桃色(ピンク)の店 / 街角 The Shop Around the Corner
公開:
1940年
桃色の店
製作:
監督:
原作:
ニコラス・ラズロ
脚本:
サムソン・ラファエルソン
撮影:
ウィリアム・H・ダニエルズ
音楽:
ウェルナー・ハイマン
出演:
ジェームズ・スチュワート

マーガレット・サラバン

フランク・モーガン

ハンガリーの首都ブダペストの小さな雑貨屋で販売主任を務める青年クラリック。ある日、クララという女性が店にやってきて、強引に店で働き始めるが、クラリックとは犬猿の仲。いつもいがみ合っている二人には会うことを楽しみにしている文通相手がいた。しかし、クラリックは自分の文通相手がクララだと気づいてしまう・・・。すれ違いばかりする恋人達の触れ合いを、粋な会話で軽やかに描いたエルンスト・ルビッチ監督の恋愛映画の佳作。

ハンガリー人のニコラウス・ラズロの戯曲を基に、サムソン・ファエルソンが知的で機知に富んだセリフを盛り込んで脚本を書き上げ、上流階級の世界を描く事に長けたルビッチが、小市民を主人公にしながらも軽妙酒悦なルビッチ・タッチを存分に発揮して、コミカルながらも心温まる作品に仕上げる。ルビッチはサリヴァンが持ってきた1ドル98セントの洋服は彼女が着ると雑貨屋の売り子にしては知的に見える考え、服を日光に当てて色を落として貧しく見えるようにさせる。また、クライマックスで自分がO脚でないことをクララに証明するために、クラリックがズボンを上げて脚をみせるシーンでは、スチュワートが自分のセリフを中々上手く言う事ができなかったために48回も撮り直が行われる。これはスチュワートのキャリアの中で最も多いリテイク回数である。

98年には女流監督ノーラ・エフロンが、トム・ハンクスとメグ・ライアンを主演に迎えて手紙をE-メールに置き換えた『ユー・ガット・メール』としてリメイクされた。


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