
The Map of Love
ダグレイはウェールズの代表的な詩人、ディラン・トーマスを演じます。共演はエミリー・ワトソン。
ディラン・トーマス(1914-1953)
ウェールズ、スウォンジー生まれの郷土詩人。中学校を卒業後、一年間の新聞記者体験を経てボヘミアン生活に入り、フリージャーナリストと詩人になる夢を抱いてロンドンに出る。徐々に創作活動の範囲を広げ、詩集の出版の他にもラジオでの詩の朗読、世界各地に出かけての朗読会、第二次世界大戦への反戦運動など精力的な活動を続け、かなり知られた人物となる。だが健康には恵まれず、二十代から結核に身体をむしばまれ、酒に溺れるようになっていく。51年には“作品がワイセツである”としてBBCラジオから締め出しをくらい、この頃から活動拠点をアメリカに移す。頻繁に渡米して朗読会を開催。翌52年に出版された「全詩集」は最高の賛辞を受け、同年、アメリカで詩人としては初めてのレコード録音を実施。53年には詩劇「ミルクの森で」が、アメリカで上演され一大センセーションを巻き起こした。さらにディランはオペラの構想を抱き、台本の打ち合わせをした矢先に体調が悪化。急性脳炎のため同年11月9日ニューヨークにて39歳で急逝した。決して健康ではない身体で無理をしたため、疲労が蓄積されたと推測されている。脆弱な体で生き急いだディランの詩には、創造と破壊、生と死といった両極にあるイメージが相反せず存在しており、その後の英米の詩人に大きな影響を与えた。
ディラン・トーマスの熱狂的ファンであったボブ・ディランが、彼の名前から芸名をとったのは有名な話。
ディラン・トーマスは出身地スウォンジーを「この醜くも素晴らしき町(This
Ugly, lovely town)」と詩に記したことで有名。スウォンジー駅前の地面に刻みつけられた言葉「Aambition
is critical」はトーマスの「スウォンジーは野心の墓場だ(Swansea
is a grave of ambition)」という言葉をもじったもの。詳しくはスウォンジーが舞台の映画「ツイン・タウン」を見ましょう!
この映画は2003年1月より撮影に入る予定で、この年はちょうどディラン・トーマス没後50年に当たる。ロケ場所は実際に暮らしていたLaugharneのボートハウスや、スウォンジーなど。
ダグレイ自身もこの詩人の大ファンであり、役に備えて体重を増やすとか(今度は太るのか!!)
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