ヴィルジニー・ルドワイヤン

「あまり雑誌には詳しくないって言ったらイヤかしら?」

フランシス・ヴェベール監督の新作"La Doublure"に出演、アメリカではフランス製のグラマラスさを体現した女優は人生にも真っ向から取り組んでいる。生粋のパリジェンヌである彼女は、飾り気なしで私たちのインタヴューに応じてくれたのはモンパルナスのカフェでだ。
 

これまで様々な映画に出演されて来ましたが、一番印象に残るのはどのジャンルですか?
観客としても、いろいろな映画が好きですね。コメディももちろんですけど、スリラーやドラマも好きです・・・美しい映画が好きなんですね。自分が演じる役を選ぶ時も同じだと思います。フランシス・ヴェベール監督と仕事をしたかったのは、独特のリズムがあって、台詞それに自分が何を望んでいるのかを常に知ってるからです。まるで金銀細工師のようにとても細かい仕事ぶりなんですね。よい喜劇を作るためには、可笑しさと同時に厳格さも必要なんです。

外国でも素晴らしい作品に出演された経験がありますね。越境はあなたにとって重要な事だったのでしょうか?
外国でもたくさん仕事をしましたね。文化的な面から言うと、外国語での撮影はとても面白いんです。英語はそこそこ自信があるんですね。それであちこち行って見たり、出会いを求めたりすることが、とても豊かな気持ちにさせてくれるんです。

それは多分、特にアメリカではグラマラスな典型的なフランス人を演じるからじゃないんですか?
それは自分では分かりませんね。むしろ言ってもらわないと!女優の特性はどんな役でもきちんと演じることができるって事じゃないかしら。私はあまり凝り固まったイメージは持ちたくないわ!アメリカ人の想像では、フランス人女性がグラマラスなのは本当でしょうけど・・・

実生活では、あなたはむしろ献身的な人ですよね、ある組織にも自ら参加されていますが・・・
ちょっと偶然からなんですが、アクション・イノセンスという協会を運営している人たちと繋がりが出来て、これはインターネットで広がる児童ポルノを撲滅しようと活動している団体なんです。児童ポルノの広がり方って怖いくらいですよ。インターネットで児童性愛が浸透して行くのが凄く心配なんです。アクション・イノセンスを支持するのは当たり前って感じですよ、例えばオークションへの出品でも援助できますから。

それは若い母親としての反応でもあるんですか?
私には子供がいるんですが、それと必ずしも関係はありませんね。子供がいるから関心があるんじゃなくて:誰もが関心を持っているからよ。インターネットで暗躍する児童性愛者たちはネットワーク作りのために大量の資金を持っていて、とても組織的なの。容赦ないロジスティックに訴えてくるし、残念ながらインターネットは彼らの仕事を容易くしてるの。

いろいろなニュースがありますが、最近の出来事で最も印象的だったのは何ですか?
ルイジアナ州を壊滅させてしまったカトリーナですね。あの犠牲になった人たちの要求を満たしてあげられなかったなんて、シュールな感じがしたほどです・・・アメリカほどの世界的な大国がですからね!パキスタンでの地震もそうでした。こうした大災害には「終末的な」側面があるんですよね。

チリでミシェル・バシェレーが当選したことについては、どう思いますか?
女性が大統領に選らばれることはとても良いことだわ。彼女の政策もとても心強い感じだしね。象徴的にもとても強いし、確信的よね。

フランスでの女性大統領もありえると思いますか?
それが信じられるようになるといいと思う。でもどうなるかは分からないもの、憶測にしか過ぎないでしょ。とにかく政策で人を判断して欲しいと思うの。女性であれ男性であれ、面白い政策を持っているかどうかが肝心でしょ。

女性と言えば、自分も買物好きだと思いますか?
服を買うのはそんなに好きじゃないわね。試着とかすぐにイヤになっちゃって・・・CDを買うほうが好きだわ!それからアクセサリー、カバンに靴ね、こっちの方がより身なりがはっきりすると思うの。洗練されたものからカジュアルなものまで、色々と身に付けるけど、あまり流行のものは好きじゃないのね、あまり関心もないし。

ハイテクな小物が好きみたいですねえ・・・
そう、iPod は絶対に手放せないし、それにSONYのDSC-T7というカメラをいつでもかばんの中に入れているの。デジタル・カメラで撮った写真って感覚が違うのね、面白いわ。少しのぼせてしまうようなインスタントな思い出って感じで。プリントアウトは半年先でもいいのよ、自分で持ち歩いているわけだから。

雑誌はよく読むほうですか?
あまり雑誌には詳しくないって言ったらイヤかしら? 本当は新聞のほうが私は好きね。