ドンを撃った男



★CAST
 的場浩司、千堂あきほ、中野英雄、志賀勝、なべおさみ、中場利一、山之内幸夫、レツゴー長作、室田日出男、大和武士

★STAFF
 監督:和泉聖治
 原作:山田勝啓 「ドンを撃った男」(洋泉社刊)
 監修:山之内幸夫


日本極道史最大の事件!!

豪華キャスト&スタッフで完全映画化

★INTRODUCTION
山口組の勢力拡大の最後に起こった”大阪戦争”その中で組長を殺され、組をつぶされながらも、ひとり巨大組織に牙をむいた実在の男”鳴海清”。何故?ヤツは適うはずの無い巨大な敵に歯向かったのか?
その鳴海を題材にしたフィクション「ドンを撃った男」(山田勝啓著:洋泉社刊)は限りなくその事件をドキュメンタルに伝え、鳴海の内部に入っていった。その原作を元に、”任侠”の世界を描いて定評のある監督・和泉聖治が現地=大阪ロケを敢行。主演に様々な”漢”を演じ続ける役者・的場浩司を据え、”実録大阪ヤクザ映画”禁断の問題作が遂に完成した。
それは昭和極道を葬った最大の“事件”だった・・・!

★STORY
「なんやおっさん。1万1000円しかはいっとらんやないけ」。日雇い労働者らしき男が、派遣業者に食ってかかる。日当のピンハネしたのが猪俣組西成義賊団の者と知ったこの男は単身で組事務所へ乗込む。「ヤクザがなんぼのもんじゃい。来るなら来んかい!」
男の名前は成田テツオ(的場浩司)。この無鉄砲なチンピラの目に力を見出した西成義賊団団長の村山仁(大和武士)は、若頭の夏目龍一(中野英雄)に支持して成田を組みに引き入れる。その頃、赤峰組のチクリで西成義賊団の賭場が警察の手入れを受ける。
血気盛んな成田らはすぐさま仕返しを果たすが、報復は次の報復を呼び“大阪極道戦争”が勃発。大阪連合会の調整も虚しく、抗争は次第にエスカレートしていく。そしてついに赤峰組は西成義賊団の村山を射殺、一方的に“戦争終結”をマスコミに宣言し、西成義賊団は事実上の解散に追い込まれてしまう。成田は村山の遺骨を噛みながら、「クズにはクズの筋がある」と仇打ちを誓うのだった。村山の死後、成田は毎日を悶々と過ごしていた。少年時代を孤児院と少年院で過ごした自分を、西成義賊団という“家族”に加えてくれた村上の恩に報いる方法を探し求めていたのだ。しかし、組が解散した今となってはなすすべがなかった。そんな夫に妻の和江(千堂あきほ)がそっと差し出したのは、村山から贈られた真っ白なスーツだった。「同じタマ狙うならてっぺん狙ろうたるわい」。手に銃を持ち白いスーツに身を固めた成田は、たった一人で、三万人の極道を従える青龍会のドン・黒川(室田日出男)の元へ向った・・・。