女優が初めて歌う、デュエットで、レオナード・コーエンの息子の新作アルバムでだ。ハモったインタヴュー。

このデュエットのアイデアを考えたのは?
アダム・コーエン:共通の友人がいてね。彼らがヴィルジニーのことを僕に話してくれた。当時、アルバムの製作中だったんだ。”ハピネス”って曲を作っていて、彼女のことを考えたんだ。
ヴィルジニー・ルドワイヤン:(得意気に)そうね!とても嬉しかったわ。素敵な贈り物ね。
A.C. : これが最後って訳じゃないからねぇ!

なぜ、やって見ようって思ったのですか?
V.L. : 歌がとても官能的でオリジナルだって思ったの。歌詞がモリエールのタルチュフを脚色してて、音楽がセルジュ・ゲンズブールが作曲した『ボニーとクライド』のメロディを思い出すの。歌うことが仕事じゃない場合、コレボレーションする人と一致してないと困るから。
A.C. : でも歌うのは本当に初めてじゃないでしょう?
V.L. : 少しだけね、シダクション(エイズ基金団体)とか『8人の女たち』のサントラとか。でもハピネスは違うわ、マイクの前では、あるのは自分の声だけで、とても孤独だった。歌うのって、とても気恥ずかしいものね!

初めて会ったのはいつだったんですか?
A.C. : パリの録音スタジオへ向かうタクシーの中だった。休憩時間に知り合えたね。デュエットがうまく行ったら、仲良くなれたってことだから。
V.L. : 私も同じことを考えたわ!今では友達ね。

録音はどんな風に?
V.L. : 声を重ねただけね、音楽はもうロサンゼルスで録音されていたから。(アダムに)どうして欲しいかはっきりしてたから、すぐに安心できたもの。
A.C. : あまりあれこれ説明もしなかったね。とてもうまく行ったし。分らなかったのは、どう2人の印を残したらいいのかそのやり方だけだった・・・
V.L. : 2人の個人的な貢献って意味ね。歌詞の解釈って何千通りもあるわけじゃないでしょ。調子もどちらかって言うと演劇的だし、だから少し軽快さがあれば面白いって思ったの。

2人とも、たくさん書くほうなんですか?
A.C. : 僕はいつも書いてる、英語とフランス語でね。(注:カナダ出身:少年期をフランスで過ごす)他の人たちにも詞を提供してるんだ!出版社との契約で、何ページも書くんだ、詞と音楽−若い歌手たちやTV番組のタイトルの音楽とか。それで食べて行けて、自分の詞を書けるようになってる。
V.L. : 私は書いてみようって試したこともないわ。読む方があまりに好きなの!物書きの才能はないみたい。言葉は大好きだけど、でも書くことで自分の考えを伝えるのは、私には無理ね。自分の日記でも、嘘ばかり書いてるから。

アダム、アルバムをどうしてフランス語で書いてみようと思ったのですか?
A.C. :フランス語は言葉遊びに向いてて、とてもセクシーだろう。
V.L. : そうね。フランス語はとても文学的で洗練されて垢抜けているもの。

レオナード・コーエンの息子でいるのは大変?
A.C. : 特権だよ!ロサンゼルスでは父の家の近くに住んでいるんだ。よく意見も聞きに行くよ。とても助けられているね。
V.L. : 私の好きなミュージシャンの一人なの。彼の息子さんとデュエットできるなんて、素敵だったわ。彼の音楽環境ならアダムはヒドい歌手だってことは絶対ないって思ったから!


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