ヴィルジニー・ルドワイヤンのカンヌ映画祭日記 




Les Inrockuptibles N°244, mai 2000.
 

5月7日(日)8日(月)9日(火)
カンヌへ到着、オープニング・クロージング・セレモニーのリハーサルのために映画祭会場のパレ・ド・フェスティヴァルへ。リハーサルはすぐに終了、この後すぐに別の予定で会場が使えなくなるからだ。テレビ中継され、私はゲームをやるような感じ。一番好きだったのは、ジョゼ・モンタルボの振り付けのブレーク・ダンス、彼の仕事は本当に革新的だ。

5月10日(水)
さあ、今度は本番。生放送なので結構不安。間違えたらどうしようと言う不安もあるけど、世界中から集まっている映画界の重要人物を前にしていると気持ちもある。終わった:2分間だったような気がする。私が(司会)選ばれたのには少し驚いた。もっと確立した女優がするものだと思っていたから、もちろん断るつもりはなかったけど。夜は映画「ヴァテル」のパーティへ、首相のライオネル・ジョスパンも出席。私はジョゼ・モンタルヴォと去年シネファンデーションの審査員をした時知り合いになり素晴らしいと思っているトマ・ヴィンテヴェルグの間に座った。彼は月のように気分が変わる:落ち込んでいるようだ。魅力的な青年だけど。私の前には大好きな女優の一人、イザベル・ユペールがいる、シャブロルの「沈黙の女」以来、お付き合いさせて頂いている。彼女はいつも自分を新しくしていく、でも事なげに、カメレオンのようにと言う事でもない。

5月11日(木)12日(金)
ロレアルの仕事。

5月13日(土)〜17日(水)
南西にある田舎の家へと帰って来る。特別なエネルギーがあるカンヌにいるのは大好きだけど、多くの人たちとすれ違うが、実際には誰にも会わない。田舎ではリズムが変わる。家族も友人もいるし、カンヌまで同行してくれた父もいたし。たくさん読書して、映画を見て、料理もして、友人たちに電話をかける。映画ファンとして、また個人的な理由で、遠方からカンヌを追いかける。私が一緒に仕事をした二人の監督が映画を出品した。オリヴィエ・アサイヤスの「感傷的な運命」とエドワード・ヤンの「A One and a Two」だ。オリヴィエの映画は映画祭では見る事が出来なったけど、映画館でゆっくり見るほうが私は好きだ、カンヌでは見た後で色々感想を聞かれることが多いから。友人の短編映画を制作するための制作会社を設立するのも時間をかけてやって行きたい。私はプロデューサーと言う器ではないけど、企画が具体化するために自分の名声が役にたつならそれもいいと思う。

5月18日(木)
予定より少し早めにカンヌに戻って来る。ショーン・ペンのオマージュ上映のため、彼と階段を上がるのに招待された。最悪。

5月19日(金)
インタヴュー数本。インロックのカメラマン、エリック・ムレがミオセックが私に歌を書いてくれた事を教えてくれた。電話番号を書き留める。★

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*このインタヴューをタイプして、送ってくれた Actrices Francaises のウェブマスター・ローランさんにお礼申し上げます。