

初めてサザンオールスターズの音楽を聴いたのは、 小学生低学年の時「勝手にシンドバッド」を聴いたときでしたが、 それから中学2年になるまでは特に気にもかけて なかったんです。というより、音楽を聴く耳がこの頃まではほとんだ なかったんですね。 衝撃的な出会いは1984年の秋でした。足のケガで入院していた私に、 隣のベッドのお兄さんが「人気者で行こう」の テープを貸してくれたんです。1曲目(Japaneggae) から電光石火でした。2曲目、3曲目と進むうちにこれまでに味わったことのない 「感動」を受けました。 退院するなり、なけなしの小遣いで全てのアルバム と全てのシングル を買い始め、SAS応援団(No.1065803)に入ったわけです。 当時14才でした。
聴き始めの頃は、とにかく好きで好きで、聴きまくったという感じ でしたが、年をとるにつれて様々な音楽を聴くようになりました。ビートルズはもちろん、 ロック、フォーク、 ブルース、ソウル、 ジャズ、ボサノバ、 フレンチ、アフリカンジャズ、 カリプソ、、、幾つもの 出会いを経験しました。
サザンの音楽の良さは、このような様々な音楽を聴いた後でも、改めて、 というより、なおさら 「サザンの良さ」がわかるようになりました。
(1)メロディーの良さ: 桑田さんの作るメロディーは本当に 胸に残るものが多く、時間がた つにつれて味のでる曲が非常に多いです。そして「忘れられないメ ロディ」がサザンの曲ばかりになり、いつのまにかハマってしまうのです。最近の曲は昔とは少 々変わってきてはいますが、決して「つまらない方向」に変わったわけではなく、 「発展的な方向」に変わってきていると思います。
(2)アレンジの良さ: 最近の流行り音楽はアレンジが似てませんか?どれを聴いても、同じ ようなギターの音や、キーボードの音、ドラムのありがちな打ち込みばかりで、リズムは8 ビートものか、ダンス系ばかり。サザンはどのアルバムを聴いても 「同じような曲」というのが殆どありません。1曲1曲が個性を持って「生きて」 いるようです。ロックもあれば、 R&Bも、ジャズもあるし、昭和の歌謡曲、というの もあれば、フォークや ブルースもあります。
(3)桑田さんの声: デビュー前に桑田さんは「最優秀ボーカル賞」をとったこともあり ますが、本当に声が素晴らしいです。ホール&オーツも 「桑田の声はアリゾナ州の黒人みたいだ」と言ってますが、桑田 さんの声は、ロックはもちろんですが、ブルース やソウル、ジャズにと ても似合うんですよね。嘉門雄三、Acoustic Revolution、夷撫悶汰のどれを見ても「オリジナルよりいいんじゃない?」っていう曲が たくさんあります。
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