツのオケ顔負けの演奏である。このCDは、たった24分しかないが、それだけでも十分存在価値がある!!この録音を聞くと、「なぜもっとワーグナーを録音してくれなかったのだ!」と言いたくなる。ホルンセクションの優秀性は特筆すべき!!それにしても、24分は短い!!
R.ワーグナー
ジークフリート牧歌
ヴェーゼンドンク歌曲 Nadezda Kniplova
ズデニェク・コシュラー指揮 <SU 1112 1136>
<工事中>
A.v.ツェムリンスキー 抒情交響曲 Op.18
ソプラノ:カラン・アームストロング バリトン:イヴァン・クスニエル
ボフミル・グレゴル指揮 1987&88年録音 <COCOー75609>
<工事中>

         

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