PART 2


第13話 「V3から来た男」

宇宙鳥人 アイロス星人登場


この回は何度見てもV3から出撃するステーションホークの
かっこよさが目立っています。

でもあっさり撃ち落とされてしまうのですが・・・。

クラタ隊長初登場です。
最近こういう硬派なキャラクターって見かけなくなりました。

南 廣さんも中山昭二さんも他界されてしまいましたから
もうこのコンビを映像以外ではお目にかかれないのも
残念です。

「モロボシ・ダン、やるな!」


第14・15話 「ウルトラ警備隊西へ」前・後編

侵略宇宙人 ペダン星人
宇宙ロボット キンジョー登場



円谷コミュニケーションズ・怪獣郷シリーズより
「玩具人生」誌上限定ブラック・キングジョー

シリーズ初の前・後編、また神戸ロケという豪華版です。
昭和43年になって最初の放送ということもあったのでしょう。
ゲストにも大物土屋嘉男さんが出演されました。

土屋さんは、東宝特撮ものではまさに大物な人です。
印象的なのはやっぱり「ガス人間第1号」ですか。今考えても
あの役は土屋さんでないといけない!って思います。

この頃はまだ「テレビなんて・・・」という時代でありましたが、
東宝の俳優さん達はこのウルトラシリーズによくご出演されました。

僕個人的には、ドロシー・アンダーソン役のリンダ・ハーディスティさんが
好きで、ゆえに小柄なブロンド&ブルー・アイの西洋人には無条件で
心奪われてしまいます。過去にそうして何人もの女性に振り回されました。
わずか2年の間に・・・。僕はアメリカに行って何を学んだんだろう?
と思うとちょっと自己嫌悪です。

ひし美さんの「セブンセブンセブン」にリンダさんの話が載っていますが、
日本語や日本の文化を学ぶのに熱心だったとか。
日本人として非常にうれしいですね。

やはり僕の目に狂いはなかった・・・。

この回のセブンの動きが何か変だ、と思ったらのちの「帰りマン」の
菊池英一氏が入っていたのを知ったのはずっと後の事でした。
今見てもセブンじゃなくて「帰りマン」のように見えてしまいます。


バンダイB−クラブよりブルマァク新・復刻版キングジョー
遂に発売されました。ホワイトが怪獣郷シリーズのブラックと
対極をなしています。子供の頃これとユートムが宝物でした。


「ペダン星人の誠意とやらも怪しいもんだねぇ、えっ、ダン君・・・。」

ひぇぇ、こわすぎる土屋さん!



バンダイB-クラブ発売ウルトラ警備隊隊員
腰にカプセル怪獣を収めたケースが着いているので
モロボシ・ダンですね。




第16話 「闇に光る目」

岩石怪獣 アンン登場

怪獣殿下登場。ひろし君はいじめられっ子で強くなりたい
一心でアンノンの石(体)を地獄山へ運びます。

アンノンはその心を利用したわけで、この行動を僕は
許せませんね。僕自身もいじめられた経験がありました
から今見ると本放送当時とは違う考えが出てきます。

いじめられる子供の心の中には「強くなりたい、強くなれば
いじめられなくなる。」という気持ちで一杯になってしまう時が
あります。ひろし君を見ているといじめられた時のことを
思い出します。

結局自分で解決しなければいけないのですが、ひろし君も
地獄山へ行ったことで何かが変わったのでしょうか?

今回セブンは、ペダン星人には裏切られましたが、アンノンには
信用されましたね。よかった、よかった。


第17話 「地底GO!GO!GO!」

地底ロボット ユトム登場

モロボシ・ダン誕生の秘密が明かされるストーリーでした。
子供の頃は、すごく大事な「秘密」を知って、次の日友だちと
うちの庭にあった小さな山でヒモを使って「薩摩次郎ごっこ」
をやりました。当時「薩摩次郎」なんて名前までは
知りませんでしたが・・・。

最近知ったのですが、ユートムをあの中島春雄先生
演じられていたのですね。おそれ多いことです。
特撮好きな人ならばこれがどんなにすごいことかわかると思います。
実際セブンにはこれが最初で最後、ある意味では
貴重なエピソードであります。

この回に初登場特殊地底戦車・マグマライザー!
かっこいいですよねぇ!
国際救助隊の「MOLE」日本名ジェットモグラも好きだった
ですが、一番好きなのはこのマグマライザーです。

たぶん再放送時だと思いますが、プラモデルを自分で
作れるようになった頃、親の力を一切借りず自分一人で
初めて作ったのがこの「マグマライザー」だったです。

モーターを組み込んでドリルが回って自走するプラモでした。
自分一人で作ることの喜びを感じさせてくれたオモチャでした。
他のソフビと一緒に無くなっちゃったのが残念です。

「次郎!やっぱりおまえはミラクルマンだ!」


第18話 「空間X脱出」

音波怪人 ベル星人
宇宙グモ グモンガ登場

この回は、昭和43年夏の「東映まんがパレード」で劇場上映
されました。同時上映は「太陽の王子ホルスの大冒険」
「ゲゲゲの鬼太郎」「魔法使いサリー」だったそうです。

僕が住んでいたK崎市には「ミスタウン」という大きな映画街が
ありました。現在は「チネチッタ」とかいうイタリア語かなんか
知りませんがそんな呼び方をするそうです。
そこで東宝と東映は隣り合わせなんですよ。

「銀柳会」というちょっとあぶない名前の商店街を抜けてきて
ミスタウンの入り口から入ると右手手前が東映、その隣が東宝
でした。当時毎年春、夏、冬になると東映は「まんが祭り」、
東宝は「チャンピオン祭り」をやっていましたよね。

昭和43年東宝は、「怪獣総進撃」をやっていたはずですが、
僕は見ていませんでした。代わりに東映でセブンを見ていたのです。
ミスタウンの東宝から少し奥に入った左側に大映があったのですが、
昭和43年というと「ガメラ対バイラス」「妖怪百物語」がたしか
やっていたはずです。44年だったかな?

セブンとガメラ、妖怪百物語は見た覚えがあるのですが、
ゴジラを見たのは次の年のガバラからだったです。

当時はそのくらいウルトラシリーズの方に「はまって」いたのですね。

ですからこのベル星人の話は、大画面で見た記憶の方が
文字通り「大きい」です。

この時からしばらく「セミ」が気味悪く感じられ、特にあの針のような
口が怖かったです。なんか血を吸われそうで・・・。

今思うとバルタン星人も「セミ」だったんですね。


第19話 「プロジェクト・ブルー」

宇宙の帝王 バド星人登場

自らを「宇宙の帝王」と名乗る思い上がった奴でした。
口ほどにもなくセブンの「飛行機投げ」をくらって絶命。

この「飛行機投げ」を喰らった最初の宇宙人は、
欠番になってしまった12話のスペル星人だったのです。
次にベル星人、そして今回のバド星人。ベル星人もバド星人も
この大技であえなくやられてしまいました。

僕はこの技が結構好きでしたが、特別ウルトラシリーズに
ノスタルジィを持っていない人達から見ると「投げるときに
ぬいぐるみに変わっているのがわかる。ちゃちぃ!」とか
言われてしまいます。「ぬいぐるみ」じゃない!「着ぐるみ」または
「コスチューム」と呼んで欲しい、と思っているのは僕だけなのですが。

細かい事ですが、劇中奥さん(グレースでしたっけ?)の洋服ダンスの
中にいろんな服が掛かっていましたが、その中に第2話「緑の恐怖」
石黒隊員の奥さん(中 真千子さん)が着ていたのストライプの
服が下がっていました。派手な服だからすぐわかると思いますが。


第20話 「地震源Xを倒せ」

暗黒星人 シャレー星人
核怪獣 ギス登場

メフィスト・吉田義夫さんゲスト出演。
メフィストって何のことかわからない人のためにちょっとだけ
説明しますが、吉田義夫さんは、東映制作の特撮テレビシリーズ
「悪魔くん」(水木しげる原作・実写版)に初代メフィスト・フェレス役で
ご出演されていて、その印象が強烈でした。チョコレートに目がない
けれど頼りになる所もあるおじさん、という役でしたね。その弟として
途中から潮 健児さんが2代目メフィストとして登場してその後は
たまにしか出てこなくなってしまいましたが、「蜘蛛の糸」のように
ロープが垂れ下がってきて悪魔くん達を助けたのが天国にいって
しまっていた吉田メフィストだった、なんて話もあってうれしかったり
しました。今はもう吉田氏も潮氏も故人となられて本当に天国へ
行ってしまったのかと思うと寂しい限りです。

今回登場のシャプレー星人は、後年発売されたブルマァク製ソフビ
でその仕上がりが素晴らしく、そちらの方が有名になってしまった
(一部のファンのみかもしれませんが)ですが、劇中ではあっさり
やられて「ギラドラ〜ス!」と叫びながら燃え尽きてしまいました。
アンヌ隊員をおびき出したりして嫌な奴です。

ちなみにアンヌが見せられた宇宙人の影は、
ゴドラ星人百窓の窓枠を耳の辺に取り付けたような「影」でしたね。

「百窓」というのは第12話でスペル星人の隠れ家だった
建物の外見を指してこう呼んでいます。チビラくんの家でも
あった建物で、実際に個人の住宅だったそうですが、
今は取り壊されていて無いそうです。


第21話 「海底基地を追え」

軍艦ロボット アイアンロックス登場

劇中冒頭登場する第三黒汐丸の船長は、ウルトラQから
の初期ウルトラシリーズでの名優柳谷 寛さんです。

ちょっとしか出ていなかったのでほとんど忘れていました。
セブンの頃はこういうちょっとだけのゲスト出演って多かった
ですね。前述の西條康彦さんやあとに出てくる二瓶正也さんなど
ほんのちょっとですもんね。もうちょっと「絡み」があっても
と思うのはファンの「わがまま」でしょうか。

今回ペダン星人編「第14・15話」に続いてハイドランジャー1・2号
が出撃しました。前回は何もできませんでしたが、今回は
ミミー星人のヒトデ型円盤の発見、いったんは捕まってしまい
ましたが、その撃墜に活躍しました。

今回の活躍でハイドランジャーは子供達に「認知」された
と言っていいと思います。活躍しない超兵器は忘れられて
いくものです。今見てもハイドランジャーってかっこいいですよ。


第22話 「人間牧場」

胞子怪人 ブコ星人登場

ウルトラセブン流キャトルミューティレーションの解釈編です。
世界的に起こっていた「CattleMutilation」をいち早く(矢追純一氏
より早かったんじゃないか?)取り入れた作品でした。

子供の時はアンヌさんがやられた!ということぐらいで、ブラコ星人も
隊長のウルトラガンに倒されちゃうし、あまり印象に残らない回でした。

矢追純一氏のUFO特集などで「Cattle Mutilation」を取り上げて
この回が既にそれを題材にしたストーリーだったのを知って
驚いた次第です。人間の体を「培地」にして自分たちの食料で
ある「胞子」を増殖させる宇宙人って、良くできた話ですよね。

「エイリアン」のように人の体を中間宿主にして成長する生物も
人を食料にする生物も共に怖いのですが、このブラコ星人も違う
意味で怖い生物です。大人になってから生理的に「恐怖」を
感じる宇宙人だと思います。

この回を見ているとある場面急にモノトーンに変わります。
場面を盛り上げるための演出なのですが、子供の頃は家の
カラーテレビが壊れたのかと思ってしまったのを覚えています。

今ではその場面になると「マスターテープの状態が悪いのか?」
と思われる人が多いそうです。


第23話 「明日を捜せ!」

宇宙ゲリラ シャドー星人
猛毒怪獣 ガブラ登場

大好きなストーリーの一つです。ある意味では一番かも知れない。
占い師安井が正体不明のトラックに追われて逃げ回るシーンから
始まりますが、トラックから下げられたチェーンの音が恐怖感
を煽ります。逃げる安井の恐怖の表情。

保護して欲しいと願う安井を「帰った、帰った」と軽くあしらうフルハシ、
ソガ、アマギなど。キリヤマ隊長は引っ掛かりながらも命令に従って
安井に帰るように説得する。アパート前で降ろされた安井を
つけ狙う「影」。休暇願を出して私服で安井の身辺保護と
「明日」を捜そうとするキリヤマ隊長の心意気と
拳銃を渡して「気をつけろよ。」と送り出すマナベ参謀の
心遣いにシビレます。

また一週間の宇宙パトロールから戻ってキリヤマ隊長と共に
「明日」を探しに来たモロボシダン=セブンの男気にも
またまたシビレまして、この回は「」のドラマだなぁ。

「今日がダメなら明日、そう、明日を捜すんですよ!」


第24話 「北へ還れ!」

オーロラ怪人 カナン星人登場


ウィンダムも出てるよ。

フルハシ隊員のお母さんが、息子を北海道へ連れ帰るために
防衛軍基地までやってきます。

ダン隊員の演技が、若々しいというかクサイのが時代を
感じさせます。

カナン星人は、灯台からまったく出てこないでウィンダム
操ったりするだけで特撮的に見る回ではありませんでした。

この回の見せ場は、フルハシ隊員と母親の無線でのやりとり
でした。家のことを考えつつやってきたものの息子の職場を
見てその立場を理解してあきらめる母の言葉や、
自分の危機的状況を母に心配させまいと一切口にしない
フルハシ隊員。

母親を特別に作戦室へ招き入れたキリヤマ隊長の「親心」も
忘れてはいけないでしょう。日本的な情緒のある話でした。

こういう話には弱くなりましたねぇ、涙腺がゆるくて。
ウルトラホーク3号の操縦桿の形状や自爆装置の時間のズレや
タイマーがアナログだったとか、この際いろいろな矛盾や疑問には
目をつぶって、この親子の絆を堪能しましょうよ。


第25話 「零下140度の対決」

小人宇宙人 ポール星人
凍結怪獣 ガンダー登場

地球を3度目の氷河期に見舞うためにやってきた小人宇宙人
ポール星人とガンダー。地球防衛軍極東基地の動力炉を冷凍漬け
にしてしまいました。今回は、動力炉を修理するための作業班の
向井班長役にイカルス星人がいました。山本 廉さんですね。
それとキング・ジョーこと金城哲夫さんもアンヌ隊員の胸に
抱かれて息絶えるというオイシイ役を演じていました。
その役、おれにやらせてくれ〜!

本放送当時子供だった私は、この回を見て「コーヒー」というものは、
とても美味しいものなのかなぁ、と思いました。それからすぐに
森永の(当時うちに毎朝牛乳を運んでいた)人からサンプルの
コーヒー牛乳をもらって飲みました。
同世代の方ならば「コーヒー牛乳」というとテトラパックを
覚えておられると思いますが、あれでした。おいしかったなぁ・・・。


第26話 「超兵器R1号」

再生怪獣 ギエロン星獣登場

昭和43年3月31日に本放送された作品です。この日は、
私の?回目の誕生日でして、でも今時の子供のように
お誕生日パーティや特別なごちそうや外食やプレゼント
などあるはずもなく、いつもの日曜日家族揃ってのお食事時の
夜7時「タケダ・アワー、ウルトラセブン」は始まったのでした。

自分の誕生日に放送された作品だったので特別な感情が
ギエロン星獣にはあります。また「星獣」というこれまで
聞いたことのない響きもこの怪獣のアイデンティティを高めて
います。そして何と言ってもその生い立ちですね。

地球防衛軍の超兵器R1号によって棲む所を奪われたわけです。
やってはいけないことを人類はやってしまった。
セブン=ダンは、自分が止めるべきだった、それが出来たのは
自分だけだった、本当に地球を愛していたのだったら。
と後悔します。

ミサイル(どう見ても爆弾)で粉々になったギエロン星獣が再生し、
東京へ向かって「死の灰」を吐き出しながら進撃します。

瀬川博士は、この星獣に対してR2号の使用しかない、と
早急にR2号の開発を推し進めようとします。
ウルトラファンから「マッド・サイエンティスト」と命名された
由来であります。僕も惑星一つを瞬時に破壊・消滅させた
R1号より強力なR2号を地球上で使えるわけがないだろう!
と「憤り」をおぼえました、瀬川博士に対して。

結局セブンによってギエロン星獣は葬られましたが、前野博士
のセリフ通りギエロン星獣を「憎む」事は地球防衛軍には
できないし、その資格はありません。

この話を真面目に見てくれる大人が、1人でも多くいてくれたら
世界はもっと違う道を歩けるだろうに、と思います。

「それは、を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ。」


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ウルトラセブンPart4

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