BACK STREET製作日記
 ここでは、メンバーにより書かれた、BACK STREET撮影の記録のページです。
 BACK STREETは2000年4/2より4/9まで撮影されました。
  データは以下の通り
出演平塚 勝kaname水嶋 圭太郎杉谷 健一郎
カメラ水本 和志
記録・助監督中村 麻里子
監督・脚本水嶋 圭太郎
 Digi-Eight2000年製作

前半・中村助監督/後半・嶋崎 - 00/04/06 02:22:58

コメント:

4/2(くもり)

「Free Way」に続き水嶋監督作品第2弾「Back Street」の撮影開始。
"Digi-Eight企画誰でも3分映画"のため、予定日数2日と超スピード撮影。

本日の集合は9時30分というDigi-Eightではかなり早めの設定。
が、集合と段取りに手間取り、撮影開始できた時刻は既に12時過ぎ。
本日の予定分は撮り終えられるのだろうか。

シーン1
「銀行からゴムマスクをつけ拳銃とカバンを持った4人組が逃走する」

日曜とはいえパラパラ人通りのあるオフィス街を
物騒な格好をして走らされる役者。
文字コンテはずいぶん前に出来ていたけれど、
画を見て次々変わる監督のイメージ。

逃走シーンだけにスピード感がなければクソみたいなもの。
演技指導にも熱が入る。妥協は出来ない。

走る時の腕の振り、拳銃の構え方。監督の頭の中には
確信的に映像は回っているのだろうに、役者にうまく伝えられない。

時間はない。焦る監督。
その上、役者不足で監督自らも出演しなければならない苦遇。

自分の入っているカットは、撮影→テープ巻き戻し→確認。
NGなら再度撮影→テープ巻き戻し→確認。
時間がどんどん過ぎていく。

これは大変だ、と傍で見ていても、こればかりは助けられない。
また水嶋監督、壊れていくか?

しかし、水嶋監督もDigi-Eightも成長したもので、
それぞれの役割を十二分に果たし、なんとか2時間ほどでシーン1予定終了。
シーン2に向け、ロケ現場を移動する。
ゴムマスクで酸欠になりながら何度も走ってくれた要ちゃん、
平塚さん、杉谷さん、お疲れ様です。

中村助監督でした。ご苦労様です。
ここからは嶋崎がお送りします。

さて、前半は車酔いで、なんらお役に立てなかった嶋崎ですが、後半もかなり車酔いで、ご迷惑をおかけしました。

シーン2
「逃走中の車内」
 さて、移動する車内で、次々とカメラ位置を変えながら、主人公達のセリフを撮ってゆくこのシーン。
 商業映画でよくみかけるような、走ってる風景をスクリーンに映して、止まっている車内で撮影を済ましてしまう方法は、そんな設備が無い故、実際車を走らせながら撮るしかない。
 また、カメラの位置交代と、それに伴う役者のチェンジがあるので、役者さんには、どっかで控えてて貰わなければならない。
 かなり、時間的なロスの出そうな予感。果たして間に合うのか?
 というわけで、撮影を行う車の後ろに、役者控え用の車を併走させ、はぐれないよう循環するコースを選択した。
 この辺のアイデアを出した時点で、嶋崎はお役御免となるかと思ったが、なんとカメラを担当することになってしまった。
 運転手誰するの?という様な話の中で、なんだかイヤな予感がしていたのだが…
 カメラを持つと言うことは、やはり走る車内で、後ろ向いたり、横向いたりするんですよね。
 おええっ。かなり新車気味の水本君カーを汚染する恐れあり。いいんすか?

 で、非情にも撮影は開始された。
 平塚さんから順に、車に乗り込む。
 撮影といっても、ほぼフィックス。いわば、三脚がたてられない所用の人間三脚役だから、楽々。
 つぎっ!。あ、そうや、マイクレベル全然確認してなかった…。
 ごめん、もう一回平塚さんお願いしまーす。
 しゃべって貰って、マイクレベルをチェックする、よし。
 それで、再び平塚さん、杉谷さん、要さん、水嶋監督と、次々撮影。
 終わればすぐに役者チェンジなので、段取りは素晴らしく良い。
 ただ、嶋崎が後ろ向きの時、無言でカーブ曲がるのは、よして欲しいと思った。
 そのときの嶋崎の状態は、熱湯につけられた水銀式体温計を想像していただければ、早いと思う。
 時々カメラマンの休憩を入れながら、撮影はどんどん進む。
 そして、追加カットを考えられるほどに余裕のある中、撮影は完了となった。

 さて、来週は山奥撮影か。車に酔わないようにしたい。
 皆さんお疲れさまでした。

 参加者
 監督・出演 水嶋さん
 助監督 中村さん
 出演 平塚さん、要さん、杉谷さん
 スタッフ 水本さん、伏見さん、渡辺さん、嶋崎
 見学者 森岡さん、朝野さん




ひらぷー@平塚 - 00/04/19 00:37:57
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sakura/2753/
電子メールアドレス:hirapooh@ha.bekkoame.ne.jp

コメント:
2000年4月9日(日)晴れ時々曇。

「Back Street」

クランクアップ!(2回目にして。。。)
遅くなりすいませんでした。ひらぷー@平塚です。

今日の撮影場所は遠距離ということで午前9時30分に嶋崎宅に集合後、
速やかに機材の搬入が行われた。
移動の関係上、最小限の人員のみでの撮影となったこの日は、近畿自動
車道、西名阪自動車道、名阪国道と乗り継いでの大(?)遠征。
はぐれないよう入念に地図で目的地を確認すると2台の車に分乗し、い
ざ出発!
移動する車中で監督は撮影する画像に想いを巡らせているようだ。
ハンドルを握る手が疎かにならないよう切に願うのみである。
正午前にロケ地である奈良県某所に到着。
早速機材のセッティング、役者達は監督の指導を受けたりリハを繰り返
したりと、撮影への段取りはサクサクと進んでいく。
Digi-Eightメンバーの面目躍如である。
画像チェックに用いるモニターが陽射しに反射してかなり苦労を強いら
れているようではあったが、
「シュートして下さい」
それほど時を経ることなく撮影は開始された。
まずは杉谷氏の失敗をなじる他3人のシーン。
このシーンはパンから入る為、役者達のフレームインと演技の開始に同
期が要求される。
カメラが役者達を捉えるのと同時に演技が開始され、平塚氏に突き飛ば
された杉谷氏がフレームアウトしない様に何度か撮り直しが行われた。
思い返してみれば、このシーンが本日の撮影で一番時を費やした様に思
える。
続いてかなめ女史のカット、そして監督でもあり役者としても出演する
水嶋氏のカットへと撮影のテンションは双曲線軌道に乗ったかの如く、
加速度をつけて高っていく。
水嶋氏は自分の演技である溜め息が気に入らないと撮り直しを試みて
いたが、
「何があかんねん?!」
などという疑問は、この際埒外に置いておこう。
今日の撮影は好天に恵まれたが、時折雲が広がったり陽射しが強くなっ
たりと環境がころころ変わる。
「山の天気は変わり易いから」
という科白を入れるかという冗談は置いておいて、実際この日の撮影で
は”明るさ”が強敵となったようだ。
雲が出て来てると嶋崎氏はレフ板を使用して役者の顔を照らしてみるが
。。。駄目だ。
サングラスに嶋崎氏が映りこんでしまうので、レフ板の使用は断念せざ
るを得なくなる。
続いて、かなめ女史の銃が平塚氏の額に押し付けられるカット。
ここで明るさに続く第2の刺客が現れた。「風」である。
撮影の最中、予期しない突風が襲い、同時録音しているマイクには意味
不明な文字の羅列にも似た奇怪な音が克明に収録されていた。
「もう1度やりましょう」
やはり人間は自然には勝てないのか。
風が止むのを待って再び撮影に臨む。
杉谷氏が水嶋氏を殴り倒すシーン。
島崎氏と平塚氏が水嶋氏の背後で腕を組み、倒れた水嶋氏を受け止める
クッション役を引き受けたが、このクッションが使用されることは遂に
無かった。
平塚氏の持つ銃から放たれた弾丸が杉谷氏を薙ぎ倒すシーン。
杉谷氏が倒れると硝煙が立ち昇っているというものだ。
かなめ女史、平塚氏と杉谷氏の間に点火した花火を置いて、その煙を撮
影しようというのだが、なかなかうまく点火出来ない。
(監督、車の中でしけってしもうたんとちゃうの?)
私が目で送ったメッセージは、果たして届いたのだろうか?
(どうなんですか?!監督!)
うーん。。。目が口ほどにモノを言うことは、今回無かったらしい。
四苦八苦しながらも花火に点火すると、
「はい!回して下さい!」
慌てて役者達が配置につき撮影続行。
「5、4、3。。。」
しかしカウントの終了と同時に、花火も終了(鎮火?)してしまった。
もはや天才的としか言いようが無い間の悪さ。
(監督、貴方は天才だ!)
気を取り直して、再度点火。
今度は役者達が準備を整えてからの点火なので、慌ただしさもなく燃え尽
きるまでの間に撮影出来た。
今度は今日撮影した一連の流れを通して演じてみる。
ちょっと小高い位置から俯瞰で撮影しようというわけだ。
「回りましたよー!」
嶋崎氏の声と共に役者達が演技を開始する。
杉谷氏、水嶋氏、かなめ女史、平塚がわらわらと動くさまは、ちょっとし
た滑稽さも含んで、”コメディ”というよりは”コミック”と表現する方
がより正鵠を射ている様な気がするものであった。
最後は4人を乗せた車が駐車場へ入るシーン。
カメラが捉えている駐車スペースへ車が入ってくる。
む?何か変だ。
あ!駐車する位置が一台分ずれてる!
ちなみに運転手は。。。水嶋氏。
(監督、今日はおいしいとこ全部持っていきましたね!)
これで「Back Street」は全シーンの撮影を完了。
皆様、本当にお疲れ様でした。


【参加者】
 監督・出演 水嶋さん
 助監督 中村さん
 出演 要さん、杉谷さん、平塚
 スタッフ 水本さん、伏見さん、嶋崎さん



私のホームページへ | Hollywoodのページへ | メイン | 今すぐ登録