羅天道

LATINISM

 

羅天道とは何か?

羅天のノリに生き、従う者の総称である。

その苛酷な生活は、脱落した者を殆ど出さない事で

有名であるが、その教義に感銘し、入門する者は

跡を断たないという…

其ノ生活

 羅天の行は厳しい。まずは毎朝、早朝10時には起床せねばならない。我は勤務のために仕方なく8時半に起きているが、本来は許されぬ事である。然しその分土曜・日曜は午後2時から3時くらいまでは爆睡しているので良しとする。起床後、勤務や学業などの生活に入るが、朝食は取らないことが多い。この行は多くの者を悩ます。朝食を取らない理由は、昼飯が近いからである。昼食後、難行苦行の多い羅天の行の中でも、最も苛酷と言われるシェスタの行に入る。まあ平たく言えば昼寝であるが、これは学校や勤務先のソファーとかで仮眠する、とかではなく、しっかり自分の部屋で布団やベッドに入って寝るのが望ましい。午後3〜4時までしっかり行を終えた後は、再び勤務なり学業なりを行う。

 その日の勤務・学業を完全に終えた行者は、次なる行であるディナーの行に入る。これは夕食の際、本来スープが出てくる時にパスタを食し、さらにその後肉や魚のメインディッシュを食すという行で、シェスタに次ぐ苦行と言われる。この行によるコレステロールの上昇を防ぐため、大量の赤ワインを摂取するが、これも下手をすると悪酔いして大変である。

 羅天道では男女の交際についても厳しく規定してある。男子たるもの、女子を見かけたらどんなにぶ…容姿の不自由な方であってもナンパすることを礼儀とする。本気になられたらそれはそれで対処せねばならない。稀に、日本刀を以て…という輩がいるが、これは外道と言われる。女子についても同様であり、積極的な、報酬を求めない、あの、えーと、まあそういうことが求められる。

 他にも様々な行があるが、代表的な苦行を幾つか紹介した。我々羅天道行者は、このように日々厳しい、厳しすぎる生活を送っているが、現在の日本では余り評価されていない。我々は、日々の行を行うと共に、羅天道の普及にも勤めなければならないけど、かったるいからいいや、なのである。

其ノ音樂

「其ノ音樂、甚ダ騒々シヒ事此ノ上モ無シ、然レドモ其ノ複雑タル拍子ニテ自然ト踊リ出サント成ル事甚ダ不可思議成リ…」  幕府羅天諸法度より(水戸郷土資料館保存)

 上の資料にもある様に、ラテン音楽というものはこれまでの間、国家による統制の対象となってきた。しかし、冷戦の終結とパスファインダー号の火星到着により、その音楽が急速に民衆に求められる様になってきた。昔はどこの家にも「赤い謎のレコード」が存在し、幼い我々を恐怖のどん底に陥れたものだったが、その正体こそがこの「ラテン音楽」だったのである。

 で、ラテンと一口にいってもサンバだのサルサだのルンバだのチャチャだのマンボだのタンゴだのボサノバだの他にも色々あるのだが、私はドラマーじゃないので区別がつきません。あとジルバとかランバダとかあるみたいだがこれはダンスのことだとかいわれてよけいにわからん。かろうじて知ってるのがボサノバを作ったのがスタン・ゲッツアストラッド・ジルベルトのどっちかだった、ということくらいだ(←注:その後ボサノバ作ったのはアントニオ・カルロス・ジョビンだという指摘あり)

 で、訳がわからないので、ここではラテン音楽「ウキウキしてリズムの複雑なの」と一括して定義してしまおう。で、具体的にどんなCD、バンドがあるのか、ということになっていくのだが、これも沢山ありすぎて何からやっていいのか…。ちょっと範囲が広すぎましたね、ここの部屋のテーマ。まあいいや。とにかくバンドの紹介から。

<JAPAN>

東京キューバンボーイズ:知る人ぞ知る超老舗ラテンバンド。らしい。俺は一回も見たことも聞いたこともない。名前だけ知ってる。高校の時、心電図の検査やってて、吸盤みたいの身体に吸い付けるじゃない。その時、「東京キューバンボーイズ」というギャグを俺がやったのは覚えている。

スピック&スパン:坂井紅介さんとか、あと有名どころがけっこういたんだけど忘れた。昔、NHK-FMで「セッション85'」とかいう番組があって、たまたま録音してた。小宅珠美というフルート吹きも参加。ラリーコリエルに食われたことで有名。ジャケット偽美人。こんなこと書いて大丈夫か俺。告訴されたりとかしねえだろうな。

向井滋春さん:本当はジャズの人なんだけど、よくラテン・バンドにゲストで参加してる。アストラッド・ジルベルトとの共演もある。「SO&SO」ってやつ。只今廃盤中だけど、いいアルバムだからいずれ復刻するでしょう。あとさっきから「さん」付けの人とそうでない人が居りますが、国内のジャズメンには「さん」をつけることがWHOより義務付けられております。

<OTHER COUNTRIES>

PAQUIT D'RIVERA:しばらく見ないと思ってたが、一昨年にアルバム「MANHATTAN BURN」で復活。肺活量20000くらいありそうな音で無限ラテンフレーズを吹きまくるサックスの鉄人。4ビートのジャズでも何でもラテンにしてしまう。激上手い割に評価されてない人たちのうちの一人。メキシコ生まれだったか。

GATO BARBIERI:この人もしばらく見なかった。去年「QUE PASA」で復活。日本でのタイトルはガトー・イズ・バック。どうしてこうセンスがないんだろう。この人はマイナーなレーベルで出してたものの方がいい。マイナーレコーズのレコ評でやってたEL PANPEROとか。たまに歌う。実はこの人はラテンが嫌いだったのだが、ふとしたことから羅天道に目覚め、現在に至る。アルゼンチン出身。

SPICE GIRLS:イギリスのアイドル4人組。日本では売れてるのかなあ。10月末に出すアルバムは最近の羅天道の中で一番いい、と思った。アルバム名はSPICE LIFEだったか。そのような感じの名前。違ってたらごめん。日本人からみてもけっこう可愛かったような気がする。違う人たちかもしれないが。当然歌はバリ上手い。英国人の女の子の好みは日本人のと似てると思う。ナオミは別として。関係ないけどSHAMPOOも好きなんだけど。あとCANDY-POPって「ロマンスの神様」の人が歌ってるのかと思ってた。

 

Q&A

 さてここからは質問コーナーです。といっても皆様からの質問にお答えするコーナーではありません。私が質問するのです。ですので、皆様どしどしお答え下さい。

質問1:さっきも言いましたがサンバサルサルンバチャチャマンボタンゴの区別がつきません。どうやって分類するのですか。

質問2:ついでにジルバランバダって何かってのも教えて下さい。

質問3:ここまできて皆様も薄々感じていると思いますが、実は私は国内外のラテン事情には全然詳しくありません。ですので、こういうラテンバンドがいいぞ、というのがあったら教えてください。

 

作品のあて先:tamalunch@geocities.co.jp

 

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