カンヌの思い出

カンヌ映画祭の一番重要な面は、新しい才能をより多くの観客に紹介することだと思います。マニュエル・ポワリエやザビエ・ブボワ、エリック・ゾンカやスティーブン・ソダバーグ、イレーヌ・ジャコブ、ナターシャ・レニエと言った人たち… だから今年は卒業を控えた映画学校の生徒に賞を渡すシネファンデーションの審査員をやるのを引き受けました。もちろん、カンヌ(映画祭)は巨大な終わることのないパーティでもあるわね。今年は、あの階段を上がっていくのは、私には特別な瞬間になると思う。ロレアルと契約して初めての公式出演だから。まだ面識がないドリーム・チームの他のメンバーとも知り合えるしね。

彼女の好きな女優

ゴダールと作った映画のアンナ・カリーナ。彼女は本当に凄い。「小さな兵隊」の彼女は傑出している。それにイザベル・ユペールも、信じられないくらいの誠実がある。監督が誰であっても、どんな役を演じても、彼女にはいつも信憑性がある。自分のアイデンティティとユニークさを失わずに、役柄と一体化している。今のフランス映画界では、彼女のような人はいないと思うわ。

映画のメイク

映画のメイクって専門的なの、隠したり、'直したり'女優が役になりきれるのを助けるって意味でね。メイクをした後で、時々、自分が自分って分からないこともあるくらい。10才老けたり、若く見せたりすることが出来るの。特殊効果とか凝ったメイクの話をしているんじゃなくて、色々な年齢や状態の役柄を演じる時に、説得力があるようにメイクが強めてくれることを言いたいのね。

ヴィルジニーの好きなロマンス映画

アルフレッド・ヒッチコックの「汚名」。イングリッド・バークマンが恋する女性を演じていて、自分は好きになった相手に似つかわしくないと思っているのね。映画の中でずっーと、主役の二人は互いに挑戦しあって、お互いに、自分たちの恋愛も信じてないっていうのが分かるの。彼女はとことん行くとこまで行って、馬鹿げたリスクも負うの、それで最後にはある種の救済につながって、ケイリー・グラント演じる役を信じるのだけど。この映画でバークマンが演じた役の変化はとても感動的でロマンティックだと思うな。