夢の楽園 製作日記
 ここは、メンバーにより書かれた、撮影の記録のページです。
 夢の楽園は1999年12月12日より、2000年2月6日まで撮影が行われました。
 データは以下の通り
出演杉谷 健一郎中村 麻里子水嶋 圭太郎
平塚 勝高井 悦子平田 幸子
カメラ水本 和志
音声ウチヤマ
記録・メイク中村 麻里子
助監督嶋崎 雅哉
監督・脚本渡辺 美奈
 Digi-Eight2000年製作

嶋崎 - 99/12/15 17:27:32

コメント:
12月12日・曇り 助監を勤めさせていただく、嶋崎ともうします。
私助監督というのは初めてで、不慣れなものですから、その辺ご了解いただきたく存じます。

今回の撮影はすべて室内の撮影でございました。
午前10時よりスタッフ、役者が集まりはじめ、10時30分の主役到着と共に撮影開始、と行きたかったのですが、小道具の用意に時間がかかり、実質11時ぐらいからの撮影となりました。
この日は、主人公の恋人役の橋本さんが来られるので、主役と恋人役共に出ているシーンを優先して撮り始めました。
監督の意向により、ホワイトバランスを人工的に青よりにしておられました。
私の「BeauTiFuL PL@net.」では、人工的に赤よりとする様にしておりましたので、画面の印象は全く変わって参ります。

今回、新人カメラマン水本君がメインカメラマンを勤めます。
水本君はそれに備え、撮影前日に稽古を付けてくれと私に申し出るぐらいに、熱意のあるカメラマンですので、きっと監督の期待に応えられるのことでしょう。

しかしながら、曇りの日の撮影というものは難しゅうございますね。
今回は光は外光だよりなもので、雲で太陽が覆われると、こう、微妙に暗うなるのでございます。
室内にいると、雲の様子というものが見えませぬ故、予測をたてることも難しく、誠に苦労いたしました。

今回は、記録もきっちりしていこうということで、中村さんと酒井さんに記録係を受け持っていただきました。
記録係がしっかりしておりますと、現場の緊張感も自然と増して、非常に良い結果を生むようでございます。
私しっかりと記憶に留めさせていただきました。

まず室内にカメラを設置したので、室内からのショットを優先的に撮ることにいたしました。
時間があるのでしたら、順撮りでも良いのですが、この日は撮影開始から橋本さんが帰るまで実質4時間あまり。
それでも、この日の予定を消化するために、橋本さんの予定時間をオーバーしてしまい、非常にご迷惑をおかけしてしまいました。

まず、室内からのショットをすべて取り終わり、少し遅うございますが昼食となりました。
昼食後は室外にカメラを写し、再び撮影といたしました。
セッティングなどに時間がかかっている割には、撮影の方はサクサクと進んで参ります。
とにかく時間との戦いでございました。
予定の時間をオーバーして、何とか恋人のシーンを撮影終了。
即橋本さんにはお帰りいただき、シーン1の残カットの撮影を行いました。
午後4時を回る頃、すでにノーライトでの撮影は困難となり、この日の撮影はここまでとなりました。
一年で最も日の短い期間がやってきたことを嫌でも痛感いたしました。
次回からの撮影は、昼の部、夜の部という二本立てで進めていくスケジューリングが行われる旨の決定がなされました。
次回以降、どのように撮影が執り行われるのか、出来る限り監督の意向に添うよう、皆で力を合わせていきとうございます。

参加者一覧
監督 渡辺/ 助監督 嶋崎/ カメラ 水本
記録 中村 酒井/ 協力 ウチヤマ 田中
出演 杉谷 橋本



水本 - 99/12/20 14:15:47
電子メールアドレス:cby46250@pop01.odn.ne.jp

コメント:
今回の撮影=12月19日(日)天候=曇りぎみ、気温 =要コート(室内)

今回初めて製作日記書かせて頂く水本です、皆さんよろ しくお願いします。

朝9時58分頃嶋崎宅へ到着、家の前で杉谷さん、中村 さんとばったり、
家の中に入ると、もうすでに監督その他、本日参加の皆 さんお集りだった
とゆうのも、今回は前回の教訓を生かして10時には撮 影が出来るよう
準備しておくようにと、嶋崎氏の御ふれがあったにもか かわらず、ギリギリの到着
申し訳なかったです。都会とゆうのは迷路のようなもの で…(言い訳)

とゆうことで、とてもスムーズに撮影は始まり
まずは前回撮影したシーンを見て色の調整、まずは白で ホワイトバランスを取る、
が、やはり違う、そこで登場、茶封筒、これでホワイト を取ると出来上がるのが、
今話題の渡辺ブルー。北野ブルーも真っ青である・・・
前回は光のかげん、色、などシーンごとの調整が上手く いかず、駄目になったシーン
がいくつかあったので、そこからの撮影。だったかな?
遅ればせながら、今回もカメラを回すのは僕で、カメラ のキャの字も知らない僕に
いろいろ教えて下さいまして、有難うございます嶋崎さ ん、そしてこんな頼りない
カメラマンを使って頂く監督さん色々御迷惑おかけしま す出演者の皆様、
いつもお尻向けててすいません、裏方の皆様・・と製作 日記からチョット脱線・・

撮影はそれほど問題もなく順調に進み、次は主役の男の 顔に傷があるシーン
ココで問題、さて傷はどうするんだろう?、がそんな事 はDigi8では問題ではなく、
皆が色々意見を出し合い、『取り合えず血のりを』と誰 かがゆうと、さっと血のりが出てくる
なんて家だ?!とちょっとビックリ、『糸とかでつける とイイかも?』とか、
『針金とかない?』など、続々とアイデアが出て来て
(嶋崎氏)『やっぱりホンマニ切ろうか?!』(杉谷 氏)『なんでやねん』とゆう、
お決まりの?掛け合い漫才も健在で、最終的には水嶋さ んの名刺が採用され、
血のりをシャッと、これが案外いい感じで、見た目にも キレイ
みんなで作っているとゆう、アマチュアならではの一体 感があってそっちもイイ感じだった。

そんな感じで撮影も順調に進み気ずけば12時過ぎ、こ こで予定があるようで
ウチヤマさんが戦線離脱、(順不同)それからは、傷にもっ とリアリティーをもたすため
特殊メイクを。メイク担当中村さんがフェイクメイク? なるパテのようなもので傷に膨らみ
をもたせることに成功、目の下にくまも作って、監督も 満足げだった
(余談)そのフェイクメイクに興味を持った監督は、か なり気に入ったようで
平田さんと一緒に、会社につけていってビビらしたろか と撮影そっちのけで悪巧みを…
撮影中も自分の手につけていて・・・・・吸収していた
またまた脱線
そんなこんなで、時間も1時過ぎ、お昼休憩を挟み、 シーン1も取り終わり
いざ夜のシーンへ。
まだ時間は2時ぐらいだったと思うので、外の光を遮断 するため、窓に段ボールを貼って
人工の夜を、と!ここで助監督から監督へ撮影アイデア が、
幻想的な雰囲気を出すために、扇風機に銀紙を貼って、 そこにライトを照らすと、
良いんじゃないかと提案、まさかそんなことでホントに イイ効果が・・・出たよ!
実際やってみると、これまた意外にイイ感じ!
今日思い付いたっばっかり、ってゆってたけどそんなこ とは問題ではなく。
横でテレビついてるみたい、って声もあったが、そんな ことも問題ではなく!
こんな演出を思いつく嶋崎氏の柔軟な頭も凄いが、その 演出を早速取り入れた
監督の柔軟な判断力は、素晴らしいと思う。
『アカデミー賞特殊効果賞はいただきや』と自称してい たので、ここに記しておこう

夜のシーンの撮影はやっぱり、光の加減が難しく、サク サクとは行きがたいが、
そこそこ順調に進み、途中休憩も挟み、一つ一つ確実に こなして行く
傷のついた顔を鏡で観る主人公の映のカットを、ココで も助監督のアイデアで
ワンカットで撮ってみることに、カメラは手持ちで なかなか難しいカットで
これは僕には出来そうになかったので、嶋崎氏に変わっ てもらい撮影
苦労の末、出来上がった映は、なかなか動きがあってま たまたイイ感じでした。

本日終了は結局7時くらいっだったかな?さすがに朝か ら続けてだったので、
皆さんお疲れでしたが、そのぶん良いものがたくさん撮 れたと思います。
主役のやつれ加減などは特に・・・
ラッシュを観ていても前回の教訓は多少生かされていた んではないでしょうか。
まだまだ始まったばかりなんで、これからもこの調子で ガシガシ行きましょう!

こんな感じでいいんでしょうか?製作日記・・

今回の担当、メンバー
監督=渡辺 助監督=嶋崎 出演=杉谷
  記録&メイク=中村 記録=平田
マイク=ウチヤマ 水嶋



高井 悦子 - 99/12/29 21:38:16
電子メールアドレス:syuhey@dynalink.co.jp

コメント:
撮影日時:12月26日(日) 天候:晴れ時々曇り

今回初めて撮影に参加し、製作日記まで書かせて頂くことになりました。
高井です。素人目線で見た私の製作日記です。どうぞ見てやって下さい。

12月26日午後1時嶋崎宅へ集合。
今回参加の皆様がぽろぽろと集まってくる。皆様が集合した時点で、
近所の公園で撮影開始!!さぁ〜Let's GO!!
しかし、この日はものすご〜く寒い日で、皆様ブルブル震えながらの
撮影開始となりました。ここでの役者は嶋崎氏と平田嬢。
監督の渡辺女史の合図で皆様が動き出し、着々と撮影が進みました。
ハイOK!次、行きましょう!と本当にこんなにあっさりと進んで
いいものかと思うほど…。ちょっぴり心配…。
しかし、渡辺女史の直感を信じて。

そして、役者平田嬢が嶋崎氏にピストルを撃つシーンの撮影、
カメラマン水本氏が平田嬢の背後から、追ってカメラを回し、
平田嬢がピストルを構えた時点で、背後から前に移動。
この時の水本氏は膝を曲げ重いカメラを持ち、そのままの体勢で
平田嬢を追いかけ平田嬢の前でストップ。感心、感心。
あの体勢で車、人が通りNGを何回か繰り返していたにも関わらず
カメラを回すことに真剣。
こればかりではなく、ピストルを撃つことに喜びを抱いて平田嬢が
ここぞとばかりに引金を引いた瞬間「パァ〜ン!」。水本氏の顔の横で
火花散る…。それでも彼はカメラを回しつづける。あまりの音の凄さに
皆様「ピタ!!」て感じで。水本氏お疲れ様です。顔、大丈夫ですか?
そして、寒い日のアスファルトに殺されたため寝そべらなければならな
かった嶋崎氏。大丈夫ですか?顔、しもやけになりませんでしたか?
そんなこんなで公園での撮影が終り今度はもっと寒い淀川へ…。

ここで、余談ではありますが、ちょうど撮影の2日前、私と渡辺女史は
仕事のお昼休憩のとき、撮影の話で「あぁ〜だ、こ〜だ。」と色々と
お話をしていました。そして、その時に、淀川という言葉もちらほら。
寒いぞ〜といいながら彼女の中ではもう映像が膨らんでいたのでした。
そこで私も彼女の思い浮かべるシーンを把握したのです。
そして、了解も得ず勝手に厚底ブーツですすきを持ち、撮影に挑みました。
24歳にもなって厚底ブーツを履くとは思いませんでしたが、これがまた
かなり楽しみで、撮影の前日に厚底ブーツを購入したのです。(余談終り)

そして場所移動。淀川。ここでの役者は水島氏と私、高井。
この時間、太陽が雲に隠れ、これがまたいい景色!!
水島氏と私がすれ違うシーンから何回か、カットを変えて撮影し、
そしてすぐ隠れる太陽が出たら焦り、すれ違った場所をなるべく
同じところですれ違うようにという渡辺女史の意向で武縄さんが
すれ違う場所に立って頂き、素人の私にとってはとてもありがたい
配慮でした。ありがとうございました。武縄さん…。
ということで、私がピストルを撃つシーン。密かに楽しみにして
いたのですが、私が撃つと全くあのでかい音がならない…。
しかし、撮影は順調。時々、渡辺女史は私に「いい感じぃぃ〜」と
言いながら、喜んでおりました。
そして、水嶋氏が公園での撮影の嶋崎氏と同じようにアスファルトの
上で寝そべらなければいけないシーン(殺されてるので)
大丈夫でしたか?水島氏。お腹こわしてませんか?
そして、このシーンで今日の撮影終り。
まぁ今回初めて参加した私にとって、カメラを回している時の
水本氏。撮影に関してすごく、テキパキと動いていた嶋崎氏、水島氏、
武縄氏、入江氏、寒い中、手袋をし、震えながらがんばっていた
平田嬢、そして気を使いまくりながら、楽しんでいた渡辺女史、
おつかれさまでした。
素人の私に気を使っていただいた皆様ありがとうございました
。 この、映画が大変良いものとなりますように…。



参加者一覧
監督 渡辺 / 助監督 嶋崎 / カメラ 水本
記録 平田 高井 / 協力 武縄 入江 水島
出演 嶋崎 水島 平田 高井



中村・・・前半 / 杉谷・・・後半 - 00/01/14 02:06:49
電子メールアドレス:kenx2@osk2.3web.ne.jp

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2000年1月9日(日) くもり 夕方から雨

(今日はキリギリが見れる)

朝、電車に乗るシーンを撮影するため最少人数のスタッフが集合する。

(今日はキリギリが見れる)

まず、主人公が駅に向かうため家を出るカット。
屋外にカメラを設置し、色合いをチェック。
いつものように茶封筒でホワイトバランスをとるが、異常に青い。
「爆弾投下直後のよう」な不気味な光り具合。
これはこわいということで普通に白紙でホワイトバランスを
とってみると、それでも十分青い。

(そうか、今日はキリギリが見れるんだ)

通行人を制御できるほどえらくないので、何度か邪魔が入り、
撮り直すが、まずまずなんなく終了。
いよいよ、電車に乗るシーンを撮影するため某駅に向かう。
駅員に見つかったら怒られたうえ、撮影続行不可能になるとのことで、
ビクビクしながらも段取りよく撮影しないとならない。緊張。
カメラ手持ちで木の陰に隠れながら、反対のホームで
電車を待つ主人公を撮影。
続いて、電車がホームに入ってくるカットを撮影、のはずが、
入ってきた電車が止まらない。なぜ、、、。回送、、、。
待つこと数分、ようやく次の電車がホームに入ってきて無事終了。

主人公と同じホームにこそこそと移動し、電車に乗り込むカットを
撮影するため、段取りの入念な確認。
いよいよ電車がホームに入ってきて撮影開始。が、監督、

「なんで? 色がちがうー。」

そう。この某路線ではエンジと銀の2種類の電車が運行しているのだ。
そして、先のカットではエンジの電車だった。
待つこと数分、さらに入念な段取り確認。

「電車が来た。いくぞ。」
沈黙。、、、電車の色が違う。
緊張が途切れ始める。もう誰もカメラを隠しなんてしない。
午後からの撮影もある。無駄に時間をロスするわけにはいかない。
さあ、来い、電車。しかし、期待を裏切り、
次もエンジの電車は来ない。

「もういい。次来たのに乗ろう。」

監督の決断の時、心の中で自分も「そうだね」とつぶやく。
結局、またしてもエンジの電車は来なかったが撮影決行。
揺れる車内で立ったままカメラを回す困難な撮影。
窓ガラスにスタッフの映り込みがあり、2往復するが、
再三の段取り確認のおかげで、駅員に怒られることもなく
午前の撮影、無事終了。昼食を迎える。

(今日はキリギリが見れるのね)


午後6時、撮影したラッシュを数分見たところで、
「キリギリ」上映会の準備が始まる。
どうやら、雨が降り始めたようだ。

「キリギリ」は、99年2月〜4月にかけて撮影され、
一部の人間の間で完成が心待ちにされていた映画である。
当時のdigi-8の技術の粋を尽くした怪作といえるだろう。
上映会場である嶋崎邸の前に長蛇の列ができるのも当然なのだ。

ちなみに、午後からの撮影は、監督の自宅付近で行われた。
「夢の楽園」の撮影も4日目となり、初監督作とはいえ、だいぶ余裕が出てきたのか、
メンバーの「ooしたらどうですか?」という意見に対しても
「、、、うん」と一言で適当にあしらう監督。
まるで何も考えていないかのようだが、既に頭の中ですっかりイメージが
出来上がってしまっているためだろう。
なにしろこの監督、撮影当日まで助監督にもコンテを見せないという
徹底した秘密主義。
土壇場での変更も当たり前。
そんな細部にも香港映画ファンらしいこだわりを見せている。
もちろん、今にも泣き出しそうな曇り空にも全く怯まない。

安定感を増してきた水本氏のカメラワーク。
ケレン味溢れる水嶋氏の演技。
撮影は順調に進むのです。

この日の撮影もクライマックスに近づき、テンションが最高潮に達した監督が
猫にコートとマフラーを舐められていたのと同じ頃、
嶋崎氏は女性陣に囲まれ頬の筋肉を緩ませていたという。
羨ましい話である。

「キリギリ」の上映が終わった時、満場の観客のスタンディング・オベイションが、
私の耳には確かに聞こえたような気がしたが、或いは錯覚かもしれない。

なんにしろ、今後しばらく世の中が「キリギリ」に満たされることは
間違いないと思うが、その余韻を如何に早く断ち切れるか、
これが「夢の楽園」の完成への重要なポイントではないか、と思う次第であります。
ウソやけど。





kaname - 00/02/07 00:46:13
電子メールアドレス:orb@kcn.ne.jp

コメント:
こんにちは。kanameです。
長い長い間お待たせしてごめんなさい。1月16日(日)の製作日記がやっと書けました。
連日連夜、深夜まで仕事に追われる日々でアップが遅くなってしまい、すみません、皆様!!

13:45 《場所:嶋崎邸近くの今どき珍しい緑色の公衆電話BOXにて》

  【出演者】 平塚さん
  【カメラ】 水元さん
  【音 声】 ウチヤマさん
冬の重くてグレイな雲のもと、野外撮影。
平塚さんが電話をかけるシーン。
遠くから平塚さんが煙草を吸いながら電話BOXへ向かって歩いてくる。
煙草の火を消し、電話BOXへ入る。電話をかける平塚さんを上半身アップ、手のアップ、 BOXの外から半周、などとアングルを変えつつ撮影。
NGが2度。
1度はテレホンカードが予想外に出てきてしまったためで、もう1度は音声のウチヤマさんを 写してしまったため。

※電話BOXのガラスの反射・写り込みをおさえるため、PLフィルタを使用して撮影。

 *** 市営住宅へ移動+ちょっと休憩 ***

16:00 《場所:渡辺さん新居の市営住宅》

  【出演者】 嶋崎さん/平田さん
  【カメラ】 水元さん
嶋崎さんが平田さんに銃で撃たれるシーン。
嶋崎さんが、部屋から外へ出てゆくところを薄暗い部屋の中で、足もとから撮影。
靴を履き、ドアを開け、外へ。
ドアの外で、鍵をかけている嶋崎さんの所へ無表情に歩み寄りトリガーを引く平田さん。
銃口を嶋崎さんの額に押し当てている平田さんを正面から、そして“ひき”から、撮影。
恐れおののく嶋崎さんを平田さんの肩越しから撮影。寄り目になりながらも良いカンジの表情。
続いて、嶋崎さんが撃たれ、崩れ倒れるシーンを“ひき”から、撮り。
この後、皆で遊んでいるシーンを撮る予定だったが、時間オーバーでこの日の撮影は終了。
というわけで、「寒空での撮影、お疲れさま」でした。


  【参加者】 渡辺さん(監督)/嶋崎さん(助監督)/水元さん(カメラ)/
        ウチヤマさん(音声)/平田さん/中村さん/水島さん/杉谷さん/
        平塚さん/山本さん/kaname(記録)



KTR - 00/02/08 12:43:47
電子メールアドレス:keitaro@aoisys.com

コメント:
1月23日(日)

AM8:30分 起床

今日は、久しぶりに早朝からの撮影。
外は、雨が降っている。
朝飯食って車に飛び乗り、平塚氏と初参加の飯野さんを迎えに行って到着。
そして到着後の雑談喫煙タイム。どうやら渡辺女史は、挿入音楽に着いて、悩まれているご様子だ。
挿入音楽の事まで考えだしたと言うことは、撮影も大詰めで有ることは言うまでも無い。
編集への焦り。後半で激しさを増すシナリオ変更。挿入音楽の悩み。天候への苛立ち、直前の撮影場所検討。
”FreeWay”を撮影していた時の、私と同じ様な境遇だ。
渡辺女史...女性監督...又フェミニスト論争しましょうね。
それはさておき、昼前の撮影は、京阪土居駅近くの商店街に決定。
2台の車で段取り良く移動後、機材のセッティング。
スタッフの役割は、監督・カメラ・モニタ持ち。助監督は人材不足故の今回は役者の為無し。
そして、もう一つとても重要な役割、それは機材の見張り番。
ロケでは、使用するか解らない機材も、念の為に持って行く事が多い。しかし、移動撮影時には邪魔に成るが、高価な物が多いために、番人が必要に成るのだ。
申し訳ないが、今回はスタッフが少ない為、初参加の飯野さんにして貰う事になった。
役者は、主人公・とその男友達3人。
この、仲良しハッチャケ4人組は、助監督の命により、”4バカトリオ”(以下4バカ)と言うクールで格好いい、4人なのにトリオと言う、訳の分からない名を付けられた。
まずこの4バカが、じゃれ合いながら商店街を歩いているカットを視点を変えて撮影。
その中の数カットは、4バカをカメラが平行移動しながら捕らえ、この物語のキー人物の、中村さんがタバコを買っているショットにフレームを変更するカメラワークが、何気なく使用された。
何気ないが、映画をよく観察して観ていないと出来ない技だと思う。
やりますね、渡辺監督。又面白い香港映画が有ったら教えて下さい。
次に、カメラは移動せずに、4バカが商店街の奥の方に消えて行くカット。
特に、難なくOK。
次は場所を変えて、4バカがカメラを取り合いながらカメラを撮り合うと言う、ややこしいカットを数パターン撮影。
ラッシュで見て、良い感じだった。
ここまでの撮影は、総て手持ち。しかしブレブレでは無いので、さりげない躍動感が出ているだろう。編集の仕上がりが楽しみである。
以上、午前の撮影終了。
平塚氏がバンド活動の為、土居駅より家路に着く。
昼食後は室内の撮り残しと、早くもラストカットまで。
杉谷氏が、物書きしているショットを撮影。
狭さが付きまとう室内撮影も、水元氏の天性のカメラマン根性で難なくOK。 次は夜のシーン。
ここで、午前の撮影時に嶋崎氏が盗撮(?)していた、4バカの写真が上がってくる。
良く撮れているとスタッフ一同大絶賛。これは、次回の撮影に使用される。
室内を暗くする為に、窓にマスクを被せ暗室状態にする。
嶋崎氏考案の、特殊照明装置のセットも終わり、撮影開始。
遂に主役の前に姿を現し、楽園に導く死神。
ここからは、本編をこうご期待!



ウチヤマ - 00/02/28 01:03:32

コメント:

1/30(日)

この日は午後からの撮影である。
14:00.メンバーが徐々に嶋崎宅に集まりはじめる。
大阪国際女子マラソンの交通規制の為に
杉谷・中村両氏が少し遅れて到着。

その後、ロケ地となる監督=渡辺家に移動。
中村嬢が、死んでいった男達の写真を見ているシーンの撮影。
嶋崎氏が先週撮影した、かっこいい写真を使う。
数カット撮った後、写真のアップのカットをどうするか相談。
結局、スキャナで取り込むことに決め、ひとまず撤収。

路上にて・杉谷氏の逃走シーン/車と並走しての撮影


そして最後に嶋崎邸にて・杉谷氏が壊れていくシーン
設定は夜なのだが、実際には、まだ太陽がでている。
窓をふさぎ、ライトをたき、映像を夜へと変えてしまう。

これが終われば、予定は終了。
今日一日、うまくいった、かに思えた。

独り言をしゃべりだす杉谷。
TVのチャンネルをつぎつぎに変えてゆく杉谷。
いい演技だ。
と、突然、腹をおさえて苦しみだした。
いや、笑いだした。
これは・・・演技では・・ない。
そして、それはまるで、さ*子の呪いのように、皆に伝染してゆく。
まず嶋崎氏に、そしてその場にいたもの全てへと。
監督も、もはや演技を正視できず、
下を向いたまま笑い続けるのみであった。

*************************************************************

ややあって、撮影を再開しようとするのだが・・・・
監督は、いまだ、込み上げてくる笑いに抗いきれないようで、
現場から遠く離れ、心をしずめようとしていた。
そして・・指揮権を助監督=嶋崎氏に預け、撮影は続くのだった。

暫くカメラをまわし、どうにか予定のシーンを撮り終え、今日の予定は終了。
メンバーはそれぞれ、来週のクランクアップに備えて帰路につくのであった。




嶋崎 - 00/03/05 22:14:30

コメント:
2月6日 曇り・雨

さて、ついにクランクアップがせまって参りました。
この日の撮影は、橋本さんをお迎えして、12月12日の初日の撮りなおし分でございます。
さらに、撮りなおし分に加えて、後1シーンも撮影することとなっております。
さて、初日のみで間に合わなかった分に加えて、追加のシーンなど、一日で撮り終えることが出来るのありましょうか?

その辺は、心配ご無用でございます。
クランクイン当時は手つきのおぼつかなかったカメラマン、水本君もすでに余裕綽々でカメラを扱うことが出来るまでになっております。
夢の楽園は、水本君の成長の物語をアナザ ストヲリイしてとらえることが出来るのでございます。
また、この日は、武縄氏のVX1000に加え、喜多氏のVX1000も借り受けることが出来ましたので、なんと2台のカメラで平行して撮影することが出来るのでございました。
その威力たるや物凄いものがございます。
演技を細切れにすることなく、まるで演劇の様に役を演じてもらう中で、離れた位置からそれぞれのカットを撮影してゆきます。
記録用紙は当然ながら普段の倍のペースで埋め尽くされてゆきます。そうして、クランクインの際に苦労したこのシーンは、午前中に終了してしまいました。

それから、昼食となったのですが、あまり順調に撮影が進むものですから、撮影中とは思えないほどのゆったりとした昼食をいただきました。
しかし、ちょっとゆっくりしすぎたきらいもございまして、現場に戻れば、普段のペースでは間に合わない時間となっておりました。
少し現場が動揺いたしましたが、いざ撮影を始めてみれば、午前中のハイペースは以前持続中で、午後の撮影も一気に撮り終えてしまったのでございます。
それからお休み中のウチヤマ氏のお宅をお借りし、撮影最後のシーンの撮影となりました。
二ヶ月に及ぶ撮影期間の余韻に浸るまもなく、二台のカメラの威力でまもなくそのシーンも終了いたしました。

本当に瞬きをする間のような、サクサクとした撮影現場でございました。
かなり天候にたたられ続きの「夢の楽園」でしたが、ともかく無事にクランクアップを迎えられたことが何よりの幸いでございます。
このあと、渡辺監督は初めての編集作業に入られるのですが、監督にとって納得のいくまで、ゆっくりと作業をしていただきたいと思います。
力足らずの助監督でございましたが、「夢の楽園」がよい映画になることを祈りつつ、この辺で筆を置かせていただきます。



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