Virginie, une fille peut en cacher une autre
ヴィルジニー、もう一人の自分を隠している女性

彼女はいきなり親しげな口調になる。フランス語教師がするような眼鏡をして、髪はくしゃくしゃ、ガウンを着て、まだ起きたばかりという感じ。でもそんな事は正直どうでもいいらしい。ヴィルジニー・ルドワイヤンのリラックスした物腰はこちらにも伝染してくる。噂では1日に(ほぼ)1冊の本を貪り読むとか。でも(ゲイリー・オールドマンと共演していない時は、そうらしいのだか)Glamour をペラペラめくりながら、ダラダラしているのも大好きだ。彼女のフィルモグラフィーから連想する少し取り澄ましたインテリとは無縁で、(いいだろう、確かにオリヴィエ・アサイヤス、ブノワ・ジャコー、フランソワ・オゾン、ジェームス・アイボリー監督らと仕事をしたが-ディカプリオと共演した『ザ・ビーチ』を忘れたふりしているが、それは理屈のせいだ)。ヴィルジニーとなら買い物した土曜の午後、一緒にお茶できそうな印象だ。そう、本当に29歳の girl-next-door (親しみを覚える子)。フランシス・ヴェベール監督の新作コメディ La Doublure では、(新フランソワ・ピニョンの)ガド・エルマレの普通のフィアンセを演じている、この作品には対極とも言えるもう一人の女性、180cmの大柄なブロンド・モデル(アリス・タグリオーニ)がいる。でも気をつけて、ヴィルジニーには秘密があるから。それもすぐに分るんだ。「だって何も見えなくなっちゃうから」眼鏡をかけているこの女性の裏には、別のヴィルジニーが隠れている。撮影準備のためにカメラマンが撮ったポラロイドに写った女性は、スクリーンのヴィルジニーその人だ:透明で崇高な感じなんだ ⇒

Le GLAMOUR SELON VIRGINIE
ヴィルジニーによるグラムール

グラムールの権化
「ためらうことなく、アンナ・カリーナよ。美しくて、セクシーだけど、でも庶民的なの。そう、とてもモダンなのよ。彼女のグラマーさは美しさだけじゃなくて、出演した映画と彼女の個性が調和してることなの」

グラムールな女性の3つの特性
「体つきや性格がなんであれ、自分と折り合いがつく人。自分のイメージを引いて、自ら嘲笑できるような女性。女の子っぽいとかボーイッシュとかは関係ない。自分と調和が取れてる人よ」

大好きな映画
「とても選びきれないわ。リタ・ヘイワース主演の『ギルダ』か、ジーナ・ローランズが出たカサベテス監督の映画 『こわれゆく女』ね」

注目の男
「新世代に夢中って訳じゃないのね。アル・パチーノとかクリント・イーストウッド、ハーベイ・カイテルみたいなハリウッドのベテラン俳優が好き。皺とか年輪を重ねた顔にクラクラしちゃう。安心感があるって言うか、かっこいいもの」

好きなデザイナー
「シャネルのカール・ラガーフェルドね。デザインも人柄も大好きなの。とてもシックでモダンなスタイルよ。だから彼一筋。大きなイベントの前とか、ドレスを選ぶのに彼に会うの。彼の発表会には絶対行くのね」

好きな服
「ジーンズ。コンバースとセットで、私の制服なの。気もちがいいし、セクシーだから。私は靴も大好きよ。ぺったり靴からハイヒール、スニーカー、ブーツなんでもね」

いつも冷蔵庫と鞄に入れてあるもの
「冷蔵庫にはベビーフードとチーズ。鞄には携帯電話ね。私って電話魔なの」

いつも聞いているCD
「ボブ・ディランなら何でも。新しいとこなら、カミーユかな」

Glamour 誌をどう思う?
「毎月、隅から隅まで読んでるわよ。とてもいいわ。たくさん情報があって。People のページも楽しいわね」

GLAMOUR じゃないのは

最悪のナンパ方法
「ナンパはもう長い間されたことないわ。私のことを知らないふりする男性は、可笑しくなっちゃう」

最悪の流行り物は
「裏地の付いたブーツ。ダサいわ。ふくらはぎまであるような靴下とか、サンダルで靴下とか重ね履き。カールしたスカート。はっきり言ってあれが似合う人いないわ」

Glamour でない女性の態度
「うるさいおしゃべり、電話で大声だす人。女性が集まってヒステリックな雰囲気になる時。成金って面を見せたがる人も嫌い。そんな女性たちとはお付き合いしないけど、仕事から会うこともあるから」


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