VIRGINIE LEDOYEN ENTRE EN SCENE ヴィルジニー・ルドワイヤンが上がる舞台
 

アリエ・エルマレ共演"Irresistible" で初舞台を踏む。お話は故障したスキー・リフトで始まり、私たち観客をソファーへと導く。緊張と情熱の間の打ち明け話。

ヴィルジニー・ルドワイヤンは静かな決心で、冒険に飛び込んだ、好奇心と仕事への飽くことのない気持ちでがこれまで彼女のキャリアを進めて来た。そう、聡明な女性の輝くような微笑と一見晴れ晴れとした物腰で、混乱する気持ちを保って来た。実際、ヴィルジニー・ルドワイヤンは常に前進するためには、明晰な精神と心には熱を秘めていなければならないことを知ってる人なのだろう。

祖母

「私の父親の祖母が、父が2歳の時亡くなったの。若い時、演劇をしてた人だったって聞いてるのね。アマチュアだったのか、プロだったのかは分らないわ。見当さえつかないけれど、家族の間では伝説になってるの。でも祖母がもし舞台女優をやっていたなら、今私が祖母の後を継いだわけよね」*訳注:Ledoyen という芸名は、この祖母の旧姓である。

舞台

「高校生だった頃、演劇をしてみたいと思ったこともあったの。でも演劇学校へ行きたいとは思わなかったのね。それに映画が本当にやりたい事だったから。特に自分は演劇ファンでもなかったの、すぐに飽きちゃって。素晴らしいお芝居を見たら、2時間素晴らしい時が過ごせてもね。でもここしばらく、そんな風に思っていたけど、舞台の仕事をやって見るのもいいんじゃないかしらって思えて来たの。30歳になって、大人になったって事かも知れないわ・・・そしたら本当に簡単に事が運んだのね:この仕事 Irresistible を受けて、このお芝居だったら出来るって自分には思えたの」

IRRESISTIBLE

「お話は、ある夫婦の物語。故障したリフトで知り合った男女で、3年後が描かれるの。彼らの恋愛はどうなったのか?お互いに何でも言える関係で隠し事はない2人。でも真実って、奈落の底が口を開けているようなものでしょ?このお芝居が探ろうとしてる恋愛関係が気に入ったのね。ファブリス-ロジェ・ラカンの脚本はとても現代的で台詞も考え抜かれてるの。凄くエネルギーに満ちたお芝居よ。読みながら、その熱に動かされた感じがしたの。以前はお芝居する自分を想像したら、怖気づいていたのね。でもある時、その熱で怖気づいていた気持ちがすっかり掃われたみたい」

初めての演劇

「最初は台詞をどうやって覚えたらいいのか分らなかったわ。演出のイザベル・ナンティに聞きに行ったの。”好きなように覚えたらいいのよ”って。やって見たら結構早く覚えられたわ。それから舞台に上がる楽しみを実感できたの、ある場面に身を置くってことにも、映画では時間の流れ方が違うの。イザベルとは感情やユーモアが下品にならないように稽古して、いつも適度でいれるようにしたの。少しづつ、自分の役に近づけたと思うわ」

舞台

「舞台って少し魔法みたいな所よ、客席が見渡せるし、リハーサルを始めた頃、それが怖かったの。でも照明を落としたら観客は見えなくなるって言われるまでね。本当よ、初日の時、身を持って確かめられたから。それに怖いって気持ちで体が動かなくなるより、私はドキドキする方が強いみたい」

心配症

「最初は、馬鹿みたいな事を自問してたの。例えば、もし声が小さかったら、お客さんの中で、「もっと声をだせ!」って叫ぶ人がいるんじゃないかとか?あるいは、コケたり倒れたらどうしよう?とか、声が出なくなったら、どうしたらいいの?とか、私の演技に満足できないお客さんが、返金を要求しないかしらとか?」

楽屋

「多くの俳優さんが自分の楽屋を写真や好きな物で飾りつけをするのね。私も自分なりにやってみようと思ったけど、結局何を持って来たらいいのか分らなくなってしまったの」

お化粧

「考えたこともなかったけど、お芝居の時はメイクさんがいないの。だからお化粧の仕方も分らなくて。映画なら、完全にお任せ状態よ。メイクをやってる友人にやり方を教えてもらったの。今はやり方も覚えたわ。お化粧をして、その瞬間に役に入れるのね」

観客

「演劇は、切れ目がないでしょ。映画みたいに別テイクや、編集に頼ることが出来ないから。観客の反応がすぐに分るから逃げられないの。うまく行かなかったら、それは台詞が悪いわけでも言い方が悪いわけでもないのよ」

同時進行で・・・

「このお芝居をやりながら、パリでエマニュエル・ムレ監督の映画 ”Un baiser s’il vous plait” に出演中なの、監督は主演もやってて、ジュリー・ガイエもいるわ。演劇の話があった時、もうこの作品に出ることを決めていたのね。やって見たい2つのことをするために同時進行で企画2つをやるリスクを取ったわけ。刺激的って思ったし、それに素敵な役って頻繁にもらえるものじゃないし、仕事を減らすのにその1つ断るなんて、できないもの!」


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